東南アジアにあるマレーシアの通貨は、リンギット(MYR)です。
ビジネスや旅行でマレーシアに渡航する際、最初に行うことは日本円からリンギットに両替すること。

そこで、実際にどの場所で両替するのがレートがよいのか、空港や市内主要地域での両替所のレートをチェックしました。

調査日:2019年7月28日・29日(2日間)
調査場所:クアラルンプール国際空港(第1・第2ターミナル)、KLセントラル(クアラルンプール中央駅)、リトルインディア(空港など交通アクセスに便利な安宿街)、チャイナタウン(観光客が多い場所)、KLCC(ツインタワーのあるクアラルンプールいちばんの観光地&ビジネス街)ブギビンタン(クアラルンプールでいちばんの繁華街)

 

1、 クアラルンプール国際空港の両替レート

クアラルンプール国際空港は、第1ターミナル(KLIA)第2ターミナル(KLIA2)があります。

第1ターミナルはマレーシア航空や外国の航空会社が就航し、第2は、LCCのエアアジアがほぼ専用に使っているターミナルです。しかし、エアアジアの躍進がすさまじく、ターミナル自体が移転完成し新しいこと、ショッピング街も充実していることから、第2ターミナルの方が、活況があります。

そんな第2ターミナルで最初に両替所があるのが、マレーシア入国手続きを済ませて荷物を引き取るところです。これは一般立ち入りができない、マレーシアに入国する人だけが通る場所にあります。

ちなみに日本円からリンギットに両替するときには、左側の「WE BYU」を見ます。この両替所の相場をボードで確認すると、100円が3.40リンギットとなっています。

到着出口を出ると、同じフロアにいくつかの両替所があります。確認すると、到着出口以前にあった両替所と同じレート、いずれも3.40と同じです。

つまり、到着出口に出る前に慌てて両替をする必要がないということがわかります。この相場は到着出口近くも、そして少し離れたところの両替所もみごとに統一されていました

ちなみに1階にある市内やマレーシア各都市に向かうバス乗り場の近くの両替所がこちらですが、やはり同じレートです。確認はできていませんが、何らかの協定が結ばれているようです。

次に出発フロアに上がってみることにしました。

これは到着フロアと比べて出発フロアの方が、両替レートの相場がよい可能性があるからです。理由は簡単で、両替商の立場で考えると、マレーシアに入国する外国人が自国のお金を「両替」する必要があるのは到着フロア。それに対して出発フロアは、同じ両替でも再両替、つまりリンギットから自国のお金に両替をする人が利用することが多いわけです。そのため到着フロアで焦りながら両替をする場所のレートが悪いのではという仮説をたて、ほんとうにそうなのか実際に確認してみました。

出発フロアの両替所の場所は少しわかりにくく、入口から向かって右側の端にありますので、見落とさないようにしましょう。

ここでの相場を確認すると、やはりそうでした。WE BYU 3.55となっています。つまり100円で3.55リンギットに両替してくれますから、到着フロアから出発フロアへ、少し移動するだけで、0.15リンギットも得をするというわけです。これは大きなポイントでしょう。

本来なら空港で両替というのは、市内と比べて相場が悪いのが常道です。しかし特に初めてマレーシアに来た人は、移動のために、空港で少しでも両替をしておきたいでしょう。

市内ではなく、直接マレーシア各都市にバスなどで行くときもリンギットが必要ですから、その時には出発フロアで両替することがベストといえます。

ちなみに出発フロアでは、WE BYUの位置が逆になっています。再両替を意味する「BANK SELL」と逆になっているので注意してください。ちなみに「BANK SELL」は、到着フロアが4.20(100円に戻すのに4.2リンギット必要)なのに対して、出発フロアが4.05です。再両替の時も出発フロアがお得というのがわかります。

次に、第1ターミナルの両替所にも行ってみました。

ちなみに第1と第2ターミナルの移動は、無料のバスが出ています。このターミナル間移動バスは、途中の駐車場で1度乗りかえる必要がありますので、注意してください。所要時間は10分から15分くらいです。

