陸マイラーがマイルを貯めるうえで、おすすめなポイントサイトは2つあります。
1つが「モッピー」で、もう1つが「ハピタス」です。
最近はモッピーの勢いに押されがちですが、ハピタスにはモッピーにないメリットもあります。
今回はハピタスに興味があるという方のために、ハピタスの特徴やマイルへの交換方法、登録手順や効率的なポイントの貯め方についてまで、徹底解説していきます。
ハピタスの基本情報
ハピタスは、「株式会社オズビジョン」が運営するポイントサイトです。
ハピタスには数多くの広告が用意されており、広告から商品を購入したり、サービスに申し込んだりすることで、ポイントがもらえます。
獲得できるポイント数は、広告の種類によって異なります。
ハピタスのポイントは、1ポイント=1円です。
ポイントに有効期限はありませんが、最後にログインしてから12ヶ月間ログインしなかった場合、アカウントとともにポイントも失効します。
ハピタスのポイントは現金やギフトコード、電子マネーのほか、複数のポイントサイトを経由することでANAマイルやJALマイルに交換できます。
ハピタスのポイントをマイルに交換する際の、それぞれの最大交換レートは、以下のとおりです。
- ANAマイル…75%
- JALマイル…50%
では次から、ハピタスのポイントをマイルに交換する具体的な方法について紹介していきます。
ハピタスのポイントをANAマイルに交換するルート
先ほども説明したとおり、ハピタスのポイントは、複数のポイントサイトを経由することでANAマイルに交換できます。
このときのルートは1つだけでなく、複数あります。
ここでは、ハピタスのポイントをANAマイルに交換できる主なルートについて紹介していきましょう。
ハピタスからのTOKYUルート
2019年12月時点で、ハピタスのポイントを最高レートでANAマイルに交換できるのが「TOKYUルート」です。
TOKYUルートを使えば、ハピタスのポイントをレート75%でANAマイルに交換できます。
ハピタスのポイントは、ポイントサイトの「ドットマネー」を経由することで、東急のポイントサービスである「TOKYU POINT(トーキュー・ポイント)」に等価交換できます。
TOKYU POINTは、レート75%でANAマイルに交換可能です。
ハピタスからのnimocaルート
ハピタスのポイントをANAマイルに交換するルートは、まだあります。
以下のルートを使えば、ハピタスのポイントをレート70%でANAマイルに交換可能です。
「nimoca(ニモカ)」を経由するこのルートは、「nimocaルート」と呼ばれています。
「nimoca(ニモカ)」は、九州地方で使われているICカード乗車券です。
関東地方の「Suica(スイカ)」や、関西地方の「Icoca(イコカ)」のようなものだと説明すれば分かりやすいでしょう。
ハピタスのポイントは、ポイントサイトの「PeX(ペックス)」を経由して、nimocaポイントに等価交換できます。
nimocaのポイントは、ANAマイルにレート70%で交換可能です。
ただしnimocaポイントはANAマイルに、オンラインでは交換できません。
nimocaポイントをANAマイルに交換するためには、専用のポイント交換機を使わなければならないのです。
ポイント交換機の設置場所は、以下のURLの「ポイント交換機設置場所」からチェックできます。
ハピタスのポイントをJALマイルに交換するルート
ANAマイルに続いて、ここではハピタスのポイントをJALマイルに交換するルートについて説明していきます。
以下のルートを使えば、ハピタスのポイントをレート50%でJALマイルに交換できます。
ハピタスのポイントは、ドットマネーに等価交換が可能です。
ドットマネーのポイントは、レート50%でJALマイルに交換できます。
ハピタスのメリット
冒頭で説明したとおり、ハピタスは業界最大級のモッピーと並んでおすすめのポイントサイトです。
では、ハピタスにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、ハピタスのメリットについて説明していきます。
「みんなdeポイント」や「ハピタスセレクション」がお得!
ハピタスには、「みんなdeポイント」や「ハピタスセレクション」が用意されています。
これらはどちらも、通常の獲得ポイントより多くのポイントがもらえるサービスです。
ここでは、それぞれの特徴について紹介していきます。
みんなdeポイント
みんなdeポイントは、期間と参加人数限定で、ハピタスの一部の案件の獲得ポイントが通常より高くなるサービスです。
※キャプチャは2019年7月13日のもの
例えば、この「dカード GOLD」は、2019年7月13日時点で、みんなdeポイントの対象になっている広告です。
dカード GOLDの通常ポイント数は485ポイントですが、期間中は18,000ポイントが獲得できるようになっています。
みんなdeポイントの広告は、祝日を除いた毎週月曜日と木曜日の正午に更新されます。
そのため、良い広告がないか、こまめにチェックするようにしましょう。
みんなdeポイントの広告の一覧は、以下のURLから確認できます。
ハピタスセレクション
ハピタスセレクションでも、期間限定で、通常より多くのポイントがもらえる広告が紹介されています。
※キャプチャは、2019年7月13日のもの
ハピタスセレクションの広告は、ハピタスのトップページから確認できます。
お買い物安心保証が付いている!
