成田空港や関西空港からの直行便がある利便性のよさから、年々ニュージーランドを訪れる人は増えています。ニュージーランド(以下NZと略します)は自然が多く、人も優しいとても素敵な国ですが、東京などの大都市などとは違い、公共交通機関はそれほど発達していません。ですので事前にしっかり調べておいて戸惑わないようにしたいものです。
この記事では、留学やワーホリ・観光などでオークランドを訪れる予定のみなさんに、NZ到着のその瞬間から使える、交通機関の乗り方を全てお伝えします。

 

空港に到着!まずは市内を目指そう

ほとんどの方は空港で降りたら、まずは滞在先のホテルのある中心部を目指すでしょう。市内まで出る方法は一体どのような方法があるのでしょうか。
ここでは、空港から市内への主要な方法である「スカイバス・個人タクシー・シャトルバス」の3つの方法についてお伝えします。

スカイバスを使った行き方

一番安価でわかりやすい行き方はスカイバスに乗る方法です。

スカイバスは365日、24時間運行しています。便数はピーク時で10分置き、それ以外でも30分に一本はあり大変便利です。

では、スカイバスに乗るにはどうしたらよいのでしょうか。

スカイバスのバス停の場所や乗車の際の注意点は

空港に降りたらまずは国際線出口すぐ前にある8番のドアを目指しましょう。玄関を出るとすぐにタクシーやシャトルバス、そしてスカイバスの乗り場があります。スカイバスのバス停は赤い色が目印です。バス停のすぐ横にチケット売り場がありますので、切符をここで購入するとよいでしょう。

乗車の際注意が必要なのは、このバスには「ドミニオンロード経由」と、「マウントイーデン経由」の二つの路線があります。

市内中心部が目的地の場合はかまわないのですが、もし、これらの道沿いで降りる予定がある場合は、バスの行先表示に「Via Mt Eden」など表示されていますので、間違えないようにしましょう。
また、市内中心部に入ったら、一度バスはスカイバスのラウンジ前で停車します。そこでいったん降りて小さなシャトルバスに乗り換える必要があります。シャトルバスはその後市中心部をぐるっと巡回しますので、ご自分の泊まるホテルの場所を確認し、一番近いバス停で降りるようにしましょう。

値段は2019年現在以下のようになっています。

大人 一人 片道19ドル 往復36ドル
子供 一人 片道6ドル 往復12ドル

ネットで購入すると、1~2ドル割引になります。また、往復チケットを購入される場合は有効期限がありますので(一カ月以内)お気を付け下さい。
スカイバスは、家族連れにはとてもお得で、大人と同伴の子どもの場合は、値段がかかりません。例えば、大人2人+子ども3人の場合、大人料金の19ドル×2人分の38ドルしかかからないというところです。(子どもの数の上限四人まで) 子どもの料金が無料になるというのは、何かと出費を抑えたい家族での旅行には大変ありがたいですよね。

タクシーを使った行き方

オークランドの住民の頭を悩ます問題の一つに渋滞があります。朝と夕方は特に、市内中心部に向かうモーターウェイ(高速道路)はとても渋滞して、かなり時間がかかることも予想されます。時間や料金にかかわってきますので、タクシーを使われる方はその点を考慮しておいた方が良いでしょう。

タクシー乗り場のすぐそばには、各タクシー会社の基本料金が表示されています。これらを比較して一番よいと思うタクシーに乗るようにするとよいでしょう。

タクシーの値段・注意点は

スカイバスと同様に、タクシー乗り場も国際線到着口すぐの出口(8番)から出ると目の前にあります。値段の相場は、時間帯や混み具合、会社によっても異なりますので様々ですが、大体65~75ドル前後と考えておくと良いかと思います。一番前のタクシーから乗る必要はありませんので、料金表を見て選びましょう。

降車時のトラブルを避けるため、乗車の際に運転手に「〇〇まで行きたいがいくらくらいになるか」と確認しておき、レシートをほしいという旨を伝えておくようにしましょう。

スーパーシャトルを使った行き方

スーパーシャトルとは何かといいますと、乗り合いタクシーのことです。乗り合いですので同乗者の目的地を経由しながらいくため、タクシーより時間は少しかかるかもしれませんが、スーパーシャトルの何より素晴らしい点はその価格です。

仮に同乗者がいなく一人だったとしても市内中心部まで35ドルですので、タクシーの半分くらいの出費ですみます。目的地まで連れて行ってくれることや便利さを考えるととても使い勝手がよいですね。

スーパーシャトルの値段やシステムはどうなっているの?

