海外旅行って楽しいですよね。本場のおいしい料理に舌鼓を打ったり、その国でしか見られない景色を見たり、アクティビティを楽しんだり。そんな日々の苦労を忘れさせてくれる、また素晴らしい思い出を作ってくれる体験を楽しむために必要なのが、お金です。つまり、海外に行ったら現地で使えるお金を用意する必要があります。

特にミャンマーでは、クレジットカードが使えるお店やサービスがまだまだ多くないため、現地のお金がないと空港から移動するためのバスやタクシーに乗ることすらできません。

ミャンマーの中心都市、ヤンゴンで流通している通貨は、チャット(Kyat)です。外貨レート情報サイトなどでは、“MMK”と表記されていたりしますが、これはミャンマーチャットの略なので、ミャンマーでは“Kyat”と表記されます。

では、このミャンマーのお金であるチャットを手にするには、どこで両替することができるのでしょうか。両替するとき、知っておかなければならないこと、気を付けなければならないことは何でしょうか

 

ミャンマー入国後、両替を避けて通れない理由

ミャンマーチャットは、ミャンマーから国外に持ち出すことが禁止されています。そのためミャンマー以外の国や地域で、ミャンマーチャットは流通していません。ですから、ミャンマーへ行く前に、日本国内で日本円をミャンマーチャットに両替する方法がありません。もしあったとしても、信頼性が非常に低いサービスであると判断してよいでしょう。ですから旅行や出張でやってくる日本人は、ミャンマーの玄関にあたるヤンゴン国際空港に到着して初めて、ミャンマーチャットを手にする機会に巡り合えるということなのです。

 

ミャンマーにある4種類の両替所

ミャンマーは、アジアでも有数の貧困国で、ミャンマーチャットも安定していません。数年前までは1円10チャットほどでしたが、最近は1円約14チャットと安くなっています。そのため、ミャンマーは、国を挙げて外貨獲得にのりだしています。

その手段の一つが、海外からの旅行客誘致です。2018年10月より1年のお試しで、日本と韓国のパスポートを持っている人に対して、30日までの観光目的の滞在ならビザの取得を免除する政策が施行されています。そういった政策の効果もあり、ミャンマーを訪れる外国人が増えています

このように旅行でやってくる外国人を主なターゲットにしている両替所、また暴落リスクが少ない外貨でお金を管理しようとする地元の人たちが良く利用する両替所と、ミャンマーにはいろいろな両替所があります。

一つは、外国人観光客の大部分が利用する、空港内にある両替所です。ターンテーブルから預け荷物を受け取って到着出口を出ると、いくつも両替所の窓口が並んでいます。銀行系の両替窓口もあれば、そうでない会社の両替所もあります。

外資系企業による投資などもあり、市内に入るといくつものショッピングモールが営業しています。ショッピングモールや大手スーパーには、必ず両替所が入っています。こちらも、銀行系の両替所の場合もあれば、そうでない会社の両替所の場合もあります。外国人だけでなく、地元の人も利用しています。

さらに、銀行の営業所内で、もしくはそうではない独立店舗で両替を行っている銀行系の両替所もあります。
観光地の近くにある独立店舗の両替所で外国人観光客を目にすることはありますが、銀行営業所内で外国人観光客が両替しているのをみることはあまりありません。地元の人たちが主に使っています


最後に、市内のいろいろな所に個人経営の両替所があります。
両替だけを営んでいる会社もあれば、フォトプリントや旅行代理店と兼業で行っている両替所などもあります。地元の人か、ミャンマーに住んでいる、もしくは慣れている外国人が両替しています。もちろん闇の両替所などもあるようですが、利用しない方がいいでしょう。

 