ハピタスには、ポイントサイトには珍しい「お買い物安心補償」が付いています。
ポイントサイトを経由して、ネットショッピングで買い物をした場合、案件ごとに規定の割合のポイントがつきます。
例えば、ハピタスでは楽天市場の獲得ポイント数は、購入価格の1%です。
ポイントサイトでは、商品を購入すると、個々人の「ポイント通帳」に利用した広告が載ります。
ハピタスの場合、購入後にステータスが「判定中」になり、その後「有効」に変わって、初めてポイントがもらえる仕組みです。
ポイントサイトでは、商品を購入したにもかかわらず、案件がポイント通帳に載らなかったり、無効(非承認)になってポイントがもらえないこともあります。
この点は、ハピタスでも同様です。
しかしハピタスでは、広告を利用したのにポイント通帳に載らなかったり、判定期限を過ぎたのに有効にならなかった場合でも、お買い物安心補償によってポイントがもらえます。
つまりハピタスでは、ポイントの取りっぱぐれがありません。
ハピタスのデメリット
ここまでハピタスのメリットについて説明してきましたが、デメリットもあります。
ここでは、ハピタスのデメリットについて紹介していきましょう。
還元率100%以上の案件がない
ハピタスと肩を並べるポイントサイトのモッピーでは、還元率100%以上の案件も取り扱っています。
還元率100%以上とは、購入価格以上のポイントがもらえる案件のことです。
ハピタスでも以前は、還元率100%の「100%バック」の広告を取り扱っていましたが、現在はなくなっています。
ポイントの移行は月に最大3万ポイントまで
多くのポイントサイトでは、現金や電子マネー、他のポイントサイトなどに移行できるポイント数に上限がありません。
しかしハピタスでは、月間に最大30,000ptまでしかポイントを移行できません。
【画像付き】ハピタスの登録手順
ハピタスには、パソコンとスマホ、どちらからでも登録できます。
今回は、パソコンでの登録方法について説明していきましょう。
ハピタスのトップページにアクセスし、ページの右上にある、ピンク色の「新規会員登録(無料)はこちら」のボタンをクリックします。
次のページで、ページ右上の「新規登録」の文字をクリックします。
新規会員登録フォームに移動するので、以下の手順で進めましょう。
- 「メールアドレス」「パスワード」「ニックネーム」を入力
- ピンク色の「次へ」のボタンをクリック
次のページでは、以下の手順で進めます。
- 性別や職業、携帯電話番号などの必要事項を入力
- 『「個人情報の取り扱いについて」と「ハピタス利用規約」に同意する』の文字の左隣の枠にチェックを入れる
- ピンク色の「同意して確認画面へ」のボタンをクリック
ここまで入力してきた事項の確認画面に移るので、間違いがなければ、ピンク色の「送信する」のボタンをクリックしましょう。
登録画面で入力したメールアドレスに、確認用のメールが送信されました。
受信ボックスをチェックして、ハピタスからのメールを開きましょう。
メールに記載されたURLのリンクをクリックしましょう。
メールの送信と同時に、登録画面で入力した携帯電話番号に、4桁の認証コードが記載されたSMSが届きます。
SMSに記載された認証コードを入力し、黒色の「送信」ボタンをクリックしましょう。
以上で、ハピタスへの登録は完了です。
ハピタスでポイントを獲得する方法
ハピタスで効率的にポイントを貯めるには、どのような方法があるのでしょうか?
