JAL航空券予約後の便変更方法 公式ページで変更する方法と当日空港で空席待ちする方法

JAL(ワンワールド)

どうも、飛行機の旅にハマっている管理人のセイジです!

今回はJALの国内線の空席待ちを実際にしてみた体験談を基に、空席待ちはどのように行うのか、実際に空席が回って来た際はどのような手続きになるのかをご説明します。

JALの空席待ちとは?

空席待ちとは既に予約が埋まっている飛行機の便について、キャンセルが出た際にその席を譲ってもらうことです。

例えば、伊丹から東京への14:00発の便を予約していたとします。予定が早まり、12:00発の便に乗りたいのですが、その便は既に予約が埋まっていたとします。

この場合に12時の便にキャンセルが出て、かつ他の誰かが予約を埋めてしまう前に自分が予約を取ることになります。

 

方法1:JAL公式ページから変更する

こちらは私の予約状況です。羽田から伊丹に戻る当日の朝ですが、「変更」ボタンが表示されています。

19:20の便を予約していましたが、所要ができ早めに戻りたいと考えました。

「変更」ボタンを押下すると、空席がある場合は表示されます。

11:30の便が空いているので選びなおします。

この際に席のグレードが変わる場合は差額が後日クレジットカードから引き落とし/払い戻し、されます。

これで変更が完了です。

 

方法2:当日空港で空席待ちカウンターで受付をし待つ

こちらは福岡から伊丹へのJAL便の一日の予約状況です。

この状況ですと、19:00の便のみJクラス席、普通席がそれぞれ2、5席空いていますので、画面から選びなおすとこの時間帯に変更することができます。

なお、×がついている時間帯は席が既に埋まっていますので、変更することができません。

 

この場合、もしも時間までに誰かがキャンセルを行い、その後ホームページを閲覧した場合は空枠が表示されます。

ただ、「出発直前になってキャンセルが入る」というパターンもあります。例えば、搭乗予定の人がキャンセルを行わず、搭乗ゲートに現れなかった場合などが該当します。

この場合は、直接空港に行き現地でキャンセル待ちをすると、直前で空いた席に振り替えてもらうことができます。

 

私は、何とか15:00の便に乗りたかったため、当日空港に早めに行き空席待ちをすることにしました。

空港に行くと、空席待ちカウンターがJAL、ANA共にあります。

受付に社員さんが居る場合は、話しかけて空席待ちしたい時間帯を伝えると、以下のような空席待ちの用紙を配られます。

私は15:00の便の空席待ちをお願いしたのですが、搭乗時間の15分前に再び空席待ちカウンターに来るように言われました。

空席待ちの紙は便宜上、その日残っている全ての便の空席待ち時間が記載されるようです。

 

なお、この時点ではJAL公式ホームページ上ではすべての予約が埋まっています。

 

そして、15分前にカウンターに来ると、電光掲示板上に空席待ちの状態が表示されます。

 

なお、英語表記にも一定時間で切り替わります。

空席待ちには優先順位があり、S、A、B、C、D、Eと表示されています。

仮にキャンセルが出てもこの優先順位で割り当てられるので、自分よりランクが上の方が多人数空席待ちをしている場合は、なかなか回ってきません。

種別SJMBダイヤモンド
JGCプレミア
oneworldエメラルド
種別AJALグローバルクラブ
JMBサファイア
JMBクリスタル
oneworldサファイア
oneworldルビー
種別B一般の方(JMB、oneworld非会員)
種別C空席時のみ利用できる航空券を利用している方

※種別D、Eは電光掲示板に記載こそあるものの、恐らく現在は使われていない種別だと思います。

 

私は空席待ちをしている際はサファイア会員だったのでAランク扱いでした。この状態ですと、私の他にもう1名待っている人がいることになります。

時間になると、社員さんが私の傍に寄ってきて小声で「キャンセル待ちが出ました」と言われ、カウンターまで招かれます。

この時点で同時にキャンセル待ちの案内表示に切り替わります。

そして、搭乗券を受け取りそのまま登場ゲートへと移動しました。

 

なお、元々はJクラスで予約していたのですが、Jクラスの空きが出なかったので普通席になりました。

差額の1000円は後日クレジットカード会社を介して払い戻してもらえましたが、FOPも勿論少なくなったので(Jクラス:1016→普通クラス:960)、修行の予定が微妙に狂ってしまいました。

一方で、空席待ちで料金が高くなるケース(普通クラス→Jクラス)の場合は、キャンセル待ちが成功した後に差額をその場で支払うか、クレジットカード引き落としにするかをJALのスタッフさんと相談し決めれるようです。私の他に待っていた人が空席待ちに成功していましたが、現金で支払って折れました。

 

航空会社側もキャンセルが出るかは搭乗のギリギリまで待ちますので、空席待ちに成功したら急いで搭乗ゲートへと移動する必要があります。

私の場合は、空席待ちカウンターと搭乗ゲートが結構離れていたので小走りで移動しましたが、着いた頃にはほぼ全ての人が搭乗し終わっていました。

ということで無事に早めの便で大阪に戻ることができました。

意外と直前キャンセルをする人は多く、数席分がボコっと空くこともあるようです。

その他にも、政府関係者の急な用事のために意図的に席を確保していることがあり、急務が無かった場合に直前で席を解放することもあるようです。そのため当日空港待ちの作戦は意外と成功することが多いです。

 

空席待ちまとめ

今回は空席待ちの方法について、体験談を交えて解説しました。

やってみて思いましたが、空港での空席待ちは空きが出るか分かりませんし、慌ただしさもあるため、あまりお勧めできないです。

急用でもできない場合は、元々計画した旅程で飛行機に乗る方が良いなぁと感じた次第です。

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