ANAとアメックスの提携カードであるANA アメリカン・エキスプレスカード。ステータス性カードとして有名なアメックスのサービスと、ANAカードのサービスを療法受けられるお得なカードです。

ANA便をよく利用する方で、アメックスのサービスを利用したい方に向いています。今回は、ANA アメリカン・エキスプレスカードの数々の魅力をお伝えします。

 

1.ANA アメリカン・エキスプレスカード(ANAアメックスカード)の概要

まずはこちらのカードの基本的な情報をまとめます。

年会費(税別) 7,000円
家族カード年会費(税別) 2,000円
基本マイル還元率 1%
ポイント移行コース年会費(税別) 6,000円
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
ETCカード ・発行手数料850円(税別)

・年会費は無料

海外旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
申し込み資格 満20歳以上で定期的な収入のある方

年会費は相応といえる

一般クラスのクレジットカードとしてはやや年会費を高額に思う方もいるでしょう。しかし後ほど解説するアメックス独自の特典を受けられることや、ANAカードとしての機能も加わっていることを考えると、それほどでもありません。

例えばアメックスの一般ランクであるグリーンカードの年会費12,000円(税別)です。カード券面のデザインはまったく異なるものの、ステータス性のあるアメックスブランドであることも考慮すると、ANAアメリカン・エキスプレスカードの年会費は相応といえます。

旅行付帯保険

海外旅行傷害保険は最高3,000万円、国内旅行傷害保険は最高2,000万円です。一般ランクのクレジットカードとして相応の補償金額となっています。

医療費の高い国、衛生面でやや注意の必要な国へ行くときは、やや不安という方もいるでしょう。別のクレジットカードでも保険を用意する、または海外旅行保険に別途加入するなどがおすすめです。

なおANAアメリカン・エキスプレスカードの場合、保険は利用付帯となります。航空券・宿泊代などをこのカードで決済することで適用され、他の方法で支払った場合は対象外となるので注意しましょう

 

2. ANA アメリカン・エキスプレスカードでマイルが貯まりやすい7つの理由

ANAマイルを長期的に貯めるカードとして利用する人も多いこちらのカード。人気を集めている理由について解説します。

ANAマイルを無期限で貯めておける

ANAアメリカン・エキスプレスカードをショッピングで利用すると、1%分がポイントとして貯まります。「メンバーシップ・リワード」というアメリカン・エキスプレスのポイントプログラムのポイントです。

メンバーシップ・リワードのポイントは通常3年間です。しかし、ここでポイント移行コース(年会費6,000円+税)に加入することで、ポイントの有効期限が無期限になるのです。ANAマイルには、1P=1マイルのレートで交換することができます。

ポイント移行コースは加入すると毎年年会費がかかるため、マイルを移行するのは3年に1度だけにしましょう。加入した年だけマイルに移行するようにすれば、それ以外の年は移行コースに加入しなくてもよくなるため、年会費を節約できます。

ANAグループの搭乗でボーナスマイルがもらえる

ANA便に搭乗すると、区間基本マイル・利用クラスに応じたフライトマイルがもらえます。それに加え、ANAカードで支払うことにより、フライトボーナスマイルも追加でもらえるのです。

ANAアメリカン・エキスプレスカードの場合、フライトマイルの10%に相当する分がフライトボーナスマイルになります。

よってフライトマイルが3,000マイルであれば、300マイルがボーナスマイルとして受け取れます。より多くのマイルをゲットするために、フライトボーナスマイルは有利ですね。

入会・継続ボーナスマイルがもらえる

クレジットカードに入会するときに1,000マイル、毎年カード利用を継続するごとに1,000マイルがもらえます。

1,000マイルは特典航空券に交換すれば、おおよそ2,000円~5,000円前後の価値になります。年会費をある程度カバーできるため、嬉しい特典といえます。

なお入会ボーナス・継続ボーナスともに、受け取るための他の条件はありません。JALにも同様の制度があるものの、搭乗することが条件なので、それと比較するとANAの入会・継続のほうが便利ともいえます。

基本還元率は1%で、ANA関連では1.5%にアップ

先述したように基本的には1%のマイル還元率ですが、ANA関連なら1.5%にアップするのもANAアメリカン・エキスプレスカードのメリット。具体的には以下の利用がANA関連に該当します。

航空券 ANA公式サイト、ANA国内線・国際線の予約・案内センター、ANAカウンター
機内販売 ANA国内線・国際線、エアージャパン便
旅行パッケージ商品 ANAスカイホリデー、ANAハローツアー、ANAワンダーアース
オンラインショッピング A-style

