業界研究 製紙産業業界の動向・年収 大手企業を調査・比較

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古くからの花形産業である製紙産業

特に日本の紙の技術は高いと言われていますが、その技術を活かして世界的にも高い地位を築いています。

そんな製紙産業の特徴や年収などを纏めてみました。

 

製紙産業業界の概要

紙は私たちの生活に、不可欠な材料であるにもかかわらず、あまりにも身近すぎて、無関心な人が多いのが実情です。

紙の3大機能と言えます、記録する、水をふき取る、物を包むだけでなく、紙幣に代表されるように、非常に高価な価値を持たせたり、電気絶縁物や自己発色の記録用紙、さらには美術品の素材になったりと、活用の場を大きく広げてきました。

 

しかし、インターネットの急速な普及により、IT革命の時代になった今、ペーパレスの社会がやってきました。

これが紙産業にとって大きな影響を受けています。書籍類も電子版、電子辞書が開発され、紙の需要は、今後もますます減少傾向が続くものと思われます。

製紙産業は、製紙会社が生産する、新聞用紙、印刷用紙、包装用紙、衛生用紙、書籍用紙などのほか、段ボールなどの板紙やふすまなどの建材に至るまで、多岐に渡っています。

 

紙の経済総額は、世界の国内生産の2.5%を占めていると言われています。

日本の製紙産業全体の売り上げ規模は、3兆4000億円に達する一大産業に成長してきました。

 

製紙産業は、重工業の仲間入りし、その利害は、世界規模になりました。

しかしこの40年、投資コストがすさまじい上昇を見せ、世界規模で減少傾向を見せているのが現状と言えましょう。

 

製紙産業は、これまで、何年もの時間をかけ、文章知識の伝達に結び付けた紙に、高貴な性格を付与し続けることに成功してきました。

これまで生き残るための企業合併・統合を繰り返し、業界の再編も進めてきました。また海外への積極的な進出を計り、現在でも海外での活発な動きが見せています。

 

一方では、紙の輸入も増大しており、東日本大震災で、国内の主要工場が大きな損害を受けることになり、その動きはさらに強い傾向にあります。

最近新聞紙上を大いに賑わし、製紙産業間の大型合併と、業界はその再編に期待していましたが、結局実現しませんでした。

大王製紙・北越紀州製紙の連合は、大王製紙の企業統治を巡る両者の対立によって、合併は不透明な情勢となりました。

 

日本の紙パルプ製品の優秀さは、世界でもトップクラスと高い評価を受けています。特に中国を始めとした東南アジア地域での、紙おむつ製品など生産が追い付けないほどのオファーがあると言われています。

こうした面で海外での活路を求めて、拡大して欲しいものです。

製紙産業界の平均年収は、大手と中小との差が大きく、550~800万円となっています。

 

製紙産業企業一覧

【王子ホールディングス】

売上高1兆2415億円 営業利益524億円 平均年収878万円(49歳)

グループ中核事業会社100%子会社の王子製紙があります。他に子会社として、王子マテリアル、王子エフテックス、王子ネピアがあります。

製紙業国内のトップメーカーです。板紙1位、洋紙は2位となっています。

現在アジアや南米などの成長産業向けに積極的に展開しています.

連結事業は、生活産業資材41、印刷情報メディア23、機能材15、資源環境ビジネス7、他15となっています。

 

【日本製紙】

売上高1兆251億円 営業利益251億円 平均年収916万円(45歳)

100%子会社として日本製紙クレシア、北上製紙、日本大昭和板紙などがあります。旧王子製紙のうち、十条製紙を継承、01年大昭和製紙を統合し、製紙業界国内2位位となっています。

主力の紙・パルプ事業は、印刷用紙が、豪州向けで好調です。

連結事業は、紙パルプ78、紙関連9、木材、建材、土木建設関連6、他7となっています。

 

【レンゴー】

売上高5028億円 営業利益239億円 平均年収678万円(39歳)

して行きます。

段ボールケース国内最大手で、この1月から中国で、不織布の生産を始めました。子会社に丸三製紙があります。

国内ダンボール業界再編成の中核企業です。得意の飲料向けで段ボール需要が好調で大きく想定を上回りました。

しかし、価格は安く、原料古紙購入価格引き上げや、燃料高騰が響き、一転営業減益になりました。

連結事業は、板紙。紙加工関連73、軟包装関連11,重包装関連5、海外関連5、他6となっています。

 

就職・転職へのアドバイス

製造業と言っても実際の業務は多岐に渡っております。製造する物品も大きいものから、小さいものまで、さまざまな商品が作られています。

しかしながら、どこも業務内容はほぼ同じと言っていいでしょう。

製品を正確に作り、生産過程を管理し、完成品の品質をチェックして行く、これらの統括が作業に入っていく場合もあります。

したがって、一つ一つの仕事を丁寧にできる人が、こうした仕事に向いているかもしれません。

 

勿論職場によって、違いますが、優秀な人材は常に求められています。

サイト、求人、ハローワークなどで情報を収集し、自分のライフスタイルに合った就職先を選ぶことが肝心と言えましょう。

現実的に、最も募集が多いのは、大学新卒者から、30歳ぐらいまでのようです。

転職の場合は、あまり年齢にはこだわらず。キャリアとスキルを重要視する傾向にあります。

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