業界研究 デジタルカメラ業界の動向・年収 大手企業を調査・比較

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デジタルカメラは私の先輩もたくさん勤めていることがあり馴染みのある業界です。

ブラック電機などと異なりかなりホワイト色の強い業界で、身につけた技術も強みになることから、この業界で働いている人はかなりアドバンテージが大きいように思います。

今回はそんなデジタルカメラ業界の歴史や特徴、有名所の会社を纏めてみました。

 

デジタルカメラ業界概要

ひと昔前までは、カメラと言うと、写真屋さんか、カメラ愛好家の人たちの物でした。それが、1950年後半になると、自動露出機構付きカメラとなり、一家に一台の時代を迎えました。

さらに1977年には世界初のオートフォーカスカメラが開発され、フィルムをカメラにセットするだけで、あとはすべてカメラ任せで、きれいな写真が撮れるようになりました。

 

一方高級機カメラと位置付けられた一眼レフが登場し、専門家のカメラと言うイメージが定着してきました。

そしてインターネット時代を迎え、満を持して登場してきたのが、1990年のデジタルカメラです。

開発された当時は、”電子カメラ“と呼ばれ、画素数も、一般向けでは、35万画素で、プロ向けの高級機でも200万画素程度でした。

 

これでは、銀塩フィルムのカメラに対抗できるような代物ではなかったのです。いわば特殊カメラという程度で、フィルムカメラにとってかわるようなものではありませんでした。

それが1995年になると、6メガピクセルの、イメージセンサ(撮像素子)を使ったカメラが登場します。

 

デジタルカメラが急速に普及する要因となりました。また2010年になると、12から15メガピクトルのイメージセンサを搭載したコンパクトデジカメの時代を迎え、老若男女を問わず、ありとあらゆる場所で、気軽に使われるようになりました。

デジカメを大別すると、3つに分けられます。1高画質の一眼レフ、2レンズ交換が不要のコンパクトデジカメ 3携帯性と、画質の両方を追求したミラーレス一眼です。

この中で、現在市場の中心となっていますのが、ミラーレスと言えましょう。これは、カメラ機能が付いた、携帯電話や、スマートフォンに、コンパクト機が市場を奪われているからと言えましょう。

 

現在苦戦が続いております。家電の中で、デジカメは、日本勢が7割以上の世界シェアを持つ”最後の砦“と言えましょう。

国内メーカー出荷額は、1兆4681億円とも言われ、世界を席巻しているのが日本の誇るデジタルカメラです。

今後の展開としては、高機能モデルとミラーレスに積極的に取り組み、海外市場の拡大が大きな課題と言えましょう。

デジカメ業界の平均年収は、他の業種と比較して幾分高額となっています。700~900万円となっています。

 

デジカメ業界一覧

  • キヤノン
  • ニコン
  • オリンパス
  • 富士フイルムホールディングス
  • リコーイメージング
  • タムロン
  • シグマ
  • ケンコー・トキナ
  • ソニー
  • カシオ計算機
  • パナソニック

 

デジカメ業界大手企業

【キャノン】

部門売上高1兆4047億円 部門営業利益2103億円 平均年収759万円(41歳)

デジタルカメラ世界シェアトップの企業です。一眼レフは、シェア5割強です。

半導体液晶露光装置、医療機器と多彩な展開を行っています。

事務機器は好調に推移していますが、一眼レフが、欧州、中国市場悪化で失速、一転数量減となっています。

放送映像編集用の4Kプロジェクタに参入しました。

人気ブランドは、イオス,イクシ、パワーショットなどがあります。

連結事業はオフィス51、イメージングシステム40、産業用機器他9となっています。

 

【ニコン】

部門売上高7512億円 部門営業利益607億円 平均年収807万円(43歳)

業界第2位で、デジタル一眼レフカメラでシェアを伸ばしてきました。

同社は、半導体・液晶製造用露光装置で世界的に有名です。現在測定機器事業も強化中です。

世界初となる水深15メートル、防水のミラーレスを発売しています。

主な人気ブランドは、クールピクす、ニコン1、Dシリーズです。

連結事業は、精機18、映像74、インストルメンツ5、他3となっています。

 

【オリンパス】

部門売上高1076億円 部門営病利益―231億円 平均年収756万円(42歳)

シェア7割の消化器内視鏡が柱となっています。

デジカメも展開しています。

一時、損失隠しで経営が混乱しましたが、現在大幅増益となっています。

低価格のコンデジを撤退し、ミラーレスに経営資源を集中しています。

人気ブランドは、オリンパス・ペンシリーズ、OM-シリーズがあります。

連結事業は、医療53、ライフ・産業11、映像14、情報通信15、他6となっています

 

就職・転職へのアドバイス

デジタルカメラ業界においては、理系の優秀な人材を求める傾向が強いようです。

転職希望者にとって、それだけのキャリアとスキルを身に付けておれば、ねらい目かもしれません。

特に、その分野の中で、非常に突出した高い技術力を持っている場合や、世の中でその技術のニーズが非常に高いときには、転職の機会を得る可能性はかなり高いと言えましょう。

他のメーカーやエンジニアリング業で組み込みなどをやっていた技術者ならばわりとすんなり受け入れてもらえることが多いです。

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