ブラック企業に負けない転職活動術!長時間労働などで今の仕事を辞めたい方必見

会社の善し悪しをシンプルに表現する言葉のひとつとして、すっかり定着してしまったのが「ブラック企業」です。

サイト管理人の私セイジもパワハラ上司が恫喝しまくるブラックな現場が原因で過去に転職していますが(詳しくは、転職サイトエージェント比較おすすめランキングの記事をご参考下さい)、ブラック企業で身体やメンタルを壊すくらいであれば、転職をしたほうがいいです。

このように、転職を考えている方も多いようです。

ただ、ブラック企業を辞めるときには一筋縄では行かないことも多いようです。辞める意思がある者を何がなんでも辞めさせない、逆に辞める意思がない者を辞めるように仕向ける会社もあると聞きます。

そこで、今回は、ブラック企業の定義、実態まとめ、ブラック企業の指標、ブラック企業についてのアンケート結果、ブラック企業に負けない転職活動術についてまとめてみました

はっきりしていないブラック企業の定義

私は、ブラック企業の定義について、数年前、社会保険労務士の講演で「法律を守っていない会社のこと」だと聞いたことはありますが…

残念ながら、今現在、国や自治体、権威のある組織や団体など、ブラック企業はこうであるというはっきりとした定義的なものは、どこからも公表されていません。

厚生労働省がいわゆるブラック企業のリストを公表するようになりましたが、労働基準関係法令違反に係る公表事案というタイトルで、労働安全衛生法、最低賃金法、労働基準法などに違反したものに限られています。

行政や士業という立場の方は、法的根拠がないと動けないため、そのような対応になってしまうのでしょう。

 

一生懸命働いている私たちからすると、どうしても

  • キャリアや実績・スキルを考慮できない会社
  • 社員を大切にできない会社

 

がブラック企業なのではないかと思えてしまいます。

ブラック企業の定義が曖昧な以上、実態から探るしかありません。

そこで、インターネット上では、どのようなブラック企業のエピソードがあがっているのか? 調べてみました。

 

ブラック企業の実態まとめ

朝8:30に出勤して帰りは終電

朝8時半出勤、夜1時退勤。月1回休みとれればいい方です。

しかもこれは、「終電」のある東京だからこれで済んだので、自家用車で通う地方支店の人たちは、残業500時間とかも普通でした。”

引用元:はてな匿名ダイアリー ブラック企業人がホワイト企業に入って思い知ったこと。

https://anond.hatelabo.jp/20161005140021

終電がストッパーになっていたとしても、この事例はあまりにもひどすぎます。

帰ってスグに就寝しても翌朝早く起きないといけない生活。これでは身体も壊してしまいます。

一方で、終電ではなく始発で帰っていたというエピソードも。

 

終電に乗って、しあわせを実感

“職場に泊まり込んで始発まで仮眠なしで働くことが1年の内の七割程度でした。終電に乗れたらラッキーみたいな 笑

帰宅して2,3時間の睡眠時間を取ってまた出社“

引用元:雨が多い街だね ブラック企業に関して実感をもって書けるのは、ブラック企業で働いた者のみ

http://rakka.hatenablog.jp/entry/black

出社時間はやや遅めの会社だったそうですが、始発で帰っても、2、3時間で起きて、また仕事に行くというのはちょっときついですね。

1年もよく続いたと思います。

 

ブラック企業に大切に扱われていた

“「大切に扱われていた」とは、数字が未達でも物理的に叩かれる&蹴られる&突き飛ばされる、がなかったという意味。ノルマがないから当然、早出して床の雑巾がけをする売上最下位罰ゲームもなし。営業所の数字が悪くても朝7時前の強制早朝出勤は僕だけ免除。先輩たちのように所長から日曜日の急な納品対応を代わりに行かされることもありませんでした。”

引用元:やさぐれメモ 新卒で入社したブラック企業の記憶

http://yasaguredaren.hatenablog.com/entry/2014/09/06/055726

ブログ主の方は大卒という理由で期待を寄せられていたそうで本人曰く会社からは大切にしてもらっていたとのこと。

これらは先輩社員たちが受けていた仕打ちだそうです。

 

週3日徹夜すればいいじゃんw

“とにかく手一杯なので、私がやってもクオリティが下がるだけ、社外の人を使うのでもいいのでは?と言っていたらある一言をいただきました。

徹夜を週3回にすればいいじゃん。若いから大丈夫大丈夫w」でした。

それを聞いた翌朝、私はシャワーを浴びながら泣いていました。”

引用: 歯科衛生士の婿 ブラック企業でボロボロにされて逃げるまでの経緯(前編)

http://nerimar.hatenablog.jp/entry/2016/05/26/131203

得意そうだからという理由で、よくわからない仕事を割り振られたという男性のエピソードです。

スタートがずれ込んだにもかかわらず完了期日はそのまま。しかも営業の見積もりミスで大赤字。人が投入できなかったそうで、そのしわ寄せを1人で受け止めたそうです。

週2回の徹夜を強いられていたときに、新たなる仕事を持ってきた営業の一言がそれだったそうです。営業の人、鬼ですね。

 