ミャンマーで日本円を両替できる両替所は多くない

ミャンマーでは、流通している外貨と言えば米ドルです。今は、日本人の観光客であればビザなしで入国が可能です。
しかし、ビジネスで訪れる方々は、今でもビザを申請しなければなりません。ミャンマー国内でビザを取得する場合は、ビザ代を米ドルで支払うことになります。しかし、偽札対策のためかしわが入っていたり、シミがついていたりすると、受け取ってくれないこともあります。それは、両替の場合でも同じです。もし、この記事を見て米ドルを用意していこうと思われた方は、できるだけきれいなドル札をお財布に入れておいてください。

両替所では、ほかにもユーロシンガポールドルも取り扱われています。ユーロがどうして取り扱われているかは、説明しなくてもみなさんお分かりだと思います。世界で米ドルの次に強い通貨だからです。
もう一つ、だいたいどこの両替所でも取り扱われているのが、シンガポールドルです。ミャンマーの人たちにとって、シンガポールは遠い存在ではありません。ここ数年、日本や韓国に外国人研修生などの制度を使って出稼ぎに行くミャンマー人が増えましたが、一昔前は、日本へ行けるのはほんの一握りの人にすぎませんでした。そんな時代から、ミャンマー人にとっての出稼ぎ先だった国が、シンガポールです。シンガポールには、ペニンシュラプラザというビルがありますが、別名リトルヤンゴンと呼ばれており、ミャンマーレストランや、ミャンマー雑貨を扱うお店などが軒を並べています。今でもシンガポールには、ミャンマーから出稼ぎに来ている人たちがたくさんいます。そのため、シンガポールドルはミャンマー人にとって手に入りやすい外貨なのです。


しかし、日本円や中国人民元といった世界では通用しているお金でも、ミャンマーの両替所では取り扱っていない店舗がほとんどです。普段日本円を取り扱っていない両替所で無理に日本円を両替しようとすると、とんでもなく悪いレートでの両替となることでしょう。
ヤンゴン市内には、日本円の両替を常時行っている両替所がいくつかあります。しかし、その他の都市に移動した場合、日本円からの両替はすごく困難になることでしょう。

 

各種両替所のメリットとデメリット

ヤンゴン市内にある4種類の両替所を紹介しましたが、それぞれのメリットとデメリットがあります。それぞれのメリットとデメリットを思いにとめておくと、計画的にミャンマーチャットへの両替を行うことができると思います。

空港内の両替所

日本にいる日本人にとって、一番近いミャンマーチャットへの両替が可能な両替所、それがヤンゴン国際空港に店舗を構えている両替所です。荷物を受け取って到着出口を出たところ、1階の到着ロビーに両替所の窓口が並んでいます。重たい荷物を持って歩き回らなくても、その場で両替できるのは便利です。
しかし、どの国でも同じですが、空港内での両替はレートが非常に悪いです。また、日本円とミャンマーチャットのレートの表示もありません。日本人にとってミャンマーチャットはなじみがない通貨ですから、レートもよく分かりません。計算機で提示された価格で妥当なのかなぁ、と思いがちですが、こちらの両替所では暴利を貪っていることがあります。また、どの窓口でも日本円を扱っているわけではありません。もし扱っていても、“日本円の両替できます”のような表示が出ていることはまれです。

銀行の両替所

銀行のメリットの一つは、見つけやすさです。大きな看板が必ず上がっています。スマートホンの地図アプリを開けたら、地図にも銀行は表記されます。銀行の営業時間は、ミャンマーも日本と同じできっちり決まった時間は確実に開店しています。開店時間内に行けば、両替可能です。確実に窓口が開いているっていうのも、計画的に両替するのに大切な要素です。
大型店舗だと、一般のお客さんと両替のために来たお客さんの窓口が分かれています。入り口を入るとインフォメーションカウンタのようなものがありますから、そこで両替カウンターがどこか確認することもできますし、店舗内を見渡してレート表示板を探すこともできます。だいたいの店舗は、レート表示板のある場所に両替カウンターがあります

