業界研究 産業用ロボット業界の動向・年収 大手企業を調査・比較

 

3150産業用ロボットは工場内で機械の製造などを行うものです。例えば、トヨタ自動車などの車会社で溶接などを行っているものが産業用ロボットですね。

ロボット好きの人は多いのですが、ロボット産業について知っている人はあまりいないように思いますが、今回はそんなロボット業界の動向や大手企業を纏めてみました。

 

産業用ロボット業界概要

日本人は、ロボットに対して特別な感情を持っているように思われます。SF映画や漫画等のフィクションの世界では、大半の場合、人型のロボットをイメージする人が多いでしょう。

つまりヒューマノイドの事です。漫画家の手塚治虫氏は、50年も前に、『鉄腕アトム』を考案してくれました。

日本人の持つロボットに対するイメージについて、この漫画の果たした役割は非常に大きいものがあります。

 

青少年に、ロボットに対する夢を与えてくれただけでなく、造ってみたいと言う意欲を湧き立たせてくれました。

もちろん現実のロボットは、工場の中で、稼働するアームや自動搬送車として大変役に立っています。

ロボット開発は年々進化し、最近では、ヒューマノイドが踊ったり、走ったり、人間に一歩も二歩も近づいた開発がなされるようになりました。

 

日本には多くのロボットがあり、ロボットを開発する企業も数多くあります。またロボットの研究開発者は、世界でトップクラスと言われています。

日本での産業用ロボットは、自動車や、電子部品の製造工程向上を始め、様々な分野で活躍しております。

ロボットを大別すると、人間に似せて作られた「ヒューマノイド型」(二足歩行ロボット、ホビーロボットなど)と、形に拘らない機能優先タイプの「機械型」(産業用ロボット、宇宙探査用ロボット、海洋調査用ロボットなど)あります。

 

また産業用におけるロボットの役割は、

  1. 労働力の安定
  2. 品質の安定化
  3. 人件費の抑制

などがあげられましょう。

今後の、ロボットが活躍する場は数多くあると言えるでしょう。医療界においては、精密作業のサポート、家庭では、重量物の運搬、軍事関係では、危険な環境での作業など様々な機能があります。

安川電機などは、会社全体の売り上げの約40%がロボットで占めているほどです。

同社の産業用ロボットの出荷台数は、世界一を誇っています。

 

産業用ロボット業界全体の約80%が海外向けで、その内の約45%がアジア向けとなっています。

これまでは、ロボット本体は、日本で集中生産を行ってきましたが、円高や、サプライチェーン寸断のリスクに備え、日本と中国での2極生産体制を構築するため、中國の常州市に新工場を設置するなど、積極的な展開を見せているのが安川電気です。

 

また先進国向けには、バイオメディカル分野で使われる、ロボットシステムの開発にも力を入れています。

ロボットの活躍の場として期待されていますのが、地震などの災害地に置ける活躍です。危険な瓦礫の中に入り込み、救助作業に役立つものと今、開発が進められています。

こうした様々な場所で活躍するロボットは、われわれの多くの未来の夢をかなえてくれることでしょう。

産業用ロボット業界の平均年収は他業界と比較して普通並で、500~750万円となっています。

 

産業用ロボット業界企業一覧

  • ファナック
  • 安川電気
  • ナブテスコ
  • 不二越
  • 三菱電機
  • 富士機械製造
  • 川崎重工業
  • JUKI

 

産業用ロボット大手企業

【フアナック】

売上高5385億円 営業利益1848億円 平均年収1057万円(43歳)

産業用ロボット業界で、多関節ロボットはトップメーカーです。売上、営業利益ともに減少しているものの、約37%の高い営業利益率を誇っています。

元々は武蔵中原にある富士通の一部門でしたが、独立しました。売上高こそは本家に負けるものの、鬼のような利益率からかなりの優良企業として有名です。

具体的には工作機械用NC装置は世界トップで、産業用ロボットや小型マシニングセンタも好調です。

富士山の麓のまっ黄色の建物、という環境がやや異色ですが、平均年収は1,000万を超えていることからかなり人気があります。

連結事業は、FA部門40、ロボット部門24、ロボマシン部門36となっています。

 

【安川電気】

売上高3104億円 営業利益131億円 平均年収731万円(41歳)

産業用ロボット生産台数は世界トップです。また独自制御技術でサーボモーターとインバーターも世界一の企業です。

ロボットは、中國で自動車向けに、好調を持続しています。ロボット医療・リハリビ分野拡大に、歩行補助メーカーと提携しています。

連結事業は、モーションコントロール47、ロボット36、システムエンジニアリング12、情報4、他2となっています。

 

【ナブテスコ】

売上高1795億円 営業利益150億円 平均年収701万円(43歳)

多関節ロボットの減速器で世界の6割を占めるトップシェアを誇っています。連結事業は、精密機器23、輸送用機器25、航空・油圧機器26、産業用機器27となっています。

 

就職・転職へのアドバイス

産業用ロボット業界に就職、・転職したい人は、先ずロボットが好き、興味がある人というのが重要でしょう。

幼い時に、ロボットに憧れ人も多いでしょう。実際にロボット製作に携わった人もいることでしょう。そうした人は、自分の夢が実現できるチャンスでもあるのです。

産業用ロボットは、今後益々新しい分野の開拓が迫られています。物の搬送、医療用、災害時でのロボットの活躍など、未知な分野が数多く残されています。

 

そうした仕事だけに、やりがいのある業界と言えましょう。ここでは、研究開発にしろ、営業部門にしろ、一から十まで、一人で、完結する仕事はありません。

つまりプロジェクト全体は、人と人との連携の中で、仕事を進めて行かなければなりません。技術の基礎を身に付けると同時に、仕事における人間関係の構築が重要となってきます。

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