経験者50人にアンケート:転職活動をしていることや悩みを相談していい相手とは?友人や職場に言うべき?

この記事は、とくに転職活動中、誰にも転職のことを話さずに1人で抱え込み、悩んでいる方に読んでいただきたいなと思います。

職場での公言の可否、転職のことを相談すべき相手、避けるべき相手にも言及しています。

転職活動をしていることを公言するべき?しないべき?

転職活動をしていることを公言すべきか?公言しないべきか?

非常に悩むところです。

それは、どちらにもメリットがあると思えるからです。

公言しておくメリット

  • 友人や知人から好条件の転職先を紹介してもらえる場合がある
  • 今働いている職場でウソをつかずに堂々と有給を取って面接に行ける

公言しないメリット

  • 友人や知人に余計な心配をかけなくても済む
  • 今働いている職場の同僚や上司から冷たくされることもない

などが考えられます。

メリットがあれば、デメリットもかならずあります。

公言してしまったデメリット

  • 今、働いている職場の上司や同僚の態度が冷たくなった
  • これまで自分が大事に温めてきたプロジェクトを早々と後輩に引き継がされた

公言しなかったデメリット

  • 働いている職場の上司や同僚の態度が冷たくなった
  • これまで自分が大事に温めてきたプロジェクトを早々と後輩に引き継がされた

なかには、

  • 転職エージェントの人と会うところを見られないかな…
  • 面接に行く途中で同僚とバッタリ会うことはないかな…

など、なかなか起こりえないシチュエーションを想像して不安になったりストレスを溜め込んでしまったりする方もいるのでは?

と思います。

実際に、こういったことがあるの?

と疑問に思われる方もいるのかもしれませんが、やはり、そうならないよう、細心の注意を払いたいものです。

そんな私も、公言することのデメリットを考え、職場の人には言わずに黙って転職活動をしていた1人です。

しかし、周囲に黙っての転職活動は精神的にかなりきついなと痛感していたのです。今では「いい思い出」でもあるのですが、当時は…

 

ところで、これまで転職サイトなどを用いて実際に転職活動を行ってきた方たちは、転職活動中、どのようにしていたのか気になるところではないでしょうか?

そこで、今回、2017年6月12日から数日間、転職活動をしたことがある方50人にLancersでアンケートを実施してみました。

 

50人に実施したアンケート結果の概要

アンケート実施要綱

転職活動時に活動していることを公言していたかどうかをヒアリング

  • アンケート実施時期:2017年6月
  • アンケート実施方法:ランサーズにて募集
  • アンケート回答者:50人

回答者の属性内訳

  • 男女区分:男性24人、女性26人
  • 年代区分:20代10人、30代23人、40代15人、50代2人
  • 転職回数:1回19人、2回14人、3回10人、4回5人、5回1人、6回1人

回答状況

  • 会社・取引先以外のコミュニティで公言(相談)していた…24人
  • 会社・取引先含め公言(相談)していた…9人
  • 公言していなかった…17人

予想通りの結果だといえるのかもしれませんが、半数に近い方が会社・取引先以外のコミュニティで公言(相談)していたという結果になりました。

意外にも会社・取引先含め公言(相談)していた方も9人いました。

 

転職活動中であることを話した理由と失敗した事例

まず、9人の方がどうして転職活動中であることを公言していたのか? その理由について抜粋してクローズアップしてみます。

初めての転職のため、退職処理にかかる時間など、必要な手順を把握しておきたかった(22才男性、デザイナー)

辞める会社や転職先に迷惑をかけないため、自分のためにそうされたということのようですね。

自分の場合、コソコソ活動するのがイヤだった(29才男性、IT系)

性格的にイヤだった、その気持ちはわかるのですが、実行されたのはスゴイことだと思います。

結婚による引越しでの退職、転職だった(39才女性、元物流)

遠距離恋愛の成就、彼氏さんの転勤がきっかけのご結婚であれば、ある意味「寿」退社と同じようなものですね。

会社が業務縮小するということで会社から転職することをすすめられた(41才女性、元Webデザイナー)

いきなり、リストラを敢行されたり、民事再生法適用のニュースを観て会社の窮状を知らされたりするよりかは大分、マシな感じです。

本当は人間関係が原因でしたが転職をするから辞めるというかたちにしたかった(47才男性、現在SOHO)

このマインドは見習いたいものです。人間関係の悪化? で転職活動を決意する方も多いはずですから。怒りを転職活動のエネルギー源に変えられたのかもしれません。

今、人間関係などで悩まれている方は、こちらの記事も参考にされてみられてください。

上司・先輩・同僚に潰されない!職場いじめ・嫌がらせに屈しない社会人になる4つの方法!