こうして第1ターミナルの相場を見ると次の通りです。最初に出発フロアから調べました。

第1ターミナルは、就航する航空会社の数は多いのに、第2ターミナルに比べて活気が少なめの印象です。しかし、両替所の数はこちらの方が多く、場所もわかりやすいです。

相場を見ると3.5167とあります。向かい合うように2か所ありましたが、どちらも相場は同じです。

これは第2ターミナルの到着フロアよりはよいですが、第2ターミナルの出発フロアよりはよくないことがわかります。

次に第1ターミナルの到着フロアの両替所を見ると3.4704となっていました。

これは第2ターミナルに多数ある両替所よりレートがよいです。

到着フロアと出発フロアを比較してみると、こちらも出国フロアの方が両替のレートがよいので、基本的に空港で両替をするときには、ターミナル無関係に出発フロアで行う方が得ということになります。面倒ですが、空港で両替するときには、到着フロアではなく出発フロアで行いましょう。

ちなみにまとめると次の順位となります。

  1. 第2ターミナルの 出発フロア 100円 → 3.5500リンギット
  2. 第1ターミナルの 出発フロア 100円 → 3.5167リンギット
  3. 第1ターミナルの 到着フロア 100円 → 3.4704リンギット
  4. 第2ターミナルの 到着フロア 100円 → 3.4000リンギット

 

2、 KLセントラルの両替レート

次にクアラルンプール市内の両替レートを紹介します。

最初は、空港から最短時間でアクセスできるKLIAエキスプレスが到着するKLセントラル駅です。
ここはクアラルンプール最大のターミナルで、KLM(マレーシア国鉄)の特急列車や通勤電車、市内交通のMRT、LRT、モノレールと、ありとあらゆる路線が乗り入れています。

そんな大きなターミナルであるKLセントラルで空港から最初に立ち寄るのは、KLIAエキスプレスの到着するフロアでしょう。

空港からKLエキスプレスに乗って、終着駅のセントラルから最初に出て来る場所です。ここで乗り換えたり、駅前のホテルに向かったりすることになります。

その到着フロアから最も近い両替所のレートを最初に見てみました。左側のWe Buyのレートは3.72(実際は1000円のレートなので37.2と表示)とあります。空港で最もレートが良かったKLIA2の出国ゲートが3.55だったことを考えると、0.17も違います。(到着フロアと比べると実に0.32の違い)

予想はしていたとはいえ、空港と市内とではこれほどまでにレートが違うことがわかります。

さて、セントラルにはいくつも両替所があります。到着直ぐよりも離れていた場所にある方が、レートが良いのではということで、ひとつずつ見ると意外な結果が出てきました。

3.5800となっています。 そして別の両替所を見るとやはり同じく3.58です。
これは空港よりもよいというだけで、空港で最もよいところと比べると、差額が0.03しか違わないことになります。

そう考えると、クアラルンプール市内でもセントラル駅は、両替レートがあまりよくないという意味で注意が必要です。空港では統一された相場でしたが、セントラル駅も最初の1ヵ所を除いて統一されていたので、何らかの協定があるような気がします。人が多く集まるスポットで、急いでいる人が多いからレートがあまりよくないのかもしれません。

KLIAエキスプレス到着フロアと比べて立地条件が悪いから、わざとレートを悪くしているのでしょうか? むしろ到着フロアだけが薄利多売で安くなっているとも考えられます。

結果的にKLセントラルにある数ヵ所のうち、3.72がもっともレートがよい意外にも最初の到着フロアがよかったということになります。KLセントラルで両替するには、到着してすぐのところで行ってください。

また、後述しますが、KLセントラルから徒歩圏内にリトルインディア(ブリックフィールズ)がありますから、セントラルではなく、リトルインディアまで出向いて両替するのも手です。それ以外のエリアは、すべて市内交通を利用しないといけませんので、そこに行くためには、多少なりともリンギットが必要です。

あと、初めての人というより渡航経験がある人向けの情報ですが、空港で両替せずにこのKLセントラル、さらにリトルインディアまでリンギットを持たずに移動することも可能です。KLIAエキスプレスのチケットははクレジットカードで購入できます。

