JAL JCBカード プラチナのメリットとは?豪華な付帯特典・マイルの貯め方などを解説

マイルの貯め方

毎月搭乗するほどJAL便をよく利用する方におすすめなのが、JAL JCBカード プラチナ。プラチナカードだけあり、マイルがゴールドカードよりさらに多く貯まり、付帯特典も豪華です。この記事では、JAL JCBカード プラチナの数々のメリットを解説。審査情報や口コミもお伝えします。

 

JAL JCBカード プラチナの概要

JALカードの最高峰の1つともいえるこちらのカード。まずは基本的な情報について見ていきましょう。

年会費(税別)31,000円
家族カード年会費(税別)15,500円
マイル還元率1.0%~2.0%
国際ブランドJCB
ETCカード年会費無料
海外旅行傷害保険最高1億円
国内旅行傷害保険最高1億円
申し込み資格学生を除く、20歳以上で安定した収入のある方

金額はやや高めだが付帯特典は豪華で充実

最上級のプラチナカードということで、年会費は3万円以上とやや高めです。しかしマイル還元率の高さ、旅行傷害保険の補償金額の高さなど、全体的にクレジットカードとしての機能はかなり高いといえます。

その他にも、プライオリティ・パス、JCBプレミアムステイプラン、海外ラグジュアリーホテルプランなど、JAL JCBカード プラチナにはたくさんの特典が付帯しています。次の章で詳しく解説しますので、お見逃しなく。

旅行傷害保険も手厚い内容

旅行保険の補償額が充実しているのも、JAL JCBカード プラチナの特徴。海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険ともに、最高1億円の補償が受けられます。

海外旅行傷害保険のさらに詳細な内容は、以下のとおりです。

死亡・後遺障害最高1億円
傷害治療費用最高1,000万円(1事故あたり)
疾病治療費用最高1,000万円(1疾病あたり)
賠償責任最高1億円(1事故あたり)
携行品損害1旅行あたり100万円(年間100万円限度)

※免責3,000円

救援者費用最高200万円

プラチナカードだけあり、全体的に補償額が高めです。傷害治療費用・疾病治療費用も最高1,000万円と高くなっており、安心感があります。

航空遅延保険も付帯

さらに、国内・海外航空機遅延保険が付いているのもポイント。航空便利用時の出向遅延が原因で発生した飲食費、乗り継ぎ遅延が原因の宿泊・飲食費、手荷物の遅延・紛失したさいの衣類購入費などを補償してもらえます。

 

JAL JCBカード プラチナを持つことのメリット

こちらのカードに付帯する、数々の豪華な特典について見ていきましょう。

JALカードのプラチナランクは、JCB以外にアメリカン・エキスプレスもありますが、JCBにしかない特典も数多くあります。

プライオリティ・パスが無料で付帯

最大のメリットの1つが、プライオリティ・パスが無料で付いてくること。プライオリティ・パスとは、全世界1,000カ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスです。

JAL JCBカード プラチナに入会すると、プライオリティ・パスの「プレステージ会員」特典が無料で使えます。プレステージ会員は年間の利用回数が無制限で、その都度料金を支払う必要もありません

プレステージ会員は、本来432米ドル(およそ43,000円)の年会費がかかります。これが無料ということで、JAL JCBカード プラチナの年会費がまるまるペイできることに。

年会費の高いクレジットカードですが、プライオリティ・パスを活用することで、簡単に元が取れてしまいます。

ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)のJCBラウンジやJCB Lounge京都が利用できる

観光のときに使えるラウンジサービスがこちら。USJのJCBラウンジは、「ザ・フライング・ダイナソー」の施設内にあり、以下のような特典があります。

  • 優先搭乗権
  • ドリンク無料サービス
  • 雑誌閲覧

アトラクションに優先搭乗できる、休憩に利用できるなど、USJに来たらぜひとも活用したい特典です。

 

またJCB Lounge 京都は、京都駅ビル内にあるJCBのラウンジです。コーヒーを飲んだり、雑誌を閲覧したりして休憩できます。

新幹線に乗る前に休憩として利用するのにも使えます。Wi-Fiが使えるのでネットで調べものをすることもできます。

さらに手荷物を預けることも可能なので、ロッカー代わりに利用して、身軽な恰好で観光したいときにも便利でしょう。

この2つのラウンジ特典はJCBのみなので、JAL アメックス プラチナでは利用できません。

JCBのグルメベネフィットが利用可能

レストランの食事を2名以上で予約すると、1名分がお得になるグルメサービスです。対象となるのは、国内の厳選された高級レストランで、豪華な食事をお得に楽しめる特典です。

