近年、日本人の移住先として人気が高まっているマレーシア。首都クアラルンプールは国の経済成長に合わせて大きく発展し、東南アジア有数の大都市となっています。

その玄関口となるクアラルンプール国際空港は、アジア最大のLCCであるエアアジアの本拠地となり、日本からの旅行者が利用する機会が年々増えています。

この記事では、そんなクアラルンプール国際空港の基本情報や見どころ、アクセス、お役立ち情報などをどのサイトよりも詳しく紹介します。何か困った時や調べたい時がある時に確認して、空港内で役立ててください。

 

1:クアラルンプール国際空港とは

英語のKLIA(Kuala Lumpur International Airport)という呼び名で親しまれているクアラルンプール国際空港は、市内中心部から南に約50kmのロケーションに位置する空港です。

総敷地面積は10,000haでアジア最大で、2017年の国際線の利用者数は、メインターミナルのKLIAとLCC専用ターミナルKLIA2を合わせて世界12位隣っています。1998年に開港したKLIAは日本人建築家の黒川紀章氏が設計し、日本の建設会社が施工を担当。2014年にはKLIA2の使用が開始され、アジアを中心としたLCCのハブ空港にもなっています。

 

2:クアラルンプール国際空港のターミナル紹介

クアラルンプール国際空港には、KLIAKLIA2という2つのターミナルがあります。ターミナル間は2kmほど離れているため、自分が利用する航空会社のターミナルや移動方法を覚えておきましょう。

2-1:KLIAの乗り入れ航空会社

メインターミナルとなるKLIAには、ナショナル・フラッグ・キャリアのマレーシア航空をはじめ、日本航空、全日空など日本の航空会社、そのほかに世界各国のフルサービス・キャリアが離発着しています。

KLIAに乗り入れる航空会社は以下のようになります。

エア・カナダ、エールフランス航空、エア・インディア、ニュージーランド航空、全日空、アメリカン航空、バンコク・エアウェイズ、バティック・エア、ブリティッシュ・エアウェイズ、カンボジア・アンコール航空、キャセイパシフィック航空、チャイナエアライン、中国東方航空、中国南方航空、デルタ航空、エミレーツ航空、エティハド航空、エバー航空、フィンランド航空、ファイアフライ、ガルーダ・インドネシア航空、日本航空、ジェットエアウェイズ、ケニア航空、KLMオランダ航空、大韓航空、ライオン・エア、マレーシア航空、マリンド・エア、ミャンマー国際航空、オマーン航空、フィリピン航空、カンタス航空、カタール航空、ロイヤルブルネイ航空、ロイヤル・ヨルダン航空、サウディア、上海航空、深セン航空、シルクエアー、シンガポール航空、スリランカ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、タイ航空、トルコ航空、ユナイテッド航空、ベトナム航空、ヴァージン航空、厦門航空

このほか、チャーター便が発着することがあります。日本語で乗り入れ航空会社がまとめられているサイトが少ないためすべて書き上げましたが、基本的にはLCC以外の便はすべてKLIAを利用していることがわかります。

2-2:KLIA2の乗り入れ航空会社

一方、KLIA2はエアアジア、エアアジアXなど格安航空会社専用ターミナルとなっています。エアアジア系列以外では、次のような航空会社が使用しています。

セブパシフィック航空、ジェットスター・アジア航空、タイガーエア/スクート、JCインターナショナル航空

このような割り振りになっているため、クアラルンプールで航空会社をスイッチする際には、ターミナルを移動する必要がある場合があります。次の節ではターミナル間の移動方法を紹介します。

2-3:両ターミナル間の移動方法

ターミナル間は2km離れているため、徒歩で移動することは現実的ではありません。そのため、

  • 無料シャトルバス
  • KLIAエクスプレス/KLIAトランジット(空港連絡鉄道)
  • タクシー

のどれかの方法を使うことが基本となります。

無料シャトルバス

KLIAとKLIA2を移動する際に、気軽に使いやすいの両ターミナル間を結ぶ無料のシャトルバスです。乗り継ぎでマレーシアに立ち寄る場合などには、お金が必要ない手軽さが魅力です。

KLIAからKLIA2は約12分、KLIA2からKLIAは途中でLTCPという駐車場を経由するため約18分がかかります。注意点としては乗り場までの案内表示が少ないこと。ターミナル下層階や外は無線LANがつながりにくいこともあるので、乗り場の場所を頭に入れて、案内がなくてもたどり着けるようにしておきましょう。