つまり空港で何かの物を現金で買うとかしない限り、現金なしでセントラルまで移動しても影響ありません。
両替レートが、セントラルと空港とではまったく違いますから、空港ではいっさい両替せず、あえてKLセントラルもしくはその先のリトルインディアでいっきに両替した方がお得になるといえます。

まとめると次の通りです

  1. KLIAエクスプレス到着フロアに近い両替所 100円 → 3.72リンギット
  2. KLセントラル内にある複数の両替所    100円 → 3.58リンギット

3、 リトルインディアの両替レート

クアラルンプール中心部のリトルインディアは、ふたつあります。

ひとつは、クアラルンプールのシンボル、ツインタワーの西側、マスジット・ジャメ近くにあるトゥンク・アブドゥル・ラーマン通り。ここは元祖インド人街と言われていますが、現在はマレー系の店舗も増え、繊維市場といった趣きに変わっています。そのため、今はインド人街を期待していくと違和感があるかもしれません。

そしてもう1ヵ所、現在、主にリトルインディアと呼ばれているのがブリックフィールズというところ。

ここはKLセントラルの南西側にあるエリアで、インド料理店、食材店、雑貨店などのインド系の店舗と共に、その利便性のよさから安宿が並んでいます。トランジットなどでこのエリアに宿泊する観光客も少なくないことから、両替店も複数あるのではと仮説をたて、調査をすることにしました。

ブリックフィールズに行くには、まずモノレールのセントラル駅を目指してください。

他の路線と違って、モノレールだけは駅が少し離れたところにあるからです。KTM、LRT、MRTのKLセントラル駅の中央コンコースから、NU セントラルショッピングセンターに入るためにエスカレーターで1階上がります。

そのままNUセントラルショッピングセンターに入り、通路をまっすぐ直進。そうすると別のエスカレーターがありますので、1階下ってモノレール駅のある出口に向かいます。モノレール駅の改札から右側に陸橋が続いており、それを渡って降りるとそこがブリックフィールズです。

モノレール駅の階段を下りてすぐのところに、さっそく両替所を発見しました。

レートを見ると、左側のWe Buyが37.7(1000円単位表記なので、100円に換算すると3.77)となっていました。空港、KLセントラルでのこれまでの最高レートが3.72ですから、それより0.05リンギットほど得をするということになります。

空港からのアクセス、KLIAエキスプレスをクレジットカード決済で利用すると、日本からこの両替所まで、リンギットを持っていなくても移動可能です。荷物の少ない人、あるいはヒルトンなどセントラル近くの高級ホテルにステイ予定の人は、チェックインだけ済ませるなどして両替するのもよいでしょう。こういう5つ星クラスのホテルは、マレーシアで慣例の、ホテルに支払うデポジットがクレジットカード提示で問題ないので、現金は不要だからです。

どうしても不安なら、最低限度だけ空港で両替すればよいということになります。

この後、ブリックフィールズのほかの両替所を確認しました。

ところが、このエリアは、意外に両替店が少ないのに驚きました。エリアをくまなく調べましたが、見つけた両替所はあと1か所だけ。さらにその店は、当日のレートの掲示表すらもありません。仕方ないので、お店の担当の人に聞いてみました。

電卓でレートを教えてくれたのがこの結果で、37.68(3.768)でした。先ほどの両替所と比べて0.002だけ悪いと、非常に微妙な違いです。一般的にインド人はお金に対してはシビアとされ、数字の0という概念を発見した人たちですが、これだけ細かい単位を提示したところはほかにありません。

いずれにしてもKLセントラルから歩いて5分程度でこれだけレートがよい場所があるわけですから、利用するに越したことはないでしょう。

さすがにリトルインディア、マレーシアにいながらインドの雰囲気に満ちていますから、慣れない人は少し戸惑うかもしれません。しかし24時間開いているインドレストランもあるので、思うほど治安は悪くないです。とはいえ、海外ですし、両替店は夜には閉まりますから、あまり遅い時間に行くべきところではないでしょう。

まとめると次の通りです

  1. モノレールKLセントラル駅に最も近い両替所 100円 → 3.77リンギット
  2. 同じ通りにあった、レート表のない両替所  100円 → 3.768リンギット

