オーストラリア有数のハブ空港である、メルボルン国際空港。オーストラリア旅行や、ニュージーランドへのトランジットなどで訪れる方も多いのではないでしょうか?
国際線のチェックインは基本的に搭乗の3時間前に始まるので、荷物検査などの時間を見越して、ゆとりを持って2時間〜3時間前には空港に到着する人も多いです。
「早めに着いたけれど、空港内ですることがない」
「飛行機までの長い時間を、搭乗口前のざわざわした席で待つのが辛い」
搭乗までの待ち時間って、座り心地の悪い椅子で我慢したり、充電のできるコンセント探し回ったりと、あまり快適ではないですよね。
そんなときは、ラウンジを利用してフライトに備えるのがおすすめです!
この記事では、メルボルン国際空港・国際線搭乗エリアで利用出来るラウンジを全てまとめて紹介します。
メルボルン国際空港を訪れる際は、ぜひ参考にしてくださいね!
メルボルン国際空港ってどんなところ?
初めて訪れる空港ってターミナルやゲートがどこにあるのか分からず、右往左往してしまいますよね。
ラウンジに触れる前に、メルボルン国際空港の内部を簡単に説明します。
初めての方は、これを読んで、空港到着から搭乗口までのイメージをつかんでいただけると嬉しいです。
利用したことがある方は飛ばして、次のラウンジ紹介部分へ!
メルボルン国際空港のターミナル
メルボルン国際空港には4つのターミナルが存在し、それぞれの役割はこのようになっています。(ここからはターミナルを紹介してT1、T2と表します)
- T1:カンタス航空国内線専用ターミナル(一部ジェットスター国内・国際線で利用)
- T2:国際線ターミナル
- T3:ヴァージンオーストラリア航空、リージョナル・エクスプレス航空、スカイウェスト航空国内線
- T4:タイガー航空、スクート国内線
それぞれのターミナルは遊歩道で繋がっているので、連絡バスなどで移動する必要はありません。
国際線利用の場合は、基本的にT2から出発します。
メルボルン市街地から市バスで空港に到着する場合は、バス停がT4側にあるので、T2までは5分ほど歩くことになります。
市内から空港への直通バス『Sky Bus』で到着する場合は、T3の前に停まります。T2とT3は隣り合っているので、徒歩1分ほどで到着します。
タクシーや車で行く場合は、T2の2階の出発専用の降車エリアで降ろしてもらえるように頼むと到着がスムーズですよ。(2階へ車で乗り付けることができます)
T2は1階が到着ロビーで、2階が出発ロビーです。1階に到着した際はスロープで2階へ上がりましょう。
1階では有料(4ドル)でカートを貸し出していますが、1階から2階へはカートを使うことができないので、頑張って自分で持って上がるのがオススメです。2階でもカートを借りることができます。
T2の2階部分はこのようになっています。
2階に到着したら、自分の航空会社のカウンターでチェックインを行いましょう。
カウンターが一列に並んでいるわけではないので、少しわかりにくいですが、入り口手前側・右奥から左に向かってABCの順に並んでおり、E・D・J・Hは正面から向かって奥側にあります。
カウンターでチェックインを済ませたら、正面から向かって一番奥にある出国ゲートへ進み、荷物検査を行いましょう。
黄色い文字で「Depature(出国)と書かれているので、迷わずに進めると思います。
メルボルン国際空港ではテロ対策のため、年々荷物検査が厳しくなっています。搭乗の時間には余裕を持って進みましょう!
以上が、出国ゲートまでの道のりです。
もし迷ってしまっても、メルボルン空港にはお客さんをサポートする専用スタッフが歩いているので、すぐに聞くことができます。
メルボルンのラウンジの種類
それでは、ここから実際にメルボルン空港・国際線の搭乗口エリア(荷物検査を超えたエリア)で利用出来るラウンジを紹介していきましょう!
搭乗口エリアはシンプルな作りになっており、広さはそんなに大きくありません。
中はこのようになっています。
地図右側から入り、免税店エリア(地図で黄色のエリア)を抜け、搭乗口エリア(地図で水色・ピンクのエリア)に進みます。
今回紹介するラウンジは全て水色エリアに位置しています。
中には、誰でも利用出来る空港ラウンジが1つ、エアライン会員向けの空港ラウンジが8つ、ラウンジ感覚で利用出来るレストラン・カフェが3つあります。(その他にもカフェやお土産店、雑貨店があります)
それではまず、誰でも利用の出来る空港ラウンジから、詳細を紹介していきます!
