転職活動の関係で梅田に行きましたが、何だか初々しい感じの人をよく見かけます。
…あ、そうか。今年の新入社員さんか…
皆さん仕事ができそうな方ばかりで、5年経ってもあまり成長していない自分を比べると正直恥ずかしくなりました^^;
5年前の自分もこんな感じだったんだろうなぁ。自分にもこんな時代があったんだなぁ… などと感慨深くなります。と、言ってもまだ5年目なんで中堅でもなんでもないんですが、かなり昔の出来事のように感じます。
当時はこんな展開になるなんて夢にも思わなかったです。
日本企業は一度勤めたらその会社で定年まで働ける、というイメージがあったんですが、実際は色々な理由からそうもいかないことが多いんですね。
「このご時世、1度や2度は転職して当たり前」
なんていう話は、ちょっと煽ったフレーズかなとも思っていたのですが、「どうやらそうでもない」、ということを身を持って感じてます。
前の会社は勇んで辞めたんですが、2社目は割と長く働きたかったんですけどねぇ…
まあ、世の中そんなに甘くはないですね。
失敗事例から言えること
ということで、新入社員さんに人生失敗した先輩として言いたい事
- スキルをとにかく磨いて下さい。仕事は幅も必要ですが、深さの方が重要です
- 単純作業職はあまり勧めません。出来るだけ人が真似できないスキルを磨いて下さい
- 先のない仕事だと感じ、かつ会社の行く末に不安があるならすぐ転職した方が良い
- 公務員とか鉄板な業界に入れた人以外は安心しない方が良い。大手でも今日傾く
とりあえずは、
「自分で仕事を取って飯を食えるスキルを作り上げる」
ことを目指して欲しいです。
ほんとこれ、漠然としてますがかなり重要です。
飯を食えるスキルって何よ?
これは、そんなに難しいことを言っているわけでもなくて、ほんと簡単な事で良いのです。
自分で、弁当を作って道で販売して利益を出せるとか、仲良くなったお客さんの自宅のパソコンを修理してあげるとか、そんなレベル。自分の労働の対価として少しでも良いので収益を上げる力を身につける、ということです。
何かに困っているお客さんを見つけて、その人に自分ひとりで色々と手配して満足して頂けるようなサービスを提供する、ことが出来ればよいです。
その規模を大きくしていけば、世間で通用するスキルとなり、それが転職時に雇用される際に有利になってきますし、自分で飯を食っていくこともできます。
この意識を常に持っているのと、何も考えずに与えられた仕事をやっているだけでは伸びに差が出ます。
元手要らずで実感できるものとしては、アフィリエイトなんか良いですね。
ホームページを作って、広告を貼って収益を上げるというロジックですが、やってみると集客力・販売力などが身についていきます。
スキルの育成と会社の選択をバランスよくやる
自力で飯を食えるように!、などと書いてはいますが、そう努めつつも、リスクヘッジとしてやはり手堅い会社に雇ってもらえるよう動くことも大事です。
自分でメシを食えるようになるには時間がかかりますし、そうなるための基盤として安定した会社でお世話になるのは賢い選択です。
雇用の不安定さは増していますが、まだまだ多くの企業が人を養っていく力を持っていると思います。アベノミクスで景気改善とか一応言われてますしね(過大広告でしょうけど)。
ということで、私は飯を食えるスキルや方法を模索すると共に、そこそこ長く働けそうな会社さんを探しております。Give me Job!
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