運行時間:24時間(10分間隔)
料金:無料
乗り場:KLIAは1F 4番ドア近く、KLIA2は1FのA10バス停

KLIAエクスプレス/KLIAトランジット

ターミナル間を素早く移動したい時には、KLIAエクスプレス/KLIAトランジットという鉄道を利用する方法もあります。両者は途中の停車駅やKLセントラルのホームが異なりますが、KLIAとKLIA2はどちらも停車します。

RM2(約55円)とリーズナブルで、所要時間も約4分とスピーディですが、時間帯によっては20〜30分に1本しか利用できないので急ぎの時は時間を確認しましょう。ターミナル間の移動がある乗り継ぎで2時間くらいのインターバルだと、乗る電車によってはかなりタイトなスケジュールになります。

運行時間:4:55〜0:55(15〜30分間隔、時刻表)
料金:RM2
乗り場:各ターミナル1F

タクシー

乗り継ぎ時間が迫っている時など、電車のタイミングが合わない場合はタクシーで移動してしまった方が早いケースも。

タクシーは初乗りが1kmでRM3、その後は約100mでRM0.10といった料金体系が基本となります(車種・タイプによって異なる)。ただ、空港タクシーには観光客を狙ったぼったくりタクシーも多いため、言葉に不安がある場合は会話やお金のやり取りの必要がないGrabなどのタクシー配車アプリを利用するのがオススメです。

運行時間:24時間
料金:RM10程度
乗り場:1Fまたは3Fタクシー乗り場(KLIA)、Gateway@KLIA2または1Fタクシー乗り場(KLIA2)

 

3:クアラルンプール国際空港のアクセス

クアラルンプール国際空港への/からの移動方法としては、

  • バス
  • タクシー
  • KLIAエクスプレス(空港連絡鉄道)

という3つの方法があります。値段・移動時間や荷物の量、同行者の人数などを考慮し、自分たちにあった方法で市内と空港の間を移動しましょう。

バス

空港から市内中心部(KLセントラル駅)まで移動するのに、最も経済的な方法はバスの利用です。

KLIAはターミナルビルと連絡通路で結ばれた隣の建物、KLIA2は建物1Fのバスバス乗り場からそれぞれKLセントラル駅行きのバスが出発しています。

KLセントラル駅行きの直行バスは30分に1本とそれほど数が多くなく、所要時間は渋滞にかからない場合でも1時間程度かかります。ただ、運賃はRM12と他の交通手段に比べるとかなり割安で、トランクに荷物を入れてゆっくりと到着を待つことができます。

チケットは売り場で購入し、記載されたゲートとプラットホーム番号に行くとバスに乗ることができます。チケットには座席番号が書いてありますが、自由席になっているようでした。

渋滞時は1時間以上かかってしまうことがあり、またバス内は冷房が効いており肌寒く感じることがあるので注意しましょう。

KLセントラル駅と空港を結ぶバスは、北口を出てエスカレーターを降りたところから発着しています。階段で上り下りするとかなり体力を消耗するので、エスカレーターまたはエレベーターを利用しましょう。

タクシー

人数が多い時や、荷物がたくさんある時に重宝するのがタクシーです。空港からのタクシーにはチケット制(前払い)とメーター制の2種類があります。市内の中心部までは、渋滞がない時間帯なら1時間弱で到着します。

チケット制タクシーは、到着フロアの税関を出たあたりで予約&チケット購入が可能です。写真では、東南アジアNo.1タクシー配車サービスのGrabが一面に広告を展開していました。

チケットタクシーには、バジェットタイプ、プレミアタイプ、ファミリータイプといくつかのクラスがありますが、市内中心部までならRM80ほど。前払い料金に費用は全て含まれており、高速代や駐車場代を支払う必要はないので、運転手に求められても渡さないようにしましょう。

メータータクシーにもいくつかタイプがありますが、一番安いバジェットタイプであれば初乗りが1kmでRM3、その後は約100mでRM0.10といった料金になっているようです。

一般に遠い距離になるほど、チケットタクシーが安いと言われており、クアラルンプール国際空港から市内中心部の場合でもチケットタイプが安くようです。配車アプリGrabは、メータータイプながら事前に料金がわかり、直接のお金のやり取りが入らない便利なアプリですが、料金を検索してみるとチケット制と同じかもう少し安い場合があるのでチェックしてみましょう。

