業界研究 アパレルの動向・年収 大手企業を調査・比較

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アパレルとは「衣服」ことで、アパレル産業とは、衣服を作る会社の事です。

経済産業省のビジョンとして「これからの繊維産業の発展は、アパレル産業の発展にかかっている」と謳い上げています。

 

アパレル業界の概要

1970年前半、アパレル産業は、これまで川上と呼ばれていた東レ、帝人、旭化成などの素材メーカーに代わって、日本のファッションビジネスの主役に躍り出て以来、15兆円を超える一大産業に発展してきました。

その内訳として、洋服、シャツ、セーター、インナー類を含めた市場規模で、製造卸で5兆円、小売りレベルで、10兆円、の市場規模となります。

これにスポーツウェア―、ユニフォーム、寝具・寝装品、衣料雑貨、和装・和服などが加えると、アパレル市場は日本の基幹産業として、重要な役割を果たしていることが推察されます。

 

アパレル製品は、紳士、婦人、子供と言った性別、年齢別に分けられるほか、スポーツウェアやユニフォームなど、用途別な分け方もあります。

アパレル製品の中心はなんといっても断トツに多いのが婦人服で、ファッションの主流となっていることは周知の通りです。

次いで紳士、子供のアウターウェア―(外衣)、インナーウェア―(内衣)もあります。製造業では、これらの特定の業種だけを手掛ける専業アパレル(メーカー、卸商)と、複数の業種を総合的に扱う総合アパレルがあります。

 

これらの卸業者が、小売店、デパート、量販店に品物を卸してきたのがこれまでのスタイルでした。

それがここ再近、SPA(製造小売り業)の急速な台頭で、大きく変わってきました。本来の企画製造機能に加えて、自ら店舗を構えて、直接販売するアパレル卸商です。

アパレルのPB(プライベートブランド)を持つ製造小売店も、この範疇に入ります。そして海外のブランド品や、国産のアパレル在庫品を安値で売るアウトレットも全国に続々オープンしています。

また、販売店舗を持たないカタログ販売、インターネット販売の台頭など、アパレル業界自体様変わりしてきたと言うのが実情でしょう。

 

アパレル業界の年収・待遇

アパレル企業の平均年収は、総合アパレル、専門アパレル、販売アパレルにより、大きな格差が見られます。

また担当部門でもその格差がありますが、平均して500万~750万と言えそうです。

 

アパレル業界の主な企業群

【総合アパレル】

ワールド、オンワードホールディングス、イトキン、三陽商会、レナウン

【アウター系大手アパレル】

ジャヴァグループ、TSIホールディングス、ルック

【DC系大手アパレル】

ファイブフォックス,サンエーインターナショナル、フランドル,ジュン、

【量販系大手アパレル】

クロスプラス,タキヒョウ、カイタックグループ

【スポーツ系大手アパレル】

ミズノ、デサント、ゴールドウイン

【ニット&インナー系大手アパレル】

ワコール、グンゼ、トリンプ・インターナショナル。ジャパンアパレル

【ベビー・子供用品】

西松屋チェーン、赤ちゃん本舗

【カジュアルSPA型】

ファーストリティング、ポイント、バル、ハニーズ

【カジュアル】

しまむら、ユナイテッドアローズ、ライトオン

【紳士服チェーン】

青山商事、AOKIホールディングス

 

業界を代表する大手企業総合

【ワールド】

売上3365億円、営業利益72億円、平均年収663万円(43歳)

アパレルの最大手で「アンタイトル」「インディヴィ」「アダバット」などブランドを持っています。

2012年12月から衣料雑貨の卸サイト事業で、楽天と提携しています。

郊外へのSC中心に開発したファッションコモディティ(日常品)業態や、ターミナル中心のバイイングSPAの大幅な伸びが目立っています。

 

【オンワードホールディングス】

売上2584億円、営業利益112億円 平均年収941万(45歳)

デパート以外への販路を強化しているのが目立ちます。主なブランドは、「組曲」「23区」「自由区」「ICB」

SPA型が急速な伸びを見せる中、これまでのNB型で、一人気を吐いています。デパート販路の強さを活かした展開で好成績をあげています。

 

【TSIホールディングス】

売上高1655億円、営業利益59億円、年収559万(41歳)

東京スタイル(ブランド、スタイルコム、ナネットレポー),サンエーインターナショナル(マーガレットハウエル、ジルスチャート)。

最近東南アジアへの進出を強化しています。

 

【ファーストリテイリング】

売上9287億円営業利益1265億円、平均年収676万円(37歳)

ユニクロ,ジーユーブランドは世界のブランドと言えましょう。

SPA 型の典型的アパレル企業。最近はアジア事業が業績を引っ張っています。

 

【しまむら】

売上4921億円、営業利益456億円、平均年収574万円(39歳)

主なブランド、しまむら,アベイル、バースディなど。

低価格なカジュアル商品が人気で、特に女性のフッション中心の品揃えが目立ちます。

都市部の攻勢は今後も続きそう。

こうしたローコスト経営が急速な発展の要因と言えましょう。

 

アパレル業界の採用事情

永年経験者の採用に依存してきた、中小アパレルも現在は新卒採用に積極的になっています。

特に販売系の採用が大幅に増え、小売業も高卒の採用を拡大、セレクトショップが専門知識や、技能を求めて専門学校生を採用する動きが活発化しています。

これまでの、大手企業が大量に採用し、幹部候補生を育てると言った、システムは今、薄れています。

即戦力を求める傾向が顕著になっています。

アパレル業界に向いている人は、先ず何よりも衣服、ファッションが好きだと言うことが一番重要な要素と言えましょう。そして笑顔と言うのがアパレル企業が求めている最大公約数と言えましょう。

しかしアパレル業界の「厳選採用」はこれまでとあまり変わっていません。それだけいい人材を求める傾向が強いと言うことでしょう。

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