しかし、一般的な店舗だと窓口が一続きになっているため、どこで両替を受け付けてくれるのかがとても分かりづらい作りになっているのはデメリットです。それだけではなく、一般的な店舗は地元のお客さんがたくさんやってくるため、人がロビーにあふれかえっていて、銀行員さんに声をかけるのも難しい場合があります。もっと大きなデメリットは、銀行によって、または店舗の大きさによって日本円を扱っていない場合があるということです。小さい店舗だと、英語を話せる銀行員さんが常駐していないこともあります。

ショッピングモール内の両替所

旅行中でも、ご飯は食べたいですし、日常ほどではなくとも買い物もしたいです。そんなときに便利なのが、ショッピングモールです。銀行と同じで、スマートホンの地図アプリでどこにあるか確認できます。ヤンゴン市内のショッピングモールや大きめのスーパーだと、絶対に両替所がついています。ショッピングモールによっては、銀行系の両替所が入っているところもあります。銀行系であろうとそうでなかろうと、個人経営の両替所ではありませんから、安心です。レートも悪くありません。

ただ、日本円を扱っている両替所は、多くはありません。手持ちが少なくなってから行くのではなく余裕があるうちに、必要になった時のため日本円を扱っているか尋ねておくとよいでしょう。ショッピングモールでも、できるだけ市内の中心部にある店舗の方が、いろいろな国から来た外国人が利用しています。外国人慣れしていますし、日本円を取り扱ってくれる可能性もあります。しかし、日本円のレートを表記したボードなどはありませんから、その日のレートを調べたうえで確認するといいでしょう。また、市内中心部の外国人観光客が多く利用するショッピングモールではないショッピングモール内にある両替所だと、英語を話せる店員さんがいない場合もあります。

街中の個人経営の両替所

ミャンマーにやってくる外国人や、お財布の中に普通に米ドルが入っているお金持ちを相手に商売をしているが、個人経営の両替所です。ここまで何度も個人経営と書いてきましたが、闇両替所とは違います。れっきとした会社が営んでいる両替所です。ただ、銀行などのように大きな企業によって営まれているものではないということです。大きな看板を出しているわけでもなく、地図に大きく表示されるわけでもない両替所です。

そのような両替所がお客さんを獲得するためにしていること、それがレートをできるだけ良くするということです。ミャンマーで利用できる両替所の中で、一番レートがいいのは個人経営の両替所です。1円あたりにすると、レートの差はほんの少しですが、お金は大切です。少しでもレートが良いのなら、探してでも利用したいと思う方も少なくないと思います。しかし、個人経営の両替所の中でも日本円を扱っている両替所は、多くありません。ですが、個人経営のいいところは、交渉できたり無理を聞いてくれたりするところです。日本円を見せると、臨機応変に対応してくれることがあります。旅行者が主に使うのは、日本円からミャンマーチャットへの両替ですから、日本円を売るルートを持っている両替所なら、レートを調べて対応してくれたりします

また、両替所によっては、米ドル、ユーロ、シンガポールドル以外にマレーシアリンギットやタイバーツなど違う通貨を扱っている両替所もあります。周遊旅行中で、次の国の通貨に両替したいときも、両替の可否やレートなどを尋ねてみる価値はあるでしょう。この個人経営の両替所を営んでいるのは、基本的にミャンマー人です。しかし、外国人観光客の利用も多いため、だいたいどこの両替所にも英語を話せる店員さんがいます。しかし、先程も少し触れましたが、初めてミャンマーにやってくる方にとって個人経営の両替所を探し出すのは簡単ではありません。地図を見ても、多くの個人経営の両替所は出ていません。なぜなら、写真屋さんや貴金属屋さん、旅行代理店などが店の一角で営んでいる両替所だからです。もちろん合法的な両替所ですから、大きな看板が店頭に出ていたり、米ドルなどのレートの表示板が設置されていたりします。近くまでたどり着くことができれば、見つけることは難しくないでしょう。また、ミャンマー語だけではなく中華系の両替所なら中国語、インド系の両替所ならヒンディー語などを話せるとレートがさらに良くなることもあります

