ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルはタイの首都バンコクにあるマリオット系列のホテルです。
欧米系のホテルですがタイの雰囲気を残したデザインとなっており、「欧米ホテルの高級感の中にタイらしさを感じることができます」。
この記事では管理人のセイジが実際に泊まった経験から、ホテルの場所や概要・室内設備・朝食までを写真・動画付で解説していきます。
【結論】
スタッフの対応がとても丁寧。名前を覚えていてくれ、毎日挨拶してくれるなど「微笑みの国タイ」を代表するかのようなホスピタリティ
食事も種類が豊富で、23Fには豪華なプールと設備抜群のフィッチネスセンターがあります。
立地も良いため、バンコクのマリオット系列の中ではかなりおすすめです。
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルとは?
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルへのアクセス方法
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルのチェックイン手順とフロントロビーの様子
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの客室への移動方法
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの客室をYoutube動画で解説
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの客室を写真つきで解説
- 清掃(ハウスキーピングの方法)
- Wifiについて
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルのラウンジ
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルのプールとフィットネスセンター(ジム)
- 【写真付】ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの朝食
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルから空港への移動時間について
- ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの基本情報
- まとめ
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルとは?
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルはタイの首都バンコクにあるシティホテルです。
ホテルの特徴
- アメリカの会社マリオットのブランドですが、室内にはタイの装飾が織り交ぜられている。
- フロント・レストラン・ラウンジの対応がとにかく丁寧で温かみを感じる。
- 朝食、ラウンジで提供されるハッピーアワーの軽食も種類が豊富で味も良い。
- 23Fの室内プールが豪華で一日中寝てられる。フィットネスセンターの設備も良い。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルはバンコクの中心にあるChit Lom(チットロム)駅最寄りにあります。
最初にマリオットの公式ホームページで写真を見た際は少し陰気なイメージがありました。
確かに内装はシックな色で統一されており暗いのですが、親切で温かいスタッフが多く、客室自体には光が差し込み明るい好印象のホテルでした。
ホテル自体は駅に直結しておらず少しだけ離れていますが、駅から途中にあるビルの中を通っていくと、スムーズに中に入ることが出来ます。
こちらがルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの入り口です。
私は夜に到着しましたが、ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの周辺は綺麗にライトアップされていました。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルへのアクセス方法
多くの方はスナンナプーム国際空港、ドンムアン国際空港から向かわれると思いますので、そのアクセス方法をご紹介します。
空港からはバス・電車・タクシー・トゥクトゥク・Grabの利用が可能です。
平日の早朝・夕方に到着する場合
最も楽な移動手段はタクシーですが、JAL、ANA機が到着する早朝・夕方はバンコクは大渋滞します。
そのため、タクシーに乗る方は急いで出発しないと、渋滞に巻き込まれ2時間以上はかかってしまいます。バスも同様で渋滞に巻き込まれると到着が著しく遅れます。
なお、バンコク市内ではトゥクトゥクという乗り物もありますが、空港近辺にはまず乗り入れておらず、時間も相当かかるので利用することはないでしょう。
最も安全な方法は鉄道(エアポートリンク)であり、料金もPhaya Thai(パヤータイ)駅まで45バーツ、そこから乗り換えてChit Lom(チットロム)駅まで26バーツ、合計71バーツ(250円程度)で到着することがきます(2020年2月時点)。
タクシーの場合はホテルまでは概ね300~400バーツ程度ですので、4人以上で訪れる場合はエアポートリンクに乗るよりも安くなる可能性があります。
土日に到着する場合
土日はバンコク市内の道路は比較的空いているので、タクシーに乗ってしまっても問題はありません。
ちなみにですが、私は到着時は毎回鉄道(エアポートリンク)を利用。帰宅時は土日はタクシーかGrabタクシー、平日は鉄道(エアポートリンク)で帰っています。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルのチェックイン手順とフロントロビーの様子
チェックインの流れ
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルのチェックインは、入り口右手にあるカウンターで行います。
カウンターで名前を伝えてパスポートを見せれば、予約状況を確認してもらえます。ちなみに、私はiPhoneのマリオットのアプリに表示される予約番号を見せています。
予約の確認が終わると、ホテルの簡単な説明を受けカードキーを1枚渡されます。カードキーは室内のカードキー入れにも1つ既に差し込んでありますが、これは後述の理由から使えない可能性があります。
2枚持ち歩きたい場合はチェックイン時にあらかじめ伝えるようにしましょう。