ANAカードマイルプラス店ではポイントとマイルの二重取りができる

ショッピングでマイルを貯めるなら、見逃せないのがANAカードマイルプラス店!加盟店にてANAアメリカン・エキスプレスカードで買い物をすると、通常の1%のショッピングポイントとは別に、ANAマイルがもらえます。

マイル付与率はお店ごとに異なり、100円ごとに1マイル、または200円ごとに1マイルです。具体的なお店の一例は以下のとおりです。

コンビニ・ドラッグストア ・セブンイレブン

・マツモトキヨシ

百貨店 ・大丸・松坂屋

・高島屋

・阪急百貨店

家電 ・ダイソン

・ヤマダ電機LABI

・ラオックス

カー関連 ・ENEOS

・出光

・エッソモービルゼネラル

・ニッポンレンタカー

・三井のリパーク

タクシー ・東京無線タクシー

・ヤマト自動車交通グループ

・グリーンキャブ

・石川交通

マイル以外のポイントの使い道もたくさんある

アメックスのメンバーシップ・リワードは、ANAマイル以外にもさまざまな交換先があります。マイル以外の特典が欲しいときに、ポイントを有効に活用できます。

交換先の例

金券類 ・アメックスギフトカード

・JCBギフトカード

・全国百貨店共通券

・クオカード

Eクーポン ・Amazonギフト券

・スターバックス

・nanaco

・ローソン

・ファミリーマート

ショッピングクーポン ・サムソナイト

・SHIPS

・Dinos

ポイントで支払い(ポイントフリーダム) ・日本旅行

・ヨドバシカメラ

ポイントフリーダムでは、メンバーシップ・リワードのポイントを、他社でのサービス・商品の購入に充当できます。ポイントを現金のように利用できることから、利便性が高い交換先といえます。

キャンペーンで大量のポイントがもらえる

アメリカン・エキスプレスでは入会キャンペーンで、大量のポイントがもらえることが多いです。こちらのカードも、入会キャンペーンを開催していることが多いため、ぜひチェックしてみましょう。

本記事執筆時点では、最高22,000ポイント(22,000マイル相当)がもらえるキャンペーンを実施中です。詳細は以下のとおりです。

  1. 入会で1,000ポイント
  2. 入会して3カ月以内に1万円利用すると2,000ポイント
  3. 入会して3カ月以内に20万円利用すると5,000ポイント
  4. 入会して3カ月以内に60万円利用すると21,000ポイント

1.はどの会員も共通でもらえ、3カ月以内の利用額に応じて2~4のどれかが適用されます。大量のポイントをもらうためには、旅行料金などのまとまった費用の支払いを入会後に計画しておくのがおすすめです。

機内販売・空港免税店などでのANA特典

マイルが貯まるのとは直接関連ありませんが、ANAカードならではのメリットであることから、ここでご紹介します。

旅行で機内販売店・空港免税店などを利用する方も多いと思いますが、ANAアメリカン・エキスプレスカードを使えば割引特典を受けられます。

ショップ名など 特典内容
ANA国内線・国際線での機内販売 10%割引
ANA FESTA(空港内ショップ) 1,000円以上の利用で5%割引
空港内免税店 5%割引
ANAパッケージツアー 5%割引
A-styleショップ 5%割引

 

3.ANA アメリカン・エキスプレスカードの審査とは

クレジットカードの入会には審査があり、パスできるか気になる方もいるのではないでしょうか。ANAアメリカン・エキスプレスカードの入会資格や、カード入手に成功した方の口コミなどから、推測できることを解説します。

ただしどのクレジットカード会社も、審査について詳細は明らかにしていないため、「こういう人なら通る」などは一概に言えません。自分と同じような属性(年齢・年収・職業など)がパスしたたからといって、自分も審査に通るとは限らないのです。

ここでの解説は、あくまでも参考としてご覧頂ければと思います。

申込み資格について

申込み資格は、20歳以上で安定した収入のある方となっています。この条件は、他のクレジットカードと比較するとごく普通の条件です。

20歳以上とのことから、社会人になったばかりの方も申込むことができるカードです。年収がそれほど多くない若い方も、審査に通る可能性は充分にあると考えられます。

一方で安定した収入が必要なことから、専業主婦・主夫のように本人に収入のない場合は難しいでしょう。パート・アルバイトなども、安定収入とはみなされない可能性があります。

審査についての考察

アメックスというとステータス性のあるクレジットカードというイメージを持たれることも多く、審査は厳しいのではないかと思う方もいるかもしれません。しかし、アメックスは以前と比較して、審査の条件を緩めているのが実情です。

