日本からペルーには日系の会社が40社以上あるので仕事の為や、マチュピチュをはじめとした観光の為に来られる方が多数いらっしゃいます。しかし、ペルーでは日本語はおろか英語すら通じません。旅なれた方なら気持ちでどうにか出来るかもしれませんが、普通の渡航者にとってはかなりナーバスになる点ですよね。さらに、煽るようですが、ペルーの首都リマは治安が悪く外国人が巻き込まれるトラブルもよくあります。やみくもに動いたりしていると、変な所に入りトラブルに合う可能性が高くなってしまいます。
そこでこの記事ではリマの公共交通機関について紹介します。少しでも効率よく、また不自由なく移動出来ることが出来、余計な心配を無くせます。ペルーに訪れる予定のある方は是非読んで見てください。出張者からバックパッカーまでどのジャンルの方にも役立つ情報です。
空港から市街地への出方
まずペルーの首都リマにあるホルヘチャベス国際空港に到着し、イミグレーションを通り、ターンテーブルで荷物を受け取ると、空港ロビーに出ることが出来ます。ホルヘチャベス国際空港はあまり大きい空港ではないので実際に行かれたら分かると思いますが、到着ゲートから右手に出口があり空港から出られるようになっています。
この空港から市街地への出方は主に、タクシー、バスの2つです。電車は空港辺りには通っていません。なので、上記の2つの公共交通機関を利用するしかないのですがその中でも種類がありますので各乗り物について詳しく見ていきます。
タクシー
一番分かりやすく市街地に行く方法としてはやはりタクシーになります。ペルーのタクシーは空港だけでなく、どこでも交渉性です。タクシーに乗る前に、ドア越しに値段を交渉しましょう。
1つ目は到着出口手前にある店でタクシーをお願いする方法です。
お店といってもこのように受付があるだけですが。3社ありますがどこも値段は変わりません。どの会社も目的地に応じた料金が必要です。治安が良く多くの旅行者がいる地域、ミラフローレス(Miraflores)へは70SOLES(約2000円)です。時間は約1時間です。クレジットカードでも支払い可能で海外では珍しくJCBのカードも利用することが出来ます。
2つ目は空港から出て右手に歩いていくとタクシーのキャッチがいます。
そこでもタクシーをお願いすることが出来ますが、ここはおススメ出来ません。かなり料金が高くかなりぼったくられます。安全は安全ですが、1で紹介したタクシーは安全な上に料金が安いので2を利用するメリットが全くありません。値段はドライバーの言い値です。もし利用される場合はぼったくられないように気を付けましょう。以前聞いたところミラフローレスへは150 SOLES(約5000円)でした。
3つ目は、空港から出た所でタクシーを拾う方法です。
この方法のメリットは1.2で紹介したタクシーよりも格安で行ける事です。ミラフローレスへ行く場合は約30~40 SOLES(約1000~1200円)で行くことが出来、1.2に比べると約半額で行くことが出来ます。ドライバーによっては高い値段を言ってきますが、その場合は断り、違うタクシーを捜すか、ドライバーと値段交渉して下さい。3つ目の方法は安くは行けますがもちろんデメリットもあります。それは安全性に欠けることです。空港内にいるタクシーの場合は安全性が確保されていますが、空港の外で拾うタクシーは安全性が確保されていないため、そのまま拉致されたり料金の事で揉めたりする可能性もあります。
ちなみにペルーではUVER等の配車アプリが利用可能なので、ネット環境がある方はこの方法でもタクシーを呼ぶことが出来ます。3の方法より安全かつ安い場合もあります。
まとめると、安全性では1.2の方法が高く、料金面では3.1.2の順番となっています。
ですので、個人的には最初に紹介した1方法でタクシーを拾う方法がおススメです。しかし、以前この方法でお願いしたタクシードライバーは道が良く分かっておらず、私がスペイン語でガイドしました。最初目的地と違うバスターミナルに連れて行かれました。英語は全く喋れないと言っていたので、もしものためにグーグルマップやマップスミーでリマの地図をダウンロードしておくことをおススメします。
では、次にバスについて見ていきます。
バス
バスで市街地へ行く場合は2つの手段があります。
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
シャトルバスの場合はまず、チケットを購入します。チケットは上記のタクシー1の受付の横でシャトルバス専用のカウンターがあるのでそこで買えます。