4、 チャイナタウンの両替レート

多民族国家マレーシアでは、中国系が全人口の4分の1近くを占めています。

セントラルの北側にあるチャイナタウンは、まさにその人たちの街。そして、クアラルンプールの有名な観光名所として、多くの人が遊びに行きます。そこで、KLセントラルからも比較的至近距離にある、チャイナタウンの両替レートをチェックしました。

チャイナタウンへ行くにはいろんな交通手段がありますが、今回はモノレールで行ってみました。

2駅先のMaharajalela駅から下車して左側を道なりに歩くと、チャイナタウンの南側に到着します。そのまましばらく歩くと、お土産品や衣服、装飾品などを売る屋台街の入り口に出ます。

道路の真ん中に衣服や雑貨などの屋台が出ていて、多くの観光客が歩いていて、たいへん混雑しています。しかし通りを歩きながら屋台の裏側、道路の端にある建物をチェックすると、左側と右側にそれぞれ1ヵ所ずつ両替所があります。

とりあえず、左側の両替所の相場を確認してみました。

すると左側のWe Buyのレートは3.74(掲示板は1000円に対してのため、37.40と表記)です。これはKLセントラルでいちばんよかった3.72よりは高いけれど、リトルインディアのもっとも高かった3.77よりは低いのがわかります。

しばらく歩くと、今度は混んでいるメイン通りの右側にも両替所を発見しました。チェックすると同じく3.74でした。

チャイナタウンは、エリアによっての協定のようにも感じましたが、念のため他の場所も探します。そしてメインストリートを北側に抜けた、すぐ左側に両替所を発見してチェックしました。ところがここで驚愕の数字が表示されていました。それは3.2(表記上は32.0)です。この数字はKL市内はもとより空港の相場(3.40)よりも悪く、同じチャイナタウンでも徒歩5分も距離がないところで0.5も違います。

つまり1000円を両替したときに5リンギットも違いがあることがわかりました。わかりやすくいえば、両替所が違うだけで同じ1000円で140円の差が出てしまう結果となるのです。1割以上も金額が違いますから、なぜあらかじめ両替レートをチェックしないといけないのかがわかります。場所は、チャイナタウンのメインストリートの入口直ぐ右手(西側)という、もっとも観光客が集まりやすい場所です。手持ちのリンギットが、わずかになって焦った人が両替するのかもしれません。このような落とし穴が、ごくまれに街中にありますから、レートのチェックは必須でしょう。

チャイナタウンの北側に、これも観光客がお土産ショッピングを楽しむセントラルマーケットがあります。

ここでも両替所がありましたので、レートを見ると3.70(表記上37.0)となっていました。チャイナタウンのメインストリートの途中にあった2ヵ所の両替所よりは、少し悪いです。

さらにあと1か所、チャイナタウンのメインストリートのすぐ北側のショッピングセンターKotaraya Complexにも両替所を発見しました。

レートをチェックしましたが残念ながら日本円のレート表がありません

ただ表示されなくても日本円を伝えれば両替してくれる可能性はあります

参考までに先ほどのセントラルマーケットで英国のポンドは、5.10に対してこちらでは5.0999となっていました。

まとめると次の通りです

  1. チャイナタウン、メインストリートの途中にあったふたつの両替所 100円 → 3.74リンギット
  2. セントラルマーケットの両替所  100円 → 3.70リンギット
  3. チャイナタウン、メインストリートの北入口左手の両替所  100円 → 3.20リンギット

5、 KLCCの両替レート

KLCC(クアラルンプール・シティーセンター)と呼ばれるエリアがクアラルンプールの中にあります。

ここにはクアラルンプールの近代化の象徴のような存在で紹介されることが多い、高さ452mもあるペトロナスツインタワーがある場所です。ちなみに20世紀まででの建築物では、世界一高いビルでした。このビルの周辺に大きなKLCC公園があり、また水族館などもありますから、ビジネス街と観光地という両面あります。

