本を読むのは好きだし、小説家って憧れるけど、具体的にどう書けばいいのかわからない…という方に向けて、小説の書き方や考え方を基礎から解説いたします。ネット上でも「小説の書き方」なる記事は溢れかえってはいますが、実際に商業作家が解説する記事はあまり無いのではないかと思います。
本記事は、実際に商業作家としてデビューすることを目標とする人向けの内容となっています。ですので、単純に「起承転結で書きましょう!」ということではなく、実際に小説家としてデビューしたい場合に「そもそも小説を書く前に考えること」「小説を執筆する上で決めておくべきこと」「実際に書く上で知っておいた方がいいこと」などについても順に解説します。
記事の信頼性としましては、筆者自身が今年にデビュー予定の小説家であり、複数の出版社との交渉経験があります。
そもそもどんな小説を書くの?
実際に小説を書き始める前に、「どんな小説を」「どんな目的で」書きたいのか、ということは明確化しておきましょう。趣味で書く分にはどんな物でも構わないわけですが、小説家としてお金を稼ぎたいという場合には、執筆前の根底部分から詰めていく必要があります。
「趣味」の作品と「仕事」の作品
自分が書く小説は「趣味」として書くものなのか、それとも「仕事」として書くものなのかを予め決めておきましょう。「仕事」として書くとはつまり、小説の執筆を通じて最終的にお金を稼ぐ、小説を書くことで生活することを目的にするということです。
小説家としてデビューしたい場合、そもそもここが曖昧だと非常に苦戦することになります。大手の新人賞には毎年数千人もの応募が集まると言われていますが、その中で実際に商業作家としてデビューすることができるのはほんの数人です。
つまり実際に小説家としてデビューするためには、倍率にして千倍近い競争を勝ち抜く必要があります。公募の場合はその中で自分の作品をいかに他の応募作と差別化し、選考委員の目に留まるかを考えなければなりません。
そうした事情もあり、何となく「趣味」で小説を書いて、とりあえず新人賞に応募してみることが目的になっている場合はなかなかデビューできない場合も多いです。「2次選考を通った!」「3次選考を通過しました!」ということに一喜一憂するのではなく、各選考の通過は当たり前として、確実に入賞を狙うようなロジカルな戦略、マインドを持つ作者が確実に有利になります。
仕事の作品 自分の書きたい物+読者の読みたい物+目的別の戦略。
公募で攻めるか、ネットで攻めるか
小説家に公募からデビューするか、ネットからデビューするかも決めておきましょう。余裕があるなら両方から攻めてもいいのですが、なかなかそうもいかないのが実際のところだと思います。ですので、両方のメリットとデメリットを洗い出してみたいと思います。
公募から攻めるメリットは2つあります。ひとつは多くの場合、入賞に伴う賞金が獲得できるということ。ふたつ目は、新人賞を通過して小説家としてデビューした場合、ダイレクトにいわゆる「小説家」として認められるということです。たとえデビュー作が売れなくても、多くの場合、担当編集と共に次回作を練るというステップに進むことができます。デメリットとしては、そもそも入賞が難しいこと、デビューまでの必要期間が長いことが挙げられます。
ネットから攻めるメリットは3つあります。ひとつは公募に比べて相対的にデビューしやすいということ。ふたつ目はネット小説自体が現在売れ線のジャンルであるため、商業的成功の可能性が比較的高いということ。みっつ目は、選考を通過するわけではないため、デビューまでに必要な期間が短いということです。デメリットとしては、出版社とは基本的にその作品限りの付き合いになるため、多くの場合、出版社が次回作までサポートしてくれることは無いということです。
公募とネットには、それぞれのメリットとデメリットがあります。しかし、小説家デビューの道が新人賞や持ち込みしかなかった時代に比べれば、現代は小説家デビューがかなり容易になっているとも考えられます。自分のライフスタイルや執筆可能なジャンル、最終的に目指す作家像と相談しながら決めましょう。