もう一つのデメリットは、ちょっとした私的な理由で、閉店時間より早い時間にシャッターを下ろしている日があったりすることです。

 

ミャンマーで両替所を使うときに気を付けたいこと

ミャンマーの両替所で気を付けたいことの1つ目のことは、レートです。

空港の両替所のレートが悪いのは、どこの国に行っても同じです。わたくしも、初めてミャンマーに降り立った時、何も考えず5万円をミャンマーチャットに両替しました。当時のレートは、1円が13.9チャットほどでした。そんな知識は持ち合わせていなかったため、渡されたお金で満足していたのですが、よく考えるとやはりとても悪いレートでした。手渡されたのが500000チャットだけだったのです。1円が10チャットです。しかし、そののちもう少しお金が必要になったので、市内の個人営業の両替所で両替してみました。すると、1円13チャットほどで両替してくれたのです。同じ5万円を両替すると、650000チャットになります。空港の両替所との差が150000チャット、約10000円余分に手数料を払ったことになります。このように、ミャンマーに入国しないと手に入らないミャンマーチャットですが、空港についたからと言ってすぐにミャンマーチャットを大量に手に入れようとすると、損をします


もう一つ気を付けたい点は、ミャンマーの人たちの外国人に対する考え方です。

ミャンマー人の多くは宗教心があり、他の人を助けて徳を積むという考え方が根付いています。しかし、これは他の人のためなら何でもするという慈愛の精神からくるものではなく、そうすることによって自分も得をする、すこしでも良い生活を送れるようになる、お金が手に入るといった考えからの行動の場合が多々あります。つまり、そのような人たちにとって、一番大切なのはお金なのです。親切心に富むミャンマー人もいますが、お金にばかり目が向いているミャンマー人も少なくないということです。

また、ミャンマー人にとって外国人とは、お金をたくさん持っている人たちという感覚が非常に強いです。お金がない人からお金をもらうのは簡単ではありません。そのため、外国人を見るとお金を少しでも多くもらおうとしてきます。また、それは悪いことではないという風潮があります。日本円を両替する場合、米ドルなどとは違い、レートが誰でも見えるところに表示されているわけではありません。どこでも、電卓をたたいて数字を見せてくれるだけです。そのため、とんでもないレートを提示されている場合があります。特に旅行者の場合、日本円とミャンマーチャットのレートを日頃から気にしているわけではありませんから、ひどいレートで計算されていたとしても、見抜けない場合もあるでしょう。またミャンマーチャットは、両替するとどうしても額が大きくなってしまいます。ですが、最大10000チャット札、時には手持ちの10000チャット札がないため5000チャット札で支払われる場合があります。日本円だと数枚だったものが、ミャンマーチャットで数十枚、時に100枚を超える量になってしまうのです。そのため、1,2枚抜き取られていても気が付かないこともあるでしょう。かといって、人が周りでうろうろしている両替所の窓口で、何十枚、何百枚とあるお札を数えるのは少し不安を覚えます。両替窓口は、ガラスで仕切られて守られていますが、両替後お金を受け取ったわたしたちは、何にも守られていません。もし気になるなら、お札を数える機械が両替所の中にありますから、それで再度数えてもらうといいでしょう

旅行や出張でミャンマーを訪れられる方の多くは、ヤンゴン国際空港内の両替所で、ミャンマーチャットへの両替を行われるでしょう。その際、どこの両替所が日本円を扱っているか分からないことがあると思います。空港の到着出口を出て両替所や携帯電話のsimカードが購入できる窓口の近くにいると、周りになぜかミャンマー人のおじさんおばさんが集まってきていると思います。親切そうに、荷物を持とうとか、タクシーは必要かとか、おせっかいを焼いてきます。そういう人たちは、あなたからチップをもらうこと、提携したタクシーやお店からキックバックをもらうことを期待しています。もともとミャンマーにチップという習慣はありませんから、何かサービスをしてくれたからと言ってチップを渡さなければならないわけではありません。しかし、先程も触れたように、外国人はお金持ちなのでお金をくれる人だと思っています。それは両替所を探すときも同じです。周りをうろうろしている人たちではなく、直接両替所の窓口で日本円を扱っているかどうか、確認をとるようにしてください。すると、どこの窓口で扱っているか教えてくれます。言っていることは理解できなくても、身振り手振りでどのあたりの窓口か教えてくれますから、その人の言うことに耳を傾けましょう。

