シドニー国際空港は、正式には『シドニー(キングスフォード・スミス)空港』(英語名 Sydney (Kingsford Smith) Airport)といいます。オーストラリアで一番人口の多い都市シドニーの、マスコットという地域に位置するオセアニアの主要空港です。
シドニー中心部のシティセントラルまでは、エアポートリンクという空港鉄道で15分弱という便利な立地。
とはいえ、乗り継ぎで滞在時間を気にしながら空港を出て観光するよりは、乗り継ぎの合間に少しでもゆっくりとくつろぎたいというのが本音かもしれませんね。また国際線出発の場合だと、早めにチェックインして搭乗までの時間を持て余してしまうことはよくあります。
シドニー国際空港は広々としていて、ラウンジ以外のパブリックエリアでもゆったりと過ごしている人が多いです。しかしながら、やはり空港内でくつろげる場所といえばラウンジが思い浮かびます。シドニー国際空港のラウンジにはどんな特徴があるのでしょうか。
今回は、シドニー国際空港の様子とラウンジをご紹介します。
シドニー国際空港 空港内は広々として快適
シドニー国際空港で出国手続きを終えたら、お決まりのように免税店がたくさん並んでいます。免税品が揃うお店の並びを超えていくと、自由に休めるオープンスペースに出ます。
オセアニアの主要空港なだけあって、無料で誰でもくつろげるスペースも、とても広々としていますね。
ソファのようにゆったりできるスペースもあれば、デスクワークが出来るしっかりしたテーブルまで様々。お好きなタイプの座席を選ぶことが出来ます。テイクアウェイのドリンクを注文して好きな席に座ると、まるでカフェに居るかのよう。ハイチェアーのデスクには充電ポートがある箇所もありますから、パソコンの作業やスマホの充電なども出来ます。
空港内とは思えないような、2階建てのオシャレなカフェに入って食事を楽しむのも良いですね。階段を上がると広々とした景色を楽しめて、まるで街の中にいるかのようです。
ショップには、オーストラリア定番のお菓子「TimTam(ティムタム)」もズラリ。
空港内で買いたくなることはそんなにないかもしれませんが、Timtamを買うならぜひ空港に来る前に現地のスーパーマーケットなどで買っておきましょう。そのほうが種類も多く、価格も安いです。
オーストラリアのお土産を見たり、免税品店を巡ったり、カフェやソファで一息したり・・・。短時間なら、パブリックエリアでも意外と快適に楽しく過ごすことが出来るのではないでしょうか。
でもやっぱり、ちょっと長めの待ち時間となると、ずっとゆっくり過ごすには難しいかもしれません。特に一人の場合は、お手洗いに行くにも荷物を持っていかなければならないのも面倒ですよね。帰ってきたら別の方が座っているかもしれないですし…。ちょっとしたことではありますが、そんな小さなストレスもできるだけ減らしたいものです。
そういうときのために、もっとリラックスして過ごせる場所、ラウンジがあります。
シドニー国際空港のラウンジ一覧
シドニー国際空港の国際線ターミナルには、航空会社系ラウンジとカードラウンジの合計7つのラウンジがあります。(https://www.sydneyairport.com.au/info-sheet/airline-lounges-t1)
- Air New Zealand Loungeニュージーランド航空ラウンジ
- Emirates Loungeエミレーツラウンジ
- Etihad Airways and other leading airlines – The Houseエティハド航空およびその他大手航空会社 – ザ・ハウス
- Qantas Club Loungeカンタスクラブラウンジ
- Silver Kris Loungeシルバークリスラウンジ
- American Express Loungeアメリカン・エクスプレスラウンジ
- Skyteam loungeスカイチームラウンジ
https://www.sydneyairport.com.au/info-sheet/airline-lounges-t1
ニュージーランド航空ラウンジ 利用対象者
- Airpoints(エアポインツ=ニュージーランド航空のマイレージサービス)上級会員(Elite・Gold、Elite Partner、Koru member)
- ニュージーランド航空便及びスターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス搭乗者
- スターアライアンス加盟航空会社のファーストクラス搭乗者
- スターアライアンスのゴールドメンバー
エミレーツラウンジ利用対象者
- エミレーツ・スカイワーズ(エミレーツ航空のマイレージサービス)・ゴールド、プラチナ会員のエミレーツ便、フライドバイ便またはカンタス航空のコードシェア便搭乗者(無料)
- エミレーツ・スカイワーズ・ブルー、シルバー会員のエミレーツ便、フライドバイ便またはカンタス航空のコードシェア便搭乗者(有料)
