業界研究 化粧品業界概要の動向・年収 大手企業を調査・比較

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この記事では化粧品業界の動向や年収体系、主要な企業や大手企業(資生堂、花王、コーセーなど)の比較を行い業界の将来性について触れます。

分類的には化学系に近く、私にも関連が強い分野ですので、色々と調べて楽しみながら書いてみました。

 

化粧品業界概要

欧米の著名なファッションデザイナーが、服で自らのブランドを確立した後、必ずと言っていいほど乗り出してくるのが、化粧品ビジネスと言えましょう。

その理由として挙げられるのが、いくつかあります。化粧品ビジネスは、いったんブランドを確立してしまえば、衣服のように、毎シーズンデザインを変えることなく、安定的に利益をもたらしてくれることや、製造コストが安く利益率が高いことなどがあげられます。

経済産業省によると、日本における化粧品は、

  1. シャンプー、トリートメントなど頭髪用
  2. 化粧品、クリームなどの皮膚用
  3. ファンデーションおしろいなどの仕上げ用
  4. 日焼け止め、浴用など特殊用途化粧品
  5. 香水、オーデコロン

などに分類されています。

日本の化粧品業界は、これらの化粧品を総合的に扱う資生堂、、花王、コーセーの3大メーカーを始めとして、訪問販売を含む中小メーカーや、海外メーカーなどで構成されています。

この熾烈な化粧品販売にあたって、最近急速に伸びてきたのが、男性化粧品市場と言えましょう。

眉の手入れキットやファンデーション、髭剃り跡のクリームと言った化粧品が伸びているようです。

 

化粧品業界は、現在2兆1400億円の大市場に成長していますが、80年、90年代までは、再販制度撤廃による、価格破壊規制緩和で、外国製品の大量攻勢と並行輸入の解禁などによって、流通チャネルが大きく変わりました。

消費者ニーズの多様化は、この業界でも顕著さを見せ、特に最近の傾向としては、紫外線が、肌に及ぼす影響が、消費者の関心が年々高まっているようです。

そのため、紫外線カット機能がある化粧品の人気が高まり、そうした商品が数多く、販売されているのが目立っています。

 

メーカー各社は、ひと頃と違って、美白化粧品も各種取り揃え、熾烈な競争を展開しているようです。

化粧品の流通チャネルは、資生堂や、コーセーなどのメーカー系列の化粧品専門店、デパートなどでメーカーから派遣されら美容部員が販売する制度、一般流通品を、間屋ルートでドラックストアや量販店に商品を卸し、販売させる訪問販売、インターネットで直接消費者に販売する、いわゆる通信販売などがあります。

 

そして美容院やエステテックサロンなどに業務用として卸すなどもあります。

化粧品の導入に、積極的な大手アパレルや、セレクトショップの登場、外資系ブランドの相次ぐ参入、美容に特化した専門誌の登場など、消費者を取り囲む環境は大きく変わっています。

化粧品業界の平均年収は、企業により大きな格差があります。500万~750万円が平均年収と言えましょう

 

化粧品メーカー群

  • 資生堂
  • コーセー
  • 花王
  • マックスファクター
  • DHC
  • ポーラ・オルビスホールディングス
  • ノエビアホールディングス
  • ファンケル
  • 日本メナード化粧品
  • ドクターシーラボ

 化粧品メーカー大手企業

【資生堂】

売上高6777億円 営業利益260億円 平均年収735万円(42歳)

100%子会社に、イプサ、ディシラ,エテュセの3社があります。

わが国化粧品メーカーの最大手の資生堂は、昨年新社屋がオープン、中国、新興国での事業拡大を進めています。

世界でもトップクラスの同社は、グローバルな事業展開を行っています。

現在トイレタリー事業も強化しており、多岐に渡った展開を目指しています。

今年は海外ブランドノの大幅な刷新を検討しています。

連結事業は国内化粧品51、グローバル48、他1となっています。主な製品は、マキアージュ,クレ・ド・ポーボーテ、TSUBAKEなどです。

 

【花王】

部門売上高4444億円 部門営業利益218億円 平均年収796万円(42歳)

化粧品は資生堂に次いで第2位、トイレタリーでは国内最大手です。

原料からの一貫生産が特徴で、独自の物流、販社システムで展開しています。

子会社カネボウの自主回収費用と関連特損も徐々に軽減し、回復基調を見せています。

カネボウと品質保証や、顧客対応に続き、今年度からカネボウの化粧品の研究、生産部門を統合、意思疎通を明確化し、本格的な化粧品展開を図って行く模様です。

連結事業は、ビューティケア44、ヒューマンヘルスケア15、ファブリック&ホームケア23、ケミカル18となっています。

主な商品は、花王ソフィーナ、ビオレ、エストなどがあります。

 

【コーセー】

売上高1707億円 営業利益119億円 平均年収508万円(41歳)

主力の化粧品「雪肌精」や、中価格帯化粧品が好調に推移しています。

コスメ部門も、日焼け止めスプレーなど、ドラッグストア向け商品が好調です。

中国、韓国にも力を入れていく方針です。

連結事業は、化粧品75、コスメタリー24、他1となっています。主な製品は、コスメデコルテ、ジルスチャートなどあります。

 

就職・転職へのアドバイス

頭打ちが続く化粧品業界でしたが、安倍首相の”アベノミクス”効果で、持ち直し傾向にあります。

そこで、商品の絞り込みや、不採算事業の見直し、新たな店頭顧客システムの導入などで、各社効率化を計っています。

それにつれて採用人員も幾分増えているようです。

化粧品企業は、高価格帯と低価格帯とに分かれ、製品ごとに流通ルートや販売スタイルが決められている業界です。またインターネット販売が増加しています。

こうしたことを考えると、多岐に渡っている業種の、どの分野に配属されるのか見極める必要があります。

それには新卒は別として、転職の場合、自分のキャリア、スキルを的確に整理しておく必要があります。

そして自分の将来のビジョンを明確にし、アピールしていかねばなりません。そうした事前の準備が大切と言えましょう。

 

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