オーストリアはドイツの隣国であり、音楽の街ウィーンやザルツブルグがある芸術性あふれる街です。
ドイツのミュンヘンからザルツブルグは電車で1時間程度で到着しますが、ウィーンに行くには電車で4時間程度を要します。
飛行機を使うほうが楽ですが、搭乗時間などを加味するとそれほど所要時間に差異がありません。
今回はミュンヘンからウィーンへRJ(Rail Jet)というオーストリアの急行列車を使って行ってみました。
ミュンヘンとウィーンの位置関係
ミュンヘン-ウィーン間は約430km離れています。
移動する交通手段
- ミュンヘン空港からの飛行機
- 中央駅から出ているバス
- 電車
電車で移動した場合は4時間かかりますが、景色を眺めていると意外とアッという間に時間が過ぎます。
ミュンヘンからドイツのREやオーストリアのRJ(Rail Jet)という急行列車が出ているので、今回はそちらを使うことになります。
なお、途中にあるザルツブルグまでは1時間程度なので、その4倍かかることになります。
Rail Jetの乗車チケットについて
Rail Jetは時期にも依りますが、指定席を事前に取らなくても自由席に恐らく座れます。
ただ、万が一座れなかった場合数時間立ちっぱなしになるため、万全を期すなら行きと帰りのチケットを買っておいた方が良いでしょう。
チケットは駅で買うこともできますが、DB(ドイツ鉄道)の公式ページからネットで購入することもできます。
私は事前に行きと帰りの分を往復チケットで購入しあらかじめ印刷して持っておきました。
列車の中でチケットを見せるように言われた際は、印刷した紙と購入時に使ったクレジットカードを車掌さんに見せる必要があります。
ただ、私は行きと帰りの電車共に問われることはありませんでした。
Rail Jetで行くウィーンへの旅
ミュンヘンを7:31に出発するReail Jetがあったので、こちらに乗ることにしました。ブタペスト行きの電車ですが、途中でWien(Wien Westbf)を通りますが、こちらで降りればOKです。
こちらがRail Jetです。
Rail Jetに乗るとのんびりした旅が始まります。
田舎の風景がずっと続き、途中で大きな湖の隣を通ります。
最初は暇だったのですが、前の席に偶然座った人が気さくな人だったのでその人とずっと喋ってました。
偶然にも私と同じ同職種でドイツの大手自動車部品と電動工具のメーカーである Bosch(ロバート・ボッシュ)の社内SEの方でした。SAPを香港で展開しているなど、かなりマニアックな会話をしつつ旅を続けました。
外資系の人はすぐに転職エージェント経由で転職するイメージがありましたが、この人は勤続20年だそうです。
オーストリアに入るとドイツのSIMは使えなくなるので注意
途中でザルツブルグを通りますが、ここからはドイツではなくオーストリアの国土になります。
EU圏内は特にパスポートを見せることなく出入りできるので、特別に何かする必要はありません。
ただ、ドイツのSIMを使っている場合は、パケットの消費が一気に増えるので要注意です。
契約しているコースにも依りますが、多くの場合はあっという間に契約プランの値を超えてしますので、使わないようにしておくと良いでしょう。
私はo2で契約した1日200MBしか使えないプランでしたが、オーストリアに入ってからあっという間に使えなくなりました。
Wien Westbahnhofで降りました
ウィーン市内のウィーン西駅(Wien Westbahnhof)で降りました。
もう一駅でWien中央駅(Wien Hauptbahnhof)まで行ってくれますが、私は近くのシェーンブルン宮殿を観光したかったのでここで降りました。
ウィーン西駅は構内にマクドナルドやその他多くのファーストフード店があるので、昼ご飯はここで摂ると良いでしょう。
なお、ウィーンの公用語はドイツ語ですが、基本的に皆さん英語を話せます。最低限の英語が喋れれば事足りますので、実はドイツより滞在が楽です。
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