誰でも利用出来るラウンジ
メルボルン空港・国際線搭乗口には、一般に公開されているラウンジが1箇所あります。
Plaza Premium Lounge(プラザプレミアムラウンジ)
- 場所:9番ゲート近くから降った地下エリア
- 営業時間:6:00~23:00
- 利用条件:プライオリティーパス保有者、または、37USドルで3時間利用可能
「Plaza Premium Lounge(プラザプレミアムラウンジ)」はプライオリティーパスでの利用が出来るので、多くの人が訪れるラウンジだと思います。また、プライオリティーパスの会員でなくても、37USドルを払えば、誰でも利用することができますよ。
その他にも、アメリカンエキスプレス・プラチナカード・センチュリオンカードを持っている方も利用が可能です。
ラウンジの良いところは、中で食事が取れ、プライベート感のある広めなスペースや個別の電源を確保できるところです。一度入ってしまえば、あとは搭乗の時間まで、思う存分ゆっくりするだけ。ラウンジを使って、フライト前に羽休めをしましょう!
アクセス
入り口が少しわかりにくいのですが、9番ゲート近くから降った地下エリアにあります。
1、9番ゲート近くの、窓から反対側の壁に注目しましょう。以下の看板を目印に奥へ進みます。
2、エスカレーター(またはエレベーター)で地下へ降ります。
3、エスカレーターで降りると右手にこの入り口があります。
ラウンジ内部
ラウンジの内部は、食事エリア(2か所)・バーエリア・テレビエリア・仕事エリア・ソファーエリアに分かれています。どのエリアも広々としており、席数もかなりあるので、混雑するということはなさそうです。またラウンジ専用のトイレもあります。
↑ソファーエリア。
大きなソファーと向き合わせの半個室席が用意されています。それぞれのスペースが広くとられていて、一番くつろげるエリアです。このエリアの壁紙は季節ごとに張り替えられるので、毎度違った気分で楽しめます。
↑食堂エリア
席は広々としており、団欒と食事をしている人が多いので、一緒に利用する人数が多い場合やファミリーの方などにオススメです。食事や飲み物はここで頼みますが、他のエリアに持に持って行って食べることも可能です。
↑バーエリア
高いツールが特徴です。バーの目の前にあり、出口にも近いので、出発前にお酒を何杯かクイクイっと飲みたい方にオススメです。
↑仕事エリア
少し照明が暗めで、静かなので、落ち着いて過ごしたい人はここがオススメです。
↑トイレ
ラウンジ内にトイレがあるので、ラウンジを出たり入ったりしなくていいので楽チンです。こまめに清掃を行っているのか、内部はとても綺麗でした。また、残念ながら、このラウンジにはシャワールームはありません。
↑ラウンジ内では、搭乗の案内アナウンスなどは行われないので、自分で電光掲示板を見て確認する必要があります。ラウンジの入り口部分と中間部でフライト状況が確認できるので、延着情報など各自でチェックしましょう!また、ここで英字の新聞や雑誌を借りれます。
↑ラウンジ内の各席には電源が備え付けられているのが嬉しいですね。ただし、コンセントのタイプがハの字に穴が空いているIタイプなので、日本のプラグを使っている方は変換アダプターが必要なので、気をつけましょう!
食事
ラウンジ内には2箇所の食堂が設けられています。食事の内容に大きく違いはありませんが、個人的には奥側にある食堂の方が明るくて居心地が良かったです。
食事はビュッフェスタイルで、メインとなるスープやシチュー、パスタが3種類、サラダやチーズ、スイーツなどが用意されていました。ベジタリアンメニューも用意されています。種類はそこまで多くありませんが、短い時間で選ぶには丁度いいバラエティーに感じました。
ドリンクは、ソフトドリンク、フレッシュジュース、コーヒー、アルコール類などが飲み放題です。
特に良いなと思ったのが、バーテンダーが要望に合わせて特別なお酒を作ってくれることです。
お酒に詳しくなくても、「甘い系のお酒が好き」「搭乗前にちょっとだけ酔いたい」などと要望を伝えると、バーテンダーがオススメの1杯を作ってくれますよ。
確認したところ、メジャーなのものであれば、なんでもその場で作れるとのことです。訪れた思い出に、一杯試してみてはいかがでしょうか?