KLIAエクスプレス(空港連絡鉄道)

クアラルンプール国際空港から市内中心部を結ぶ交通機関で、最も早いのが「東南アジアで最も早い電車」と呼ばれるKLエクスプレスです。始発のKLIA2からは35分、KLIAからは28分でKLセントラル駅に到着します。

電車はキレイで、空港までをスピーディかつ快適に移動することができます。空港、セントラル駅どちらもエスカレーター・エレベーターがあり、車内も比較的スペースに余裕があるため、大きな荷物がある場合でも安心して利用することができます。

料金は少し高めで、大人1人でRM55、往復割引でもRM100です。2人以上の場合はタクシーの方が安いので、急いでいなければチケットタクシーをオススメします。

なお、KLエクスプレスはクレジットカード利用で10%オフになる割引があります。オンライン購入は解説でQRコードをスキャンするため、電波がつながるようにするか、あらかじめスクリーンショットを残しておきましょう。

KLIAとKLセントラル駅を直通で結ぶKLIAエクスプレスのほかに、途中駅に停車するKLIAトランジットも運行しています。KLセントラル駅は乗り場が違いますが、空港発の電車は同じホームで乗り場が違うだけなので間違えないように注意しましょう。

クアラルンプールの出発時、マレーシア航空、キャセイパシフィック航空、マリンド・エアを利用する時、KLIAエクスプレスを利用するとKLセントラル駅で搭乗手続きと荷物の預け入れが出来ます。締切時間は空港よりも早く、出発時間の2時間前までとなっているので注意しましょう。

 

4:クアラルンプール国際空港での乗り継ぎ方法

多くの東南アジア便の発着地であり、エアアジアの拠点になっているクアラルンプール国際空港は、日本からの旅行者が乗り継ぎで利用することも多い空港です。

KLIAとKLIA2をまたぐ乗り継ぎは3時間以上かかる場合があるので、現地で戸惑わないよう自分のフライトのターミナルや乗り継ぎ方法をしっかりと頭に入れておきましょう。

4-1:KLIA→KLIA(国際線)

クアラルンプール国際空港では、LCC以外の航空会社を利用した場合は基本的にKLIA(ターミナル1)に到着します。KLIAでは出発エリアと到着フロアが分かれていないため、出発地で次の便のチケットも受け取っている場合は、そのまま搭乗ゲートへ向かえば乗り継ぎができます。

出発時に発券されたチケットに搭乗口が記載されていない場合は、空港内のモニターに表示されたフライト情報を確認しましょう。

航空券を持っている場合の乗り継ぎ時間の目安は1時間とされていますが、航空会社が設定している乗り継ぎ便なので、まず乗り遅れることは起きないと思います。目的地によってはエアロトレインを使った複雑な移動がある可能性があるので、次の章で紹介するターミナル内ガイドをしっかりと読んでおきましょう。

KLIAを利用する国際線の乗り継ぎで、クアラルンプールからの便のチケットを持っていない場合は、メインターミナルにある乗り継ぎカウンターで搭乗手続きをする必要があります。

サテライトに到着した場合は、エアロトレインを利用してメインターミナルに移動して、案内表示に沿ってカウンターまで進みましょう。

チケットを受け取ったらゲートまで移動すれば、次の航空機に搭乗可能です。サテライトターミナルには飲食店やショップも多くあるので、出発までの時間を有意義に使えそうです。

4-2:KLIA→KLIA(国内線)

KLIAから国内線を利用する場合は、到着したらまずサテライトからメインターミナルに移動します。次の便のチケットを出発地で受け取っている場合は、到着ロビーの反対方面にある「国内線出発/Domestic Departures」を目指しましょう。下のフロアに移動して、入国審査を済ませれば搭乗ゲートに移動することができます。

国内便のチケットを持っていない場合は、乗り継ぎカウンターに行って搭乗手続きと発券を済ませてから国内線出発ゲートへと移動しましょう。

4-3:KLIA→KLIA2

KLIAに到着し、KLIA2からLCCなどで別の目的地に行く時は、まずエアロトレインでメインターミナルに移動し、ここで一度入国審査を受ける必要があります。

その後、預け入れ荷物を受け取ってから、KLIA2に移動します。先ほど説明したように、移動手段としては無料シャトルバス、電車、タクシーという3つの方法があります。

KLIA2に到着したら、次の便のチェックインと荷物の預け入れを済ませ搭乗口へ向かいましょう。マレーシア政府観光局の公式サイトによると、乗継時間の目安は3時間以上ということです。LCCターミナルの入国審査はスタッフの数も多くなく、混雑時はかなり時間がかかるので余裕を持って移動しましょう。