スーパーシャトルもタクシー・スカイバスと同じ出口から出ましょう。タクシーの反対側の車線にスーパーシャトルの乗り場があります。

事前に行先・目的地・乗る便などを入力しておけば、webで予約と決済ができます
勿論その場でいきなり乗ることも可能です。料金は最低一人35ドルかかりますが、同乗者が増えるごとに8ドル追加されて、それを人数で頭割りするシステムになっています。ここでいう同乗者とは同じグループの友達などではなく、たまたま乗り合わせた人も含まれます。

たくさん乗れば乗るほど時間は多少かかりますが、安くなっていくお得なシステムですので、急いでシティまで行く必要がない方には料金・利便性ともにバランスのよい乗り物です。

(シャトルバス外観)

 

市内観光は電車・バス・フェリーの3つを使おう

いよいよCBD(オークランド市中心街のことをこう呼びます)に着きました。早速市内観光へ向かいましょう。でも、何に乗ればよいのでしょうか。支払方法についてもわからないと困りますよね。

オークランドの主要な交通機関は電車・バス・フェリーの3つです。それらの乗降方法やオークランドの交通機関の詳しいシステムについて、説明していきます。

オークランドの交通機関はゾーン制をとっている

まず、最初にご紹介するのがオークランドの交通機関の値段設定の仕組みです。日本では乗った駅から何駅乗るかで比例して料金が増えていくシステムが一般的ですが、オークランドはゾーン制というシステムをとっています。
ゾーン制とは、市内をいくつかの区域(ゾーン)に分け、何駅乗ったかではなく、何ゾーンを通過したかで料金が決定されます。例えば、下の写真のオレンジのゾーン内の駅で電車に乗り、またオレンジの区域の駅で降りれば何駅通過しても1ゾーン分の料金です。でも、黄色の市内中心部のゾーンからオレンジのゾーンを通過し、緑色のゾーンの駅で降りたとします。この場合は3つのゾーンを通過したので3ゾーン分の料金を払うことになります。

たくさん利用する人はATカードを購入し、お得に乗ろう

オークランド市内を自分の足でたくさん周りたいという方に、ぜひ手に入れていただきたいのがAT HOPカードです。

このAT HOPカードのよいところは、一枚手に入れれば、乗り降りの時に機械にかざすだけですむのでとてもお手軽だということです。海外ですと慣れない機械の操作や、小銭での支払いに戸惑うこともあるかと思いますが、そういったわずらわしさを省くことができます。
また、切符で買うよりも色々な乗り物を割引料金で乗ることができ、Auckland transportの系列の乗り物でしたら、バス、電車、フェリー全てで使えます。(スカイバスは系列ではないので使えません。)

さらに、電車からバス、バスから電車など乗り継いでいく場合は、30分以内の乗り換えでしたら自動的に乗り継ぎ料金で精算してくれます。

どこで購入できるのか?

市内中心部の代表的な購入場所として、Britomart駅Newmarket駅があり、この2つの駅内にあるカスタマーサービスセンターで買うことができます。また、到着時に空港のI Siteでも購入することができます。

(空港内のi-siteです)

他にも、コンビニのような個人商店で取り扱っている場所もたくさんあります。大抵お店の外に「buy and top up your AT hop card here」や「AT hop top up」などと表示されていますので、それを確認した上でお店の方に聞いてみてください。
その時に、お金のチャージもしてしまいましょう。チャージ料金は最低10ドルからできるようになっています。このお金のチャージのことを「top up」と言います。「〇〇dollars,top up please.」と言えば店員さんがその場でお金を入れてくれます
残りすぎてしまっても後で精算が面倒ですので、お出かけの予定を考えながら最初は少しずつ入れてみてください

値段はいくらかかるの?

カード本体の値段として最初に10ドルかかります。そこに、使いたい金額に応じて料金をチャージします。先に挙げたようにAT HOPカードの良い所はその割引率です。例えば、1ゾーン内でしたら、切符だと3.50ドルかかるのですが、カードを使えば1.95ドルしかかかりません。2ゾーン内の場合は切符だと5.50ドルですがカードだと3.45ドルです。

何回か乗ればすぐに元が取れるので、交通機関を乗り継いで市内を観光される場合はとってもお得です。

 

いざ電車に乗ってみよう!