また、コーヒーも1杯ずつバリスタが入れてくれるので、食後のデザートのお供にぜひ頼んでみてくださいね!
ラウンジ感覚で利用出来るレストラン・カフェ
空港内にはエアライン会員向けのラウンジがありますが、そちらは利用条件が限られるので、先にラウンジ感覚で利用出来るレストラン・カフェを紹介します。
搭乗口エリアには幾つかカフェがありますが、今回はプライオリティーパスが利用出来るレストラン・カフェを3つ取り上げました。
普通のレストラン・カフェなので居心地の面ではラウンジに劣りますが、やはり食事はレストラン・カフェの方が美味しいと評判です。
Cafe Vue(カフェ・ヴェ)
- 場所:免税店エリアを抜けてすぐ
- 営業時間:5:00〜24:00
- 利用条件:プライオリティーパス提示で36オーストラリアドル分の食事ができる
「Café Vue(カフェ・ヴェ)」は搭乗口エリアに入ってすぐの場所にあるカフェです。サーブするまでのスピード感を重視しており、食事をオーダーしてから出てくるまでが比較的早いのが特徴です。
プライオリティーパス保持者は、ラウンジを利用するように「Café Vue(カフェ・ヴェ)」で食事ができます。
詳細な条件では、36オーストラリアドル分の食事が、ラウンジを1回分の利用したのと同等とみなされます。会計が36オーストラリアドル以下であってもラウンジ1回分の利用とみなされ、36オーストラリアドル以上の超過分は自分で支払う必要があります。
また、プライオリティーパスの利用時には、プライオリティーパス保持者自身が、自身のプライオリティーパスカードと当日の搭乗チケットを提示する必要があります。
ただし、一般に開かれているバーなので、プライオリティーパスを持っていなくても、利用することは可能ですよ。
アクセス
1、出国手続きを終え、免税店エリアをまっすぐに進みます。
2、まっすぐ進むと、こちらのカウンターに行き当たります。
食事
食べ物は、ハンバーガーやサンドイッチ、サラダ、デザートなどのカフェ風な軽食がメインです。飲み物は、ソフトドリンク、コーヒー、ビール、ワインなど、一般的なものが揃っています。
食事の価格帯としては、しっかりと食べ物とドリンクを頼んで1人20ドル〜40オーストラリアドルほど。オーストラリアの空港としては、一般的な値段設定でした。
また、「Plane Boxes」という、機内持ち込みができるお弁当タイプの食事もあって、機内食が付かないLCC系の航空会社を利用する方には良いと感じました。。(航空会社によっては食事の持ち込みが禁止されていることもあるので、事前にチェックしましょう!)
店内の様子
店内は座席数が多く、搭乗口エリアでは一番広いお店です。席は普通のダイニングと、個室感のある座席の2種類でした。
お店がエリアの手前側にあり、多くの人が搭乗口の奥まで流れてしまうせいか、利用者数は少なめでした。人通りが多いながらも落ち着いた雰囲気です。
搭乗口エリアで早く食事を済ませたい人や、人数が多いけれどみんなで固まって食事をしたい人にオススメのレストランです。
Bar Pulpo by MoVida(バー・プルポ・バイ・モヴィダ)
- 場所:ゲート4の向かい
- 営業時間:確認中
- 利用条件:「cafe Vue(カフェ・ヴェ)」と同じ条件でプライオリティーパスの利用が可能。一般にも開かれているので、プライオリティーパスを持っていなくても利用できます。
「Bar Pulpo by MoVida(バー・プルポ・バイ・モヴィダ)」はスペイン系料理を提供しているバーです。オーストラリアでは、サンドイッチやパイ、ハンバーガーなど一辺倒なものが多いので、出国前に少し違った料理を楽しみたい方にオススメです。
アクセス
1、出国手続きを終え、免税店エリアを抜け、搭乗口エリアまでまっすぐ進みます。すると、正面に「Brunetti(ブルネッティー)」というお店が現れ、道が右と左に分かれます。
2、左手に進むと、「Brunetti(ブルネッティー)」の隣に「Bar Pulpo by MoVida(バー・プルポ・バイ・モヴィダ)」があります。
食事
「Bar Pulpo by MoVida(バー・プルポ・バイ・モヴィダ)」は“バー”と名乗るだけあって、お酒の種類が群を抜いて豊富です。
スペイン系のバーなので、スペイン産のワインやサングリアが目玉商品ですが、オーストラリア産のワインやビールなども楽しめます。値段はワインだと1杯10オーストラリアドル前後。ボトルでも頼めます。
食事は、タパス(スペインの小皿メニュー)系のお酒のおつまみや、スパニッシュバケットを使ったサンドイッチなど軽食系が中心です。
食事予算は、お酒一杯と軽食を2種類頼んで30オーストラリアドルぐらい。ほろ酔い気分になるには良いお値段です。
店内の様子
店内にはスペイン語の表記がちりばめられており、オーストラリアに居ながら、スペインのバルで食事しているような気分になります。
座席は全てハイチェアーで、テーブルもバル風に小さいものやカウンター席が多いです。食事をするというよりは、お酒を飲む雰囲気の方が強いです。
席数は多くないので、混雑時は少し待つ可能性がありますね。
飛行機の搭乗前にお酒やスペイン料理を楽しみたい人にオススメです!