どのジャンルの小説を書くか
純文学やSF、ファンタジー、推理小説にライトノベルと、一口に小説と言っても様々なジャンルが存在します。自分がどのジャンルの小説を書きたいのか、実際にどのジャンルの小説を書くかということも、しっかりと戦略を立てて書くのが良いでしょう。
小説家として食べていくことを目的とする場合、そもそも専業作家化が難しいジャンルが存在します。それは純文学やハードSFといった分野です。これらはたしかに格調高いジャンルではありますが、それゆえに職業作家のレベルも非常に高く、それなのに国内の市場が比較的小さいという特徴があります。こういったジャンルは本当に完成度の高い作品を書いたならば、いわゆる本当の意味での「小説家」として認められ、国内のみならず世界中で注目されるビッグチャンスが存在する一方で、職業作家としては非常に敷居の高い茨の道です。
対して、商業性の高いジャンルは専業作家化の裾野が広いと言えます。ライトノベルや、ネット小説に代表されるようなジャンルのことです。これらのジャンルは現在需要の大きな市場であると同時に、漫画化やアニメ化といったメディアミックスと非常に親和性が高いのが特徴です。需要層が大きいために供給が過多となりつつある傾向はありますが、まだまだ専業作家化を狙える分野であると思います。
このようにどのジャンルの小説を書くかというだけでも、商業的にはこのような差異が生まれてきます。ノーベル文学賞や芥川賞を狙うような作家を目指す場合は別ですが、とにかく「小説家」として生計を立てていくことを考える場合、小説の執筆以前からある程度の将来設計を考えておいた方がいいでしょう。
小説を構成するもの
ここからは、実際に商業作品がどのような要素から構成されるかを解説いたします。もちろん小説は自由な創作の形態ですので、こうであるべきという決まりはありません。しかし、最低限留意しておいた方が良い点、もしくは基礎的な部分は存在します。
コンセプト
物語を組む以前の企画段階として、どのようなコンセプトの下、どのようなテーマを持つ小説なのかということを考える必要があります。定義の難しい概念ではありますが、筆者の場合、小説におけるコンセプトとは「その小説が面白い理由」を一言で説明する部分です。
コンセプトが最初の段階から曖昧だと、もしくは決まっていないと、読者は何を楽しみに小説を読めばいいのかわからないばかりか、そもそも手に取ってすらもらえません。逆に言えば、優れたコンセプトの下に書かれた作品は、他のあらゆる要素を押しのけてヒットする爆発力を有します。
最近でいえば、集英社スーパーダッシュ文庫から出版された『All You Need Is Kill』というSFライトノベルが、極めて優れたコンセプトの下に書かれた作品だと言えるでしょう。「戦場で死ぬたびに、出撃の前日にループする主人公」というコンセプトで書かれた本作は、その秀逸すぎるコンセプトから、日本のライトノベルとして初めてハリウッドが映画化権を買い取り、トム・クルーズを主演に150億円以上の予算を組まれて映画化されました。
多くの場合、コンセプトは読者が最初に惹かれる部分でもあります。いわば「この小説、読んでみようかな」と思わせるポイントです。基本的に、無名の作家はそこで勝負するしかありません。文章力やキャラクターといった要素が問題になるのは、あくまでその後だということを覚えておきましょう。
テーマ
テーマは「その小説が一貫して読者に伝えるものは何か」という部分です。コンセプトに比べれば重要度の低い要素ですので、商業作品や売れる作品には絶対必要である、というものではありません。商業性の高い作品よりも、むしろ純文学等の作品において必須となる要素でしょう。
一貫したテーマの存在は、読者の「一つの作品を読み切った」という読後感に大きく関わります。このテーマが曖昧だと、もしくは最初から存在しないと、読み終えた読者は「結局、この作品は何が言いたかったんだろう?」と頭をひねってしまうことになります。
それでも小説として面白く、読者が「この作者の小説をまた買いたい」「誰かに勧めたい」と思ってくれればいいわけではありますが、隙の無い作品を構築するうえでは留意すべき点であることに変わりないでしょう。