カードを手に入れました。さあ、いよいよ電車に乗ってみましょう。

オークランドには地下鉄はありません。全て地上を走る電車ばかりですので、外の風景を楽しみながら観光することができます。では、電車の乗り方はどのようになっているのでしょうか。

電車は全部で4路線

市内を走る路線は全部で4つあります。西に向かうWestern line、東に向かうEastern line,南へ向かうSouthern line、オネハンガ駅へと向かうOnehunga lineです。

基本的に路線を乗り換える場合はBritomart駅とNewmarketの2つの駅で乗り換えます。例えば、western lineのNewlynn駅からOnehunga lineのOnehungaで降りる場合は、一度Newmarket駅で降り、Onehunga lineに乗り換えます。いちいち改札を出る必要はなく、構内を移動するだけで乗り換えられるようになっています。

(Britomart駅構内の様子)

電車の駅には2パターンある

日本では大抵の都市部の駅は自動改札がありますが、オークランドでは自動改札のある駅はあまり多くありません。自動改札のある駅(Britomart, Newmarketなど)では、改札を通る時にAT HOPカードを改札にかざします。

しかし、降りる駅には自動改札がない場合があります。そんな場合でも、必ず駅構内にカードをかざす機械がありますので、忘れずにカードを読み取らせましょう。

ちなみに、このカードをかざす動作を「Tag on, Tag off」と言います。機械にも書かれておりますし、覚えておくと、何かあった時に便利です。

(Tag on, tag off する機械です)

キセル乗車にご用心!必ずtag onを忘れずに!

「自動改札がないってことは、悪用する人はいたりするの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。キセル乗車を防ぐため、オークランドトランスポート社では、定期的に電車内を見回り、乗客のカードや切符をくまなくチェックする係の人がいます。

「カードかチケットを見せて」と言われたら差し出してチェックしてもらいましょう。もし、カードをかざすのを故意に忘れたとみなされた場合は150ドルの罰金が取られます。ついうっかり忘れてしまうことのないように、乗車の際は必ず機械に読み取らせるのを忘れないようにしてください。

乗り降りはどのようにするの?

Tag onもきちんと済ませ、あとは電車に乗るだけです。電車が来たらどのように乗ればよいのでしょうか。NZでは日本の様にきっちりと乗り降りする場所が決まっているわけではありませんし、ドアも自分で開ける必要があります。電車が止まった際に近くのドアまで行きましょう。そして、ドアの開閉ボタンが緑色に点滅しますので、そこを押してドアを開けましょう。

緑色のボタンを光ったら押します。

これは、降りる時も同様です。降りたい駅に到着したら、同じく電車内側のドアのすぐ横にあるボタンを押します。これでドアが開きますので降りることができます。

駅にある券売機の使い方

いつも駅員のいる大きな駅ばかりに行くとは限りません。出先で券売機を使う必要が出た場合、どのように使うと良いのでしょうか。ここでは券売機の使い方をご説明します。

基本的にHOPカードの場合はお金が足りなかったとしても降りる駅で清算が可能です。つまり、お金が足りなくても乗ってしまい、降りた駅の券売機でお金をチャージすることでtag offができます。(もちろん、先にチャージしてもかまいません。)

では、お金のチャージ(top up)を券売機で行う方法をご紹介します。

① まず、カードを所定の場所に置き,画面左側の「hop card user?」の場所をタッチします。

② 次に、どんな操作をしたいのかを聞かれるので「hop money top up」をタッチしましょう。

③ 次はいくらお金を入れたいか聞かれます。入れたい金額の所をタッチしましょう。

④ 支払い方法を選びます。現金の場合はcashを、カードの場合はcardをタッチしましょう。

⑤ 機械の右側にあるカードリーダーにカードを読み取らせます。すぐに「remove card」
と表示されますので抜きましょう。その後は、料金を支払う口座を選び、PIN number(暗証番号)を押すように指示されますので、手順通り進みましょう。

⑥ きちんと操作が終わるまではHOPカードは最初の場所においたままにしてください。

⑦ このような表示が出ればチャージはできています。HOPカードを取るのを忘れないようにしてください。また、念のためレシートも取っておくとよいでしょう。

 

