あなたは、ポイントサイトの「ドットマネー」と「PeX(ペックス)」にはもう登録しましたか?
これら2つのポイントサイトの利用は、ポイントを貯めるうえで必須ではありません。
しかし、貯めたポイントをマイルに交換するうえでは必須のポイントサイトです。
今回は、ドットマネーとPeXが陸マイラーにとってなぜ重要度が高いのか、その理由と各ポイントサイトの特徴や画像付きの登録手順についてまで紹介していきます。
ドットマネー・PeXはポイント中継サイト
陸マイラーがマイルを貯める方法はいくつかありますが、そのなかで最も重視すべきなのがポイントサイトの利用です。
ポイントサイトにはたくさんの広告案件が用意されており、そこから商品を購入したり、サービスに申し込むことでポイントがもらえます。
このポイントは、ANAやJALのマイルに交換可能です。
ポイントサイトは国内にたくさんありますが、これらは大きく以下2種類に分けられます。
- ポイントを獲得するためのポイントサイト
- ポイントを交換するためのポイントサイト(ポイント中継サイト)
ポイントを獲得するためのポイントサイトでは、「モッピー」や「ハピタス」が有名です。
モッピーやハピタスは広告案件が豊富で、高額なポイントがもらえるものもたくさんあります。
初心者陸マイラーは基本的に、この2つのどちらか、あるいは両方でポイントを獲得するのがおすすめです。
ただし、モッピーのポイントはANAマイルに、ハピタスのポイントはANAマイルとJALマイルに直接交換できません。
そのため、モッピーやハピタスのポイントは他のポイントサイトを経由して、マイルに交換することになります。
ここで登場するのが、ポイントを交換するためのポイントサイトです。
ポイント交換に使われるポイントサイトは、「ポイント中継サイト」と呼ばれています。
そして、そのポイント中継サイトの代表格が以下の2つです。
- ドットマネー
- PeX
基本的にポイント中継サイトを経由しなければ、モッピーやハピタスで獲得したポイントを、ANAマイルやJALマイルには交換できません。
(モッピーのポイントは、JALマイルには直接交換できます)
つまり、ポイント中継サイトは陸マイラーにとって、登録必須なサイトだと言えるのです。
では次から、各サイトの基本情報や交換ルートなどについて、一つずつ紹介していきましょう。
ドットマネーの基本情報
ドットマネーは、「株式会社ドットマネー」が運営しているポイントサイトです。
株式会社ドットマネーは、Amebaブログなどを運営しているサイバーエージェントが100%出資している会社です。
ドットマネーのポイントの単位は「マネー」で、1マネー=1円となっています。
ポイントは現金やギフト券、電子マネーなどに交換できるほか、JALマイルに直接交換することも可能です。
ポイントの有効期限は、ポイントを交換してから6ヶ月後の末日までとなっています。
ドットマネーを経由するルート
ドットマネーを経由すれば、モッピーとハピタス、両方のポイントを「TOKYUルート」に乗せて、ANAマイルに交換できます。
また、ドットマネーを経由することで、ハピタスのポイントをJALマイルに交換することも可能です。
ここでは、これらのルートについて紹介していきます。
TOKYUルート
モッピーとハピタスのどちらを利用する場合でも、ドットマネーを経由すれば、「TOKYUルート」が利用できます。
TOKYUルートに登場する「TOKYU POINT(トーキュー・ポイント)」は、東急百貨店や東急ハンズでおなじみの「東急グループ」のポイントサービスです。
モッピーとハピタスのポイントはどちらも、ドットマネーを経由することでTOKYU POINTに等価交換できます。
TOKYU POINTは、ANA Mastercardのクレジットカード「ANA TOKYU POINT ClubQマスターカード」があれば、レート75%でANAマイルに交換可能です。
この場合、モッピーやハピタスからANAマイルへの最終的な交換レートも75%になります。
これは2019年12月時点で、ポイントサイトのポイントをANAマイルに交換するルートのなかでも、最も高い交換レートです。
ハピタスからJALマイル
ドットマネーの大きなメリットは、ポイントをJALマイルにレート50%で交換できる点です。
ハピタスのポイントはドットマネーに等価交換できるので、最終的なJALマイルへの交換レートも50%です。
モッピーからJALマイルへの交換レートも50%(キャンペーン適用時のみ実質80%)となっています。
ドットマネーを経由すれば、同じレートでハピタスのポイントをJALマイルに交換できます。
【画像付き】ドットマネーの登録手順
ドットマネーにはパソコンとスマホ、どちらからでも登録可能です。
ここでは、パソコンでの登録手順について紹介していきます。
ドットマネーのトップページにアクセスし、画面右上にある「会員登録・ログイン」のボタンをクリックしましょう。
次のページの右側にある、緑色の「Ameba新規登録(無料)」のボタンをクリックします。
アメーバ会員への登録方法は、以下2種類あります。