(参照 エミレーツ・スカイワーズの特典 https://www.emirates.com/jp/japanese/help/faq/4373156/what-are-the-rules-and-charges-for-access-to-our-worldwide-lounges-excluding-dubai)
エティハド航空およびその他大手航空会社 – ザ・ハウス利用対象者
- エティハド航空のファーストクラスまたはビジネスクラス搭乗者
- エティハドゴールド会員
- ファーストクラスおよびビジネスクラス搭乗者(有料)
ロンドンヒースローの「The house」の様子は、公式サイト
https://no1lounges.com/service/airport-lounges/the-house/london-heathrow/terminal-4 に掲載されています。
カンタスクラブラウンジ利用対象者
- カンタスクラブ会員およびパートナー会員のカンタス、ジェットスター、エミレーツ航空便搭乗者
- ワンワールド加盟航空会社のビジネスクラス搭乗者
- ワンワールド加盟航空会社サファイア会員のワンワールド航空便搭乗者
- カンタス航空のビジネスクラス搭乗者
シルバークリスラウンジ利用対象者
- シンガポール航空ビジネスクラス・ファーストクラス・スイート搭乗者
- シンガポール航空マイレージ会員クリスフライヤーエリートゴールド会員
- スターアライアンス航空会社のビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者
- スターアライアンス加盟航空会社のゴールド会員
アメリカン・エキスプレスラウンジ 利用対象者
- 当日の搭乗券およびアメリカン・エキスプレス・カード所持者
アメリカン・エキスプレス・カードの対象カードはラウンジ入り口のスクリーンに表示されています。
スクリーンを見たときに「自分が持っているカードが載ってないから、ここでは使えないのか…」と落ち込まないでくださいね。日本で発行されたアメリカン・エキスプレス・カードとは券面が異なるため、利用できるけれど表示されていない場合があるのです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード、アメリカン・エキスプレス・SPGカードなどで利用できたとの声があります。
お持ちのアメリカン・エキスプレス・カードでラウンジが利用できるかどうか迷ったら、受付でカードを提示して「このカードでラウンジを利用できますか?」と尋ねてみましょう。
https://www.americanexpress.com/au/credit-cards/membership-benefits/travel/airport-lounges/american-express-lounge/
スカイチームラウンジ利用対象者
- スカイチーム加盟航空会社のファーストクラス・ビジネスクラス搭乗者
- スカイチームエリート・プラス会員
シドニー国際空港とプライオリティパス
ラウンジといえば、プライオリティパスを使って利用することを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
プライオリティパスは、世界中1,200箇所以上の空港ラウンジへのアクセスができる会員プログラムです。旅の強い味方ともいえるプライオリティパスは、シドニー国際空港でどんな力を発揮するのでしょうか。
シドニー国際空港 プライオリティパスはどこで使えるのか
2019年7月現在、シドニー空港空港の国際線ターミナルには、プライオリティパスが利用できるラウンジが4箇所あります。その4箇所は、以下のとおりです。
- BETTER BURGER
- CHICKEN CONFIDENTIAL
- MACH2
- PERONI BAR
(参照 プライオリティ・パス公式サイト https://www.prioritypass.com/ja/lounges/australia/sydney-kingsford-smith)
上記4箇所は「ラウンジ」と呼ばれるものの航空会社・クレジットカード会社ラウンジなどではなく、レストランです。
シドニー国際空港 プライオリティパス特典
シドニー国際空港でプライオリティ・パスが使える4箇所のレストランでは、食事や飲み物に対して36豪ドルの割引を受けることが出来ます。混雑時には制限がありますのでご注意ください。
それぞれのレストランの場所や特徴を以下にザックリとご紹介します。
BETTER BURGER
保安検査後の制限エリア、搭乗ゲート10番付近に位置しているグルメバーガー店。
CHICKEN CONFIDENTIAL
税関通過前の一般エリア、フードコート内にあるオーガニックバーガー店。ハンバーガーだけでなく、ラップサンドやサラダなどもあります。
MACH2
税関通過前の一般エリア、フードコート内にあるイタリア料理レストラン。搭乗手続きカウンターH付近に位置しています。
PERONI BAR
