転職がうまくいかない、疲れた、辛い人が陥りがちな5つの原因と対処法

転職活動を進めていると「うまくいかない」「疲れた」「辛い」と感じられると思います。

サイト管理人の私も転職経験がありますが、活動中は同様の経験しましたし、現在も多くの方がそう感じておられます。

ただ、うまくいかないことは一時期の話であり、活動を続けていれば必ずうまくいきます。

無理をする必要はありませんので、一息ついて頂き、ペースを落としたり、タイミングを少し改めてから挑戦して頂くこともひとつの方法です。

ただ、一息ついて頂く間にもやっておくと良いことがあります。

それは、転職がうまくいかない5つの原因におちいっていないか確認し、対策を行うことです。

これを行っておくと、休憩後の転職活動がきっと捗りますので、ぜひ挑戦して頂けますと幸いです。

転職がうまくいかない人が陥りがちな5つの原因

今回は、人事部で働くSさんに人事担当者の目線で、転職がうまくいかない理由は何かを教えていただきました。

Sさんによると、転職がうまくいかない人には以下のようなパターンに陥っていることが多いそうです。

転職がうまくいかない人が陥りがちな5つの原因

  1. 面接で言葉のキャッチボールができていない
  2. 汎用スキルのアピールが足りない
  3. 面接を受けた企業数が少ない
  4. 年収にこだわりすぎている
  5. 退職理由に人間関係を挙げてしまう

それでは、これら5つの詳しい内容と、対処法を見ていきましょう。

 

対策1:面接で言葉のキャッチボールができているかどうかを振り返る

そもそも言葉のキャッチボールとは何か?

「言葉のキャッチボールがうまくできていない」とは、どのような状況なのでしょうか。

私は一時期、メンタルヘルス・マネジメント検定試験に一般知識として興味を持ち、大阪商工会議所が発行している公式テキストを読んでいました。

同書にコミュニケーションにおいて重要なスキルの説明がありましたが、これが言葉のキャッチボールに当てはまると感じました。

言葉のキャッチボール

「送り手が自分のメッセージを的確に発信する」

「受け手が相手のメッセージを正確に受信する」

メッセージを正確/的確に受発信するのはカンタンなことではありません。

では、正確/的確に受発信できるようになるためには、どうすれば良いのでしょうか?

正確に受信するためには「傾聴」が役に立つ

面接の場合は、面接官が第1球を投げますので、順序としては受信→発信となります。

面接官の言葉を正確に受信するために「傾聴」という考えが役に立ちます

傾聴

相手を理解することで、話し手が自分自身に対する理解を深め、建設的な行動がとれるようにする。

具体的には次の3つの行動を心がける。

  1. 言葉以外の行動に注意を向け、理解する(姿勢、しぐさ、表情、声の調子など)。
  2. 言葉によるメッセージに最後まで耳を傾け、理解する。
  3. 言葉の背後にある感情も受け止め、共感を示す。

参考:コトバンク(ナビゲート ビジネス基本用語集)

最初の受信時に「面接官の言葉を耳と目と心で聞く」ことを心がけます。

的確に発信するには「考えを書き出しておく」ことが有効

面接官からの質問に対し的確に発信するためは用意なしでは難しいです。

そこで「想定問答をあらかじめ自分の言葉でノートにしたためインプットしておく」ことで対応します。本番に弱い/緊張する方は入念にパターンを用意しておいた方がいいでしょう。

ブレないマインド・確固たる信念を構築しておけば、自然と発信ができますが、これは余程の人でないと難しいため、やはり準備しておくことが良いと思います。

質問をしっかりと聞いているか、理解できているかを面接官はよく見ていますので、精確に受発信できるよう準備したいものです。

対策2:汎用スキルの意味を理解し面接でしっかりとアピールする

スキルと聞くと、ライバルに差をつけるような資格や特技を思い浮かべますが、どの会社に入っても通用するような汎用的なスキルも重要です。

もしかすると、汎用スキルをしっかりとアピールできていないため転職活動がうまくいっていないのかもしれません

汎用スキルとは?