80年代・90年代などかなり昔の頃は、年収や職業が厳しく問われていました。しかし近年では申込める年齢を引き下げ、年収条件に関する記述はありません。

ANAアメリカン・エキスプレスカードも、年収など細かい条件がないため、安定した収入を得ているかどうかがカギになると推測されます。よって年齢が若くても、正社員として勤めている方のほうが有利かもしれません。

契約社員・派遣など非正規雇用の場合は、正規雇用と比較して安定性に欠けるため、審査でやや不利になる可能性があります。

自営業などであっても、営業年数が長い、年収が高いなどのプラスポイントがあれば、審査にパスする可能性は充分にあるでしょう。

アメックスは外資系のクレジットカード会社であり、他社とは違う独自の審査基準を持っていると言われています。国内系のクレジットカードでは審査に落ちたけれど、アメックスは通ったという声は数多く見られます。

アメックスの審査については、クレヒスを他社ほど絶対視しないという傾向があるそうです。過去よりも現在を重視し、現在の収入状況が安定しているのであれば、審査にパスする可能性も高いとされています。

他社で落ちたしまった方も、気になるなら一度は申し込んでみる価値はあるのではないでしょうか。

審査に通過するには

審査に通る確率を上げたい方は、以下の点を工夫することをおすすめします。

  • 多重申込みは避ける
  • 安定した職業に就いて勤続年数を伸ばす

では1つずつ見ていきましょう。

多重申込みは避ける

クレジットカードが早く欲しい、または複数のカードが欲しいあまり、短期間でいろいろなカードに申込んでしまう方がいます。ただしこれは、クレジットカード会社から多重申込みであると判断される可能性があり、おすすめできません。

多重申込みをするユーザーは、別名で「申込みブラック」と呼ばれ、金銭的に困っているのではないかと疑われてしまうのです。特にキャッシング枠を0円にせず、金額を設定している場合は、キャッシング目当てではないかと思われてしまうことも。

多重申込みと判断される基準については、6カ月以内に3枚以上であるのが一般的です。よって、申込みブラックにならないためには、半年以内は2枚以下に抑えるのが良いでしょう。

安定した職業に就いて勤続年数を伸ばす

年収については厳しく問われないとはいえ、職業など属性について少しでも有利にしたい方もいるのではないでしょうか。その場合、やはり正規雇用に就くことがおすすめです。

非正規雇用と比べて雇用期間に定めがなく、一般的には雇用が安定しています。ボーナスなどが出る会社も多く、収入面でも正規雇用のほうが有利です。

正規雇用で就職し、勤続年数を積み上げるのが良いでしょう。目安としては3年程度欲しいところです。なお大企業か中小企業かは、ほとんど問題ではありません。

 

4. ANA アメリカン・エキスプレスカードを利用した人の口コミ・体験談

こちらのクレジットカードを実際に使ってみた方の口コミをいくつか見てみましょう。

サービス内容・特典について


入会キャンペーンで多くのポイントがもらえることを評価する口コミが見られます。アメックスは1P=1マイルに交換できるため、お得度が高いと判断する方が多いようです。


一方で年会費が高めという意見も見られます。特典をうまく活用する機会がないと、価値を見出せないかもしれません。

審査について


当然ですが、通過する方もいれば落ちる方もいます。Twitter上では属性などの情報がないため判断できませんが、落ちる方には何かしらの原因があったのでしょう。

また審査に通った方の口コミをTwitter以外で探すと、おおよそ以下の方が通っているようです。

  • 30代・40代
  • 会社員などお勤めの方
  • 年収400~500万円以上

 

