運用という業務をはじめて、4ヶ月目に入りかかった時にあることがありました。これをきっかけに私は、自分自身を守る行動にでました。そしてそのことを会社に報告をしたのですが、会社もなかなか行動に出てくれませんでした。
こうして私は、ある決心をするに至ったのです。

決別を決めたある事件とは

ある時、クライアントから問い合わせがあって調査をしていました。そしてある程度の調査が終わって、先輩に報告しました。するとその先輩から「設定がちゃんと反映されるのか、調べたのか?」というのです。
設定変更まではしていないので「この設定を変更すれば問題ないと思う」ことを伝えたところ、「それは確認したことにならない」と言われてしまったのです。
そこで、先輩立ち会いのもと、設定変更作業を実施しました。変更が確認できたので元に戻したのですが、設定を変更してからすぐに戻したことが異常操作と判断されてしまったために警報が出てしまったのです。

それから、統括リーダーや管理者がやってきて、そのアラートの原因を追及し始めました。私は先輩に命じられて設定変更を実施したことを報告しました。ですが、それは無視されて、私だけが別室に呼ばれ、根掘り葉掘り聞かれました。まるで尋問の用でした。

  • 何処まで作業をして先輩に報告したこと
  • そのことに先輩から足りないといわれたこと
  • 先輩の立ち会いのもとで設定作業を実施したこと
  • 設定を戻す作業をしたこと

を話しました。

でも、統括リーダーには、独断でやったことではなく先輩に言われた通り作業を実施したにもかかわらず、「先輩に言われたからといって設定変更作業をするのか?」と注意されたのです。

その後、深夜3時まで掛かって、報告書を仕上げました。管理者の方と2人だけになったので、統括リーダーのあたりがきついことも話しました。それ以来、管理者の接し方は少し変わりました。それが少しでも救いだったのですが、この件以降、自分の身を守ることしか考えられませんでした。理由をつけて出勤をしませんでした。

その時に私は、精神科に行き診断書を作成してもらい、その統括リーダーをパワハラで訴える予定でした。それまで受けてきたことは、いつ何時に何をされたかという細かくメモを作成していたのです。そして、自社の営業にも話をしました。

すると、今度そっちに行くから、ちょっと待って欲しいというのです。そして、それまでちゃんと出勤して欲しいとも言われたので、嫌みや文句を言われながらも出勤して業務をおこなっていました。そして、営業との話し合いの日にいろいろ話をしましたが、先方からクレームが出ているというのです。

ちゃんと仕事をしてくれないとか、明らかに反抗的な態度を取るなど、ありもしないことを伝えてきてパワハラを隠すために話していたのだと思います。

そう言われたあとに、こちらも散々な目に遭ったことを話しました。

昼休み時間に席を立ち上がったら「どこに行くの?」から始まって、歯科医に通うので定時で上がらせてもらうことを前々からいっていたのに「歯なんてそんなに痛くないだろう」などのここだけでは書ききれないことがありました。こうした数々のことを話したところ、営業からは「でもね。ある程度のお金をもらっているからさ、それは我慢してよ」というのです。

確かに売り上げは大事だと思いますが、仕事をする以上、おかしな態度についてはしかるべきクレームを入れるのが営業の仕事ではないでしょうか。

社員を守らないのなら、やはり自分から身を守るしかないと思いました。こうして私は、ある決心をしたのです。

 

退職して新天地へ

転職活動はしていませんでしたが、SESの会社を運営している知り合いににいろいろ相談をしていました。今置かれている環境のひどさに、仕事を斡旋するから辞めてこっちにおいでというのです。

その時は保留にしてもらいました。まだ、かすかな期待を持っていたからです。

その後、営業の態度を会社に注意したところ、いい加減にしろと私が怒られました。まったく理解できません。役職者から「与えられた仕事をすればいい」と言われたのです。

退職後に仲のよい人事部の人に聞いたところ、当時、会社は初の赤字決算を迎えるか迎えないかの瀬戸際だったらしく、営業も役職者も躍起になっていたそうです。

でも、そんなことは知ったことではありません。ちゃんと接してもらえないような現場で、ちゃんとした仕事をこなすのは無理でした。営業との話し合いから数日たっても、何も連絡がないので、私はもうここには必要のない人間だと感じ、退職を決断しました。

こんな非常識な会社に対して、礼儀を尽くす必要はないと考えていましたから、本来やってはいけない内容証明をつけて退職届を郵送するという行為に出たのです。まともに相手にしてくれないような会社なら、適当にやっても問題はないと考えたのです。営業や守ってくれなかった連中の顔を見るのも嫌でした。
また、万が一、引き留められても嫌だと思ったのもありました。