ある会社にとっては必要なスキルであっても、他社では不要な場合があります。

(例)

営業職BtoB取引がメインのA社には、法人ルート営業の経験は専門スキルとして大歓迎されますが、BtoCで個人の新規顧客を開拓していかなければならないB社には「法人ルート営業を5年やってました」と伝えても人事担当者には響かない。

そこで、幅広くアピールするために必要となってくるものが「汎用スキル」です。

専門スキルで勝負できなくても、汎用スキルで自分自身を売り込む戦略を立てれば、評価は高くなります。

汎用スキルをアピールし、B社の面接官に「法人ルート営業の経験しかないけど、ウチでも大丈夫だろう。結果を出すことが期待できる」と思わせます。

そう思わせることができるのが「汎用スキル」です。

しかし、汎用スキルとはどのようなスキルを指すのでしょうか?

 

汎用スキルの具体的な6つの内容

厚生労働省の資料や人事部Sさんの解説によると、汎用スキルは以下のような6つのものを指します。

(業種や職種が変わっても持ち運び可能な能力であることから「ポータブルスキル」とも呼ばれます。)

汎用スキル

どのような仕事でも3つの共通する概念と、人と協力して仕事を完結させる3つの対応力。これら6つの能力を指す。

  1. 現状を把握し課題を設定できる
  2. 計画を立てられる
  3. 役割を理解しスケジュールを管理、状況に合わせて課題解決に向け実行できる
  4. 従う必要のある経営者や上司から発せられた指示へ対応できる(社内対応力)
  5. 顧客や取引先と関係を継続させ信頼関係を構築できる(社外対応)
  6. 部下を適切に評価・指導できる(マネジメント)

これらの経験、もしくは必要に応じて対応できるかを面接官に語らなければいけません。

これらの話は採用面接で表現は変わっても必ずと言ってよいほど聞かれます。

逆に、上記6項目の内容について、自分の経験や考え整理し話せるようにするだけで、ほとんどの面接は乗り切れますので、絶対にやっておきましょう。

 

対策3:面接を受けた企業の数が少ない方は絞り過ぎずに場数を踏む

多数の求人に応募するのも考えものですが、絞りすぎると悪循環に陥ることがあります。

転職活動をしていた頃、自分が「これだ」と思った数社に絞って受けたところアッサリと全て落ちたことがあります。

入りたいと思い厳選した会社だったので、全滅したことで「終わった…」と落胆し、そこで病んでしまいました。

いきなり本命だけを受けると私のようにいきなり手詰まりになることがあります。

面接において最初はうまく面接官の質問に答えられなかったとしても、想定問答を丸暗記し、場数を踏むと自然と慣れて対応できるようになります。

自分のこだわりで受ける会社を絞り過ぎると場数が踏めなくなるので、敢えて範囲を広げて受ける会社を増やすことが重要です。

 

対策4:年収のこだわりは強くは出さない

日本企業は、基本的に年功序列の賃金体系を採用し、年齢・職位(ジョブランク)に応じた給与が大体決まっています。

そのため、転職活動の面接で企業の水準から大きく乖離する希望を出すと採用されにくくなります。

(例)40歳の2社の賃金

  • C社:35万円
  • D社:30万円

C社からD社に転職するとなれば、年収は大きくダウンしてしまうことになります。

同年齢の既存社員が30万円の年齢給をもらっているなか、中途入社する社員が35万円の年齢給がほしいと掛け合っても、よほどのことがないかぎり会社は応じないでしょう。

希望に難色を示される場合はあまり年収に拘るのは止めた方が良いでしょう。

ただ、入社後最初の一時金(賞与)などは特別に増やしてもらえる可能性があるので、掛け合ってみてもよいです。実際、私の後輩が同じことを行い、1か月分の賞与を2か月分に引き上げていました。

