今年も終わりですね リストラされ転職した1年を振り返ってみました

転職活動日記

転職先で色々と悪戦苦闘しながらも何とか課題を解決し、正月休みに入りました。

そして、今年もいよいよ終わりですが、ここで私の1年間を振り返ってみようと思います。

2013年1~2月:会社の経営不振からリストラを匂わされる

2013年1月時点で私が所属していた会社は極度の経営不振でした。

いわゆる電機系の製造業だったのですが、うちだけではなく、そもそも電機業界自体が本当にボロボロな状態でした。

今では回復したように思われていますが、良く見えているのはピラミッドの頂上だけです。業界の構造は下の方から崩れだしています。

私がいた会社は特にダメージが大きかったので、一部の部門をリストラすることになりました。

本部会議がなんの前触れもなく行われ、いきなり大部屋に呼び出されて

「リストラです。他の会社に行ってもらいます」

との勧告がありました。

ただ、全員ではなく、特定の役割の部門だけは本体に残すという方針でした。

この時点で、私がいた部は対象になりそうだと予想がついたので、急いで転職エージェントの情報を集め出しました。

関連記事:リストラされたので転職支援サイトに再びエントリー

 

2013年3月:リストラ対称になる

2013年3月末。本当に期のギリギリ最後でリストラを告げられました。

私が所属していた部自体がリストラの対象になり、全員リストラか…

と思っていたら、なぜか特定の人だけが本体に残りました。

 

その他のリストラ対象になっている部の中でも、特定の人だけが本体に残るような人事となっていました。

私が勝手に思っているだけですが、

  • 本部のトップと仲が良い人
  • 公務員的な感じで使いやすい人
  • プロパー(新卒入社)の若手

が特例で残れていたように思います。

「理不尽だ」という声も出て、上司に理由を確認しに行った人もいたようですが、当然満足な回答は得られません。

上からするとハイハイと何でも聞いてくれる人を残したほうがやりやすいでしょうし、プロパーを切るとバツが悪いので優先的に残す。と言った感じでしょうか。

ただ、プロパーの人でも上司受けの悪い人はリストラ対象になっていました。

無難そうな人ばかり残して今後この会社は大丈夫なのだろうか。とも思いましたが、リストラされた私がそんなことを気にしている場合でもないので早速転職サイトを見たり転職エージェントへコンタクトを取り出しました。

 

2013年4~7月:転職活動を行う

行きたくもない新会社にリストラされた時点から転職活動を開始しました。

すぐに動いた理由としては、リストラされ会社が変わってしばらくは業務の引継ぎなどが中心でありプロジェクトが本格化しておらず、時間的な余裕がかなりあったためです。

仕事が本格的に忙しくなると転職活動はやり辛くなります。余裕のある時に動くほうが吉です。

  • 転職活動は2回目である
  • 一応仕事はある

という理由もあったので、ある程度余裕を持って転職活動をしていました。

正直、こんなブログを書けている時点でそれほど焦ってはいなかったことが分かりますね。

 

アベノミクス効果 …かは分かりませんが全体的に求人数は増えており、私が狙っていた社内SE求人もかなり良いものが出ていたので何とかなると思っていました。

私の周りでも大手に転職した人がかなりいましたし、飛躍の1年になった人は多かったのではないでしょうか。恐らくは来年も転職はしやすいと思いますので、待遇アップを狙う人は積極的に転職活動をしても良いでしょう。

 

私自身は大手企業から受けていましたが、大手に全部落ちた場合は小さめの会社でのんびり社内SEをやりながら副業でもやって生き延びようと思っていました。

余談ですが、このサイトは元々は副業や資格取得メインで書いていく予定でした。それがリストラされたことで4月以降完全に転職の話題一色になってしまいましたね。この点は反省していますので、今後はそういった話題もちょくちょく混ぜていこうと思います。

なお、転職活動をしながらも副業のタネは結構蒔いていまして、今更になって色々と成果が上がってきています。

また機会があれば書いてみようと思います。

 

2013年8月:転職活動を止める(活動期間:4ヶ月)

3社から内定が出たため転職活動を終了しました。

転職先に選んだのは製薬会社でした。

一連の内容は以下で纏めています。

比較検討の意味もこめて10社の転職エージェントを利用しました(大分フェードアウトしましたが)が、個人的に良かったなぁと感じたのは以下の4社でした。

  • リクナビエージェント
  • doda
  • TYPE
  • JACリクルートメント

詳細は以下の記事で書いています。

関連記事:転職サイトエージェント比較おすすめランキング 年収1.5倍になった成功体験

 

意欲的に動き、色々と経験をすることができたので、収穫の多い転職活動だったと思います。

…まあ、ただもう1回やりたいか? と聞かれたら答えに困りますね。できることなら、今回入社した会社で会社員生活を終えたいと思っています。

 

2013年10~12月:転職先に入社・業務に従事

長いバケーションでゆっくりした後に、転職先に入社しました。

社風がのんびりしており、あまり最初からきついことは言われなかったので、無理なく仕事に入っていくことができました。

ただ、同じ部門の周りの人を見てみるとハードな(レベルの高い)仕事をしている人が多いので、今後は気合を入れてやっていかなければならないな、と思っています。

そうは言っても、病んでしまった人用のリハビリ制度があったり、適性が発揮できなかった場合は他部門への異動も考慮してくれたりするなど、日本企業ならではの優しさはあるので会社が傾くまでは何とか生き延びれそうな環境です。

ただ、私がいた前2社も元々はそういう社風でしたが、経営が傾いたことで非道なリストラをしてきました。

そういった意味で、いつ同じ状況になるとも分からないので、自分のキャリアはしっかりと積み上げていかなければなりません。

 

総括

人生2回目の転職活動を行い、自分の人生について色々と考えた1年となりました。

学生の頃は「新卒で就職した会社で一生を終える」ことが当然と思っていましたが、実際に働いてみると全くの幻想であることを痛感しました。

運の要素もかなり左右するのですが、

「一生働けることが保障されている仕事」

は本当に少ないと思います。

スキルなり生きる術なりをしっかり意識して磨いておかないと、いざというときに本当にどうしようもなくなる、と感じました。

(その当たりの話は新年に書くであろう抱負の記事で言及しようかと思っています)

 

最後に、こんなブツブツ言っているだけの拙いブログを貴重なお時間を割いて読んで頂いた皆様に心よりお礼申し上げます。

来年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

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