大切な人の誕生日・結婚記念日や、重要なお客様との食事など、特別なシチュエーションで利用するのにピッタリ。利用する度に1名分無料になるため、年間で数万円お得になると思えば、高級レストランでよく食事する方ならコスパが良いともいえます。

ただしグルメベネフィットで1名分無料となるのは、対象となるコースのみ。お酒などの飲み物代は対象外のため、別途支払う必要があります。

グルメベネフィットは、予約希望日の3日前までに、プラチナ・デスクに電話で予約する仕組みです。人気のあるレストランはできるだけ早めに申込むと良いでしょう。

ダイニング30もお得

もう1つのグルメサービスがこちらで、対象店での利用合計金額が30%OFFになる特典です。グルメベネフィットと比較して、気軽に行けるお店が中心となっているため、普段の外食に利用するのに便利です。

またグルメベネフィットと違い、こちらは飲み物代も含めて割引が適用となります。たくさん飲んでも30%割引になるため、お得感があります。気の合う友達・恋人などとワイワイ楽しく、リーズナブルに食事するのに向いているサービスといえます。

JCBプレミアムステイプラン

高級なホテル・旅館にお得に宿泊できるスペシャルプランです。特別な旅行や出張の際に、ちょっと贅沢したいなというときに利用するのがおすすめ。

予約方法は電話で、プラチナ・コンシェルジュデスクに電話をかけることが必要です。本人確認の後、宿泊先・利用人数・日付などを伝えます。オペレーターの方が別途宿泊予定先に連絡し、予約が取れるか確認してくれます。

予約可否について折り返しの連絡があり、予約が取れるとなると、部屋や食事の希望、駐車場を利用するか聞かれることもあります。

海外ラグジュアリーホテルプラン

世界各地にある豪華なホテルに、さまざまな特典つきで宿泊できる優待サービスです。このプランを利用すると、ホテルの上級会員のようなスペシャルサービスを受けられます。

例としては1ランク上の部屋へのアップグレード、朝ものんびりできるレイトチェックアウト、朝食無料サービスなどです。具体的な対象ホテルは以下のとおりです。

  • ザ・ペニンシュラ香港
  • ザ・ペニンシュラ上海
  • ザ オークラ プレステージ バンコク
  • カペラ シンガポール
  • ザ カハラ ホテル & リゾート(ハワイ)
  • ザ グリニッチ ホテル(ニューヨーク)
  • ザ ランドマーク ロンドン(イギリス)
  • ホテル ランカスター(フランス)

秀逸で洗練されたホテルが選ばれていることがわかる内容です。このサービスも、利用するにあたってはプラチナ・コンシェルジュデスクを通じての予約が必要です。

 Apple Payも利用できる

普段の買い物でスマホ決済を利用する方も多いでしょう。クレジットカードを持ち歩くことなく決済できるため、便利な機能です。

こちらのカードは、Apple Payへ登録することもできます。iPhoneをかざして決済できるサービスで、複数のカードを登録することもできて便利ですよ。

Apple Payに登録したクレジットカードはiDかQUICPayに紐づけられますが、JAL JCBプラチナカード プラチナはQUICPayとなります。よってApple Payとして利用できるのも、QUICPayの取扱店となります。

QUICPayはJCBが開発・提供している決済手段で、スーパー・コンビニなど身近で使えるお店も数多くありますよ。

 

プラチナカードであるためマイルが貯まりやすい仕組みも多い

JALカードの上級クラスなので、当然マイルに関する条件は他のカードよりも有利です。

基本的なマイル付与情報

JAL JCBカード プラチナでの、基本的なマイル付与は以下のとおりです。

  • 入会搭乗ボーナスマイル:5,000マイル
  • 継続初回搭乗ボーナスマイル:最大2,000マイル
  • フライトボーナスマイル:区間基本マイル×利用クラス積算率によるマイル数の25%

入会・継続でボーナスマイルがもらえますが、JALグループ便への搭乗が必要です。もっとも、こちらのカードに入会を検討するくらいの方であれば、最低でも年に1回以上はJALグループのフライトを利用すると思われますので、ほぼ問題ないでしょう。

さらに注目すべきなのは、フライトボーナスマイルです。通常のJALカードは10%ですが、JALカードプラチナなら25%にアップします。

長距離路線の便に乗るほど、フライトボーナスマイルもアップします。JAL便に乗る回数が多い方、国際線を利用することが多い方ほど、どんどんマイルが貯まる仕組みになっているのです。

ショッピングマイル・プレミアムを無料で適用

JALカードにはいくつかのオプションがあり、ショッピングマイル・プレミアムはその1つ。こちらに加入するとマイル還元が2倍になるため、100円の利用で1マイル、特約店であれば100円の利用で2マイルが貯まります。