事前に電話やインターネットで購入することも可能です。値段は8アメリカドルで、ミラフローレスまで行くことが出来ます。往復で購入する場合は15ドルで購入できます。停留所はミラフローレス内です。
ちなみにバスはWIFI、USBプラグ付きで朝の7時から時間運行してます。バスは1時間に1本のペースです。
ミラフローレス内で停留所は順にHostal Torreblanca 、Hotel Boulevard、Hotel Double Tree、Hotel Maria Angola、Hilton Hotel、Larcomar、Jose Antonio Hotelです。自分が予約してあるホテルまたは近い停留所で降りられるように事前に調べておくと良いですね。
2つ目の市バスで行く方法はかなり難易度が高く、現地民しか普通は利用していません。
日本のように路線図といったものがなく、全て誰かしらに聞かなくてはいけません。そのため、ペルーの公用語であるスペイン語は必須といっても過言ではありません。
ミラフローレスに行く際は、乗換えが必要です。
バス乗り場は空港を出ると右手に細い道があるので、そこをずっと道なりに進むと歩道橋が見えます。その歩道橋の下にバス停があるのでそこから乗れます。ちなみに空港内でバスの事を聞いてもバスはないと言われますが、心配しないで下さい。また、夜の10時が最終バスの目安です。
とにかく安く時間はどれだけかかってもよく、スペイン語に問題がない方はバスを使いましょう。
空港から市街地への出方が分かったところで、市街地で使える公共交通機関について見ていきましょう。
リマ市街地で使える公共交通機関について
リマの公共交通機関は主な順に、バス、タクシー、メトロポリターノ、電車、があります。
バス、タクシーが主な公共交通機関ですが、ペルー人の運転はとても荒く、リマでは渋滞がひどいです。移動にかなり時間がかかります。個人的には世界一酷い渋滞だと思っています。
では、各乗り物について見ていきます。
バス
バスはリマに住む人たちにとっての一番の足になっています。時刻表はありますが機能はしていません。
バス停はありますが、ペルーの多くの地域では停留所はなく手を上げたらバスが止まり乗る仕組みになっています。
旅行者にとっては使いにくいですが、バスを利用することで交通費をかなり安く抑えることが可能です。
大きいバスや通常サイズのバス、そしてミニバンサイズのバス。どれも値段は変わりません。タクシーではぼったくられる可能性はありますが、バスでぼったくられることは稀なので安心してください。
バスの上正面に書いてある名前が終点地となっていて、車体の側面にはバスが通る道路の名前や何かしらの目印が書いてあります。ですが、これをリマでの土地勘がない方が読み取って乗車するのは難しいと思います。また、どこに停留所があるのかも分からないと思うので降りる場所も分からないと思います。そのため、
上記のバス以外に1つ特別なバスがあります。
先ほど紹介したバスは民間企業のバスなのですが、こちらのバスはリマが運営していて、料金が1.70SOLESで普通のバスよりやや高くなっています。
また、バス賃の支払いにおいては基本的にカードが必要です。
このカード実は、後で紹介するメトロポリターノのカードになっています。しかし、このカードは一部のバスでも使えるようになっています。
カードがない場合は運転手に代金を支払い乗車することが出来ますが、ミラフローレス地区を走るリマ経営のバスでは、カードがない方が乗車拒否をされたのを確認しています。
カードの購入またチャージにおいてはメトロポリターノの駅で可能ですが、こちらのバスの停留所においても、係員が立っていてチャージすることも可能になっています。
写真真ん中右の装置にカードをかざすと中に入ることが出来ます。このバスは他のバスと比べると広々していて車内も綺麗です。
また、バスにはお菓子や本などを持った売り子もよく入ってきます。無視しておけば大概は何もしてこないのですが、売り子によっては商品を乗客の膝元に置いていったりもします。当たり前ながら無料ではないので注意してください。
自分の不幸を話しお金をせびる人や、楽器を弾きチップを要求してくる人もいます。この場合は、素晴らしかったらチップをあげてもいいでしょう(笑)チップは1SOL(約35円)で十分です。
上記の説明を見る限り、ややこしそうでタクシーを使おうと思う方もいらっしゃると思いますが、実はそんな事はなく、目的地に合わせたバスの乗り方を教えてくれるTu Rutaと言うアプリもあります。
