海外勤務キャリアのある社内SEの昇進・転職市場評価

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社内SEの勤務先は大体が本社です。

稀に生産・製造拠点に配属されることがありますが、事業部のITを運用する部隊が少しいる程度で、やはい基本は本社となります。

そんな親元勤務が多い社内SEですが、事業が拡大してくると海外支社・子会社に配属されることもあります。

社内SEとして海外で働くと一体どういったことをするのでしょうか。また、その経験はキャリア上どう見られるのでしょうか?

 

海外における社内SEの働き

出張編

社内SEが海外で働く場合は、大体が出張という形を取ります。

導入担当として何週間が現地に入り設定を行い、稼働後に帰国するという流れです。

また、拠点の規模が大きい場合は現地のIT担当者を採用することもあります。

大きな指針は本社側で持っておき、細かい部分はその人に任せておくこともあります。システム担当だけでなくOA担当という部分まで枠を広げると、こういった形式をとっている企業はかなり多くなります。

現地人に任せた方が業務は回ることが多いのですが、勝手にシステムを導入したり、予算やソフトウェアの管理がずさんになる可能性があるため、全体の状況やコストをしっかり把握したい場合は不向きです。

 

常駐編

これは海外へ引越し、住みながらIT部門で働くというものです。

実際に住むことで現場の状況がよく分かり的確な判断ができますし、海外のIT運用に携わることは貴重な経験になります。

ある程度の経験がある人が常駐になった場合は、現地のIT責任者として勤務することがあります。

例えば、平社員がいきなり課長職として現地で赴任しIT組織を統括していく、というものです。

現地のSIerが作業をしますが、直接契約・指示をすることもあれば、海外進出している日本のSIerが間に入ってくれることもあります。

海外展開をしている電機メーカーに勤める友人が多いので聞いてみましたが、シャープ株式会社などでは、海外勤務になると階級が2つほど上がると言います。日立製作所なども給料がほぼ2倍になる、ということです。

海外勤務は何かと特典がつくことが多いですね。

 

社内SEの海外経験のキャリア

海外経験のキャリアは業界・職種関係なく大変評価されます。

社内SEの場合ももちろんそうで社内での評価も上がりますし、転職市場でも有利です。

海外展開している企業は既にたくさんありますが、海外拠点のITを推進できるスキルのある人はかなり少ないです。

そもそも、中小企業では海外IT担当を設置し育てる余力はありませんし、大企業でも各極に1人くらいしか配置する余裕がありません。他の職種と兼務していることも多いです。

そのため、「海外でIT担当として勤務した経験のある人」はかなり少ないです。

IT企画もそうですが、現地でのトラブルシューティングなど幅広い経験を持っている人は汎用性があるので、より評価されます。

実際に勤務した経験は長ければ長いほど良いですが、3ヶ月くらいでも評価されますし、履歴書に書いても良いです。

社内SEの海外勤務経験は特に日本企業から重宝されますが、外資系に行きたい人にも大きなステップとなるでしょう。

外資系企業は英語ができる社内SEが既にいることが多いですが、経験者は何人いても困りません。

私の知っている事例ですと、

  • ドイツに3年勤務した課長    ⇒ 好待遇でメーカーの部長職に転職
  • アメリカに2年勤務した平社員    ⇒ 年収大幅アップで転職

というケースがありました。

国内勤務で同じような業務しかしてこなかった社内SEはリストラ候補に真っ先に挙がりますが、海外経験のある社内SEは引っ張りだこになります。

英語がある程度できて、海外出張や勤務をしても良い、という人は一度は海外を経験させてもらった方が良いでしょう。

確実に後々のキャリアにプラスになります。

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