しかし、そんなゼスチャーや案内の言葉に、両替所の周りをウロウロしているおじさんおばさんは敏感です。飛んできて、あなたの腕を引っ張って日本円を扱っている両替所に連れて行こうとします。もちろんその人に引っ張られるがまま両替所に向かったとしても、空港の到着ロビー内ですから、なんてことは起きません。しかし、その人が両替所と裏でつながっていて、レートの悪い両替所に連れていかれるかもしれない可能性は十分にあります。また、少なくともあなたを連れて行ってくれた人は、両替所からキックバックをもらっているでしょうから、一人でやってきた人に提示するレートより悪いレートで両替されていてもおかしくありません。このように、空港内で近づいてくる見知らぬミャンマー人は、あなたを使ってなんとかしてお金を稼ごうとしている人たちです。もし直接支払いをしなかったとしても、間接的にそういった人たちにお金を払うことになるので、できるだけ自分で対応するに越したことはないでしょう。

 

日本円からミャンマーチャットに両替ができる両替所

ここまで空港の両替所のレートは悪い、親切そうに見えるもののお金目当ての人たちが近寄ってくる。それに対して、市内にある個人経営の両替所ならレートがいいと書いてきましたが、初めてミャンマーにやってくる人たちの多くは、市内のどこに個人経営の両替所があるかなど知るすべがないでしょう。ですから、ここで日本円を取り扱っている個人営業の両替所を2店舗、紹介したいと思います。

New York

New Yorkは、ヤンゴン市内中心部にある中華街の中で中華系の方が営んでいる両替所です。貴金属などが手前で売られており、店舗の奥の方で両替を行っています。といっても、片手間で両替所をしているわけではないので、心配無用です。店頭の電光掲示板には、日本語や韓国語でも「両替」と表記されていますし、店舗の中をのぞくとレートを表記したボードが奥の方に設置されています。近づくと電光掲示板が目に入るので、すぐに分かります。英語だけでなく、中国語でも対応してくれます。また、マレーシアリンギットや中国人民元からの両替も可能です。

https://goo.gl/maps/6LXHZQu971ki6SFB8

PACIFIC

こちらは、ヤンゴン市内中心部から少し離れます。タクシーなどで移動される場合は、「Hledan Center」と指定してください。Hledan Centerは、ヤンゴン大学の近くにあるショッピングモールで、PACIFICはこのショッピングモールの道路を挟んで向かい側にあります。インド系の方が営んでいる両替所です。写真のプリントや証明写真の撮影、旅行代理店などを営みながら、両替所もしています。こちらも、両替のお客さんがいっぱい来ます。取引金額は様々ですが、スーパーの買い物袋いっぱいのミャンマーチャットを持って帰る人もいます。個人経営の両替所ならどこでもそうですが、両替する量が多ければ多いほど、レートを良くしてくれる可能性が高くなります。英語でコミュニケーションをとることができます。

https://goo.gl/maps/4NqteWwqM5evMX9w9

 

空港の両替所がどこも日本円を扱っていなかった場合の対処法

ヤンゴン国際空港到着ロビーには、いくつも両替所の窓口が並んでいます。だいたいいつでも、その中の数店舗で日本円からの両替が可能です。日本円の両替ができる決まった店舗があるというわけではなく、その日によって日本円の両替ができる店舗が違う感じです。しかし、まれにですが、どの店舗でも日本円の両替を扱ってくれないということがあるようです。