次に、カードを購入していない場合に、券売機でチケットを買う方法です。

① 最初に「hop card user? Buy ticket?」と聞かれますので画面右側の「Purchase ticket」をタッチしましょう。

目的地の駅名を入れます。ここではブリトマートですのでBを押します。するとBから始まる駅名が出てきますので、この中からBritomartを選びます。ちなみに、最初に画面上方に近隣の駅名が出てきます。もし目的地がこの中にあればそのボタンを押します。その後、人数を選びます。

③ 残りの支払いの手順は上に書いたカードの場合の④以降と同じです。

④ 支払いが済むとチケットが下の受け取り口に出てきます。他の方がチャージをした際に置いていったレシートが残っていることが多いので、自分のものを間違えずに選びましょう。先に挙げたキセル乗車とみなされないよう、電車内ではしっかりチケットを持っていましょう。

 

バスで観光スポットをくまなく回ってみよう

では、次にバスの乗り方をお伝えしていきます。

まず、最初に覚えておいていただきたいのがNZのバスは日本のバスと違い、車内に行先表示もありませんし、アナウンスもありません。バス正面と横側に、ルートの数字とどこを経由するのかということと、最終目的地が書いてあるだけです。
バスはバス停ごとに停まるシステムではありませんので、乗る際も運転手にサイン(大きく手を挙げる)をしないとバスは通過してしまいます。自分が乗りたいバスが近づいてきたら大きく手を挙げましょう。

また、降りる際には、特に案内がありませんので自分で判断をしてボタンを押し、バスから降りる必要があります。初めて行くのに、降りるバス停を自分で判断するだなんてとても難しいですよね。そんな時のために、以下の方法をお薦めします。

  1. 乗車の際、運転手に降りたい場所を最初に伝えておく。
  2. ATのアプリをダウンロードし、起動しておく。

NZでは乗車の際は必ずバス前方の運転手のそばのドアから乗ります。その際に、運転手に「〇〇に行きたいから、近くまで来たら教えてほしい」ということを伝えておくとよいです。
「いきなり運転手に話しかけるのはちょっと不安‥。」という方は、ATのアプリで事前に行き方や乗り場・降り場を把握しておくと安心です。

ATのアプリとは?どんな点が便利なの?

自分の足でどんどんいろいろな場所に行ってみたい方は、AT(オークランドトランスポート社)のアプリをスマートフォンにダウンロードしておくとよいでしょう。

ATアプリの使い方を実際にお見せしていきます。
アプリを使うようなときは、たいてい目的地までどうやって行くかを知りたいというときだと思いますので、目的地までの道のりを検索してみましょう。

① 画面左下のJourney plannerをチェックします。

② 上のChoose destinationに、行先を入力します。ここではCornwall parkで検索してみます。アルファベットを入れていくたびに予測で候補がいくつか出てきますので、間違えずに選択するようにしましょう。

③ 次に、その上に現在の場所を入力します。現在地から行く方はいいのですが、そうではない方はここに出発地を入力していきます。ここではわかりやすくブリトマート駅から出発するという設定で入力してみます。

SEARCHボタンを押すと、いくつも候補が出てきます。「今の時間ではなく、明日の昼頃までに着く乗り方が知りたいんだけどな…。」そんなときは画面中央にあるLeave nowボタンを押してください。ここで、時刻を設定して検索することができます。時刻をいれたらConfirmを押しましょう。

⑤ いくつかの乗り方が出てきます。それぞれ、何時につくのか、何番のバスや電車に乗ればいいのか、料金はいくらかかるかなどが書かれています。

⑥ 自分にとって一番良い行き方を見つけたら、そこをクリックしてみましょう。すると、どこのバス停で乗ればよいかということだけでなく、どの道をどう歩けばよいかまでgoogleと連動したアプリが教えてくれます。
この行き方の場合はQuay street にある1338番のバス停で321のバスに乗り、Green lane Westにある8068番のバス停で降りるように案内されています。

ATのアプリを起動さえしておけば、行き慣れない場所であっても地図も表示されるのでとても安心です。旅のお供としてダウンロードしておくととても心強いですね。

乗り降りや、カードでの支払いはどうなっているの?