エピソードの紹介は以上とします。

ブラック企業なのだから辞めたらいいのでは? と思える仕打ちを受けていても、

  • 甘えているのでは?
  • もっと大変な人がいる

と思い込み、身体やメンタルを壊すまで働く人は多いようです。

 

冒頭でお伝えしていたとおり、ブラック企業の定義は、明確ではありません。

どこからがブラック企業なのかを悩んでいて、転職への第一歩がなかなか踏み出せない方がいるのだとしたら、指標があれば決意しやすいのかもと考えました。

そこで、今回、ブラック企業を辞めたいと悩んでいる方に向け、オリジナルの指標をつくってみました。

 

どこからがブラック企業なのか?オリジナル指標をつくってみた

私の独断と偏見なのですが、我慢できると思える順番で、レベル1から10までランク付けをしてみました。まずは、こちらを確認ください。

レベル1.長時間労働が常態化

レベル2.残業代が支給されない

レベル3.年間休日が法律上最低限の日数

レベル4.わがままなワンマン経営者

(成績ではなく人の好き嫌いで労働条件等が変わるなど)

レベル5.昇給がまったくない

レベル6.いじめ・嫌がらせが常態化(セクハラ・パワハラ・モラハラ)

レベル7.休職者が出たのに冷ややかな対応

レベル8.退職者が出ても平気で人材は使い捨てだと考えている

レベル9.法律を守らない(給与未払い・違法な業務命令など)

レベル10.自殺者が出た

もちろん、

  • 長時間労働はほとんどないけど、いじめ・嫌がらせが常態化している
  • 残業代は支払ってくれるけど昇給はない

など飛び級的な現象が見られる会社も存在します。

最初は、この指標を提示するだけにとどめておこうと考えていたのですが、

世間の方は、どこからがブラック企業だと考えているのか?

も併せてお伝えしておくべきだと感じましたので、インターネット上で100人の方にアンケートも実施してみました。

アンケートの概要

  • アンケート実施サイト:Lancers
  • アンケート実施期間:2017年6月11日~12日
  • アンケート有効回答:100名

質問内容

「どこからがブラック企業だと思いますか? 働いていて我慢ならないと思える事項を選んでください。」

 

どこからがブラック企業なのか?アンケート結果

1位 残業代が支給されない会社がブラック企業

34人の方がレベル2の「残業代が支給されない」を選び、1位という結果になりました。

  • 残業代はしっかりと支給してほしい
  • 残業していても、残業していないことになっているのはブラック企業

 

と、お金も絡んでくることから、シビアに考えている方が多いことがわかりました。

 

2位 長時間労働が常態化している会社がブラック企業

30人の方が、レベル1の「長時間労働が常態化」を選び、長時間労働が当たり前になっている会社がブラック企業だと考えていることがわかりました。

しかし、長時間労働については、これから、働き方改革で確実に減っていくと考えます。

 

3位 わがままなワンマン経営者の会社がブラック企業

10人の方が、レベル4の「わがままなワンマン経営者」を選びました。

  • ブラック企業は人を奴隷と勘違いしてる
  • 突発的に作業を振られると仕事が回らなくなります
  • 雇われの身ですから我慢をしなければならないときもあります

このような意見が寄せられました。

 

4位以下は、次のとおりでした。

  • 4位 レベル6.いじめ・嫌がらせが常態化(セクハラ・パワハラ・モラハラ)…7人
  • 5位 レベル3.年間休日が法律上最低限の日数…5人
  • 6位 レベル8.退職者が出ても平気で人材は使い捨てだと考えている…4人
  • 6位 レベル9.法律を守らない(給与未払い・違法な業務命令など)…4人
  • 8位 レベル5.昇給がまったくない…3人
  • 9位 レベル7.休職者が出たのに冷ややかな対応…2人
  • 10位 レベル10.自殺者が出た…1人

 

ブラック企業に対する考えは人によってさまざまですが、キャリア、スキル、実績、生活などにメリットがないような会社であれば、長居は無用のような気がします。

身体を壊しそう、メンタル不全に陥りそうであれば、「転職活動をしてブラック企業から抜け出すんだ」と強く思うことが重要です。

そんななか、心が折れるようなできごとが起こると、一瞬で身体もメンタルも崩れ去ってしまうおそれがあります。

そうならないよう、今の生活や仕事を維持しつつ、1日も早く転職エージェントを通じて転職活動をスタートさせましょう。

ここからがいよいよ今回の本題となります。それでは「ブラック企業に負けない転職活動術」をお伝えいたします。

 

ブラック企業に負けない転職活動術

ブラック企業に勤めていながら、ブラック企業がここまで悪質化した時代背景、台頭してきた経緯を知っている方はどれだけいるのでしょうか?