- メールを送信して登録
- 外部サービスで登録
2.の外部サービスで登録する場合、以下のサービスから好きなものを選べます。
- Yahoo! JAPAN ID
- mixi
- 楽天会員ID
今回は、1.のメールを送信して登録する方法を紹介していきます。
先ほどの画面で、以下の手順で進めましょう。
- メール、ユーザー名、パスワードなどを入力
- 緑色の「登録メールを送信」のボタンをクリック
ユーザー名やパスワードは、自分で決められます。
次のページで、緑色の「メールを送信」のボタンをクリックします。
登録用のメールが送信されるので、メールフォルダをチェックしましょう。
ドットマネーの登録用メールに記載されている、登録用URLのリンクをクリックします。
ドットマネーのホームページに移動します。
利用規約のタブが表示されるので、緑色の「同意する」のボタンをクリックしましょう。
以上で、ドットマネーの登録は完了です。
PeXの基本情報
PeXは、「株式会社VOYAGE MARKETING(ボヤージュ・マーケティング)」が運営するポイントサイトです。
PeXの運営企業は、「JIPC」の参加企業の一つです。
JIPCは、「Japan Internet Point Conference」の頭文字をとったもので、日本語で「日本インターネットポイント協議会」を意味します。
JIPCは、ポイントサイトのユーザー、サービス参加企業、広告主の満足度向上を掲げている非営利団体で、複数の企業が参加企業として名を連ねています。
2017年3月までは、モッピーの運営会社である「株式会社セレス」も参加していました。
このJIPCには参加のための基準があるため、悪質なポイントサイトは加入できません。
そのため、JIPCの参加企業が運営しているPeXは安心できるポイントサイトだと言えるでしょう。
PeXのポイントは、10P=1円となっています。
ポイントは他のポイントや現金、電子マネー、仮想通貨などに交換可能です。
1年に1回ログインすれば、PeXの通帳に貯まったポイントが失効することはありません。
PeXを経由するルート
PeXはハピタスを利用していて、かつ九州か函館に住んでいる人には、重要度の高いポイント中継サイトだと言えるでしょう。
なぜならPeXを経由すれば、ハピタスのポイントを「nimocaルート」に乗せて、ANAマイルに交換できるからです。
ここでは、このnimocaルートについて紹介していきましょう。
nimocaルート
「nimocaポイント」を経由するこのルートは、nimocaルートと呼ばれています。
「nimoca(ニモカ)」は九州地方で使われている交通系ICカードで、nimocaポイントはnimocaのポイントサービス、およびポイントそのものです。
ハピタスのポイントは、PeXを経由することでnimocaポイントに等価交換できます。
nimocaポイントは、70%のレートでANAマイルに交換可能です。
このルートを使えば、ハピタスのポイントを比較的楽にANAマイルに交換できます。
nimocaポイントの利用には、ANA VISAのクレジットカード「ANA VISA nimocaカード」が必要です。
また、nimocaポイントは、専用のポイント交換機を使わないとANAマイルに交換できません。
このポイント交換機は、九州と函館にしかありません。
ポイント交換機の設置場所は、以下のURLから確認できます。
【画像付き】PeXの登録手順
PeXはパソコンとスマホ、どちらからでも登録できます。
ここでは、パソコンでの登録手順について紹介していきます。
PeXのトップページにアクセスし、画面右上にある水色の「会員登録」の文字をクリックしましょう。
新規会員登録手続きのページに移動します。
画面を下にスクロールし、メールアドレスやパスワードなどの情報を入力していきます。
パスワードは、好きなものを自分で設定可能です。
画面をさらに下にスクロールし、以下の手順で進めましょう。
- 郵便番号や住所などを入力
- 「PeX会員規約と個人情報の取り扱いに同意する」の左隣の枠にチェックを入れる
- 黄緑色の「登録内容を確認する」のボタンをクリック
入力した内容の確認画面に移動します。
間違いがなければ、画面下部にあるオレンジ色の「登録手続きメールを送信する」のボタンをクリックしましょう。
先ほど入力したメールアドレスに、登録案内メールが送信されました。
メールフォルダを確認しましょう。
PeXの登録案内メールを開き、登録用URLのリンクをクリックしましょう。
以上で、PeXの登録は完了です。
まとめ
ドットマネーとPeX、それぞれのメリットは以下のとおりです。
- 交換レート75%のTOKYUルートを利用できる
- ハピタスのポイントを50%でJALマイルに交換できる
- 交換レート70%のnimocaルートを利用できる
これらのメリットを見れば、各ポイント中継サイトが陸マイラーにとっていかに重要かが分かるはずです。
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