2017.06.05

公言しておけば、友人・知人の縁で転職先が見つかるかもと考えた(31才男性、元エンジニア)

前述しているとおり、公言する大きなメリットの1つが、友人・知人から仕事の話が舞い込んでくる場合があるかもしれないことです。

  • 一緒に働かない?
  • 親父の会社が人を探してるんだけど…
  • そういえば、あの会社が求人を出してたよ。知ってる?

など、内容はさまざまですが、思わぬ副産物的な情報を得られることも大いにあり得ます。

 

次に、公言したばかりに失敗したエピソードを紹介してみたいと思います。

周囲から「あいつはやめる」「やる気がない」「転職できていいな」と言われるようになった。居心地がわるく、上司からも皮肉を言われた(22才男性、デザイナー)

これがいちばんコワいことかもしれません。せっかく、うまくいっていた人間関係にも亀裂が入りかねませんので、とくにチームプレイで動く職場や、あってはならないことですが、誰かをターゲットにして陰口を言ったり、足を引っ張ったりする職場であれば、公言することはやめておいたほうがいいでしょう。

転職することを理由に、会社の都合のいいように退職時期や手当などを勝手に決められた(29才男性、IT系)

 

詳しくはわかりませんが「常識がどうのこうの」などと言われたようで、退職時期や手当を会社の思うとおりに(彼にとっては不利に)持って行かれたようです。

労働条件の話し合いでは、できるかぎり返事は保留とし、納得のいかないことは労働局や労働基準監督署に相談することをオススメします。

転職することを伝えたことで逆に、そこが本当に最高の会社だったとわかった悲しいエピソードもいただきました。

自分が仕事を辞めるということを知った会社の先輩たちが気を遣ってくれるようになり申し訳なかった。上司から何度も聴取された(28才男性、元工場勤務)

もしかすると普段そっけなく感じていた先輩や上司はひそかに「あいつは頑張っているな」「よく働くな」と評価してくれていたのかもしれませんね。いい会社だとわかったのに、転職をすると言い出した以上、引くに引けないのが悲しいですね。

公言した方の回答には「後悔」の声が多かった。そんな感じがします。やはり、職場にて転職活動を公言するのは極力やめておいたほうがよさそうです。

 

しかし、公言することで円満退社できた方もいました。

転職することを半年前に伝えたことで、後任への引き継ぎが公然とでき、ゆっくりと進められたことがよかったです。結果、円満退社でした(41才女性、元医療事務)

勤めていた病院が常に人手不足だったようで、辞める前に後任者を雇ってもらい引き継ぎができるよう、お願いしたとのこと。普段から自分のことを大切にしてくれている会社になら、きちんと誠意をもって話して後任が決まってから辞めるのもアリかもしれません。

 

話は戻りますが、公言しなかった方からは、以下のような声が聞かれました。

  • 周りから「あの人やめる」などの噂を流されなかったのでよかった(31才女性、コミュニケーション講師)
  • 引き留められたり変にたくさん仕事を入れられたりすることがなかった(28才女性、人事)
  • 会社の待遇が変わらなかったのはよかった。待遇を変えられ退社を促されるより仕事をしやすいと感じた(30才男性、元金融関連)

といった声が聞かれました。

しかし、公言しなかったと回答した方でも、きちんと家族や仲のよい友人には相談をしていたようです。

そこで、ここからは転職することを会社・取引先以外のコミュニティで公言(相談)していた方の成功体験について見ていきたいと思います。

 

転職することを相談していた人は誰に相談していたのか?うまくいった事例も

誰に相談をしていたのか?

50人の方が相談した相手

  • 家族、両親、母親、兄弟
  • 当時のパートナー、彼氏、恋人
  • 友達、友人、先輩、大学時代の先輩、親友の同級生、他業種の友人、同僚の年上の先輩
  • 同僚(2人だけ)、同じ会社の同期で同じく転職活動をしていた人、元同僚
  • 同じようなことを考えている人が集まる掲示板
  • ハローワークの職員
  • 両親の仕事の知り合い

家族、恋人、友人、ごく親しい同僚のほか、インターネット上の掲示板という回答もありました。

 

転職のことを周囲に話したことで成功したエピソード

転職することを会社・取引先以外のコミュニティで話してみてよかったというエピソードをご紹介します。

転職することのメリットやデメリットはネットに載っていますが、業界事情などはわからず相談しました(39才女性、設計)