セールスポイント
コンセプトが「その小説が面白い理由」なら、セールスポイントは「その小説が売れる理由」です。どれだけ秀逸なコンセプトを打ち出して、完成度の高い小説を書き上げたとしても、読者に実際に手に取って読んでもらわなければその段階まで進みません。
この要素につきましても、作家自身が苦心して考えるというよりは、実際には担当編集と一緒に考えていくことになるわけではあります。しかし、作家自身がこういった商業的な視点を予め持っておくことは大切でしょう。
『すべてがFになる』や『スカイ・クロラ』で知られる森博嗣氏は、作家自身が小説のビジネス性を意識して、自分の作品をプロモートしていくことの重要性について語っています。森氏は、小説を「書く」のは小説家の仕事、「売る」のは編集の仕事という風に考えるのではなく、作家自身が商業的な視点を持って、自作をマネジメントしていくべきであるといいます。小説は立派なビジネスであり、綺麗ごとでは済まされないというのが彼の考え方です。詳細は森博嗣の著作である『小説家という職業』を参照してください。
商業性の高い作品になるほど、このセールスポイントが重要になってきます。自分の小説が最終的に商業作品として出版されて書店に並ぶ際、商業的に何が強みなのかを前もって考えておけば、散漫な捉えどころの無い作品となるのをある程度未然に防ぐことができるものと思います。
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プロット
上記の要素が決定して、初めてプロットの構築段階に進みます。プロットとはつまり、小説の骨組みや設計図のことです。どの場面において、どういったことがどういった順序で起きるかということがプロットにおいて決定されます。ただし、このプロットにどの程度の重点を置くかというのは、小説家によって大きく異なる部分でもあります。
プロットは必ず作るべきで、小説を書くうえでプロットを作らないなんて信じられないという作家がいます。こういったプロットを重視するタイプの作家には本格ミステリといった分野の小説家が多いような気もしますが、正確な分布図があるわけでは無いのでわかりません。人気作家では、『新世界より』や『悪の教典』で知られる貴志祐介氏はプロットを綿密に組み込むタイプであるということを公言しています。
一方で、プロットを全く作らないという作家も多く存在します。たとえば、日本を代表する小説家である村上春樹氏は、プロットを作らずにいきなり本文を書き始めるタイプの作家であることを公言しています。このように、本文執筆以前にプロットを詰めるタイプの作家を「プロット型」、プロットを用いないタイプの作家を「ライブ型」と呼ぶ作家もいます。
プロットの有無は完全に人に寄るというのが実際のところですが、初心の内は作成した方が良いでしょう。筆者の場合はプロットを作るのが苦手なため、一旦全て書き終えてから、再度プロットを作って書き直すという作業をすることがあります。最初から作らないと決めてしまうよりは、このように自分に合った執筆スタイルを模索する方が良いと思います。
本文
最終段階として存在するのが、小説本文の執筆です。プロットを作らないタイプの小説家は、いきなりここから作業が始まることもあります。とにかくこの段階では、小説の本体である本文を、最初から最後まで執筆していくことになります。
本文執筆の際にありがちなのは、どうしても最後まで書き上げることができない人が多いということでしょうか。小説はディティールで構成される作品ですので、頭の中で想像していた物語をいざ文章の形に起こしてみると、どう頭を捻っても埋まらない空白が生まれてしまったり、登場人物の心情や展開の矛盾に苦しんだりします。
こういった障害を防ぐためにもプロットの作成が勧められるわけですが、筆者のアドバイスとしましては、どんな形でも最後まで書き切ってしまった方が良いです。どれだけ自分の作品がつまらないと感じても、文章力の低さに絶望しても、矛盾だらけだと感じても、とにかく最後まで書き切ることが大切です。