JALカードのプラチナであれば、ショッピングマイル・プレミアムは自動加入となり、年会費も無料です。

JALカード ツアープレミアムも無料で適用

こちらのカードに入会すると、「JALカード ツアープレミアム」を無料で適用してもらえるのもポイント。

JALの「先得」やパッケージツアーはお得な料金ですが、マイルの積算率が50%などと低いのがネックに感じる方も多いのではないでしょうか。しかしこのツアープレミアムに入っていれば、区間マイルの100%のマイルがもらえるようになります。

よってお得な料金で旅行をしながらも、区間に応じたマイルをしっかりもらえるという魅力的なオプションといえます。

通常は2,160円(税込)の年会費がかかるサービスですが、JAL JCBカード プラチナに入会すれば無料です。

アドオンマイルでさらにマイル付与率アップ

JAL関連での利用でさらにマイルがもらえるようになる特典です。JALカードプラチナでは100円につき2マイルのアドオンマイルがもらえます。具体的な対象サービスは以下のとおりです。

  • JALグループの国内便・国際便の航空券
  • 機内販売(JAL国内便・国際便およびJTA)
  • ツアー(JAL eトラベルプラザ、ジャルパックなど)
  • 通信販売(機内誌JAL SHOP、アゴラ通信販売ページなど)

このうち航空券、機内販売、通信販売は、JALマイルの特約店も兼ねていますので、ショッピングマイルが100円につき2マイル貯まります。よってアドオンマイルも合わせると、100円の利用につき、4マイルも貯まることに。

特に航空券はまとまった出費になり、マイルも貯まりやすいので、ここで4%のマイル還元となると大きなメリットになります。

 

JAL JCBカード プラチナの審査とは

申し込む前に、審査に通るのか気になる方も多いのではないでしょうか。申し込み資格などから考えられることを解説します。

ただ、クレジットカードの審査内容は公開されておらず、申し込み者ごとに個別に実施されるため、一概に可否について説明することはできません。あくまでも参考情報としてご覧ください。

申込み資格について

申込み資格は、「学生を除く、20歳以上で本人に安定した収入のある方」となっています。それ以外の条件はありませんので、安定した収入のある方であれば、年齢を問わず申し込むことができるクレジットカードです。

他社のプラチナカードなどでは、年収500万円以上などが条件になっていることもあります。それと比較すれば、JAL JCBカード プラチナの申込み資格は、厳しいとは言えないでしょう。

審査について考えられること

安定収入があれば、20代の方でも申し込めるクレジットカードです。プラチナランクのクレジットカードとしては条件がさほど厳しくないため、特に年収が高くなくても、勤続年数が長くなくても、申込む価値はあるのではないでしょうか。

ただし「本人に」安定収入があることが条件であるため、専業主婦・主夫の方は申込めません

またJCBは、自社の利用歴を重視するということも言われています。他社で長く利用実績があってもJCBの審査に落ちたり、それほど年収・勤続年数が良くなくてもJCBの利用歴が長い方が審査に通過したりすることもあるようです。

JCB自体を1度も利用したことがない方は、通過しやすい一般クラスのJCBカードから始めてみるのも良いでしょう。

JAL JCBカード プラチナの審査にパスするには

審査に通過する確率を高めたい方は、以下の点を工夫するのがおすすめです。

・下位カードからの切り替えで狙う
・キャッシング枠を0円にする
・保有するクレジットカードを減らす

では1つずつ見ていきましょう。

下位カードからの切り替えで狙う

JCBの利用歴がない方は、一般クラスから始めてみましょう。JALカードなら、一般クラスのJAL JCBカードがあります。空港ラウンジの特典はなく、マイル付与などの条件もプラチナよりは劣りますが、年会費が2,160円(税込)と安く、初年度は無料です。

JAL JCBカードの利用歴を積み重ねることで、自分は問題のない利用者であることをJCBに理解してもらいます。その上で、Club Aゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードへの切り替え申込みを行います。

キャッシング枠を0円にする

急な出費でお財布がピンチのときに、キャッシングを利用したことのある方もいるでしょう。給料日までまだ間があるときの穴埋めなどに使えるため、キャッシングは便利な存在です。

しかしクレジットカードの申込みで少しでもパスする確率を上げたいなら、キャッシング枠は0円に設定して申込むことがおすすめです。

なぜならキャッシング枠については、クレジットカード自体の審査とは別に行われ、そこで落ちるとクレジットカード自体の発行もNGとなってしまうからです。審査にかかる時間も、その分長くなってしまいます。

