クレジットカード業界の動向・年収 2016年度大手企業の調査・比較

credit2016_1

クレジットカード決済の取扱高は、ここ数年で大きく伸びてきており、2020年までには現在の市場規模の1.6倍にまで膨れ上がるものと考えられています。

日本ではすでに約2.6億枚のクレジットカードが発行されてはいるものの、個人消費におけるクレジットカード決済の比率は14%ほどでしかありません。

この比率は、アメリカや韓国といった諸外国に比べて低い割合なので、まだまだ成長の伸びしろがある業界と言えます。ここでは、クレジットカード業界の動向や転職・就職の際に役立つアドバイスを紹介していきます。

クレジットカード業界の基本情報

クレジットカード業界の企業は、消費者が商品を購入する際の代金をいったん肩代わり、後払い・分割払いで支払うことができるようにする「販売信用」というサービスを提供しています。

このサービスに伴って発生する手数料収入や金利収入がクレジットカード会社の主な収入源となっています。

クレジットカード業界は、クレジットカードによる決済サービスを中心に提供する会社(三菱UFJニコス、クレディセゾン、三井住友カードなど)と、幅広い販売信用関連事業を展開している会社(オリエントコーポレーション、ジャックスなど)に大別することができます。

 

クレジットカードの発行枚数は約2.6億枚と頭打ちにきている感はあるものの、クレジットカード決済の取扱高は年々増加して2014年の次点で約46兆円に達しています。

クレジットカードの取扱高が上昇している理由としては、インターネット通販が著しい成長を遂げていること、カード会社が提供するポイント付与サービスを使い、出費を抑えようという動きが活発であること。

さらには、公共料金分野をはじめ、家賃や学費などの支払い、冠婚葬祭などの生活関連分野での利用機会の拡がりなど、複合的な要素によると考えられています。

クレジットカード業界の市場規模は、2013年7月~14年6月の決算において1兆5,935億円、経常利益は2,508億円、平均勤続年数は13.7年、平均年齢は40.6歳、平均年収は614万円となっています。

クレジットカード業界 ~今後の展望~

クレジットカード業界の今後の展望を語る上でポイントになるのが、『メガバンクを中心とした業界再編の可能性』です。

近年、クレジットカード業界はメガバンクを中心とした再編が活発に行われてきました。

例えば、2007年4月には、三菱UFJフィナンシャルグループの主導のもと、UFJニコスとDCカードが合併して三菱UFJニコスが誕生、そしてグループの完全子会社化に。

同年同月には、セントラルファイナンスが三井住友ファイナンスグループの傘下に入り、2009年4月には、セントラルファイナンスとオーエムシーカードが三井住友フィナンシャルグループの信販会社であるクオークと合併し、新会社セディナが誕生しています。

 

みずほフィナンシャルグループも、2004年8月にクレディセゾンやUCカードとクレジットカード事業において戦略的業務提携を結んでいます。

さらに、オリエントコーポレーションの持ち株比率を引き上げてさらなる関係強化を図っています。

こうした流れから、今後もクレジットカード業界におけるメガバンクの存在感が大きくなり、資本力のあるメガバンクを中心とした業界再編が起きることが考えられます。

クレジットカード業界の企業一覧

  • イオンフィナンシャルサービス
  • 三菱UFJニコス
  • クレディセゾン
  • オリエントコーポレーション
  • トヨタファイナンス
  • 日立キャピタル
  • ジャックス
  • アプラスフィナンシャル
  • ホンダファイナンス
  • 日産フィナンシャルサービス

クレジットカード業界を代表する企業の基本情報

【イオンフィナンシャルサービス】

イオンフィナンシャルサービスは、2013年4月にイオンクレジットサービスとイオン銀行が経営統合しイオンフィナンシャルサービスが発足しました。

「イオンカード」を中心に事業を拡大しているイオングループのカード会社で、主にイオンのショッピングセンター内に窓口を設置し、電子マネー『WAON』の特典を強化することで、カード利用を促進しています。

基本情報

  • 売上高:3,290億円(2015年3月実績)
  • 経常利益:530億円(2015年3月実績)
  • 平均勤続年数:11.1年
  • 平均年齢:40.8歳
  • 平均年収:723万円

【三菱UFJニコス】

三菱UFJニコスは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のリテール部門を担う、国内最大級のクレジットカード会社です。

2007年に、UFJニコス(株)と(株)ディーシーカードが合併して現在の三菱UFJニコスが誕生しました。

三菱UFJニコスでは、DCカード、UFJカード、NICOSカードといった複数のカードを抱えています。

基本情報

  • 売上高:2,660億円(2015年3月実績)
  • 経常利益:180億円(2015年3月実績)
  • 平均勤続年数:15.4年
  • 平均年齢:40.0歳
  • 平均年収:700万円

【クレディセゾン】

クレディセゾンは流通系カード最大級の企業で、「SAISON」「UC」の2大カードブランドとグループ3,500万人という顧客資産を基盤として、カードビジネスを幅広く展開しています。

現在、ファイナンスビジネス、ネットビジネス、海外ビジネスに注力するとともに、あらゆる提携パートナーと自社の強みを複合的に組み合わせ、事業を拡充させています。

基本情報

  • 売上高:2,590億円(2015年3月実績)
  • 経常利益:436億円(2015年3月実績)
  • 平均勤続年数:10.8年
  • 平均年齢:36.3歳
  • 平均年収:532万円

転職・就職へのアドバイス

クレジットカード業界の国際部門では、国際ビジネスで通用する英語力、ビジネス知識を培っておくことが、大手の企業に転職するためのポイントになります。

高い英語力がある人はそれほど多くはないため、採用される確率は高まります。

こうしたスキルは、転職を考えている方だけでなく、クレジットカード業界に就職を考えている方も身につけておくと、必ず役立つことでしょう。

グローバルに戦える人材だということをアピールできれば、就職に有利に働きます。

転職サイト・エージェントの選び方を徹底検証!

転職サイト ランキング

管理人が実際の転職を通じて学んだ転職サイトの選び方とおすすめのエージェントを紹介しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です