なぜなら、書き終えてしまってからも手直しは好きなだけ出来るからです。0から100を生み出すのは大変難しい作業です。しかし、たとえ書きあがった作品が60%くらいの完成度だとしても、とにかく完成品が手元にあれば、これを100%に近づけていく作業はずっと楽になります。ですので、本文の執筆段階ではあまり些末なことに悩まずに、とにかく最後まで書き切ることを目標にしましょう。最初に書きあがった物はとんでもなくつまらない小説だったとしても、後から手を加えて面白くすればいいだけです。
小説執筆に最低限必要な要素
作家や編集者によって様々ではありますが、商業作品は基本的に以上の要素から成り立ちます。
本項においては、小説を執筆するにあたって、最低限必要な知識について解説したいと思います。
文章作法
小説の文章には、細々とした独自の文章作法が存在します。最低限抑えるべきポイントについて纏めておきましたので、参考になさってください。
代表的な文章作法 | 例文 |
改行後の文頭は一字下げる (台詞等除く) | 「おはよう」 彼はそう言った。 |
ダッシュ(―)、三点リーダー(…)は偶数個 | 「おはよう……(2個)」 彼はそう言った――――(4個)。 |
!と?の後は一字開ける | 「おはよう! どうしたの? 元気ないね」 |
鍵括弧中は句読点(。)で終わらない | 「おはよう。」←これは駄目 |
もちろん、小説とは自由な形式で書かれる散文ですので、このような慣習的なルールに必ず従わなくてはならないということではありません。しかし無用な不利益を被らないためにも、基本的な文章作法には大人しく従っておきましょう。公募では、それだけで落とされる可能性すらあります。
しかし、あえてこのような文章作法に従わない作家としては、『煙か土か食い物』の舞城王太郎氏などが挙げられます。彼の文章は疾走感を演出するために、「!」や「?」の後に空白を入れないことで知られています。ただし、これは舞城王太郎氏の高度な作劇能力・文章能力によって許されていることですので、デビュー前の作家志望者が取り入れるのは避けるべきでしょう。
(他の極端な例としては、『マルドゥック・スクランブル』や『天地明察』で知られる冲方丁氏の「クランチ文体」が挙げられるでしょう。簡潔に説明するのは難しいので、気になる方は調べてみてください)
人称の統一
小説は一人称か三人称の文章で書かれます。一人称は「私は~した」という文章、三人称は「彼は~した」という文章です。これらを人称と呼びます。基本的に、人称は一つの作品内で統一されるべきというのが小説の不文律です。(二人称は「あなたは~した」という文章ですが、実験的な作品を除いては用いられません)
一人称 | 「おはよう」 私はそう言った。 |
三人称 | 「おはよう」 ケンジはそう言った。 |
三人称の中でも「神視点」や「一人称よりの三人称」など、作品や文体によっては性質や境界が曖昧になることもしばしばですが、人称が制御できない作家は概して文章力が低いものとして扱われます。
また三人称の小説を書く際は、コロコロと視点が変わってしまうのも避けるべきです。読者が状況を把握し辛いというのが理由ですが、これも文章能力が低いものとして扱われてしまいます。
「ケンジ、それ取ってくれよ」 アキトがそう言った。ケンジはアキトのことがあまり好きでなかったので、それを無視してやろうかと思った。アキトは醤油が好きなので、どうしてもケンジに醤油を取って欲しかった。彼の隣に座っているトモヤは、またケンジの悪い癖が始まった、と思った。 |
上記の文章は三人称で書かれていますが、たった一段落の間に視点が『ケンジ→アキト→トモヤ』という風にコロコロ変わってしまっています。このような文章を書いてしまうと、読者は一体誰が何を考えていて、何をしているのか、すぐにわからなくなってしまいます。可能な限り、「人称」と「視点」は統一するよう心がけてください。
起承転結と物語の基本構成
物語の基本構成として最も有名なのが「起承転結」です。日本国内ではエンターテイメント作品はこれに倣うのが一般的ですが、実はこれは日本独自の文化であり、海外では一般的ではありません。そもそも物語の基本構成には起承転結以外にも「序破急」や「三幕構成」、「ビート・シート」など様々あります。