4-4:KLIA2→KLIA

LCCでKLIA2に到着してから、KLIAに移動して次の目的地までの便に乗るケースもあります。その場合は、KLIA2で入国審査・預け入れ荷物のピックアップを済ませてから、KLIAに移動。搭乗手続きをして、次のフライトのゲートまで移動することになります。

荷物の受け取り、入国審査、ターミナル間の移動があるため、こちらの乗り継ぎ時も目安は3時間程度となっています。ただ、マレーシアでは入国審査が比較的スピーディに済む印象で、KLIAの入国審査も人員が多くそれほど時間がかからないため、時間帯によっては2時間程度で終了する場合もあるようです。

4-5:KLIA 2→KLIA2

多くの場合で入国審査とチェックインを行う必要があるLCCでの乗り継ぎですが、場合によってはKLIA2での乗り継ぎは一時入国せずに次の便に搭乗することができます。

エアアジアのFly Thru利用

Fly Thruは、乗り継ぎ時の入国審査が不要で、最終目的地まで手荷物を運んでくれるエアアジアのサービスです。Fly Thru 利用時は、KLIA2に到着したら国際線/国内線乗り継ぎの案内に沿って進み、セキュリティ・チェックを行います。国内線への乗り継ぎ時は、国内線エリアに入るところで入国審査を行います。

長くても1時間程度で乗り継ぎが完了する快適なサービスですが、最長で18時間までの搭乗者のみが対象となっています。

Fly Thru利用せず預け入れ荷物なし

Fly Thruを利用しない場合でも、預け入れ荷物がない場合は次の便のチケットを持っていれば乗り継ぎカウンターで手続きが完了します。

KLIA2に到着後、到着/入国審査の案内に沿って進むと途中に乗り継ぎカウンターが見えてきます。こちらで次の便のチェックインを済ませましょう。

「予約番号が違う」と入国審査前エリアでの乗り継ぎを断られるケースがあるようですが、手荷物がないのでここで手続きをしたい旨を伝えると、対応してくれるということです。

カウンターが混雑していることはあまりないので、この方法で乗り継ぐ場合も1時間程度を見ておけば次のフライトに問題なく乗ることができそうです。

Fly Thru利用せず預け入れ荷物あり

Fly Thruのようなスルーチェックインのサービスを利用せず、預け入れ荷物もある場合は、KLIA2へ到着後に一度入国審査を行い、荷物を受け取った後で再度チェックイン、出国審査という流れで手続きを行う必要があります。

KLIA2は入国審査後の出口が免税店の中にあるという珍しい構造になっています。再度KLIA2を利用する場合は、到着フロアの外に出てから上階に移動する必要があります。

入国してすぐに出国という利用シーンは想定されていないためか、出発フロアへの移動がわかりにくく、案内表示もありません。そのため、迷いそうであれば隣接するショッピングモール・ゲートウェイ@Klia2まで行ってしまうのが近道です。

Webチェックインやキオスクによる自動チェックインを済ませている人が多いためか、航空会社のカウンターでの搭乗手続きはそれほど時間がかかりませんが、出国審査に割と時間がかかるので注意が必要です。

 

5:出発&到着ターミナル利用案内

ここからは、それぞれのターミナルの特徴や搭乗の流れについて説明したいと思います。

5-1:KLIAのターミナル案内

フルキャリアサービスをはじめ多くの航空会社が利用するKLIAは、建物内がとても広いターミナルです。チェックインカウンターや出国審査、搭乗ゲートA、Bがあるメインターミナルと、搭乗ゲートCがあるサテライトの2棟で構成され、2つの建物の移動にはエアロトレインと呼ばれるシャトルを利用します。

出発フロアにはレストランはそれほど多くありませんが、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンといったファストチェーンの店のほか、カフェやレストランも何軒か入っています。下のフロアにはローカルの人たちも多く利用しているフードコートが入っています。