キャッシング自体の金利も高く、借金であることに変わりはありません。キャッシングを使う予定がない、借金に抵抗があるなどの方は、0円で申込みましょう。

保有するクレジットカードを減らす

クレジットカードは複数枚持つことができますが、持ちすぎはおすすめできません。たくさんカードを持っている方が新たに申し込むと、お金に困っているのではないかと疑われるからです。

カードを多く持っている方は、JAL JCBカード プラチナに申込む前にいくつか解約しておきましょう。目安としては3枚以下程度にすることが望ましいです。

また、短期間での多重申込みも、クレジットカード会社から敬遠されます。6カ月以内に申込むカードは2枚以下にすることが理想です。

ちなみにカードの保有・利用状況は、信用情報機関にデータとして登録されています。金融機関は必要に応じて情報を照会することができるため、ごまかすことはできません。

 

JAL JCBカード プラチナを利用した人の口コミ・体験談

こちらのクレジットカードを申込んだ方の口コミをいくつかご紹介します。

サービス内容・特典について

https://twitter.com/aowara/status/796367565505392640?s=20
やはりJALカードの最上クラスならではのメリットである、マイル付与の多さに注目する方はいるようです。JALの航空券をJAL JCBカード プラチナで購入だけで、100円あたり4マイル貯まるのは大きなインパクトでしょう。10万円の航空券で4,000マイル貯まる計算です。

これに加えて、フライトボーナスマイルも加わるため、航空券を購入する頻度の高い方ほど、どんどんマイルがもらえる仕組みになっています。旅行や出張でJALのフライトを利用することが多い方には必見の存在といえるでしょう。

https://twitter.com/koeri/status/1025210502345940998?s=20
カードの家族特約に注目して申込んだ方もいます。JAL JCBカード プラチナの付帯保険には家族特約があるため、家族の方も一定の範囲内で補償を受けることができます。

家族で旅行に行く際には、保険に家族特約があると安心なものです。


USJのフライングダイナソーの特典に注目する方もいるようです。人気アトラクションであるフライングダイナソーにはJCBプラザがあり、並ばずにフライングダイナソーに乗ることができます。

審査について

審査についての口コミツイートを見つけることはできませんでしたが、他のサイトに投稿された投稿を参考にすると、こちらのカード所有者は30代・40代の男性が多いと推測されます。

やはり会社などにお勤めの方で、安定した収入の多い方が審査に通りやすいようです。また、審査結果が出るまでは1週間~10日前後かかることが多いそうです。

 

JAL JCBカードプラチナとJAL アメリカン・エキスプレス プラチナカードの違い

JALのプラチナカードは、JCBのほかにアメリカン・エキスプレスもあります。どちらの国際ブランドを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。この章では、両者の違いを比較します。

国際ブランドとしての違い

もっとも大きな違いといえるのは、国際ブランドとしての違いで、やはり海外における利用可能領域は異なります。

 

JCBは日本初の国際ブランド

クレジットカードの国際ブランドとして世界的に認められているのは、VISA・Mastercardなど5~6種類しかありません。その中に含まれるJCBは、日本生まれの国際ブランドです。

JCBは海外での利用範囲の狭さが指摘されてきましたが、ハワイ・香港・タイといった日本人に人気の渡航先では利用できる場所が増えています。一方でその他のエリアでは、まだ利用できる場所が限られています。

ただしJCBは旅行者のサポートも強みです。英語が話せない、海外旅行で不安を感じるなどの方には心強いでしょう。世界各地にあるJCBプラザに行けば、日本語対応でさまざまなサポートをしてくれます。

 

ステータス性のあるアメリカン・エキスプレス

「アメックス」の愛称でもおなじみのアメリカン・エキスプレスは、ステータス性のある国際ブランドとして知られています。特にアメリカにおける存在感は抜群で、アメックスのカードを1枚持っておくと便利です。

日本国内で使えるところが少ないとされることもありますが、JCBとの提携を開始したため、以前よりは利用できるお店が増えています。JCBが使えるお店では、アメックスが使えることも多いのです。

ただしJCBと同じく、ヨーロッパ方面などではVISAやMastercardよりも利便性は劣ります。

特典の違い①Gold Basic Service

アメックスにはない、JCB独自の特典の1つが、Gold Basic Serviceです。グルメ・トラベル・ゴルフ・チケット・暮らしのマネー相談など、幅広いジャンルで充実したサービスを受けられます