オークランドのバスは、乗るときは運転手横のドアしか開きません。ですので前側のドアから入り、運転席のすぐ横にある機械に向けてtag on します。降りるときは運転席横、または車内中央にあるドアから降ります。乗った時と同様、tag offを忘れずにして、降りましょう。

現金で支払う場合は?

現金で支払う場合は、乗った際に運転手に「〇〇まで行きます」と言ってお金を払い、チケットをもらう必要があります。電車の様に切符を確認する係員はいないので、車内で見せる必要はありませんが、このチケットはバス車内ではしっかりと持っておきましょう。

購入は現金でもクレジットカードでもできます。高額紙幣を渡すと運転手がおつりをもっていない場合もありますので、できるだけ小銭を用意しておくとよいでしょう。

 

市内観光にとても便利なバスルート4選

ここで、市内をくまなく回るのにとても便利なバスルート4つをお知らせします。

街の真ん中のQueen streetを循環する「シティリンク(City link)」、市内中心部を循環する「インナーリンク(Inner link)」やや郊外の観光地を循環する「アウターリンク(Outer link)」、海沿いを走る「タマキリンク(Tamaki link)」の4つです。

どのバスもAT HOPカードを使えますし、現金で払う場合も先に挙げた方法でチケットを購入して乗ります。
目的地や旅のプランに合わせて効果的に活用しましょう。

それでは、それぞれについてご説明します。

街中をくまなく回るのに便利なシティリンク

シティリンクは赤い色の車体をしています。バス停にも赤い目印がありますのでわかりやすいでしょう。

市の中心部を月~土までは7,8分おきに、日曜日も10分おきに循環しています。ブリトマート駅からクイーンストリートを上がり、Kロードを通ってまたクイーンストリートを通過し、港そばの人気スポットウィンヤードクオーター(Wynyard Quarter)まで行きます。

料金は最大でも大人1ドルです。シティリンクも他の乗り物と同じようにAT HOPカードを使う場合は割引されます。市内中心部は、地図で見るとそんなに大きくないのですが長い坂道もあり、歩いてこれらを回るとなると中々大変でので、シティリンクは強い味方となるでしょう。

市内人気のおしゃれスポットを回るのに便利なインナーリンク

インナーリンクは緑色の車体をしています。他のバス停と同じ場所に停まりますので、乗る際はバス停にある時刻表を確認してみましょう。

このバスはブリトマート駅を出発し、人気スポットであるヴィクトリアパーク、ポンソンビーを通り、オークランド博物館のあるパーネルを通過し市内へ戻ってきます。(逆回りのルートもあります。)バスはルートがたくさんあってどれに乗ればよいかわからない、けれどおしゃれエリアを観光したいというときにはこのインナーリンクは大変便利です。

月~土までは10分から15分おきに、日曜日も15分おきに運行しています。料金システムはゾーン制をとっていますので、何ゾーンを回るかによって料金が変わります。

おしゃれなスポットとして人気なポンソンビーへ行くのは電車もありませんのでインナーリンクを使うととても分かりやすく行けるのでお勧めです。

動物園やMOTAT、マウントイーデンなど郊外に行くのに便利なアウターリンク

市内の少し遠くの観光スポットにも足を延ばしてみたい、そんなときに便利な乗り物がアウターリンクです。アウターリンクの車体は黄色です。

インナーリンクと同様に、ルート内を通過するバス停で乗降者できます。このバスのよいところは動物園など郊外の観光地に行くのに便利なところです。動物園やMOTAT(交通博物館)は電車の駅から近くありません。もしこれらに行きたいと思ったときにはアウターリンクを使っていくとわかりやすいでしょう。マウントイーデンという小高い山に登ってハイキングを楽しみたい方にもお勧めです。

アウターリンクもインナーリンク同様に、逆向きのルートもあり、市内を循環しています。

ビーチにいくならこれ!海沿いを走るタマキリンク

オークランド市内にはたくさんのビーチがありますが、街中から近くて行きやすいビーチがミッションベイです。このタマキリンクはミッションベイを始め、コヒマラマビーチやセントヘリアスベイなど、いくつかの美しいビーチを通ります

早朝から毎日15分おきに運行していますので、美しい朝焼けをビーチで見てみたい、というときにも大変便利です。
車体の色は水色で、このバスは循環ではなくブリトマートからグレンイネス駅まで行って折り返し帰ってくるルートをとっています。街中へ帰る際は、降りたときと反対方向へ向かうバスに乗るように気を付けましょう。