実体験を聞きたかったから同じ業界で転職した大学時代の先輩に相談したそうです。ここでは詳しくお伝えしないのですが、現職と前職を比較してみると、彼女は同業界内でステップアップ的な転職を果たされたようです。

業界事情については、当サイトの業界研究カテゴリでも情報提供していますので参考にしていただけるとうれしいです。

 

周囲の人に私が転職をしようと思っていることが伝わったおかげで、実際に転職するときの引き継ぎがスムーズに。周りの人も応援してくれました(29才女性、医療事務)

同僚の年上の先輩に話したという彼女、急に辞めるのはどうかと思ったそうです。先輩をうまく利用したような感じもするのですが(笑)

そんな彼女も、一部の人に意地悪を言われ、根ほり葉ほり聞かれ、イヤな気持ちになったそうです。

 

転職活動中であることを伝えるのは最低限どの範囲まで?私の体験談

私の体験談ですが、相談できる人がそばにいると精神的にかなりラクになります。

そのため、私は家族や恋人にだけは転職のことを報告していました。

また、これが非常に大切なことなのですが、

  • どうして今の職場を辞めたいのか?
  • 転職したらどのように変わるのか?

を納得してもらえるように説明していました。

 

そうすることで最終的には応援をしてもらい、長期間の転職活動にも耐えることができました。

「転職をしようと思う」とはじめてカミングアウトしたときは、親心で心配されたり、苦言を呈されたりしますし、恋人からも「辛抱したら?」と言われたりするものです。

乗り越えるべきなのはカミングアウトのときだけで、そのあとは支えてくれるはずですので、家族や恋人にだけは、最低限、話しておいたほうがいいと私は考えます。

ただし、恋人が同じ職場だったり、会社の関係先だったりする場合など、いわゆる職場恋愛中の方は、たとえ、恋人とはいえ話さないほうがいいのかもしれません(もちろん、お互いのためにです)。

 

ここで、家族に相談した方の成功体験エピソードをご紹介しておきます。

「仕事がきつい・合わないなら辞めていいよ」と言われ、体が軽くなりました。必要以上に心配させたくなく、その後、比較的早く転職先を決めました(33才男性、製造)

家族に話したあと、それ以上、心配かけまいと頑張られたようですね。

家族は何があっても基本的には味方になってくれるはずです。今、1人で悩んでいる方は家族に相談することで精神的にラクになります。

応援してくれていると思えることで転職へのモチベーションも上がりますので、この記事を読まれたらスグに家族に相談してほしいです。

 

家族に相談したことで自分の気持ちを整理することができました。職場の人に相談しなかったので最後まで職場の人に気を使わず働けました(42才女性、看護師)

やはり、看護師はチームプレイですから、公言して人間関係が変化し、変に気を使うようになるのは避けたいところですね。

なによりも患者さん優先ですから、看護師の転職は思ったよりも大変なのかもしれません。

 

まとめ 転職の相談は家族・恋人・信頼できる友人に

一部、例外もあるのですが、基本的に公言すべき相手というのは、家族・恋人・会社や取引先とはまったく関係のない友人・先輩などにかぎっておいたほうがよさそうです。

最後に、私の言いたかったことを、偶然にも凝縮してまとめていただいたかのような回答をご紹介いたします。

 

親や本当に信頼できる友達にだけ公言したほうがいいと思います。今の仕事と両立しながら転職活動をするのは、精神的にも体力的にもエネルギーを必要とします。健康管理に気をつけることが大切です(58才女性、元信販会社)

社会に長くいて、社会を知り尽くしたベテランの方による含蓄のある言葉です。さらに、次のようなアドバイスもいただきました。

 

公言する相手の選び方には注意すべき

転職相談をしていた相手が、こともあろうか周囲にそのことを言いふらしていたようで、いつの間にか「職を転々とする人」というレッテルを貼られてしまっていたそうです。

家族や恋人ならそんな心配もありませんが、友人・知人レベルであれば、その点、注意が必要かもしれません。

やはり信頼できる方にかぎります。

 

他人のことをよく話す人は自分のこともネタにしている可能性が

周囲に、他人のことをおもしろおかしくネタにして大勢の前で話す人はいないでしょうか?

そういう人はまちがいなく自分のいないところで、他人に自分について、あることないことを話している可能性があります。

そのような人への転職相談は、ぜひとも避けてほしいと思います。

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