迷惑千万な取引先・親会社からの天下り

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天下る方にとってはうまい話ですが、天下られる方からすると迷惑極まりない制度です。

日本企業ではある程度のポストまで上り詰めた人、若しくは社内競争で勝ち残れなかった人が、子会社や取引先に天下ることがあります。

 

年老いた功労者が関係会社に天下る例が多い

私が所属する会社でも、課長にまでなってしまえば、再雇用という名目で取引先へ天下れる人がたくさんいます。

所長、事業部長ランクまで上り詰めると、有力な取引先に相談役というポジションで入ることができます。功労者に対するご褒美、とでも言うところでしょうか。その日の仕事に困る私からすると、「まだ稼ぎますか?」と言いたくなる気分です。

 

親会社から関連会社への天下り

さて、上記の天下りとは少し事情が異なるのですが、昨今の不景気に伴い某大手家電メーカーはここ数年赤字が続いています。本体の固定費削減の意図で人員を減らしにかかりましたが、その方法は強制退職でも希望退職でもなく、数百ある子会社のついのいずれかに転籍させるというものでした。

転籍すると本体に戻ることはほぼできなくなります。対象となった人は落ち込みながらもしぶしぶ子会社へ異動しました。

しかし、最も迷惑を被ったのは、元からその子会社にいた人たちです。

天下ってきた人たちに優先的に仕事が振られたため、元からいた自分たちの立場がなくなってしまったのです。

場合によっては、スキル的に自分より劣る人たちに仕事を譲らなければならない。

こんな理不尽かつ屈辱的な事があるでしょうか?

しかし、こんなことが実際に行われているのです。

 

ポジションを取られた人たちの実態

上記は、実際に転職支援エージェント会社のキャリアアドバイザーからヒアリングした内容です。

今現在、実際にそういった目に遭い、立場を奪われた人がたくさん相談に来ているそうです。

何とも悔しい話ですが、子会社出身の方は実務経験に長けている人が多いので、再就職先は簡単に見つかることが多いそうです。

また、親会社だと、「車の中にある1つの部品のように」特定の仕事しかしたことがない人が多いのですが、子会社には色々と幅広い業務をこなした経験がある人が多く、そういった人はどこからでもお声がかかるそうです。

転職に関しては、どこで働いていたかも見られはしますが、スキルをいかにして積み上げてきているかが最重要事項です。幅のある業務経歴の方は色々な会社で汎用的に活躍できる可能性が高く、今後重宝されると思います。

 

ということで案ずるには及ばないそうですが、それでもやはり自分の立場を奪われた、という経験は気分の良いものではありません。

時として人間不信になってしまうのではないか、とさえ感じました。

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