マリオットプラチナ会員の場合は、選択できる特典が書かれた用紙を見せてもらえますので、その中から欲しい特典を選びます。また、私が訪れた際はラウンジが工事中であったため、それに関する注意書きを受け取りました。
フロントロビーの様子
フロントロビーは広く、多くのソファーが置かれていました。
待ち合わせも可能ですし、早く着きすぎて未だ入室できない場合はこちらでゆっくり時間をつぶしても良いでしょう。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの客室への移動方法
カードキーを受け取ったら、エレベーターで客室まで上がります。この時、ポーターの方が部屋まで荷物を持って案内してくれました。
カードキーは差し込み式になっており、一度差し込んでから宿泊する階のボタンを押下します。
2Fは朝食会場、3Fはレストランと催し物会場
そして、23F(PL)には室内プール、フィットネスセンター、SPAがあります。
こちらが実際に宿泊した22Fの廊下です。照明はかなり暗めで、初めて降りた際は少し怖いと感じました。
私が宿泊した部屋はこちらの2220号室でした。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの客室をYoutube動画で解説
今回は私セイジが実際に泊まった部屋の様子をご紹介します。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの客室を写真つきで解説
室内の様子を写真・文章で解説
こちらが部屋の全体です。
マリオットは欧米系のホテルなのですが、ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの室内はタイを意識した嗜好が凝らされています。
その最たる例がこちらの「ドラ」
叩いてみるとそれぞれ音が違うという拘りっぷり。欧米系で室内にドラがあるホテルは稀でしょう…
ちなみに、このドラは2Fのトイレの中にも置かれていました。
ベッドメイキングもしっかりされており、毎日のハウスキーピングでも綺麗に整えてくれます。
一方で、ウェルカムメッセージやフルーツはありませんでした。先日泊まったシェラトンやウェスティンにはあったので、ちょっと残念…
ベッドの左やテーブルの横にコンセントがあり日本製のプラグをそのまま刺すことができます。USBポートはありませんでした。
洗面所・浴室はガラス張りになっていますが、室内にあるこちらのボタンを押すことで
カーテンが下がるようになっています。
水圧をチェックしたところ、22Fでもしっかりと水が出ていました。お湯への切り替わりも早いです。
浴槽自体がかなり大きいので、お湯をしっかり張るには5分~10分ほどかかりました。
恒例のアメニティチェックです。
アメニティは「TOKYO MILK」というブランドが多く見れました。
タイではなく思いっきり日本ですが、近隣にあるウェスティンやシェラトンとは違った、独自色の強い選択です。
お化粧セット(Vanity Kit)
歯ブラシ。ちなみに2本ありました。
サニタリーバッグ
シャワーキャップ
バフ
髭剃りは置かれておらず、男性の場合は髭剃りは持参する必要があります。全体的に女性向けのアメニティが多い印象でした。
トイレは良くあるパターンで、ウォシュレット機能はありませんでした。
お菓子とこちらに置かれているペットボトルのミネラルウォーターは有料
「無料のミネラルウォーターは無いのかな~?」と探しているとこちらに瓶上のものがありました。
こちらは無料で、消費すると毎日交換されます。なぜか毎日1本ずつ増えていき、最終的に4本置かれていました。
瓶は持ち運びにくいので、できればペットボトル状のものを置いてほしいですね…
清掃(ハウスキーピングの方法)
部屋の清掃は入り口にあるこちらのボタンを押下します。
掃除が不要の場合は、こちらのボタンを押下しておくと掃除をスキップしてくれます。
22Fに泊まっていましたが、掃除は大体11時頃に回ってきてくれました。掃除不要のランプを点灯させていると、ドアの下に掃除できなかった旨を記した紙を差し込んでおいてくれます。
この後、内線0番に電話して「掃除して欲しい」と伝えると清掃を行ってくれます。
若しくは、特に電話しなくてもハウスキーピングのマークを点灯させて部屋を出ると、戻るころには清掃が完了しています。
私は12時ごろに部屋を出てラウンジで仕事をし、2時間後の14時には戻っていましたが、その時には既に清掃が完了していました。
チップについて
タイはチップの文化があるため、部屋を出る際にテーブルの上、枕元などに置いておくと良いでしょう。
私は毎回100バーツを置いていきました。
Wifiについて
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルでは、ホテル内でWifiが使えます。
接続すると、部屋番号とパスワードを入力する画面が表示されます。
部屋番号には自分が泊まっている部屋の番号(私の場合は2220)、パスワードには苗字をアルファベットで入力します(例:sato)。
回線はかなり早く、Youtubeなどの動画も快適に視聴できました。なお、海外の成人向けの動画サイトなどは何か規制をかけているようで、「安全な接続が確認できませんでした」というエラー画面が時々表示されていました(ただし、何度か挑戦していると閲覧できることがありました)。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルのラウンジ
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルのラウンジは、2020年2月に私が訪れた際は改装工事中で、3Fのレストランが代替ラウンジとして使われていました。
代替ラウンジは誰でも入れるようになっていましたが、一応は入り口で部屋番号を尋ねられ、ラウンジアクセス権があるか確認を受けました。
通常のレストランとしても営業しており、奥の方ではお客さんが食事を摂っていました。
夕方のハッピーアワーになると、レストラン中央部・調理ブースに軽食が並びます。
代替ラウンジとは思えない本格的な料理が多く、いつものように夕ご飯代わりにしました。
ハッピーアワーの活用はマリオットプラチナ会員の特権ですね。絶対に取っておいた方が良いです。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルのプールとフィットネスセンター(ジム)
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの23Fにはプールとフィットネスセンター(ジム)があります。
※Youtube動画にも公開しています。
プール・フィットネスセンター共に誰でも入ることが出来ますが、フィットネスセンターの入り口では部屋番号と名前の記入を求められました。
室内プールはとても広い!