保安検査後の制限エリア、搭乗ゲート56番付近に位置しているイタリアンバー。
シドニー国際空港ニュージーランド航空 ラウンジ利用体験談
ニュージーランド航空ラウンジをどのように利用したか
ニュージーランド航空のラウンジは、前述のとおりニュージーランド航空利用者以外にもスターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス、ファーストクラス搭乗者やスターアライアンスのゴールドメンバーも利用可能です。
日本の航空会社だと、ANAがスターアライアンスに加盟しています。ANAのビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスに搭乗される場合や、スーパーフライヤーズカードをお持ちの方も利用できます。
筆者はANAビジネスクラスに搭乗した際、利用しました。
ニュージーランド航空ラウンジの場所
(引用元 https://www.airnewzealand.jp/international-lounges-lounge-sydney)
ニュージーランド航空ラウンジは、保安検査通過後のエリアに位置しています。ニュージーランド航空の搭乗口に近くなのでとても便利です。
58、59番ゲート付近の中2階にニュージーランド航空ラウンジがあります。
空港内の「Airline Lounges」は、すべてのラウンジが混ざっていますので、航空会社やアライアンスのロゴを確認してから目指していってくださいね。
エスカレーターを上がって右に曲がっていくと、同じくスターアライアンス航空会社のシルバークリスラウンジが先に見えてきます。
ニュージーランド航空ラウンジ入り口
ニュージーランド航空のラウンジ入り口は、ニュージーランド航空の大きなロゴが目印です。
受付の向かい側には、大きなスクリーンに空と海が映し出されていて、これからのフライトをワクワクした気分にさせてくれます。
受付で搭乗券など必要なものを提示して、早速ラウンジ内に入っていきましょう。
ニュージーランド航空ラウンジの広さ
ニュージーランド航空ラウンジはとても広々としています。
広さは1450㎡、座席は299席です。(公式サイト参照 https://www.airnewzealand.jp/international-lounge-information#sydney)
大きな窓から景色を眺めながら、パソコンでの作業やノートを広げるのにもぴったりな空間もあれば…
カーテンのようなのれんのようなもので仕切られた空間でゆったりと座れる空間も。
キッズルームもあります。「子どもと一緒にラウンジに入るのはちょっと気が引けるなぁ…」と考えてしまう方でも、ここなら安心です。
ニュージーランド航空ラウンジ ドリンクと食事
ニュージーランド航空ラウンジにはバーカウンターがあります。
酔って飛行機に乗ることになるのが怖くてアルコールは試していませんが、メジャーなものは揃っているように見えました。
ボタン一つでお好みのコーヒーもしくはホットチョコレート(ココアはホットチョコレートと記載されています)を作れるコーヒーマシン。
ペパーミント、アールグレイ、カモミール、緑茶などの紅茶とオレンジジュース、りんごジュース。
ジャーエール、コーラ、スプライト、ノンシュガーコーラなどの炭酸系ドリンク。
アルコールはビール、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン、ウイスキーなど品揃え豊富です。お酒が好きな方は、前述したバーと併せてとっても楽しめることでしょう。
食事はブッフェ形式です。シェフの後ろには大きなスクリーンに桜を連想させるピンクのお花が写っています。
ホットミールは3種類並んでいました。写真のお料理はビーフパイです。
サラダコーナー。リーフ系、お豆がメインのサラダ、根菜がメインのサラダ、フルーツサラダと種類も豊富。ドレッシング類も3~5種類ほどありますので、お好みの味付けにできます。
チーズコーナー。お酒が好きな方はチーズとクラッカーがとても嬉しいのではないでしょうか。写真に写っていませんが、3種類ほどのチーズの隣にはクラッカーも数種類セットされています。チーズはアプリコットやナッツなどの付け合せと召し上がっても。
筆者はチーズには目がないので、ここを何度も訪れました。
サンドイッチ、ラップサラダなどの軽食とスナック系のコーナー。
ガッツリ食べたいわけじゃないけれどちょっと小腹を満たしたいな、なんてときにもピッタリの軽食です。もちろん、他のフードと組み合わせてたっぷり召し上がるのも良いですね。
マフィン、デザートのコーナー。
マフィンはおかず系フレーバーとスイーツ系フレーバーがありました。デザートも種類豊富です。ムース、プリン、フルーツ系、チョコレート系など季節や時期によって変化がありますが、数種類のデザートが用意されています。
大きなグラスジャーに入ったクッキー。定番のチョコチップクッキーやアーモンドクッキーももちろん美味しいのですが、オーストラリアらしいアンザックビスケットは一度試してみてはいかがでしょうか?