自分の物語、スタイルにあった構成をその都度選びましょう。
「序破急」は日本の舞楽の概念ですが、海外の映画脚本ではこれに似た「三幕構成」というストーリーモデルが広く採用されています。これはストーリーの基本構成が三つの部分に分割されるという考え方で、「第一幕:設定(Set-up)」、「第二幕:対立(Confrontation)」、「第三幕:解決(Resolution)」という三幕によってストーリーを構築します。以下の表に簡単な概略を纏めましたが、実際にはかなり複雑かつ詳細な理論です。詳しくは「三幕構成」で調べるか、これを提唱・理論化したシド・フィールド氏の著作をあたってください。
幕 | 幕の名称 | 起きること | 比率 |
第一幕 | 設定(Set-up) | ストーリーの前提・問題が観客に説明される | 1 |
第二幕 | 対立(Confrontation) | 主人公は様々な障害と対立・衝突する | 2 |
第三幕 | 解決(Resolution) | 主人公は外的・内的な問題の両方を解決する | 1 |
この「三幕構成」を独自に発展させた形式として、ブレイク・スナイダー氏の「ビート・シート」が存在します。これは「三幕構成」をさらに15の要素に細分化したもので、シド・フィールド氏の理論よりも具体的な内容となっています。「ビート・シート」によると、ハリウッド映画の脚本は以下の15個の展開に分割されます。
1 | オープニング・イメージ | 9 | ミッド・ポイント |
2 | テーマの提示 | 10 | 迫りくる悪い奴ら |
3 | セットアップ | 11 | すべてを失って |
4 | きっかけ | 12 | 心の闇 |
5 | 悩みのとき | 13 | 第二ターニング・ポイント |
6 | 第一ターニング・ポイント | 14 | フィナーレ |
7 | サブプロット | 15 | ファイナル・イメージ |
8 | お楽しみ |
※『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』(ブレイク・スナイダー著 菊池淳子訳)より
このように、物語の構成は必ずしも「起承転結」だけではありません。国際的にはストーリーの様々な形式が提唱され、また実際に使用されています。どうしても「起承転結」で小説を構築できない、もしくは納得のいくものが書けないという方は、こういった別の形式の中に意外なブレイクスルーが存在するかもしれません。
筆者の場合は、こういった様々な形式の中から有効だと思われる部分を良いとこ取りして、執筆に活かしています。
(特に「三幕構成」における「第一幕:設定(Set-up)」の概念、「ビート・シート」における「ミッド・ポイント」の考え方など)
まとめ
小説の執筆方法について、そもそもの執筆以前に考えることから、小説を構成するうえで考える要素、また最低限知っておいた方が良いことについて解説しました。
気付かれた方も多いとは思いますが、これはあくまで商業を強く意識した小説の書き方です。芸術性の高い純文学などにおいては、論点がズレることが多いと思います。
ただ、どのような形で小説家を志すにしても、最低限これくらいは知っておいても損は無いだろう、ということで本記事について執筆させて頂きました。具体的な執筆方法というよりは、それ以前の考え方や基礎知識、という雰囲気になりましたね。
もちろん、小説というのは極めて自由な形式の創作です。こうしなければいけないという絶対的なルールはありません。しかし、初心者がとつぜん無差別級のリングに上がって、プロの作家や公募のライバルたちと闘わなければいけないのが小説の世界です。そのときにまるで戦い方がわからないということにならないためにも、執筆に関わる基礎的な知識や考え方については押さえておきましょう。それを知った上で、使うかどうかは別として、です。
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