ここでは、ハピタスの主なポイント獲得方法について紹介していきます。
ネットショップで買い物する
ハピタスの広告から、ネットショップで買い物をすると、購入価格の数%分のポイントがもらえます。
もらえる割合は、広告によって異なります。
ハピタスには、楽天市場やYahoo!ショッピングの広告があります。
それぞれの獲得ポイントは、以下のとおりです。
- 楽天市場…購入価格の1%
- Yahoo!ショッピング…購入価格の1%
この他にも、以下のような有名ネットショップの広告もあります。
- ビックカメラ.com…購入価格の2%
- セブンネットショッピング…購入価格の2.4%
- イトーヨーカドーネット通販…購入価格の2.4%
さらに、以下のような高還元率のネットショップもあります。
- シマンテックストア…購入価格の24%
- ウイルスバスター公式トレンドマイクロ・オンラインショップ…購入価格の20%
こうしたネットショップの広告では、何度購入してもポイントがもらえます。
50%以上バックの広告を利用する
先ほども説明したとおり、ハピタスでは100%バックの広告はなくなってしまいましたが、「50%以上バック」の広告は複数あります。
これは、購入価格の50%以上のポイントがもらえる広告です。
50%以上バックの広告では、通常のショッピングより効率的にポイントを貯められます。
ただし50%以上バックの広告でポイントがもらえるのは、最初の1回だけとなっています。
50%以上バックの広告の一覧は、以下のURLから確認可能です。
クレジットカードなどの高額広告に申し込む
ポイントサイトでポイントを貯めるにあたって、特に有効なのがクレジットカードなどの広告です。
クレジットカードの広告は獲得ポイント数が高いうえ、年会費無料のカードなら、お金もかかりません。
ハピタスでは、2019年7月時点で、177ものクレジットカードの広告があります。
同時点での人気上位3カードと、それぞれの獲得ポイント数は以下のとおりです。
- 楽天カード…8,000pt
- JMBローソンPontaカードVisa(ショッピング)…1,250pt
- セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(携帯電話決済利用)…4,500pt
これらのうち、「楽天カード」と「JMBローソンPontaカードVisa(ショッピング)」は年会費無料、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(携帯電話決済利用)」は初年度年会費無料です。
クレジットカードでは、こうした年会費無料や初年度年会費無料の広告を選びましょう。
ハピタスのクレジットカードの広告の一覧は、以下のURLからチェックできます。
一覧ページでは、人気順やポイント獲得数の高い順に、広告を並び替えできます。
友達紹介制度を利用する
ハピタスには、友達紹介制度があります。
この友達紹介制度を利用することでも、ポイントの獲得が可能です。
あなたの紹介でハピタスに登録した人は、あなたの「ハピ友」になります。
ここでは、このハピ友の制度について説明していきましょう。
還元型紹介制度ハピ友
ハピタスでは、会員ステージに応じて、ハピ友が獲得したポイントの10~40%がもらえるようになっています。
会員ステージは、「当月有効ポイント数」または「ハピ友人数」によって変わります。
ステージの種類と、ステージアップの条件、もらえるポイントの割合は以下のとおりです。
例えば、当月有効ポイント数が30ptを超えるか、ハピ友人数が2人を超えた場合、ステージ2となり、ハピ友が獲得したポイント数の15%がもらえます。
ステージ5以上は、当月有効ポイント数にかかわらず、ハピ友の人数だけで決まります。
ハピ友の人数は、ハピ友がハピタスを退会しないかぎり、減ることはありません。
また、ハピ友の獲得ポイントの一部は、紹介者にずっと入り続けます。
ハピ友が獲得したポイントの一部が紹介者に入るといっても、ハピ友の獲得ポイントがそのぶん減るわけではありません。
ハピタスでの友達紹介方法
ハピタスでの友達紹介方法は、以下3種類あります。
【招待メールを送る】
招待メールの送り方は、紹介用URLをコピーし、メールに貼り付けて友人に送るだけです。
友人が、メールに記載されたURLのリンクからハピタスに登録すれば、その人はあなたのハピ友になります。
【ブログでクチコミ】
ブログを運営している人は、記事にテキストリンクのタグやバナーを貼り付けることでハピ友を募集できます。
あなたのブログの読者が、リンクやバナーをクリックしてハピタスに登録すれば、その人はあなたのハピ友になります。
【Twitter・Facebook・mixiでクチコミ】
最も手軽にハピ友を作れるのが、SNSです。
ハピタスの友達紹介リンクは、「Twitter」「Facebook」「mixi」の3つのSNSに対応しています。
例えばTwitterを使う場合、上の画像の「ツイート」ボタンをクリックします。
ハピタスの紹介用リンクが記載されたツイートの下書きが表示されるので、「ハピ友募集」などと書き加えて、ツイートしましょう。
誰かがツイートに記載されたリンクからハピタスに登録すれば、その人はあなたのハピ友になります。
まとめ
ポイントサイトは国内に数多くありますが、ハピタスはそのなかでもおすすめのポイントサイトです。
ハピタスのポイントは、それぞれ以下のレートでマイルに交換できます。
- ANAマイル…75%
- JALマイル…50%
「みんなdeポイント」や「ハピタスセレクション」「お買い物安心補償」などにより、ポイントを獲得しやすくなっているので、これから陸マイラーになるという方はぜひ登録しておきましょう。
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