日経SYSTEMS主催 イントリーグ永井昭弘氏のRFP作成術に参加

RFP(提案依頼書)の作成方法を勉強するために、日経SYSTEMS主催でイントリーグの永井昭弘氏講師のRFP作成術を聞いてきました。RFPとは何か、という部分から入り、グループワークを通じて実際にRFPを作成するという、かなり盛りだくさんの内容でした。参考になったポイントと感想を書いてみたいと思います。

 

講義の概要

演習で学ぶ!実践RFP作成術(大阪)

  • 日時:2013年9月19日  10:30~17:00 (開場 10:00)
  • 会場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
  • 受講料:38,000円(税込み)

講師はイントリーグの永井昭弘さんです。

永井昭弘さんは新卒で日本IBMに入社され金融系SEをされた後に、独立されたそうですね。IT業界は20年以上のキャリアらしいので、かなりの経験をお持ちです。

と言いますか、普通にWikipediaに載っておられる有名人です。お名前はよく聞いたことがありますし、そんな方の講義を受けれるとはかなり有難い話です。

 

大阪の福島から歩いて大阪国際会議場へ移動

会場の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)は梅田などの大きな駅から少し離れています。

自宅から行く際の最寄り駅は、JRの福島駅だったため、そこから歩きます。

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大阪国際会議場は中之島という大阪でかなり人気の場所にあります。

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こちらはNTTコミュニケーションのビル、このあたりはNTT村と呼ばれています。つい先日テレビでやってましたが、このあたりの地価は爆上がりらしいです。

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なにやら色々入っております。

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そんな感じで歩いていると無事に到着です。

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当日は、日本看護学会の看護管理 学術集会もやっていたので、女性の方もかなり見かけました。

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大阪国際会議場に入り、3Fの会場へとたどり着きます。

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なお、講演会場内は撮影禁止でした。

 

講義の内容

RFP作成の勘所

本セクションは以下の内容を配布資料に沿って永井氏が説明して下さいました。

  • 良いRFPとは
  • 趣旨の重要性
  • 三つの要求のポイントとは?
  • ユーザーヒアリングのやり方

 

「RFPとは何か?」

という部分から入って、RFPの基本構成や、作るための手順、スケジュールの組み方などが解説されました。

聞いていた感じましたが、RFPはベンダーが要件定義書を作る要領と似ていますね。

  • 背景・目標・効果(狙い)を策定し、実現するための業務・技術・運用要求を整理
  • それを纏め上げるために業務分析やユーザヒアリングを実施

やっていることを見ると、要件定義をしているのと遜色ないです。

永井氏もその点については言及され、

「RFPを纏める行為は要件定義に似ている。ただ、要件定義に比べてまだ具体化が進んでいないため、ザックリした内容になる。」

「RFPで目指すべきは詳細性より網羅性」

とポイントを説明して下さいました。

 

ケースで学ぶRFP作成

午後からはグループワークになりました。

内容は、ある会社のシステム導入プロジェクトをケーススタディとしてRFPを作成してみようというものです。

4名程度のチームを作り、その中で議論していく形式です。なお、私のチームは事業会社の社内SEが3名、SIerの方が1名でした。

 

なかなか難しそうな内容ですが、テンプレートがあり、それに何を書けば良いかをみんなで議論して埋めていく形式ですので割りとすんなりとできました。

リードを取ってくれたのはやはりSIerの方でした。社内SEはこういったものを詰めていくのが弱い人が多い(私も含めて)と感じました。

 

各チームが出した回答を発表しましたが、どこも大体同じ内容になっていました。

気になった点として、チームで話をしていても、「人」と「システム」どちらに目を向けているかで意見が分かれることがありました。

前者に着目している人は業務視点でRFPが纏められていきます。

後者の場合は、システムの中身の話が業務要件に書かれたりしました。

何を見ているかでRFPの中身がガラっと変わってしまいそうだなと感じました。当然、RFPは「人」を見て書いていきます。

 

RFPプロジェクトの進め方

こちらはスケジュールの組み方、レビュー方法、文章としての取り纏め方などプロジェクトマネジメント的なお話です。

一般的なお話で皆さん普段からやっておられると思いますので、ここは復習の意味で聞いていた人が多いと思います。

 

感想

「RFP作成」は、要件定義 + プロジェクト管理の部分と似た作業だなと思いました。

要件定義とプロジェクト管理は、ITベンダーやコンサルの人は、普段仕事でやっていることと同じですので、復習+知識の上乗せみたいな感じで聞けると思います。

 

一方、ユーザ企業の社内SEで、開発を外部に丸投げしている人は、初めて聞く事が多く参考になることだらけになるはずです。

ですので、

社内SEできちんとしたITプロセスでプロジェクトを進めた経験が少ない/ない人

がこの講義を聞くとかなり参考になると思います。

 

私は社内SEをやっていますが、かなり大きな会社の社内SEでも、RFPを書ける人はほとんどいないと感じています。

何となくこんなことをやりたい、と業務部門から言われたら、後はお抱えベンダーに口頭で簡単に伝えて提案書を出してもらう、

というやり方をしている人がかなり多いです。

 

これまではそれで何とかなっていましたが、最近はITベンダーの提案力も落ちていますので、やはり社内SEが主導になり纏め上げていく必要があります。

それを実現するためのRFPは大変重要な意味を持っており、その作成術を学べた本講義は大変有益であったと感じました。

 

キャリア的な部分で言うと、社内SEでRFPがきちんと書け、プロジェクトマネジメントもできるようになると相当良い評価を受けることができます。

社内SEはスキルがないため転職が厳しい、と言われますが、これらの内容ができれば普通に良い会社に転職できます。

社内SEの転職が厳しい理由は、やはりこれらが全くできず、ベンダーに丸投げしている人が多いためです。そのまま年をとってリストラされた人を私は身近で死ぬほど見てきましたので、今後の自身のキャリアを構築し、飯を食うためにも、しっかりとRFPの作成術を身につけていきたいと思いました。

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