ショップはお土産店やコスメ、ブランド店などがありますが、店の数や扱う商品の種類はサテライトの方が充実している印象です。

入国出発時は、審査を終え、税関を通過したら各搭乗ゲートまで移動しましょう。サテライトビルとメインターミナルを結ぶエアロトレインは時間帯によって約2分半〜5分に1本の間隔で運行しています。

5-2:KLIA2のターミナル案内

2014年にオープンしたKLIA2は、設備も新しくとてもキレイな建物です。ただLCC専用ターミナルということもあり、搭乗ゲート付近などは簡素な作りでタイミングによっては快適に待ち時間を過ごせないこともあります。

KLIA2の出発フロアにはスターバックスやケンタッキーなどチェーン店が多く、入国審査後エリアには必要なものが見つけられる程度には充実した免税店が入っています。

KLIA2は入国審査や搭乗ゲートの直前で行われる手荷物検査に時間がかかるので、時間に余裕をもった移動を心がけましょう。搭乗ゲート付近はそれほど広くないカフェのほかは、通路沿いにベンチがあるくらいで常に多くの人があふれています。

出発時間が近づくと、搭乗便ごとの待合室がオープンするので、それまでは少し離れた混み合っていないエリアで時間をつぶすのが賢い待ち方かもしれません。

 

6:空港内でWifi・電源は使える?知っておきたい便利情報

ここでは、クアラルンプールの施設情報や知っておくと便利な情報をまとめて紹介します。

6-1:クアラルンプール国際空港で利用できるフリーwifi

KLIA、KLIA2ともにターミナル内では「FREE_WIFI@KLIA」というフリーWifiが利用できます。場所によっては電波が届きづらく、すぐに途切れてしまい接続し直さなければいけませんが、ストレスなくwebページがブラウジングできるくらいのスピードが出ています。

KLIA2を利用時に使うことが多い、隣接するショッピングモール・ゲートウェイ@Klia2では、端末にフリー WifiのSSIDが表示されるものの接続がうまくいかないことがあります。施設内の各店舗でもWifi利用可のスポットが多くあるので、そちらを利用しましょう。

6-2:クアラルンプール国際空港で利用できる電源

クアラルンプール国際空港内は、他の国際空港に比べて電源を利用できるスポットがそれほど多くない印象があります。

KLIAの場合は、搭乗ゲート付近にはそれぞれ充電スポットがありますが、クアラルンプール国際空港では飛行機ごとに荷物検査が行われており、ゲートオープン後にしかこの充電エリアを利用できないため、あまり実用的ではありません。

両ターミナルともにいくつかの充電スポット(charging station)がありますが、充電のためだけに訪れるには距離が遠く、混雑していることもしばしば。そのため、一番手っ取り早く電源を使いたければカフェや飲食店内のコンセントを利用させてもらうのが得策です。

電源を備えた店舗では、シート付近のコンセントは特に声をかける必要もなく利用できます。スターバックスなどでは、席の上または近くなるコンセントにスマートフォンやノートPCをつないでいる人をよく見かけます。

外から電源のあるなしが確認できない場合は、あらかじめレジで質問して確認しておきましょう。

 

7:クアラルンプール国際空港で時間を使えるスポット

クアラルンプール国際空港は、目的地によっては乗り継ぎ時間が長くなってしまうことがありますが、市街地からはやや距離があるため気軽に観光を楽しむのは難しいケースがほとんどです(乗り継ぎ時間が4時間以上あればKLIAエクスプレスを使って市内観光も可能)。

ただ、空港ターミナルや空港周辺にも長時間退屈せずに過ごせる施設が整っているので心配は要りません。ここからは、知っておくと楽しいおすすめスポットを紹介します。

7-1:ゲートウェイ@Klia2を満喫

KLIA2と直結するショッピングモール・ゲートウェイ@Klia2には、飲食店、ショップ、フードコート、リラクゼーション施設などが入っており、クアラルンプール国際空港で時間を使いたい観光客にとって人気のスポットとなっています。

入っている店舗は、おなじみのファストフード・カフェからローカルに人気の飲食店、日本にはないファストファッション、バラマキみやげが揃いそうなショップまで様々。広大なフロアを歩きまわっていれば、時間を忘れて自分の興味のあるものを見つけられそうです。

東京などでは行列店となっている台湾ティー専門店も、ここなら待ち時間なしで購入可能。珍しいところでは、日本のような回転寿司もあるので、おみやげ話に寄ってみても良いかもしれませんね。