これならスペイン語に問題があってもバスを使うことが出来ます。使い方は簡単で、行き先と現在地の住所を入力すると、どのバスに乗ればいいかをバス番号で教えてくれます。また、そのバスのルートも表示されます。
では、リマに住む人たちにとっての第2の足タクシーについてみていきます。
タクシー
タクシーはどこの国にもあるものですが、リマのタクシーはかなり癖があります。
まず、日本のタクシーのように決まった色や車種と言ったものがありません。そのため、見た目だけでは現地人ですら危険なタクシーの見分けが出来ません。
値段は交渉性です、外国人には高い値段をふっかけてくる場合もあります。基本的に余程遠い場所に行かない限り20SOLES以上は超えないでしょう。
タクシーもバス同様に渋滞によりかなり時間がかかるので、時間にはかなりの余裕を持って出かけられることをオススメします。
先進国のようにタクシーの料金は高くないので、道に迷ったり目的地が遠い場合は気軽に利用してみてください。
ネット環境がある状況なら、流しのタクシーよりもUVER等の配車アプリを使いタクシーを呼びましょう。これなら、ぼったくられることもない上に、流しのタクシーよりは安全が確保されています。
では、次にメトロポリターノについて見ていきます。
メトロポリターノ
メトロポリターノはバスです。しかし、専用レーンが設けられていて渋滞なしで走る事が出来るバスです。
リマの街中を渋滞関係なしに走れるなんてパトカーでも出来ません(笑)。ちなみに南米の都市にはこのようなシステムのバスはよくあります。
乗り方としては、メトロと似ていて、まず窓口やカード券売機でカードを購入します。その後チャージ機でお金を支払いチャージ完了と言った流れになります。
料金としては、カード購入に4.5 SOLES(約150円)乗車賃に2.50 SOLES(約85円)が必要です。どこまで行っても均一料金です。
学生の方は半額の1.25 SOLESで乗車可能ですが、学生専用のメトロポリターノのカードが必要です。短期旅行の学生の方にとっては手に入れるのが難しいかもしれませんが、留学生の方は是非検討してみて下さい。
基本的にはこちらの受付で、カードを購入したりチャージすることをオススメします。
チャージしたい場合はRECARGAと言い、チャージしたい分の金額を払えばチャージしてくれます。
受付の人がいなかったり、券売機で購入したい人はこの機械でカードを購入したりチャージすることが可能です。
カードが欲しい方は一番上のボタンを押し、お金を払うとカードが出て来ます。
チャージの場合は上から二番のボタンを押してください。
一番下のボタンを押すとカードの残高確認が出来ます。
右の液晶パネルにカードをかざすと中に入ることが出来ます。
Aのバスは一番北のNaranjal駅から18駅離れたEstacion Central駅まで運行しています。Dos De Mayo ,Quilco,Espana間にあるDos De Mayo ,Quilco,Espanaと言う3駅には止まりません。
平日は朝の5時から夜の10時30分まで運行していて、土曜日では始発の時間は同じですが、終電が15分早い10時15分となっています。日曜日では朝の5時15分に始発、夜の9時55分が終バスとなっています。ちなみに、この時刻は下りの時刻表となっています。登りは下りの時刻よりも、始発は40分遅く、終バスは30分遅くなっています。
Bのバスでは、一番北のNaranjal駅から一番南のMotelini駅まで運行していますが、間にある Ramon Castilla, Tacna, Jiron De Da Union, Colmenaという4つの駅には停車しません。
平日は朝の9時から夜の11時まで運行しています。土曜日は始発が朝の5時からと早く終電は平日と同じです。日曜日の始発は土曜日と同じで、終電が1時間早い夜の10時となっています。なお、登りの時刻表しては、平日は下りと変わりません。土曜日では、始発が25分遅い5時25分、終電の時刻は変わりません。日曜日は始発が5時35分、終バスの時刻は変わりません。
Cのバスでは間にあるRamon Castilla駅からの出発で一番南のMotelini駅まで運行していますが、間にあるDos De Mayo ,Quilco,Espanaの3駅には停車しません。