Urban Provodore(アーバン・プロバドレ)
- 場所:10番ゲートの向かい
- 営業時間:5:00〜23:30
- 利用条件:「Cafe Vue(カフェ・ヴェ)」と同じ条件でプライオリティーパスの利用が可能です。一般にも開かれているので、プライオリティーパスを持っていなくても利用できます。
「Urban Provodore(アーバン・プロバドレ)」はオーストラリア創作料理のレストランで、地元のフレッシュな食材を使ったヘルシーな料理が特徴です。
空港内の食事はパスタやハンバーガーと定番のものが多いですが、このお店は他とは違ったユニークなメニューが豊富で、味も美味しいと評判です。
お店のインテリアもカフェのように凝っていて、木目を基調とした内装は暖かみがあり居心地がいいと、搭乗エリアではかなり人気のお店です。
アクセス
1、「Bar Pulpo by MoVida(バー・プルポ・バイ・モヴィダ)」と同じように、出国手続きを済ませたら、「Brunetti(ブルネッティー)」まで直進します。
2、「Urban Provodore(アーバン・プロバドレ)」は「Brunetti(ブルネッティー)」のちょうど裏側にあたるため、右手でも左手でもどちらでも好きな方に進みましょう。この赤いコーヒーマシーンが目印です。
食事
このお店の特徴はやはり料理ですね。食事は朝食系メニューの軽いものから、サンドイッチやサラダなどカフェ風なメニューが豊富です。
また「Signiture Dishes」という、このお店オリジナルのオーストラリア創作料理が楽しめます。
飲み物はソフトドリンクからアルコールまで幅広く揃えられています。
特にコーヒーが人気で、ここでコーヒーを買うために並んでいる人も多く見かけました。
食事の予算は、他のお店と比べるとちょっと高めで、しっかりした食事とドリンクで30〜40オーストラリアドル程度が目安です。
店内の様子
店内はおしゃれな雰囲気で、メルボルンにありそうなカフェ風といった感じです。座席は普通のテーブル席とハイチェアー席の2種類があり、座席数は多くないので、混雑時は少し待つ可能性があります。
出国する前にオーストラリア料理を食べたい人や、美味しいコーヒーが飲みたい人にオススメです!
