色々と勉強になった1社目ですが、給料はどの程度だったのでしょうか。
(大規模プロジェクトは基本設計までの参加ですので、中途半端ですが終わります)
結論から言うと、28歳で年収370万です(ボーナスは4.5ヶ月程度でした)。
一見すると、まあまあな数値に感じられます。
ただ、仕事の量・質が半端なく、大体が午前様、土日も結構な頻度で出社していました。
残業代でぼろ儲け! …といきたいところですが、つけれたのは40時間まで。
それでも、月8万くらいにはなっていたので、年間100万くらいはベースに乗ってきました。
その結果、支給総額は480万くらいになっていました。
同期の中でもこれはかなり貰っていた方でした。大体の人は100時間くらい残業していても、20時間もつけれないので、総額400万未満です。
ただ、私は額は多かったと言えど、正味の時間で割ると、けっこう微妙でした。
「自己啓発」という名のサービス残業が山ほどあり、基本的に1年中仕事をしているようなものでした。
正直、自給換算するとコンビニかマクドナルドでアルバイトした方が余裕で儲かりました。
大手製造業は基本的に奉公型の仕組みですね。
若いころは細かい仕事をたくさんしますが、至って薄給
管理職になるとそれらを束ね、責任を負うことになりますが、その分の見返りがある。
私は、マネージャーは高給で当然という考えなので妥当かと思います。
ただ、管理職になれる数自体が年々減っています。
前の会社では、40歳で平の方も大変多くいらっしゃいましたが、年収は残業なしで450万にいけば良い程度です。しかも、管理職の待遇自体も年々悪くなっているので、ますます望みが持てなくなってきています。
結果的に、一般社員の大半はそれほど恩恵を受けることなく会社生活を終えます。
給料は課長である程度のランクになってくると指数的に増えていきます。
よって、大手電機メーカーで高給(1千万円以上)を貰えるのは課長のランクが高い人か、部長になれた人くらいです。
電機産業に従事する人の今後
普通にサラリーマンをするだけでは、そこそこ豊かな生活を送ることはもはや難しいようです。少なくとも、機電系(特に軽電)の製造業に従事する人は厳しいでしょう。
となると、会社はあてにできないため、お金についてよく勉強し、色々と工夫を凝らすことが必要となってきます。
漠然とこの認識は持っていたのですが、自分の身に大きな災難が降りかかってみて、初めて実感が沸いてきました。
打てる手は限られるとは思いますが、自己防衛のためにも手を考えていきたいと思います。
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