ブッフェエリアのすぐ隣の座席の様子。デパートの中に入っているレストランかフードコートのように、食事がしやすい配置になっています。
ニュージーランド航空ラウンジシャワールーム
シャワールームは故障中と使用中の個室ばかりで、残念ながら中の様子を見ることは出来ませんでした。
個室は3、4室ありましたが、何度かチャレンジするも故障中の1室以外も全部埋まっているという運の無さ…。ご利用予定の皆さんは、運良く空室を見つけられますように!
ニュージーランド航空ラウンジ 利用した感想
ニュージーランド航空ラウンジは、とても広いので利用者数が多くても窮屈な感じが全くしません。ドリンクや食事も種類が充実しているだけではなく味も美味しいです。お腹が空いているときはもちろん、少しだけなにか食べたいな、というときにも手に取りやすい軽食があるのも嬉しいです。
座席もソファでゆっくりと寛ぐ場所から食事・パソコンやノートを広げて作業をしやすいテーブルもあり、自分の過ごしたいようにアレンジすることが出来ます。
ニュージーランド航空ラウンジは、広さ、雰囲気、食事、全てとても良い印象でまた利用したいと思えるラウンジでした。
アメリカン・エクスプレスラウンジ利用体験談
アメリカン・エキスプレスラウンジをどのように利用したか
アメリカン・エキスプレスラウンジは、対象のアメリカン・エキスプレス・カード保持者が利用できます。利用できるカードはアメリカン・エキスプレスラウンジ入口前に表示されています。日本で発行したカードの場合は券面が異なるために表示されていない可能性が高いので、お持ちのカードでラウンジが利用できるか確認しましょう。同伴者は、カードの種類によって少なくとも一名までは無料で利用できます。(参照 https://global.americanexpress.com/lounge-access/the-platinum-card/SYD/The-American-Express-Lounge-Terminal-1-International–NzK3EJi2uS)
筆者は、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードと当日の搭乗券を提示して入場しました。
アメリカン・エクスプレスラウンジの場所
(引用元 https://www.sydneyairport.com.au/info-sheet/airline-lounges-t1#airline-lounges-t1-american-express-lounge)
アメリカン・エキスプレスラウンジは、保安検査通過後のエリアに位置しています。
24番ゲートの方向に進んでいくと、左側に見えてきます。
アメリカン・エクスプレスラウンジ入り口
壁に大きく「AMERICAN EXPRESS」と書いてありますので、方向が合っていれば見逃すことはないでしょう。
時間帯によっては受付で列をなしている場合があります。
受付ではアメリカン・エキスプレス・カードと搭乗券を提示します。確認としてサインを求められますが、料金が請求されるわけではなく、無料で利用できます。
レシートをもらうのと同時に搭乗券に「Plaza Premium Lounge」と印字されたスタンプを押してもらい、ラウンジへ。
ボーディングのアナウンスはしないので、フライトの時間気をつけていてね、と一声かけてくれました。
アメリカン・エクスプレスラウンジの広さ
https://www.americanexpress.com/au/credit-cards/membership-benefits/travel/airport-lounges/american-express-lounge/
アメリカン・エクスプレスラウンジは、あまり広くありません。残念ながら、利用したときには混雑していましたので写真はほとんど撮れませんでした。
ソファ席、ハイチェアーのテーブル席がありますが、どの席も隣の席との感覚は近めです。座席数に対して利用者の割合が高かったです。
アメリカン・エクスプレスラウンジ ドリンクと食事
ドリンクは種類が多いほうでしょう。
ビールを含むアルコールやソフトドリンク、コーヒーはオーダーするとその場で作ってくれます。
食事は今回は朝に利用したので朝食にふさわしいメニュー。クロワッサンやパンケーキ、サラダ、ソーセージやオムレツなどのホットミールもありました。
アメリカン・エクスプレスラウンジ バスルーム
アメリカン・エクスプレスラウンジにはシャワールームはなく、トイレのみです。トイレは男女1つずつしかありません。
バーカウンターのすぐ隣に位置していて、自動扉を開けるとすぐトイレの個室なので使い勝手は良くないです。特に自分の後ろに待っている人がいる場合、用を足すのにも落ち着かない状況でした。
アメリカン・エクスプレスラウンジを利用した感想
アメリカン・エクスプレスラウンジは二度利用しましたが、どちらも混雑していて、ゆっくりとは過ごせたとは決して言えませんでした。
一度目も二度目も、朝の便で利用したため混雑する時間帯だったとも考えられますが、長時間の乗り継ぎには向かない場所だという印象を受けました。短時間での利用でも座席が空いていれば良いですが、もし座る場所を探すくらい混雑しているなら、パブリックエリアのほうがゆっくりと過ごせるかもしれません。
カードを持っていれば無料ですから、様子をみてから決めても良いでしょう。混雑していない時間帯にはもっと落ち着いて過ごせることを期待します。次回、もし違う時間帯に利用する機会があれば挑戦するかもしれません。
ラウンジを利用するメリットとは?