エアライン会員向けラウンジ
Marhaba Lounge(マーハバ・ラウンジ)
- 場所:11番ゲート前のエスカレーターから登った3階部分(搭乗口エリアから1つ登ったエリア)
- 営業時間:6:00〜深夜まで
- 利用条件:JAL会員(詳細は後述)または65オーストラリアドル払えば4時間利用可能
「Marhaba Lounge」はドバイを拠点に世界10か所に空港にラウンジを持つ会社です。
実はこのラウンジも一般に利用できるのですが、利用料金が65オーストラリアドルと高額であったことと、JAL会員として利用する確率が高いことから、こちらに分類しました。
メルボルン空港にはJAL専用の空港ラウンジがないため、代わりに「Marhaba Lounge」が特典として利用できるラウンジに指定されています。
JAL会員としての利用に必要なステータスは
- JMBダイヤモンド
- JGCプレミアム
- JMBサファイア
- JALグローバルクラブ
残念ながら、ステータスがJMBクリスタルの会員の方は利用できません。
その他にも以下の条件に合う方は利用することができます。
- ワンワールド・エメラルド会員
- ワンワールド・サファイア会員
- ビジネスクラス利用者は「Marhaba Lounge」または、後述するカンタス航空のビジネスラウンジを利用できます。
店内ではビュッフェ式の食事エリア、リラックスエリア、トイレ・シャワールームが備え付けられています。
「Marhaba Lounge」は特に、飲み物の種類が豊富で、店内にはオーストラリアの有名なカフェ「Hadson’s Coffee(ハドソンズコーヒー)が飲めると評判ですよ。
アクセス
1、11番ゲート方面を目指して歩きます。
2、このエスカレーターを上ると、ラウンジの入り口です。
Quantas First Lounge(カンタス航空)
- 場所:11番ゲート前のエスカレーターから登った3階部分(搭乗口エリアから1つ登ったエリア)
- 営業時間:当日のフライトによって変更
- 利用条件:後述します
「Quantas First Lounge」は搭乗までゆったりとした時間を過ごせるラグジュアリーな空港ラウンジです。
名前の通り、カンタス航空のファーストクラス搭乗者が利用のメインですが、その他の条件でも「Quantas First Lounge」を利用できます。
利用条件は以下の通りです。
- カンタス航空、エミレーツ航空、カタール航空のファーストクラス利用者
- カンタス・プラチナ会員、プラチナ・ワン会員のフリークエントフライヤーで、当日、カンタス航空、エミレーツ航空、中国東方航空、ジェットスター、フィジーエアーなどカンタス航空と提携しているフライトを利用する方
- ワンワールド・エメラルド会員のフリークエントフライヤーで、当日、カンタス航空またはoneworld系の航空会社を利用する方
アクセス
「Marhaba Lounge(マーハバ・ラウンジ)」の隣にあります。
1、11番ゲートを目指します。
2、エスカレーターで3階部分に登りましょう。
The Emirates Lounge(エミレーツ航空)
- 場所:10番ゲート近くのエスカレーターから登った3階部分
- 営業時間:当日のフライトによって変更
- 利用条件:後述します
「The Emirates Lounge」は、エミレーツ航空が運営する空港ラウンジです。スタッフの丁寧な対応と、目を見張るような美味しい食事から、メルボルン国際空港内のラウンジの中でも1番レビューが良いです。
このラウンジを利用する条件は以下のようになっています。
- エミレーツ航空・カンタス航空のファーストクラス・ビジネスクラス搭乗者
- カンタス・ゴールド会員、プラチナ会員、プラチナ・ワン・会員のフリークエントフライヤーで、当日エミレーツ航空かカンタス航空に搭乗する方
- エミレーツ・スカイワード・ゴールド会員またはプラチナ会員で、当日エミレーツ航空かカンタス航空に搭乗する方
- シティ・エミレーツ・マスターカード保持者(年2回まで利用可能)
- 当日エミレーツ航空またはカンタス航空をエコノミーで利用する方は、100USドルの支払いでラウンジの利用可
アクセス
1、まずは10番ゲートを目指しましょう。10番ゲートに進む手前に、上階部分にアクセスできる入り口があります。
2、エミレーツ航空の看板が目印です。この奥のエスカレーターを上るとラウンジ入り口です。
THE HOUSE, Home of Ethiad airways(エティハド航空)
- 場所:10番ゲート近くのエスカレーターから登った3階部分
- 営業時間:当日のフライトによって変更
- 利用条件:後述します
「THE HOUSE, Home of Etihad airways」は2016年にオープンした、比較的新しいラウンジで、エティハド航空が運営するラウンジとしては、アブダビに次いで2番目に大きい空港ラウンジです。
このラウンジの利用条件は、以下の通りです。
- エティハド航空のフリークエントフライヤープログラムに加盟しているシルバー会員、ゴールド会員、プラチナ会員
- ヴァージン・オーストラリア航空のクラブ会員で、当日エティハド航空を利用する方
アクセス
「The Emirates Lounge」の向かい側にあります。
1、10番ゲートを目指し歩きます。
2、10番ゲート手前のエスカレーターで上階へ進むみます。上がった先の右手が入り口です。
