社内SEの仕事 新卒で社内SEというキャリア

社内SEの新卒募集はどの程度?

私は新卒時に社内SEになりましたが、一般的にそのパターンは少ないです。

企業の募集要項によく、「システム職」などど書かれていますが、配属されるのは極々少数で、配属を行わない年も多々あります。狙って入りにくい職種です。

IT部門はプロフィットセンターではないので、最低限の配置しか行わない、というのが一般的ですね。

 

私が最初に勤めた会社はかなり大きかったので、社内システム部門に配属された人数は何と20名程いました。それでも、例年は5名程度で、私の入社した年がたまたま多かったというだけでした。

マンモス企業でこの程度なのですが、一般的なところですと、ゼロかせいぜい1、2程度でしょう。

以上の理由から、新卒から社内SEになれること自体が稀なのですが、仮になれたとしたら、その選択はキャリア的にどうなのでしょうか?

 

新卒で社内SEを選ぶとどうなる?

個人意見ですが、ビジネスマンとしてキャリアを積み上げていくためにはあまり良い選択とは思えません。

文系出身ならば、やはり花形の企画や人事、ハードですが営業で力をつけのし上がっていく方が出世が早いです。また、これらの能力は転職市場で評価され、色々と幅が広がります。ひどい話ですが、社内システム部門は評価が低く、「配属されたら負け組み」、と言われた時代もあります。

理系出身で、情報科学などをやっていれば多少は趣味とマッチングすると思いますが、それでも製品開発などに行く方が良いです。大変さはつきものですが、市場評価も高くなり、転職候補も広がります。

 

社内SEはSE意外の選択肢がほとんどありませんし、一般のSEと比べて力もつきません。ベンダーなどで修羅場を経験しているSEと比べると力量差は天と地ほど開きますし、恐らくついていけないでしょう。

 

加えて、基本的に立場が弱いです。

お客様である業務部門はパソコンについては素人の方も多いですから、誰でも扱えるインターフェイスを設計し、サルでも分かるマニュアルを懇切丁寧に作る必要がありますが、それでもボロクソに言われます。気がつくと、同期入社の人事や営業の人と、出世に大きく差が付いていたりもします。プライドが果てしなく高い人は絶対にできない仕事です。

 

と嫌なことばかり書いてしまいましたが、直接顧客との折衝に立たされないので、外で戦っている社員と比べると精神的にはかなり楽です。転職には困りますが、会社と一生を共にするつもりならおいしい職種と言えるでしょう。

 

個人的には、ベンダーなどで一般のSEをしばらくやって、十分にSEの苦しさを知った後に転職して社内SEになる方が、色々とありがたみが分かって良いかと思います。

事実、SIerを脱出してくる人が多いので、社内SEとは心が折れた一般SEの人生の波止場みたいなものではないでしょうか。

 

ちなみに、私は最初は「楽そうだ」、という理由で選びました。

その後、エリヤフ・ゴールドラットの制約条件の理論(TOC)やドラッカーの書籍に触れ、業務改革を進めることに楽しみに覚え、今ではそちらの動機で社内SEをやっています。

ただ、楽しい毎日ではあるのですが、給与や将来の展望面で魅力的かと言うと、やはり答えはNOです。

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