5.ANA アメリカン・エキスプレスカードならアメックスの特典も見逃せない

アメックスは「T&Eカード」と呼ばれることもあるカード。T&EとはTravel & Entertainmentで、旅行とエンタメに強いという意味です。

ANAアメリカン・エキスプレスカードに入会するなら、アメックスの特典も有効活用したいところですね。

空港ラウンジサービスが利用できる

クレジットカードの特典といえば、空港ラウンジをイメージする方もいるでしょう。ANAアメリカン・エキスプレスカードでは、以下のラウンジを利用することが可能です。

空港名 ラウンジ名
新千歳空港 スーパーラウンジ
函館空港 ビジネスラウンジA Spring
青森空港 エアポートラウンジ
秋田空港 ロイヤルスカイ
仙台空港 ビジネスラウンジ
羽田空港 第1ターミナル・エアポートラウンジ(3カ所)
第2ターミナル・エアポートラウンジ(3カ所)
成田空港 IASS EXECUTIVE LOUNGE 1
IASS EXECUTIVE LOUNGE 2
新潟空港 エアリウムラウンジ
富山空港 ラウンジらいちょう
中部国際空港 プレミアムラウンジ セントレア
小松空港 スカイラウンジ白山
大阪国際空港 ラウンジオーサカ
関西国際空港 比叡・六甲・アネックス六甲・金剛
神戸空港 ラウンジ神戸
岡山空港 ラウンジマスカット
広島空港 ビジネスラウンジ もみじ
米子空港 ラウンジDAISEN
山口宇部空港 きらら
高松空港 ラウンジ 讃岐
松山空港 ビジネスラウンジ スカイラウンジ
徳島空港 エアポートラウンジ ヴォルティス
北九州空港 ラウンジひまわり
福岡空港 くつろぎのラウンジ TIME
長崎空港 ビジネスラウンジ アザレア
大分空港 ラウンジくにさき
熊本空港 ラウンジ ASO
鹿児島空港 スカイラウンジ 菜の花
那覇空港 ラウンジ華~hana~
ダニエル・K・イノウエ 国際空港(ハワイ) IASS EXECUTIVE LOUNGE
仁川国際空港 MATINA

国内に関しては、全国の主要な空港を網羅していることがわかります。どの地域にお住まいの方でも、空港ラウンジを利用しやすいでしょう。

海外は、ハワイと韓国にある2カ所のラウンジを利用可能です。

帰り道が楽々!手荷物無料宅配サービス

旅行から帰ってくるときにぜひ活用したいのが、手荷物無料宅配サービスです。空港から自宅まで、スーツケースなどの手荷物を1個無料で宅配してもらえます

帰り道に手荷物無料宅配を利用すれば、家まで重いスーツケースを引きずらなくて済みます。旅行からの帰り道は身体も疲れているため、負担がグッと軽くなりますね。

ANAアメリカン・エキスプレスカードの手荷物無料宅配サービスは、成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港で利用できます。

また他のアメックスカードには自宅から空港までの配送に対応しているカードもありますが、ANAアメリカン・エキスプレスカードの場合は空港から自宅への配送のみですので注意しましょう。

ショッピングプロテクションで破損・盗難をカバー

アメックスは「プロテクション」という補償サービスがいくつかあり、こちらはその1つ。壊れやすい商品や高額の商品を購入した時は、破損や盗難が心配という方もいるでしょう。

ANAアメリカン・エキスプレスカードで購入した商品が破損・盗難にあった場合、年間200万円までを補償してもらえます。

対象となるのは購入してから90日間です。また免責金額として1事故につき1万円が引かれます。よって例えば5万円の損害のときは、4万円が補償金額です。

ネットショッピングも安心!オンラインプロテクション

もはや当たり前になったネットショッピングですが、カードの不正使用には対策をしておきたいところです。

オンラインプロテクションが適用されると、第三者によるネット上の不正使用と判明した取引について、利用金額を支払わなくて済みます

カードの紛失・盗難などで不正利用が心配という方も安心ですね。

USJでもアメックス会員特典がスタート

USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)において、アメリカン・エキスプレスカード会員だけが受けられる特典をスタート。具体的には、以下5種類のサービスです。

特典名称 概要
ユニバーサルVIPツアー 専属ツアーガイドがパーク内を案内
ロイヤル・スタジオ・パス ・対象アトラクションを通常より短い待ち時間で何度でも利用可能となるパス

・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターの入場確約券つき

ユニバーサル・トラベル パーク公認の予約サイト「ユニバーサル・トラベル」による、会員向け旅行プランの案内
パーティ・プラン 詳細は後日発表
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン貸切ご招待 詳細は後日発表

ロイヤル・スタジオ・パスは、1日10名分までとなっています。USJに行くことになったら、ぜひ申し込んでおくと良いでしょう。

パーティ・プランと貸切ご招待の詳細は発表になっていませんが、限られたメンバーだけが参加できる、楽しいイベントになると予想されます。

他にも旅行や日常で活用できるサービスが満載

この他にも、以下のような特典が用意されています。

  • ニッポンレンタカー・トヨタレンタカー・オリックスレンタカーで5%OFF(国内)
  • ハーツレンタカーで5~20%割引(海外)
  • 成田空港でのパーキング割引
  • ANAビジネスソリューション公開講座の受講料15%OFF

 