American Express(アメリカン・エクスプレス)
- 場所:9番ゲート近くから降った地下エリア
- 営業時間:6:00〜23:00
- 利用条件:特定のアメリカンエキスプレスカード保持者
「American Express」はアメリカンエキスプレスカード保有者を対象にした空港ラウンジです。
有効なアメリカンエキスプレスカードのステータスは、以下の通りです。
- アメリカンエクスプレス・センチュリオンカード
- アメリカンエクスプレス・プラチナカード
日本で発行されたアメリカンエキスプレスカードでも利用可能です。
アクセス
前述した「Plaza Premium Lounge」と同じフロアーにあり、9番ゲート近くから降った地下エリアにあります。
1、9番ゲートあたりで、こちらの看板を見つけましょう。窓と反対の壁側にあります。
2、看板通りに進み、エスカレーターで地下に降ります。降りると右手に「Plaza Premium Lounge」の入り口があるので、それとは反対の左手に進みましょう。
このエリアには空港ラウンジが密集しており、「American Express」は通路を進んで左手すぐにあります。この緑の入り口が目印です。
Silverkris Lounge(シンガポール航空)
- 場所:9番ゲート近くから降った地下エリア
- 営業時間:当日のフライトによって変更
- 利用条件:後述します
「Silverkris Lounge」はシンガポール空港が運営する空港ラウンジです。こちらのラウンジはフライトの3時間前から利用することができます。
ラウンジの利用条件は、以下の通りです。
- シンガポール航空、ニュージーランド航空、中国国際航空(エアチャイナ)、インド航空、タイ航空、ユナイテッド航空のビジネス・ファーストクラス搭乗者
- シンガポール航空・クリスフライヤーのゴールド会員
- スターアライアンスのゴールド会員
- ヴァージン・オーストラリアのゴールド・プラチナ会員
- カナダ航空のメープルリーフクラブ会員
アクセス
「American Express」の隣にあります。
1、9番ゲート近くから、エスカレーターで地下に降ります。
2、地下に着いたら左手に曲がると、左手に入り口があります。
Quantas Bussiness Lounge(カンタス航空)
- 場所:9番ゲート近くから降った地下エリア
- 営業時間:当日のフライトによって変更
- 利用条件:後述します
「Quantas Bussiness Lounge」はカンタス航空が運営するビジネスラウンジで、こちらは「Marhaba Lounge」同様に、一部JAL会員のメルボルン空港での代用ラウンジに指定されています。
こちらのラウンジの利用条件は、以下の通りです。
- カンタス航空またはカンタスが共同で運行しているフライトのビジネスクラス利用者
- カンタス航空・フリークエントフライヤーのプラチナ、プラチナ・ワン会員
- ワンワールドのエメラルド会員で、当日ワンワールド系の航空会社を利用する方
- エミレーツ航空・スカイワードのプラチナ会員で、当日カンタス航空を利用する方
- 中国東方航空のイースタンマイルプログラムに参加しているプラチナ会員
- JALのビジネスクラス利用者
アクセス
「American Express」や「Silverkris Lounge」と同じフロアーにあります。
1、9番ゲート近くから、エスカレーターで地下に降ります。
2、地下に着いたら左手に曲がると、右手に入り口があります.
Air New Zealand(ニュージーランド航空)
- 場所:9番ゲート近くから降った地下エリア
- 営業時間:当日のフライトにより変更
- 利用条件:後述します
「Air New Zealand」はその名の通り、ニュージーランド航空が運営するラウンジです。これはニュージーランド航空全体にも言えますが、スタッフのが親切で、細かいところまでサービスが行き届いていると、利用者から高評価が集まっています。
ラウンジの利用条件は、以下の通りです。
- Airpointsに加入しているエリート、ゴールド会員
- Koruプログラムに加入している方
- ニュージーランド航空・ビジネスクラス搭乗者
Airpointsは、ニュージーランド航空やスターアライアンス系のフライトを利用すると独自の通貨が溜まるポイントシステムです。
Koruプログラムは、ニュージーランド航空が運営しているメンバーシップ制度で、会員になるとニュージーランド航空での優待が受けられます。
アクセス
「American Express」や「Quantas Bussiness Lounge」からもう1階下がったところにあります。
1、9番ゲート近くから、エスカレーターで地下に降ります。
2、地下に着いたら左手に曲がると、空港ラウンジが密集したホールに出ます。
3、ホールの真ん中に、さらに地下へと続くエスカレーターがあるので下りましょう。
4、エスカレーターの下り口真正面にこちらの入り口が現れます。
おわりに
今回は、メルボルン国際空港・国際線搭乗エリアで利用出来る空港ラウンジを紹介しました。
ぜひ次回のご旅行に役立ててくださいね!
この他にも上海浦東国際空港の情報も纏めていますので、併せてご覧頂けますと幸いです。
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