「無職歴が長いと採用担当者にどう思われるのだろう?」
ニートをしていた人だとこんな不安を感じていることは多いでしょう。

この記事では、実際に採用担当者として100人以上の面接をしてきた経験から、採用担当者が無職歴の長い人をどう感じているかについてまとめました。

具体的には、
• 無職歴1年以上の人を採用担当者はどのように見ているのか
• 無職歴が長い人が採用してもらうための理由付けとは?
などを紹介いたします。
実際に無職期間が長い人の面接もおこなってきたのでリアルな採用担当者の評価を知ることができます。

採用担当者は無職歴1年以上の人をどう評価するのか?

採用担当者が無職歴1年以上の人を見た場合、以下のように評価する傾向があります。

理由を聞くまでは特に何とも思わない

基本的に無職期間があっても問題があるとはすぐには決めつけません。
無職期間に何をしていたかを尋ねてその回答によって評価を決めます。

特に理由もなく無職になっていたのならもちろん評価を下げますが、中高年の採用担当者でもないかぎり、話も聞かずに無職期間を否定することはないでしょう。
もし20代の採用担当者だった場合は理由に関係なく無職期間を気にしない可能性もあります。
50代以上の場合は無職自体が悪と捉えている人もいるため、やや難易度があがるかもしれません。

空白期間に明確な理由があるのなら気にしない

たとえば、無職期間の間は事故にあって入院していたとか、介護のためにやむなく家族につきっきりでいたというのであれば、空白期間を重視することは少ないでしょう。

これが「特に理由もなくニートをしていました」というのであれば採用確率は一気に落ちますが、やむを得ない事情であると判断されれば問題視されることは滅多にありません。

同じくらいの条件の人が選考ラインに並んだら不利

ただし、あなたと同じ程度の評価を受けた人がいて、あなたとその人のどちらか1人しか採用できないとなった場合は無職期間が不利に働くことがあります。

この場合は無職期間の理由を問わないでしょう。なぜなら、空白期間に仕事をしていなかった人よりも、ずっと仕事をしている人のほうが採用者側としても安心できるからです。

履歴書に書いていない仕事を空白期間にしていたとか、勉強をしていたというのであれば状況は変わってきますので伝えそこねないようにしましょう。

採用担当者がどちらのタイプかによっても異なる

無職期間が長い人をどう評価するかは最終的には採用担当者の判断に委ねられます。
採用者にも2タイプがいて、
気が合う人を採用するタイプ
実力主義で採用するタイプ
のどちらなのかによってあなたが採用される確率が変わるでしょう。

既存スタッフや採用担当者と気が合うことを重視する、協調性を好む人であれば無職期間は無視してくれるでしょう。
しかし実力主義で仲の良さなど関係ないという採用担当者の場合だと、無職期間はブランクでしかないと捉えて評価を落とす可能性が高いです。

 

無職期間はどのくらいまではOK?

これは採用担当者次第ですが、半年以内なら理由を聞く必要も無いとさえ考えていました。
転職する際には無職期間というのは生まれやすいので3ヶ月以内ならまず問題ありません。

無職期間が半年を超えてしまう場合は理由を尋ねることが多いです。
その際に「なかなか転職できなくて」といった自分の評価を下げるような発言はしないでください。
こう答えてしまうと採用担当者は「他企業が採用しないような人材なら不採用かな」と考えてしまいます。

「次の転職に備えて勉強していました」と話すだけで、1年以内の無職期間ならデメリットとならないようにすることが可能でしょう。
その場合は勉強内容と面接先の会社との関連性なども尋ねられますので、事前に調べたり考えたりしておいてください。

 

無職歴よりも重要な面接の基準

無職歴がデメリットになることを避けられない場合は、他の部分でアピールする必要があります。
無職歴よりも重視されるのが人柄です。

採用担当者であれば、スキルなしで無職期間が3年あったとしても、コミュニケーション能力に優れている人がいれば大抵は採用します。
無職期間があったかどうかよりも、本人が目の前にいるのですから人柄のほうが判断しやすいのです。

あなたは無職期間が長かったとしても、堂々として自信をもって面接を受けることが重要です。
自信が無さそうな行動をするだけであなたの評価は簡単に落ちてしまいます。

しかし自信があるように振る舞うだけで、無職期間なんて吹っ飛ばせるほどのインパクトを与えることができるでしょう。
重要なのは無職歴があるからと自信を失わないことなのです。

 

無職歴が長い人でも採用してもらうための無職期間の理由付け

無職歴が長い人でも空白期間の理由付けが適切であれば採用してもらえます。
以下は例でしかありませんが、無職期間に何をしていたかを納得させるような理由は考えておきましょう。

ネットビジネスなど独自に稼いでいた

実際に何らかのネットビジネスをしていたのならこの説明をすることも可能です。
この理由を出す場合は詳細を尋ねられることは間違いありません。
完全な嘘をついてしまうとバレたときに不採用が確定してしまいます。
もしネットビジネスをしたこともないのにこの理由付けをするのであれば、採用担当者が無職期間を気にしているかどうかを判断してからにしましょう。

夢を追っていた

小説家や漫画家などの夢のために貯金で生活していたと説明する方法もあります。
空白期間にニートをしていたと話すよりはマシでしょう。

しかし中高年の採用担当者の場合は「現実を見られない人材」と判断する可能性がありますので、この理由を使う時は採用担当者が30代前半より若い場合に限ることをおすすめします。

介護をしていた

親の介護のためにやむなく無職になっていたと説明するパターンです。
このパターンであれば無職期間を咎められることはありません。
ただし、無職になる必要性があったのか、その期間の生活費はどうやって稼いでいたのかなど細かく質問されることが予想されます。

介護経験が無いのであれば答えに詰まることもあるので、この理由付けをするのであれば事前に調べて設定を考えておく必要があります。

資格の勉強をしていた

無職期間を説明する上で現実的な回答です。

資格を取得するために無職でひたすら勉強していたと説明すれば、ニートとは思われずに将来のために努力しているという好評価を得られるでしょう。
ただし資格は実際には取得していませんので「資格を取得する前に貯金が尽きたので働かなくてはいけない」と伝えると良いでしょう。

資格について詳しく聞かれる可能性もありますので、事前にその資格について調べておくことが必要です。
また、資格を取得して何がしたいのかまで聞く採用担当者もいますので考えておきましょう。

 

まとめ

基本的に採用担当者は無職歴が長くても明確な理由を説明できればさほど低く評価はしません。
ただし同じ条件で1人しか選べないといった状況なら空白期間がある人を落とすでしょう。
また、採用担当者が協調性よりも実力主義の人であれば空白期間を悪い方向に考える可能性は高いです。

可能なかぎり空白期間をごまかすためには、無職だった期間の理由付けが必要です。
介護をしていたとか、資格をとるために勉強していたといった明確な理由があれば採用担当者に好印象を当てることも不可能ではありません。

事前に資格などについて調べておいて、面接の際に詰まること無く説明できるようにしましょう。