この日から2日目の調査となりましたので、KLCCに行く前に、前日、もっともレートがよかったリトルインディアの両替所の相場を確認しました。為替レートは常に変動しますが、通常両替所の両替レートは朝から夜まで1日変わりません。そこでこの日のレートをチェックして、昨日と違えばその差額分を考慮して比較する必要があります。

ということで、さっそくチェックしたところ、運よく前日と同じ3.77(37.7と表記)でした。これで、ほぼそのままの数字で、2日間の両替所の比較が可能となりました。

kLセントラルからLRTと呼ばれる市内交通に乗り、5駅先にあるKLCC駅に到着します。

駅の改札を抜けてすぐのところにあった両替所を最初にチェックしました。すると3.70(表記は37.000)でした。

そのまま先に進むと、次はちょうどツインタワーの両方のビルの間にある建物の1階部分に両替所を2ヵ所発見しました。

最初に出口方向に歩いたときに、右手に見える両替所をチェックしました。

そこは3.59と、少しレートがよくありません。リトルインティアやチャイナタウンよりもレートが悪いです。

今度は左手の両替所を見ると、驚くことに3.745です。ほぼ同じ場所で、左右にあるだけでこんなに違い(0.155)があることに驚きました。

両方の両替所をよく見ると、当然レートのよい方に行列があり、悪い方は閑古鳥が鳴いています。これは当然ですが、時間が無くて待つのが面倒だったり慌てたりすると、空いている方に行くのでしょう。

この場所から見て、左側の両替所のレートが良かったです。

次に、KLCCのビルを出てKLCC公園沿いに歩いて行くと、水族館が入っているコンペンションセンターのビルがありました。

このビルの中を水族館側にすすむと、入口すぐ近くに両替所を発見しました。

さっそくチェックしてみると、ここは3.72(37.2と表記)という結果でした。

結論をいえば、それほどレートが悪いわけではありませんが、わざわざよいレートを求めてKLCCに行く必要がないということがわかります。

まとめると次の通りです

  1. KLCC駅からKLCCに向かう手前にあった、出口に向かう方向から見て左手にある両替所 100円 → 3.745リンギッ
  2. クアラルンプールコンペンションセンター内、KLCC水族館近くの両替所 100円 → 3.72リンギット
  3. KLCC駅の改札出てすぐのところにある両替所 100円 → 3.70リンギット
  4. KLCC駅からKLCCに向かう手前にあった、出口に向かう方向から見て右手にある両替所 100円 → 3.59リンギット

6、 ブギビンタンの両替レート

次の調査は、ブギビンタン地区です。

ここはクアラルンプールの中でも最もにぎやかな繁華街で、地元に住んでいる人がおしゃれをして遊びに行くエリアです。もちろん観光客の姿も多く、流行最先端のクアラルンプールを見ることができる場所といえます。

以前は、KLCCからの移動がたいへん不便で、市内交通での乗り換えが必要でした。タクシーを使おうものなら、法外な値段を請求されることもありました。ところが、最近連絡通路が完成し、非常にアクセスが便利になりました。

ちょうどKLCC水族館の所から陸橋になっています。この陸橋は屋根があり、さらに空調もあるので快適です。徒歩15分程度の所要時間で、ブギビンタンのショッピングモール「パビリオン」に到達します。

ショッピングセンター内に入って少し歩いたところ、2階部分にさっそく両替所がありましたので、確認します。

ここでは3.72000との表記でした。これを見たところ、多少の違いはあってもKLCCとあまり変わらないような気がしました。

しかし、実はこの後からブギビンタンのレートのよさがわかりました。

同じショッピングセンター内の1階にある両替所も確認しましたが、この店の両替レートは3.78(37.8と表記)です。

ついに、それまでもっともレートがよかったリトルインディアの3.77を超えた両替所が現れましたそしてこの両替所はさすがに人気で、行列ができています。

次に、ショッピングセンターを出て、ブギビンタンの歩道に出てきました。

LOT10と呼ばれるショッピングセンターの前に、小屋方式の両替所があります。

ここのレートを見ると3.78(37.8と表記)と、先ほどの1階の両替所と同じ相場です。そしてすぐ近くにあったもう1か所の両替所のレートも見ると、こちらも3.78です。わずか、0.01とわずかの差ですが、クアラルンプールでもっともレートが良かったのが、ブギビンタンエリアだということが判明しました