そして、非常識な形で退職届を出し、現場にも今月末で会社を辞めると報告しました。

統括リーダーからは引き継ぎ資料を作成するように言われたのですが、一切無視です。適当にメモ帳で手順を書いて、資料の場所を貼り付けたレベルの資料を2~3つ作成して、最終日に提出しました。

ちょっと見た統括リーダーも全然足りていないから作り直しといっていましたが、習ったことはこれだけだと言い張りました。こうして大食する日も遅くまで残らされてしまい、帰宅したのが深夜2時を回っていたのです。

こちらも非常識な対応をした時点でこうなることは重々承知でやりました。ここに書いたような辞め方をしてはダメですよ。

ただ、貸与されていたICカードなどの返却をしていません。そのことについて、翌日辞めた会社の営業からよそよそしく連絡がありました。

こちらもその営業の態度が気に入らなかったので、「引き継ぎ資料について聞かれたことはフォルダ内が全部で、教えてもらったことは一切ない。だから引き継げることも何もない」と伝えました。そして、ICカードについては、持ってきて欲しいというので郵送するとだけいって電話切ってしまいました。

もう声も聞きたくなかったのと、面倒なことを言い出したので電話を切ったのです。

それから何度か連絡があったので、電話に出た時に「常識のない会社へは、非常識に徹するだけです」といって、また電話を切ってしまいました。それから別の営業から連絡がきたので、話を聞き、ICカードなどは待ち合わせをして返却したのでした。

これで、いろいろありましたが長かった会社との関係はすべて終了となったのでした。

 

それから……

私はその知り合いの会社を通してフリーランスとしてSE活動をすることにしました。

今までの経験と年齢からするとなかなか職種が狭まってしまうのですが、長年のヘルプデスクの経験が買われ、大手企業に常駐する形で業務を行えるようになりました。

面談の席では「どんなことがやりたいのか?」と聞かれたのですが、サーバーの構築が主になりますが、与えられた仕事なら何でもやることを伝えていました。例えヘルプデスク業務に戻るようなことがあっても、私はやり遂げる自信があるからです。

今でも、SEとしていろいろな業務を日々こなしています。今は仮想環境にサーバーを構築や運用しているサーバーを安定稼働させる業務です。最初にやりたいと思っていたこととちょっと離れているように見えますが、近い未来につながるのかもしれません。だから、今、与えられた業務をしっかりとこなすことが求められている責務だと思います。

 

ようやくたどり着いた仕事

長い時間をかけて突き進んできた各業務、いろいろなことがありました。

楽しかったり大変だったり、嫌なことや嬉しいこともたくさんありました。どれも共通していえることは、仕事に対して常に「好奇心」を持って追求し続けることなのかもしれません。

そして、これから先も新しい技術やOSなどいろいろなものが出てくると思いますが、それに対しても好奇心を持って接することができるかできるかがIT業界で活躍できるかに関わってくるのではないでしょうか。

もう1つ、資格やスキルを身に付けることに惜しまないことです。資格は自分自身の価値を上げるための手段で、セミナーや勉強会に参加できる機会があれば積極的に参加するようにしましょう。

さらに、この業界の特徴でもあるのですが、できない人間を馬鹿にする傾向があります。確かに実力主義の世界なのかもしれませんが、そんなことをしても最後に自分に返ってくることになります。

会社を辞めたあと、転職エージェント経由で転職することも考えましたが仕事も複数のことをいくつもやってみたいと思ったので、フリーランスになることを決意しました。

会社員とは違い起業から納税、確定申告など手間がかかることが増えていますが、常駐させてもらっている企業からの評価で毎月もらえる金額が増えていく可能性が高く、最初は低くてきつい生活であってもがむしゃらに頑張れば、正当評価され収入が増えることになります。

 

そして自分が目指す最終目標となるエンジニアを目指していきましょう。私は最終目標となる山の登山中で、まだまだ6合目ぐらいにしか立っていないと思っています。残りの4合分を、立ち止まることなく突き進んでいきます。

また、嫌なことがあったら技術的な相談ができる人を、1人以上作っておきましょう。そうすると本当に困った時に技術的な相談をすることで回答は得られないとしても、ヒントはもらえるかもしれません。そのヒントを元に解決することもあるでしょう。インターネットで使えるものを使い倒すという方法もあります。

こうして結果を出していけば、しっかり業務を行う人だと評価されていくことでしょう。こうして自分を磨いて最終目標となる、設計や要件定義ができる上級エンジニアを目指し頑張っていきたいと思います。