平日は朝の5時20分に始発があり、夜の11時のバスが終バスです。土曜日は朝の5時30分に始発、夜の10時55分に終バスです。日曜日はの始発は土曜日と同じで終電は9時55分です。上りでは、平日の場合朝の5時に始発、夜の10時5分に終バス、土曜日の始発は平日より15分遅いですが、終バスの時刻は同じです。日曜日の始発は5時25分終バスは夜の10時です。
Dのバスは少し変わっていて、月曜日から金曜日の午前にしか運行していません。一番北のNaranjal駅から18駅離れたEstacion Central駅まで運行しています。間にある Ramon Castilla, Tacna, Jiron De Da Union, Colmenaという4つの駅には停車しません。
下りは朝の5時から朝の9時まで運行しています。上りは朝の5時35分から朝の9時までです。
基本的なバスのルートは上記ですが、それら以外にもEXPRESOと言われるタイプの電車が8つ程あります。日本で言う特急や快速電車のようなタイプのバスです。
このように駅の中にも上り下り共に5つ程停留所があります。
どの停留所に次バスが来るのかは分かりませんが、頻繁にバスは来るので安心して下さい。
では、次にメトロ(電車)を見ていきます。
メトロ(電車)
メトロは現在も工事中で、今の所1路線しかありません。その1路線には、26個の駅がありますが、サンフアンデルリガンチョからビジャエルサルバドルまでの南北の一直線のルートなので、人によってはあまり使い道がないかもしれません。
時刻表としては、どの駅もだいたい6時ごろから電車が出ていて、終電は夜の10時ごろになっています。もちろん日本のように正確ではないので時間に余裕を持って利用してください。
利用方法としては、まず日本でいうSUICAやICOKAのようなカードを券売機もしくは5SOLES(約150円)で購入します。その後、そのカードに受け付けや券売機で現金をチャージします。料金はどこまで行っても均一で、大人1.50 SOLES(50円)、学生は0.75 SOLES(約30円)です。
チャージする場合は一番上のボタンを押し1と書いてあるところにカードを入れ、チャージ金額を支払うとチャージ完了です。
真ん中のボタンを押しカードを入れるとカードの残高が確認できます。
一番下のボタンを押すとカードを購入そしてチャージする事が出来ます。一番下のボタンを押した後は、金額が表示されます。その金額とはチャージ金額のことです。するとカードの合計金額と合わせた額が表示されるので支払うと。3と書いてあるところからカードが出て来ます。
しかし、まだ終わりではありません。1と書かれている所にカードを入れてください。そうするとチャージされます。
こちらのカードがメトロのカードです。
車内はこのようにとても綺麗です。バスと比べるとかなりの差があります。
ただ、日本のように車内は静かではありません。
メトロのホームページでは日本のような乗り換えアプリのような物を使うことが出来ます。範囲は小さいですが、利用しやすいので行きたい場所の近くにメトロが通っているならばメトロはおススメです。
現在は、上記で紹介したように1路線しかなく行ける範囲も限られていますが、予定では5路線にまで増える予定でかなり範囲が大きくなります。空港にも通る予定なので現地人のみでなく外国人にも定着する乗り物になるような気がします。
ただ問題は、この工事がいつ終わるのか。少なくとも5年以上はかかるでしょう。
以上4つの交通手段がリマの主な交通手段となります。
リマだけに滞在される場合はこれで十分だと思いますが、他県に出張や観光で行く場合はどのようにしたらいいか分からないと思います。次の章ではまずリマから他県に行く場合の説明をしたいと思います。
リマから他県へ行く場合の交通手段
ペルーはとても大きいです。世界の国の中で、ペルーの面積は世界11位です。ですので、移動にはかなり時間がかかります。
首都のリマから他県に移動する場合は主に飛行機、バスに乗ることになります。では、各乗り物について説明していきます。
飛行機
特別辺鄙な所に行く用事がない方は、飛行機をオススメします。
その理由は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は早く移動できるです。
当たり前の事ですが、ペルーでは特にそれが目立ちます。例えば、マチュピチュ観光の拠点となるクスコへは約2時間で行くことが可能なのですが、バスの場合22時間以上かかります。
2つ目は、安全性です。
ペルーの飛行機が特別安全という事はありませんが、バスに比べると事故が少ないです。