ちなみにブギ・ビンタンからKLセントラルまではモノレールや市内交通など複数の路線で乗り換えなしで移動できます。

まとめると次の通りです

  1. ブギビンタンLOT10近くにある屋外の両替所2か所 100円 → 3.78リンギット
  2. ブギビンタンのショッピングセンター「パビリオン」1階の両替所 100円 → 3.78リンギット
  3. ブギビンタンのショッピングセンター「パビリオン」2階、KLCC連絡通路近くの両替所 100円 → 3.72リンギット

7、バスターミナル近くの両替所

チャイナタウンから徒歩圏内に、ミャンマー人やネパール人など、出稼ぎ外国人が集まる一角があります。

ここはバスターミナルにも近いエリアなので、観光客を含め、きわめて人の往来が多い場所です。そこにも両替所があるので、最後にチェックしました。

この店は、3.77(37.700と表記)という表記でした。ブギビンタンよりは、ほんのわずか悪いですが、とはいえリトルインディアで良かったところとは同じレートです。
とはいえ0.01の微差で、これは10,000円を両替して1リンギット(28円)の違いです。この程度の差であれば、わざわざ移動してまで両替する必要もないといえるでしょう。

 

8、クアラルンプールの各両替所のまとめ

クアラルンプールの空港と市内のうち、観光客やビジネスで行く可能性の高いところの両替所のレートを複数ヵ所チェックしました。

大まかにみて、もっともよいレートがあるエリアはブギビンタン。次にリトルインディアチャイナタウンKLCCの順番です。市内ではKLセントラルがいちばん悪く、空港は想像通りもっともレートが悪いことがわかりました。

もうひとつは、同じエリアでも場所によってレートが違う可能性があるということです。徒歩5分以内、あるいは通路から見て左右の両替所というだけで、違う場所もありますから、しっかりレートをチェックしてから両替しましょう。

結論からいえば、空港では極力両替せずに、カード決済などでKLエキスプレスに乗ってセントラルに出てから、少し歩いてリトルインディアで両替するのが、もっともレートがよいということがわかります。もしくは滞在するホテルやその後のスケジュールの関係で、空港からブギビンタン方面を目指す場合は、最小単位の両替を空港で済ませておいてから、ブギビンタンでまとめて両替するのもよいでしょう。

最後に今回取材したクアラルンプール全体のレートの一覧を、ランキング形式にしました。参考までにご確認ください。

 

クアラルンプール各エリアの両替レートランキング

順位エリア具体的な場所100円の両替レート(リンギット)
1位ブギビンタンLOT10前にある屋外の両替所2か所3.78
ブギビンタンショッピングセンター「パビリオン」1階3.78
2位リトルインディアモノレールKLセントラル駅に最も近い両替所3.77
チャイナタウンバスターミナル近くの出稼ぎ人街の両替所3.77
3位リトルインディアKLセントラルに2番目に近くてレート表のない両替所3.768
4位KLCCKLCCに向かう手前にあった、出口に向かう方向から見て左手にある両替所3.745
5位チャイナタウンメインストリートの途中にあったふたつの両替所3.74
6位ブギビンタンショッピングセンター「パビリオン」2階、KLCC連絡通路近くの両替所3.72
KLCCクアラルンプールコンペンションセンター内、KLCC水族館近くの両替所3.72
KLセントラルKLIAエクスプレス到着フロアに近い両替所3.72
7位チャイナタウンセントラルマーケットの両替所3.70
8位KLCCK LCCに向かう手前にあった、出口に向かう方向から見て右手にある両替所3.59
9位KLセントラルKLセントラル内にある複数の両替所3.58
10位空港第2ターミナルの出発フロア3.5500
11位空港第1ターミナルの出発フロア3.5167
12位空港第1ターミナルの到着フロア3.4704
13位空港第2ターミナルの到着フロア3.4000
14位チャイナタウンメインストリートの北入口左手の両替所3.20