ただ、こういった交渉はほぼ内定が決まった時点で転職エージェントにやってもらうものですので、初期の面接では持ち掛けない方が良いでしょう。

 

対策5:退職理由に人間関係を挙げると警戒されるため別の理由を述べる

人事担当者Sさんによると「人間関係で行き詰まり、転職したい」と面接時に答えてしまう方が非常に多いそうです。

実際はそうだとしても、退職理由に「人間関係」を挙げるのは避けたほうが無難です。

人間関係を退職理由にすると警戒される理由

  • 自分は上司から嫌がらせをされてきましたが、これまでずっとガマンしてきましたので忍耐力があります
  • あの上司さえいなければ自分の業績はもっとよかったはずです

と、心を開いたつもりで話したとしても「今度はウチの会社のなかの人間関係でつまずいてしまえば、同じような理由で辞められてしまうのでは?」と、人事側は警戒感を強めます。

やや勘ぐり過ぎではありますが、入社後に人間関係で再びつまづいてしまった場合に、

  • ウチの会社は人間関係がとにかく悪い
  • パワハラやモラハラがある
  • 問題が山積み

などと他社に吹聴して再び転職活動を行わないか、面接官は不安に思うようです。

また、人間関係のほか、会社や経営体質に対する批判、自分への待遇に対する不満を転職理由にするのもご法度です。

人間関係がある程度構築できている人からでも、「批判」「不満」「恨み節」などを聞かされては良い気はしません。

初対面でこれから一緒に働こうとする人から、開口一番そのような言葉を聞けば、なおさら良くは思わないでしょう。

悪い印象を抱かれないようにするためにも、前向きな退職理由を伝えるようにしましょう。

ただ「前向きな退職理由」とは、いったいどのようなものを指すのでしょうか?

 

前向きな退職理由の例

転職の本来の目的は、キャリアアップ・スキル向上であるべきですので、そのような理由を述べると良いです。

思いつかない場合は、多少薄くても良いので、夢や希望をもって誰もが応援したくなるような退職理由を挙げても良いでしょう。

  • ○○業界で働くことが長年の夢でした
  • 前の会社で学んだことを次に活かしたいです
  • ○○事業の将来性に惹かれました
  • ○○という商品・サービスに惚れこみました
  • 御社の中途採用求人を見つけ退職を決意しました

もし、転職理由を考えていて、これが前向きなのか後ろ向きなのか判断に迷ったときは、部下や後輩の社員がその転職理由を話しているところを想像してみられてください。

腹立つな! 説教したくなる! おいおい、大丈夫か? と感じたら、面接官もネガティブな転職理由だと思っています。

判定で後ろ向きだとされた退職理由は、消去し、今一度、新しいものを考えていくと良いでしょう。

 

まとめ:改善をしていけばきっと転職はうまくいく!

転職活動がうまくいかないと悩んでいた方は、以下の5点をまずは実践/改善頂ければ。これだけで転職活動の様相は変わってきます。

  1. 正確に、的確に言葉のキャッチボールをする
  2. 汎用スキルを棚卸しする
  3. たくさんの企業と出会う
  4. 年収に無理にこだわらない
  5. 前向きな退職理由を考えて面接官に伝える

最後にお伝えしたいのは、転職活動を諦めずに続けていけば、必ず採用してくれる企業が見つかるということです。

もちろん、支援の手厚い転職エージェントに登録して、5点の克服の訓練を依頼すればよりチャンスは広がります。

転職とキャリアアップでは、空白期間があっても1年かけて転職できたというデータベースを独自調査で取得しました。

詳細は無職期間の転職活動マニュアル、会社を辞めてからどのくらいで転職できている?で、ご確認ください。

転職活動が長引くと不安な気持ちになりますが、必ず成功します。

特に、働きながら転職活動をされている方は空白(無職)期間がない分、経済的にも心理的にも余裕をもって取り組むことができます。くれぐれも妥協せず納得のいく転職を実現してほしいと思います。

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