多種多様なサービスがありますが、特徴的なものをいくつかご紹介します。

まずは健康・医療サポートサービスとしての「ドクターダイレクト24」です。医療・育児・介護などに関する相談を24時間・年中無休で受け付けており、医師・看護師などの医療系の専門スタッフが電話で回答してもらえます。
例えば不意にケガをしてしまった、赤ちゃんが夜中に突然熱を出したなどの場合、ドクターダイレクト24に電話をすることで、専門的なアドバイスがもらえます。病気・ケガで心細い時に、心強いサポートとなるでしょう。
「JCBお金の相談ダイヤル」は、資産形成・年金・税などについて、専門スタッフが電話で相談に乗ってもらえるサービスです。さらに、予約をすることで、税理士やファイナンシャルプランナーに相談することもできます。
お金の相談ダイヤルの専門スタッフは、中立的な立場でアドバイスをするため、特定の金融会社・商品に偏った提言はしません。

特典の違い②ダイニング特典

プラチナカードはダイニング特典があるのも特徴。JCBのほうには、先ほど説明したグルメベネフィットとダイニング30があります。

一方のアメリカン・エキスプレスですが、プラチナ・グルメセレクションという特典があります。高級レストランにおける所定のコースメニューを2名以上で利用すると、1名分のコース料理が無料になるという内容です。よって実質的に、JCBのグルメベネフィットとほぼ同様の内容といえます。

他には、スーペリア・エキスペリエンスという特典も。これは食事限定のサービスではなく、高級ホテルの宿泊やスパ・エステなども含まれます。

具体的な特典内容は、ホテルなら特別優待料金・朝食サービス・レイトチェックアウトなど。ダイニングなら特別ディナーやウェルカムドリンクなどがあります。

特典の違い③プライオリティ・パス

空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスに関しては、大きな違いがあります。

アメリカン・エキスプレスは、家族会員もプライオリティ・パスに無料で申込むことができます。
家族会員もプライオリティ・パスに加入できることにより、空港ラウンジに2人とも無料で入場することが可能です。

一方でJCBはプライオリティ・パスに申込めるのは本会員のみ。家族の方は別途プライオリティ・パスを用意するか、空港ラウンジの入場料金として32ドルを支払う必要があります。

電子マネーチャージの違い

電子マネーへのチャージについては、ポイント付与の対象となるかについて各クレジットカードで違いがあります。

JALプラチナカードの場合、JCBではQUICPay・WAONのチャージはポイント対象となります。モバイルSuica、nanacoなどにもチャージできますがポイントは付与されません。

アメックスではモバイルSuica・SMART ICOCAにはチャージできるものの、ポイント付与の対象外です。

よって電子マネーへのチャージについては、JCBのほうが有利といえます。

 

JAL JCBカード プラチナの注意点

メリットの多いクレジットカードであるものの、いくつか注意すべきポイントもあります。

サクララウンジは利用できない

JALで空港ラウンジといえば、サクララウンジを思い浮かべる方もいるかもしれません。JAL自体が運営している航空系のラウンジで、一般的なラウンジよりも高品質でゆったりした造りです。サービス内容に関しても、ソフトドリンクの他にアルコール類も楽しめ、FAX・シャワーなどを利用することもできます。

しかし残念ながら、JALのプラチナカードを持っていても、サクララウンジを無料利用することはできません。プライオリティ・パスについても、サクララウンジは対象外となっています。

JAL便をよく利用する人でないと使いこなせない

こちらのクレジットカードはマイルをはじめ、旅行・グルメに関する特典が多いです。これらのサービスを積極的に利用できる方でないと、カードの機能を有効に活用できません。

持つことをおすすめするのは毎月のようにJAL便を利用する方で、特に国際線を利用する方に向いているでしょう。利用区間が長距離であるほど、より多くのマイルが貯まります。

プライオリティ・パスが無料で発行されるため、これを使えば年会費の元は取れると言えるのですが、それも飛行機を利用することが前提です。年に1度程度しか利用しないのであれば、不要であるといえます。

年会費が30,000円以上とやや高額ですので、自分が利用して元が取れそうなのか、見極めてみてください。

 

JAL JCBカード プラチナのまとめ

JALカード最高クラスのプラチナカードであり、多種多様な特典が付帯しているのが魅力のカードです。マイルが非常に貯まりやすいのも大きな特徴で、JALグループ便に搭乗する頻度が多いほど、より多くのマイルを貯めることができます。

年会費がそれなりに高額なため、毎月のようにフライトを利用する方におすすめ。マイル特典に加えて、空港ラウンジやダイニング特典も積極的に活用しましょう。

貯まったJALマイルは特典航空券や座席のグレードアップに利用できます。お得でゴージャスな旅行にすることも可能になるので、JAL JCB プラチナカードをうまく活用してマイルを貯めていってくださいね。

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