そうなってしまうと、初めてミャンマーにやってきた人たちは、手持ちのミャンマーチャットがないため、空港から市内に移動するためのバスにもタクシーにも乗ることができません。そんなことにならないために、前もってできることを取り上げたいと思います。

空港内の銀行ATMでクレジットカードの海外キャッシングを使えるようにしよう

ヤンゴン国際空港にも銀行のATMがあります。到着出口を出て建物内を左に向かってください。すると、左手にインフォメーションがあります。インフォメーションの奥側にATMが並んでいます。キャッシングと聞くと、敬遠される方もおられるかもしれませんが、クレジットカードの使用と変わりません。クレジットカードで買い物した代金と一緒に、海外のATMでおろした金額が請求されます。もちろん両替手数料やATM使用料金などが加算されます。ATM使用料金は、ATMの会社によって違います。ATM一台で両替所と同じことをしてくれるので便利ですが、忘れてはいけないのは、クレジットカードの契約内容です。日本を出る前に確認するようにしてください。海外キャッシングの使用ができる契約になっているか、一回の出金限度額、1日の出金限度額などを確認してください。また、クレジットカードによっては、どのATMでも対応しているわけではないカードもあるようです。それに、ATMでも一度におろせる限度額が決められています。ときに、ATMの中にお金が入っていないため使えないこともあります。

ミャンマーのATMの使い方は以下の通りです。


1.カードマークが表記されていたり、緑に光っていたりするところに、クレジットカードを挿入してください。


2.言語を選択してください。


3.暗証番号を入力してください。


4.BALANCE INQUIRYにタッチしてください。


5.SAVING ACCOUNTにタッチしてください。


6.引き出したいミャンマーチャットの金額を選択してください。


7.クレジットカードと現金が出てきます。クレジットカードの受取りを忘れないよう気を付けてください。

米ドルを財布に入れておこう

冒頭でもふれたとおり、ミャンマーで一番流通している外貨は、米ドルです。米ドルが両替できないことは、まずありません。
もし、空港の両替所がどこも日本円を取り扱ってくれなかったとしても、米ドルが1ドルでもあれば、ミャンマーチャットを手にすることができます。もちろん、米ドルも大量に持ち歩くのは危険です。しかし、財布の中に米ドルを入れておくと、いざという時に使えますし、日本円からの両替に対応してくれる両替所がなくてイライラする必要もありません。日本で手数料を払って米ドルを手に入れておく必要がありますが、その手間を補って余りあるほどの価値があるでしょう

しかし、気を付けておきたいのは、米ドル札の状態です。しわくちゃだと、両替所で取り扱ってもらえません。日本で米ドルを用意される際には、できるだけ新札に近いものをお財布に入れてください。

 

まとめ

ここまで書いてきたように、ミャンマーで日本円からミャンマーチャットに効率よく、お得に両替するのは簡単ではありません。効率よく両替したいと思うと、空港の両替所を使うことです。ですが、空港の両替所での両替はお得とは絶対に言えません。

お得に両替したいと考えるのであれば、市内にある個人経営の両替所を利用するといいでしょう。でもそのためには、まず市内に出て両替所を探し出す必要があります。市内に出るためには、タクシーで約8000チャット、エアポートバスで500チャット必要です。

ということで、効率とお得、そして確実性を考慮に入れた両替方法は、次の通りです。
20から50米ドルを空港でミャンマーチャットに両替します。これで市内へ移動する交通費と数食の食費に十分なります。そして、市内に入ってから個人経営の両替所に向かってそこで日本円で必要な分両替しましょう。そうすることで、無駄な手数料やレートの差額を搾取されることを避けることができます。

このように上手に両替することで、楽しい旅行にお土産をもう一つ、またはもう少しレベルの高いレストランでの食事を一食追加することができるでしょう。