3Fにはフードコートのほか、有料のマッサージチェアやチャイルドスペースも。その時の気分や同行者に合わせた時間の使い方ができます。

7-2:トランジットホテル・ラウンジ・飲食店ほか

クアラルンプール国際空港では、他にも時間を使えるスポット・方法がいくつもあります。

トランジットホテル

乗り継ぎ時間が長い時などは、トランジットホテルでゆっくりと過ごして疲れを取るのがオススメです。KLIA、KLIA2で入国審査をせずに利用できる「SamaSama Express」、ゲートウェイ内にある手頃なカプセルホテル「Capsule By Container Hotel」、ゆったりとしたステイを求める人向けの「Aerotel Kuala Lumpur」などがあります。

宿泊だけでなく、3時間ステイ、6時間ステイなどに対応している施設もあるので、予約時に時間に合ったプランを選択しましょう。

ラウンジ

クアラルンプール国際空港内にあるラウンジは以下のようになります。

Plaza Premium Lounge (Located at Aerotel)
Plaza Premium Lounge (Gateway@klia2)
Plaza Premium Lounge(KLIA)
Plaza Premium Lounge(KLIA2)
Plaza Premium Lounge/Wellness Spa
KLIA Premier Access
Snooze KL
Malaysia Airlines Golden Lounge(国内線)
Malaysia Airlines Golden Business Class Lounge
Wellness Spa
Cathay Pacific First and Business Class Lounge
Malaysia Airlines Golden First Class Lounge
China Airlines Dynasty Lounge
Plaza Premium First
Flight Club
The Emirates Lounge
Singapore Airlines SilverKris Lounge
Thai Airways Royal Silk Lounge
Sama Sama Express Lounge
Malindo Executive Lounge
AirAsia Premium Red Lounge
Sama Sama Express Lounge

このうち、プライオリティ・パスが使用できるのは両ターミナルとゲートウェイに合わせて5つあるPlaza Premium Loungeのみとなります。

マッサージ

ターミナル内やゲートウェイには、マッサージやスパのお店も入っています。乗り継ぎの時間でしっかりと疲れを取っておけば、次のフライトも楽に過ごせるようになります。

特にマレーシアから日本への帰国便は時間がかかり、疲れがたまった身体への負担も大きいので、搭乗前にリラックスしておくのも良いかもしれません。

飲食店

ターミナル内には、フードコートやレストランなど食事を楽しめるスポットが多くあります。個人的におすすめしたいお店の1つは、KLIAサテライトにあるスターバックスです。

出発直前ということで比較的空いており、オシャレでユニークなインテリアや目の前に広がる滑走路の景色を楽しむことができます。

もう1つ、ぜひ行ってみてほしいスポットがKLIAのバス乗り場の建物にある食堂です。空港内とはガラッと雰囲気が変わり、お客さんの大半はローカルの人たち

ここは、驚くほどリーズナブルな価格でカレーや郷土料理が楽しめる穴場スポットなんです。マレーシア最後に地元らしい食事が食べたいという人はぜひ。

制限エリア内のスポット

制限エリア内にも時間を使える魅力的なスポットがあります。KLIAのサテライトから出発する時は、建物の中央にあるクアラルンプール空港植物園に立ち寄ってみてはどうでしょうか。

それほど広いスペースではないですが、熱帯の植物が一帯を埋め尽くす写真映えしそうなポイントとなっています。

 

サテライトでは、飲食店のほかにもフリーで利用できるスペースも充実2Fにあるムービーラウンジやニュースラウンジは、ちょっとした時間を使うのに良さそうです。

7-3:三井アウトレットパーク に足を伸ばしてみよう

クアラルンプール国際空港には、日本でもおなじみのアウトレットモール・三井アウトレットパークがあります。

KLIA、KLIA2どちらからも利用できる無料シャトルバスが20分に1本運行しているので、空港の外に出て時間を使いたいという人は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

日本からの旅行で利用することの多いクアラルンプール国際空港。東南アジアの他のハブ空港と比べると、全体的に設備が物足りない面もあるかもしれませんが、あらかじめ空港情報を頭に入れておけば満足して過ごすことができます。

現地で迷わず時間を有意義に使えるように、しっかりと記事に目を通しておきましょう。

それでは良い旅を。