プールサイドではゆっくりする人がたくさんいました。
続いて、こちらがフィットネスセンターです。
以前泊まったウェスティン、シェラトンと比べて機器が綺麗で種類も豊富でした。
需要が大きいランニングマシーンが主ですが…
私のようにウェイトトレーニングをする人向けにスミスマシン
ダンベルとベンチがありました。
ラットプルダウンも良いものが置かれていました。私が通っている大阪心斎橋のコナミスポーツに置かれているものとほぼ同じ使いなれた型でした。
2泊3日で宿泊しましたが連日利用し、胸・背中・脚をガッツリ追い込みました。
フィットネスルームの入り口には無料で飲める水もありました。設備としては申し分ないレベルでした。
【写真付】ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの朝食
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルは予約時に朝食付の宿泊コースを選んでいた場合は、2F(エレベーターの表記上はM)のレストランフロアでビュッフェを楽しむことができます。
また、マリオットプラチナ会員以上の場合は、ホテル到着時に朝食を付けるかどうかを選択できます。
朝食の時間帯は6:00-10:30でした。
こちらが2Fのレストランの入り口です。
朝食会場に行き部屋番号を伝えると、席へと案内してくれます。この時、窓際が良いか、料理に近い奥の席が良いかリクエストを聞いてくれました。
係の方がテーブルに案内してくれますので、後は自由に食事を取っていきます。
パンは種類が豊富でかなりの面積を占めていました。
主食も、肉・魚・野菜のバランスが良かったです。辛めの味付けの料理が多かったように感じました。
ヨーグルトは味付きのものが基本で、プレーンヨーグルトがなかったのが糖質制限中の私にとってはちょっとマイナス
フルーツはスイカ、マンゴー、パイパップルなど豊富
お隣には切る前のフルーツが置かれていました。無くなると切って足すのでしょうか?
サラダバーでは色々な野菜を取り分けることができます。ブロッコリーとカリフラワーが1日毎に交代で出てきました。
日本人向け(?)にお寿司もあります。ネタは限られていますが…
肉類はソーセージ、ベーコンなど加工食品もあります。
ハムとサラミ、チーズなども種類が多かったです。
エッグステーションではオムレツや目玉焼きをオーダーできます。チーズオムレツをお願いしてみましたが、なかなか良くできていました。
係の人が、私が初日にオーダーした組み合わせを覚えていてくれて、2日目に再びお願いしようとした際に「昨日と同じもので良いですか?」と自ら声をかけてくれました。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルから空港への移動時間について
記事の冒頭でも述べましたが、タイの平日に空港へ戻る際は朝・夕方は渋滞に巻き込まれます。
実際にホテルでおすすめの帰り方を聞いてみたところ「電車が最も安全」と言われ、電車を利用することにしました。
私が乗る便はJAL032(バンコク発→羽田着)でしたが、6時15分に出て空港到着が7時15分ほどでした。
この時間帯ですと、まだ電車も空いているので座ることができました。感触的には7時頃にホテルを出ても間に合います。
ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテルの基本情報
ホテル名 | ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテル (Renaissance Bangkok Ratchaprasong Hotel) |
住所 | 518/8 Phloen Chit Rd, Lumphini, Khet Pathum Wan, Bangkok 10330 |
まとめ
タイの首都バンコクにあるホテル:ルネッサンス・バンコク・ラッチャプラソーン・ホテル
中心地にあり交通機関へのアクセスも良い。部屋の設備もしっかりしており、朝食も種類が豊富で美味しいおすすめのホテルです。
ウェスティンやシェラトン、JWマリオットよりもお値段は高くなりますが、それに見合ったサービス内容かと思います。
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