ブラック事業報告書

皆さんへ本当に謝りたい。
2018年11月23日の勤労感謝の日に合わせて「ブラック企業体験イベント THE BLACK HOLIDAY」を東京都新宿区某所にて開催しました。ありがたいことに30名の定員に対し、248名以上のご応募をいただました。
「上司優待制度」によって厳選された、中間管理職や企業の代表の肩書きを持つ、いわゆる「上司」にあたる参加者がデスクにズラッと座り、恐ろしいイベントが始まりました。

今回は前代未聞のイベントだったので参加者の反応が想像できなかったのですが、目の前で若手社員役の役者が責められる場面を見せられ、理不尽な体験に巻き込まれ、最後には何も悪いことをしていない参加者が、しっかりと反省文を書いてしまうまでに追い詰められる様を見て、「ブラック企業を体験するイベントとして成立した」と確信しました。

公演の演出を務め、重要な狂言回し役である「課長役」を演じた益山氏の、最初の公演を終えての第一声が「まずは皆さんに謝りたい!」と、謝罪の言葉だったのが印象的で、罪のない参加者を罵ることが一番きついのに、なぜか気分が高揚しエスカレートしてしまう自分がいたことに驚いていました。

参加者のアンケートや、各メディアの体験レポートなどを読んでも、同じように「雰囲気に流されてしまう体験が怖い」「一社目がブラック企業だった場合、こういうものだと思いこむ可能性がある」といった声も多く、イベントを通じてブラック企業の正体が垣間見えた気がしました。

おかげさまで、各メディア(WEB、テレビ、新聞、海外メディア、マンガ家さんなども!)の方々にご参加いただき、各種媒体での記事が公開されております。それぞれ違った目線でのレポート内容が、大変興味深い内容となっておりますので、是非お読みいただければと思います。
掲載メディア
ストーリー
  • 朝礼
  • 営業研修
  • 社長面談
  • 終礼
ブラック企業体験イベントを終えて

今回のイベントの構想は1年前からあって、最初は面白いだろうなという思惑だけで始めたのですが、出来上がったものを見てさらに発展させられる可能性を感じました。もともと「働き方改革」の内容に疑問があり、働き方の改善策を提示するだけではなく、実際に「ダメな職場」を体験し、何が問題だったのかを当事者で考えさせるというアプローチもあったほうが良いのかなと思いました。
公演後に参加者からいただいた感想の中には「前にいた会社でも似たようなことがあった」「今でも同じようなことをしている企業は多い」「一社目がブラック企業だと社内の問題点に気づけないので、学生にも知ってほしい内容だった」というような、今回の内容が特別ではなく日常の延長にあるという意見も多く、改めて自分の職場のことを考え直せる視点を持てるきっかけになれば良いと思っています。

ブラック企業体験イベント主催
株式会社人間 代表取締役
花岡

ブラック企業を体験した声
写真

IT業界 取締役 男性(37)業界的に働き方改革が実行されすぎてて、若干福利厚生のやり合いになってる節も感じてたので、そういった意味でもブラック企業体験できるイベントは大変有意義でした。働くことについてちゃんと考えるきっかけになりました。

写真

IT業界 女性(31)元々ブラック企業出身者ですが、大声での社訓斉唱も、鶴の一声で毎週土曜日出勤になるのも、時間外で掃除させられるのも、社長の家族が頭おかしいのも、かなりリアルでした。

  • 教育業界 代表取締役 男性(42)本イベントに参加して、開始5分で帰りたくなり、その後2時間いたたまれない気持ちで過ごしたわけですが、それでも確信したことは「ある種の人材を一番効率的に働かせる方法がブラック企業だ」ということでした。改善したいと思った。

  • 放送業界 男性(45)没入感がすごかった。フィクションとわかっていても、嫌な汗をかき続けた。組織に入ったとき、チームに入ったとき、どんなに理不尽な状況に巻き込まれても、自分だけ声をあげれない感じ、雰囲気に流されてしまう体験が、自分でも恐ろしかった。

  • 大学生 男性(21)私はまだ大学生で、怖い社会とはどんなものなのか、という疑問で参加しましたが、会社選びはしっかりと考えたいと思いました。

ブラック企業体験イベントの今後
「ブラック企業イベント」は結果的に、
ブラック企業という問題に対し考えることができる意欲的な挑戦となりました。

次の展開として、実際の企業様のオフィスや、これから就活に望む学生に向けて大学などで、
イベントとして、もしくは社内研修として実施させていただくなど、
新しい可能性も考えております。

当イベントへのお問い合わせ、相談などありましたら
下記のメールフォームよりお願いいたします。
お問い合わせ
トップページへ戻る