飛行機のデメリットとしては、どこにでも行ける訳ではありません。日本のように空港はどこにでもある訳ではありません。リマから他県に行く場合や、他県からリマに戻る場合はいいのですが、地方から地方に飛ぶ飛行機はあまりありません。
そのため、あったとしても料金が高いです。
以前までは多くの方が、他県に行く場合、時間をかけながらも金銭面的にバスを選び移動されていましたが、現在はかなり料金が下がり使いやすい状況になりました。
バス
バスでの移動でのメリットは1つです。
かなり安く移動できると言うことです。例えばリマからアレキパと言うペルーの第二都市まで、飛行機なら日本円で約5000円かかりますがバスの場合だと17時間かかりますが、安ければ約1500円で行くことも可能です。飛行機の場合だと近日中に移動した場合かなり料金が上がりますが、バスの場合そんな事はありません。
また、日本のバスのように車内は狭くなく160℃リクライニング出来るバスも多くあり、中には180℃リクライニング出来るシートがあったりします。各シートに液晶パネル配置されています。バス会社によりますが思っているより快適ですよ。
長距離バスはペルーでかなり発達していて、どの地域からもバスが出ています。辺鄙な場所に行く場合はバスを使用することになると思います。
しかしもちろろんデメリットもあります。
バス会社にもよりますが、バスの事故がかなり多いです。また、悲惨です。土砂崩れに巻き込まれたり、崖から落ちたりもしています。去年の話で言えば、一台のバスが崖から落ちて40人以上の方が亡くなっています。このような事故は毎年あります。
リマから他県に行く場合の交通手段が分かったところで、次の章では他県内で使える交通手段についてみていきます。
リマ以外の県で利用できる交通手段について
リマ以外の県では、電車やメトロポリターノのような近代的な乗り物はありません。
メインとなるのが、バス、タクシー、トゥクトゥクです。リマの渋滞よりはマシですが、地方の渋滞も酷いです。
では、各乗り物についてみていきます。
バス
リマでも一番の足だったバスですが、他県でも同様です。
見た目は、リマのバスと変わりませんが、料金面に違いがあります。リマでは距離によって交通費が違いましたが、他の県では基本的にどこまで行っても料金は変わりません。一概には言えませんが1SOL以下です。
また、リマよりもバスは使いやすいと思います。リマでは様々な方面へ行くバスが多く迷ってしまいますが、地方ではバスの種類自体が少ないので惑わされません。バス停がない地域が多いのでバス停を探す必要もなく、降りたいところで声をかければそこで降ろしてくれます。バスに乗りたいときは、手を上げたらバスが止まります。たまに無視されることもありますが、差別とかではなく、ただ単に乗客が満員なだけなので、次のバスを探しましょう。
次はタクシーを見ていきます。
タクシー
地方のタクシーもリマのと同じシステムです。ですが、料金が非常に安いです。場所によりますが、タクシーに30分乗ったとしても7SOLES(約220円)で乗ることが出来ます。ですので、複数人でいられる方は割り勘できるので、めんどくさいバスを使わず、タクシーを使っても値段はバスと値段はあまり変わりません。もちろん地方でもUBERが使えます。
では、最後にトゥクトゥクを見ていきます
トゥクトゥク
トゥクトゥクは全ての地域にある訳ではありません。比較的田舎の地域で使用されている事が多いです。
私が知っている範囲では、イキトス、タラポト、ワラス、イカ、クスコの郊外、プーノといった地域で使用されています。
特にイキトスではトゥクトゥクがかなり主流で、一番の足となっていて、車の方が珍しいです。リマの中でもかなり小さい地域で使用されています。
トゥクトゥクはモトタクシーとも呼ばれています。トゥクトゥクもタクシーと同じ交渉性になります。乗る前に運転手と値段を相談しましょう。タクシーに乗るよりも少し安いです。
まとめ
リマの交通手段を主に、また地方の交通手段についても説明しました。やはり、リマは大都会なだけあって、地方と比べるとかなり発達しています。ちなみにリマ以外の地域では電車やメトロポリターノのような乗り物を導入する予定は一切ないようです。
やはりスペイン語を少し覚えておくと、快適に、その上交通費を抑えて移動することが出来ると思います。ですが、タクシーが安いので積極的にタクシーを使ってもいいでしょう。
ただ、どの地域でも渋滞があるので時間に余裕を持って出かけて下さい。
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