業界研究 銀行業界の動向・年収 大手企業を調査・比較

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就職・転職活動で最も人気が高い銀行業界

元々人気があったものが、半沢直樹でさらに志望者が増えました。私のようなSEをやっていると金融系はかなり地獄なので普通の志願者とまた違った見方をしてしまいがちですが、今回はそんな色眼鏡は外して純粋に銀行業界の動向や年収事情を書いてみました。

 

銀行業界の概要

銀行には大きく分けて2つの機能があります。1つは、個人や企業から預金を集めて、その預金を、住宅ローンや事業資金として個人や企業に貸し付ける金融仲介業があります。

もう1つは、振込や、公共料金などの口座振替(自動引き落とし)などの決済機能です。

 

銀行の形態は、総資産100兆円以上がメガバンクと言われ、日本には三菱UFJフィナンシャル・グループ,みずほフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャル・グループがあります。

この3グループに、りそなホールディングス、三井住友トラストホールディングを加えて、大手銀行5グループと呼んでいます。

例外として、メガバンク規模で、日本郵政100%出資のゆうちょ銀行があります。ゆうちょ銀行は、一般銀行の様な貸し出しはありません。

 

これまで世界の10大銀行は全て欧米の銀行で、日本の銀行は1行も入っていませんでした。これがみずほフィナンシャル・グループの誕生で、一躍世界のトップに躍り出ました。

99年8月、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が統合し、総資産141兆円のメガバンクの誕生は、世界のビックニュースとして伝えられたものです。

次いで東京三菱銀行、三菱信託銀行が統合、三菱東京フィナンシャル・グループが発足、そしてさくら銀行と住友銀行が統合して三井住友フィナンシャル・グループとなり、日本の銀行業界もメガバンク時代を迎えるようになりました。

 

現在都市銀行預金高283兆4305億円を挙げ、日本経済を支える銀行業界も、一次期、大きな危機を迎え、国からの公的資金の投入で、ようやく回復した時期もありました。

現在は、“アベノミクス”の影響もあり、大手銀行5グル―を始めとした銀行業界が高水準で推移しています。

3大メガバンクは、大きな存在感を示すようになりました。日本の企業がこぞって海外進出、ユーロ危機に伴う欧州銀行のアジアでの貸し出し縮小を追い風に、日本のメガバンクの存在が重要性を増しているようです

欧州債務危機後、アジアでは欧州銀行の存在感が低下している、今、日本の銀行の存在感が急速に高まっており、アジア強化の方針を立てている、日本の銀行業界に追い風が吹きそうです。

 

銀行大手一覧

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行)
  • みずほフィナンシャル・グループ(みずほ銀行、みずほ信託銀行)
  • 三井住友フィナンシャル・グループ(三井住友銀行)
  • 日本郵政(ゆうちょ銀行)
  • りそなホールディングス(りそな銀行、埼玉りそな銀行)
  • 三井住友トラスト・ホールディングス(三井住友信託銀行)
  • 新生銀行
  • あおぞら銀行

 3大大手銀行

【三菱東京UFJフィナンシャル・グループ】

総資産234兆4987億円 純利益8526億円 平均年収1049万円(40歳)

業務純益1兆1964億円を挙げる三菱東京UFJを核とする銀行業界の最大手です。傘下としては三菱UFJ信託銀行があります。

銀行の他にも、カード、リース、証券などもあり、国内だけでなく、米州、アジアなどでの海外展開が目立っています。国内貸し出しでは住宅ローンが低下していますが、海外では、増加傾向にあります。

資金の内訳は、預金74、金銭信託11、他15となっています。

 

【みずほフィナンシャル・グループ】

総資産177兆4111億円 純利益5605億円 平均年収929万円(40歳)

傘下には業務純益3031億円を挙げるみずほ銀行と、みずほ信託銀行(旧安田信託銀行)があります。

アジアでの貸し出しが急伸を見せています。証券販売やM&Aの手数料収入が伸びています。体制強化に向け13年7月、コーポレート銀校と合併しています。

資金は、預金86、譲渡性預金14となっています。

 

【三井住友フィナンシャル・グループ】

総資産148兆6968億円 純利益7941億円 平均年収1158万円(40歳)

業務純益8124億円を挙げる三井住友銀行が中核傘下銀行です。他にプロミス、SMBC日興証券も傘下に収めています。

住友銀行は、現在中小企業向けの支援強化に動いています。海外では、インドネシアのバンク・タブンガン・ペンシウナン・ナショナルの一部株式を取得するなど海外展開に力を注いでいます。

効率性は大手銀行トップを誇っています。

資金は、預金88、譲渡性預金12となっています。

 

就職・転職へのアドバイス

金融ビッグバンをきっかけに、銀行業界の再編・淘汰の行き着くところは、人材の再編・淘汰になるでしょう。

今こそ銀行業界は、優秀な人材を求めています。これからの時代において企業で中心的な役割を占める人材は、一定の分野において、専門的なスキルや経験を有したスペシャリストが求められましょう。

そして企業は、そうした人材に対して、その成果に応じた報酬を支払うようになってくることでしょう。

だからと言って、すべての人がそのスキルと経験を武器としたスペシャリストになる訳ではありません。

現在はどんなに有名企業でもあっても、明日はどうなるかわからない時代です。勝手の不倒神話は完全に崩壊しています。

そうした時代に生きるには、自分をみがく、スキルを身に付けることが大事でしょう。銀行業界はそんな人を求めています。

 

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