上記でご紹介したように、ラウンジと一言で言っても各ラウンジによって設備やサービスが大きく異なります。こういった理由から、すべてのラウンジに当てはまるかどうかは別として、ラウンジを利用するメリットを3つ述べてみます。
航空会社運営ラウンジなら、ゆったりとした気持ちで過ごせる
出発前の待ち時間をゆったりと過ごすなら、航空会社が運営するラウンジが良いでしょう。なぜなら、航空会社が運営するラウンジは搭乗口が近い可能性が高いからです。ラウンジで過ごしても、搭乗口がすぐ近くだとギリギリまでラウンジ内で過ごすことが出来ます。
食事やドリンク、アルコールなどを楽しめる
種類の差や味の好みなどはあれど、各ラウンジでは食事やドリンクを提供しています。空港で過ごす時間というのは、チェックインをしてから出発まで意外と長いものです。そんなときになにか口にするものがあるというのは、嬉しいことですね。
パブリックエリアと比べて、荷物の管理がしやすい
特にお一人での旅行やお子様と一緒の場合ですが、荷物の管理は気を遣うものではないでしょうか。預け荷物がないとはいえ、パスポートやお金、ラップトップなどの貴重品は身につける荷物にあります。お子様が小さい場合は予備の着替えやおむつ、ミルクセットなど大きな荷物になってしまいますよね。パブリックエリアだと、そんな荷物を放置して近くを歩いたりトイレに行くことはなかなか難しいことです。でもラウンジ内なら、トイレなど多少の時間なら大きな荷物を放置してもパブリックエリアに放置するほど心配にはなりませんよね。(ただし、盗難の可能性がゼロというわけではありません。あくまでパブリックエリアに放置するよりは可能性が低いであろうという見解です)
ラウンジを利用するのにデメリットはあるのか
ラウンジを利用するのにデメリットがあるなら利用しなければ良いだけのことです。ラウンジを利用することに対してデメリットはないです。
ただ、ラウンジのサービスが期待と違うことというのはあるかもしれません。
ラウンジを利用するにあたっての注意点
注意点1:料金を確認する
ラウンジは基本的には条件を満たしていれば無料で利用できますが、一部有料の場合もあります。同伴者がいる場合、同伴者も無料になるのか?ということは事前に調べておくか受付で確認しましょう。
注意点2:混雑する場合がある
また、せっかくラウンジへ行っても、混雑する時間帯や時期だとラウンジ内でも賑やかでゆったり過ごせない場合があります。
注意点3:時間を忘れて長居しすぎない
反対に、ゆっくり過ごして快適なあまり、フライトを忘れて寛いでしまうことがないようにフライトの時間を常に気にしておきましょう。
ときにはボーディングパスに記載されている搭乗口から急きょ変更になる場合もあります。
注意点4:食事やドリンクを欲張らない
食事でおなかいっぱいになって機内食が食べられない、飛行機に乗る前から酔っ払ってしまい、フライト中ずっと気分が悪い、などが起きないように、自分のフライト後のスケジュールも考えて食事やドリンクを召し上がってくださいね。
シドニー国際空港ラウンジ まとめ
シドニー国際空港のラウンジは、航空ラウンジやカード会社ラウンジ、さらにプライオリティ・パス公式サイトで「ラウンジ」と称されるレストランが4箇所あります。
空港での待ち時間に疲れてしまうのか、それともリラックスできるのか・・・それは、時に旅の満足度を左右するかもしれません。航空ラウンジで過ごす時間は旅をより豊かにしてくれるといっても過言ではないでしょう。
シドニー国際空港での待ち時間を快適に過ごして、あなたの旅が安全で素敵なものとなりますように。
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