6.ANAアメリカン・エキスプレスカードの注意点

こちらのクレジットカードを利用する前におさえておきたいポイントを解説します。

サービス内容はアメックス本家とまったく同じではない

アメックスにはプロパーカードであるアメックス・グリーンカードがあります。プロパーカードとは、他社との提携でない、自社オリジナルで発行しているカードのこと。

ANAアメリカン・エキスプレスカードもアメックスの特典を使えますが、プロパーカードとまったく同じというわけではありません。

例えば海外旅行傷害保険は、アメックス・グリーンは最高5,000万円で、ANAアメリカン・エキスプレスカードの最高3,000万円を上回ります。手荷物無料宅配に関して、アメックス・グリーンなら出発の際にも使えます。

さらにアメックス・グリーンは、プライオリティ・パスのスタンダード会員を無料で入手できます。

このように、よく見るとサービスや特典内容にさまざまな違いがあるため、自分に必要なサービスがどれかを見極めて選ぶことが重要です。

1年に1~2回は旅行に行く方でないと意味がない

アメックスの特典なども見ればお分かりのとおり、全体的に旅行での特典が多い印象です。よってそれほど頻繁ではなくても、年に1回以上は旅行に出かける方でないと、特典を活用できません

空港免税店の割引、空港ラウンジサービス、手荷物無料宅配といったサービスは、旅行に出かけて初めて活用できるサービスです。

コスト面についても年会費が7,000円、ポイント移行コース年会費に加入すると6,000円かかることを踏まえると、旅行に定期的に行く方がもつべきカードといえます。

1年に1回も出かけないけれどANAマイルを貯めたい方は、アメックスとの提携ではない、一般クラスのANAカードを検討してみてはいかがでしょうか。

 

7.ANAアメリカン・エキスプレスカードと他のカードの比較

比較検討されることの多い他のカードについて、違いを解説します。

ANAアメリカンエキスプレス・ゴールドカードとの比較

こちらのカードには、上級カードとして、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードがあります。

比較項目 ANAアメリカン・エキスプレスカード ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
年会費(税別) 7,000円 31,000円
ポイント還元率 1.0% 1.0%
ポイント有効期限 3年間 無期限
ANAマイル交換手数料(税別) 年間6,000円 無料
入会ボーナスマイル 1,000マイル 2,000マイル
継続ボーナスマイル 1,000マイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル フライトマイルの10% フライトマイルの25%
海外旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯) 最高5,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯) 最高5,000万円(利用付帯)

ゴールドカードだけあり、全体的にレベルアップした内容となっています。特に注目すべきなのは、ポイントが無期限であること、マイル交換手数料がかからないことです。

さらに搭乗ボーナスマイルが25%にアップするため、長距離路線に搭乗する方ほどより多くのマイルがもらえます。

年会費は30,000円以上と高額になりますが、国際線に搭乗する機会の多い方なら、ゴールドカードがおすすめです。

通常のANAカード(一般ランク)との比較

ANAカード・一般には、国際ブランド別に複数のカードがあります。ここでは代表的なカードとして、ANA VISAカードをピックアップして比較してみましょう。

比較項目 ANAアメリカン・エキスプレスカード ANA VISAカード
年会費(税別) 7,000円 初年度:無料

2年目以降:2,000円

ポイント還元率 1.0% 1.0%
ポイント有効期限 3年間 3年間
ANAマイル交換手数料(税別) 年間6,000円 年間6,000円
入会ボーナスマイル 1,000マイル 1,000マイル
継続ボーナスマイル 1,000マイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル フライトマイルの10% フライトマイルの10%
海外旅行傷害保険 最高3,000万円(利用付帯) 最高1,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯) なし

マイル関連は特に違いはありませんので、マイルの貯まりやすさは同様です。ANA VISAカードは年会費が安いことも影響してか、旅行傷害保険は海外のみで、最高1,000万円にとどまります。

その他の大きな違いは、先ほど解説したアメックスならではの特典でしょう。空港ラウンジ・手荷物無料宅配など、旅行で便利なサービスを利用したいなら、ANAアメリカン・エキスプレスカードがおすすめです。

一方で、旅行は年に1回も行かない方、アメックス独自の特典をそれほど必要としない方なら、ANA VISAカードで充分でしょう。

 

8.ANA アメリカン・エキスプレスカードのまとめ

ANAとアメックスの提携カードであり、旅行関連の特典が充実しているクレジットカードです。一般カードとしては年会費が若干高めですが、アメックス独自の特典が利用できることが大きな特徴です。

その一方でANAカードとしての機能もあり、マイルをしっかり貯めることもできます。ショッピングで地道にマイルを貯めるのにも向いているでしょう。

旅行は頻繁でなくても、年に数回くらいは行くという方におすすめです。便利なサービスを活用して、楽しく快適な旅行を実現してみてくださいね。