とくに、まだ社会人になって間もない方や、とくに20代前半の方はよくわかっていないのではないかと思います。

ブラック企業に負けないように転職活動をするためには、まず、時代背景と経緯を知ることが先決です。

 

ブラック企業台頭の時代背景・悪質化の経緯

ブラック企業を紐解くうえで、失われた10年を語るのは外せません。

バブル経済がはじけたあと、就職氷河期が訪れ、フリーター、派遣や契約社員という非正規雇用が増加したのが、ちょうどその頃です。

バブル全盛期のフリーターは、雇われない生き方を目指す人、自由を謳歌したい人、夢を追いかけている人が敢えて選ぶカッコいい働き方だったといわれています。

 

ところが、フリーターの立場が一変してしまったのが就職氷河期です。

この時期に正社員になれなかった人たちが、生計を立てるためにやむを得ず選ぶようになったのがフリーター、派遣や契約社員の非正規雇用でした。

同時に、リストラによる中高年の離職者も増え、全体的に求人も減り、一旦、非正規になると、職歴としてはカウントされず、ブランク期間が長いとみなされ、再び正社員に就くことがむずかしいといわれるようになったのです。

逆に、非正規雇用の増加は「代わりはいくらでもいる」と正社員として踏ん張っている人たちを脅す強力な兵器となりました。

「何がなんでも正社員」と非正規雇用に脱落することをおそれる人たちの気持ちを逆手にとり、悪質な条件で働かせる企業が増えたのです。

これが、今の社会の負の遺産「ブラック企業」を生み出すことになった時代背景と経緯です。

参考文献

ブラック企業に負けない NPO法人POSSE 今野晴貴 川村遼平著 旬報社

 

ブラック企業に負けるとはどういう意味なのか?

「ブラック企業に負けることなど本当にあるのか?」と思っている方は、負けないと思いますので、そのまま自分を信じて転職活動を行っていけば大丈夫です。

ブラック企業に負けるとは、どういうことかといえば、

  • ブラック企業の酷使に負け身体を壊してしまう
  • ブラック企業の理不尽さに負けメンタルをやられてしまう
  • ブラック企業の戦略に負け転職先が決まらないまま辞めさせられてしまう
  • ブラック企業の説得に負け転職をあきらめてしまう

この4つの状態を指すとしたいです。

 

身体を壊す、またはメンタルをやられると健全な転職活動どころか普通の生活・暮らしまで奪われてしまいます。

ブラック企業の戦略というのは、法律を知らないことをいいことに、適当な理由をつけて強制的に退職届を書かせ解雇予告手当なしで都合よく辞めさせることです。

そうなる前に、今在籍している会社がブラック企業だとわかっているのであれば、中長期計画を立て、転職活動をスタートさせましょう。

 

ブラック企業に負けない転職活動術4つ

1.記録 2.録音

会社の労働基準法違反行為に気づいていれば、どんな些細なことでもいいので日記ノートに記していきましょう。

会社は、一旦、入社した労働者を適当な理由でカンタンにやめさせることはできません。そのため、退職届を強制的に書かせたり、パワハラまがいなことをしたりし、辞めるように仕向けます。

できることならキャリアアップの観点から、ブランク期間はつくりたくないものです。

退職届を書くように迫られた場合やパワハラについては、日記ノートへの記録と録音が証拠となり守ってくれます。

退職届を書くのは拒否し、転職先が決まるまで辞めないという強い意志を貫いてください。

※日記ノートや録音の活用については、こちらでも紹介しています。

上司・先輩・同僚に潰されない!社会人としていじめ・嫌がらせに屈しない3つの方法!

2017.06.05

 

3.発言を真に受けない

あなたが有益な人材であり、手放したくないスキルの持ち主、なんでもいうことを聞く都合のいい人材だとしたら、ブラック企業は、しつこいくらいの説得に出て、あなたを言いくるめて転職をあきらめさせてしまうこともありえます。

常套文句は、

「ほかの会社では通用しない」

「どこに行っても一緒」

「あなたを雇うような会社があるのかな」

です。

これらの心ない言葉には根拠がありません。根拠を示せといえば相手は黙り込むか暴言・横暴な行為に出ることもあるでしょう。

ブラック企業の経営者や管理職がいうことは口から出まかせです。強い意志で「自分は有能」「転職先はきっとある」と信じ転職活動に専念してください。

 

4.1人で抱え込まず誰かに相談を

各都道府県にある厚生労働省の労働局や労働基準監督署の総合労働相談コーナーをはじめ、弁護士、特定社会保険労務士、家族、恋人など、転職活動のことはもちろん、今在籍している会社のブラックぶりを会社関係者ではない信頼できる誰かに打ち明けておきましょう。

転職活動だけでもしんどいのです。ましてやブラック企業に勤めながらの転職はもっとしんどいと思います。1人で抱え込むにはあまりにも大きな荷物なのです。

 

ブラック企業に負けないための相談窓口

厚生労働省 総合労働相談コーナーのご案内

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html

厚生労働省 全国労働基準監督署の所在案内

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/location.html

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