フェリーに乗って人気のDevonpor、Waihekeエリアに行ってみよう

市内観光の交通手段の最後に、フェリーの乗り方をご紹介します。

海に囲まれた街オークランドは、フェリーも重要な交通手段の一つです。住んでいるエリアによっては毎日フェリーに乗って通勤する人もいます。バスや電車にはない非日常感を味わえる船の旅は、とてもよい思い出の一つとなること間違いなしです。

では、どのように乗ればよいのでしょうか。
フェリーも基本的にはこれまでの乗り方と同じです。乗り場はブリトマート駅を出てすぐそばにあるフェリーターミナルから乗れるようになっています。

フェリーの乗り方・降り方

他の乗り物と同じように、乗る際にtag onをし、降りる時はtag offをするという方法です。カードではなくチケットで船に乗りたいときには、改札にある窓口でチケットを購入し、通過します。

フェリーは行先によって船着き場が違います。間違えることのないように、乗船場にある電光掲示板をしっかり確認しておきましょう。
船の主な行先としてデボンポート、ハーフムーンベイ、バーキンヘッド、ワイヘキ島などがあります。特に、デボンポートやワイヘキ島などは観光地としても人気のエリアです。ぜひこの機会に活用してみましょう。

(ランギトト島など一部の島へ行くのは、Fullers 360社のサービスでないと行くことができません。ATカードは使えませんし、乗る方法が違いますのでお気を付け下さい。
Fullers 360社のサイトは⇒https://www.fullers.co.nz/timetables-and-fares/ です。)

船は電車に比べると便数があまり多くありませんので、必ず事前に帰りの便を確認してから乗るようにしましょう。また、運賃はゾーン制とは異なっていますので、こちらも乗船する際に確認しておきましょう。ワイヘキ島など遠くの島は料金も高く設定されています。

行先によってはフェリーよりもバスの方がお手軽

ノース地域=全てフェリーで行くのがお得というわけではありません。港から近いエリアに行くときは、フェリーで行く方がよいでしょうが、例えばタカプナのマーケットに行きたいというときや、アルバニーのショッピングモールに行きたいときなどは、先に挙げたATのアプリを利用してバスで行く方が簡単に行けます。

 

郊外や遠くの町に行きたいときはどうすればよい?

市内での公共交通機関の乗り方はよくわかったけれど、オークランド市外の少し遠くの町を観光したいときはどうすればよいのでしょうか。

最後に、郊外の町へ行く際に便利な交通手段をご説明します。

Intercityをバスを使おう

Interccity バスは、NZ国内の観光地をくまなくまわることのできるバスです。日本でいう長距離バスのようなイメージが近いかもしれません。車内にはwi-fiも完備されていたりと快適なバスの旅を送れます。

予約はネットで承っています。時期や行先によっては埋まってしまうことも考えられますので、旅の旅程を組み次第、早めに予約するようにしましょう。
気になる料金体系は3つあります。一つは通常の普通運賃を支払う方法です。(学生や年配の方は証明をすれば割引が適用されます。詳しくはホームページをご覧ください⇒https://www.intercity.co.nz/

たくさんの町をまわりたい方にお勧めの方法がFlexi pathを使う方法です。これは、バスに乗っている総合の時間分のチケットを買う方法です。例えば、15時間分ですと132ドル、20時間分ですと172ドルとなっています。(最大で60時間分売っています。)あちこちの町を行き来するバスの乗車時間を計算し、その中で収まるように旅のプランを組むとよいでしょう。チケットを一回ずつ買うよりもかなりお得になります。

最後のプランはTravel pathです。これは、あらかじめ決められた旅のコースを購入するプランです。いくつもの周遊コースが用意されていますので、予算と日程に合わせて購入されるとよいでしょう。

どちらのpathも購入されてから12カ月以内は使用することが可能ですので、もしこちらに長期滞在される場合は分割して使用するのもよいですね。

 

まとめ

オークランド市内の交通機関はとてもシンプルです。初めて利用するときはどんな乗り物も多少緊張することもあるかもしれませんが、一度乗ってしまえばあとは同じシステムでどこまでも行くことができます。

自分で決めて、自分の足で歩く旅行には団体旅行にはない貴重な経験や楽しさがあります。自分好みの滞在をカスタマイズして、オークランド滞在を思いっきりお楽しみください。