中途採用試験で受けているソフトウェア開発の会社からプログラムの課題が出たので、7年ぶりくらいにC++でコーディングをしました。
Visual Studioのインストールから始めて、思い出しながらのんびりと1日くらいかけて書きましたが、「多分こう書けば良いな」、「ここはあの関数だな」などコーディング作業を離れていても意外と書けることに驚きました。
…しかしまあ、転職試験で大学の課題みたいなものを出すのは正直勘弁して欲しいです。
課題を出してくる珍しい会社
さて、採用試験というと普通は一般的な筆記、面接、で終了です。
ところが、現在受けている会社はちょっと特殊で、プログラミングの課題やら企画書の提出が求められています。
てめえのような胡散臭い奴は簡単には信用できない!!!
と思われているかは知りませんが、本当に使えるかどうか見極めているのかも知れませんね。お陰様でGWがかなり潰されて良い迷惑です。
ファイルの読み込み処理という、所謂バッチ系の単純なものですが、要素の数が可変だったり、コンマ区切りじゃなかったり、構造体がやたら複雑だったりと意外に面倒くさいです。可変なので動的にメモリを確保しなければなりませんし、さてここはnewでやるか、いやいやメモリリークが怖いからvector型を使うか、とかあれこれ考えながらやっていました。上流ばっかりやっている業務アプリ屋だとちょっと厳しい内容でしょうね。
ちなみに、これ以外にも意味不明なプログラムの課題がもう1つと、マネージャーになったつもりで企画書を書いてくれ、と言われてます(ヒラ採用なのに)。正直気になる会社が他にたくさん出てきてしまったので、ここは適当にやってわざと落ちようか、と思っています。頑張って入ってもそんなにおいしくない会社なんですよ。
担当してもらっているエージェントさんには遠まわしにそれを匂わせるメールを送っておきました。
なぜ課題を出してくるのか?
私も色々と会社を受けていますし、転職の事例も聞いていますが、企画書やプログラムの課題(しかも異様にマニアックなもの含む)を求めてくるケースは稀らしいですね。担当のエージェントさんも驚いてました。
課題を出す意図は色々とあるのかも知れませんが、こと私に限っては、
能力が疑わしい
というところでしょうね。
実はこれは所謂スキルチェンジ案件で、直近の業務内容とは異なります。力量を測るために出してきたんでしょうね。おそらくは、足切り的な要素です。
一方、企画書などはマネージャーなどの上位職採用の場合に求められることがままあるそうです。事業企画などで採用される場合は参考にすることがあるとかないとか。
後は、クリエイティブ系だと作品提出を求められることがあります。余談ですが、 私の友人はゲーム会社に勤めています。過去にいくつも良い作品を世に生み出していたので、それを辿って逆にスカウトされてました。こういったケースもあります。
今回の機会をどう考えるか?
はっきり言って迷惑極まりない課題なのですが、今後の採用活動の中でコーディングをする必要がある会社さんに決まる可能性は十分にありますので、たまにはこういったことをしてみるのも悪くないかなぁと思いました。
ただ、7年も空いているとちょっとしたプログラムでもやはり時間がかかりますし疲れます。プログラムに限らず、ブランクが空いている職種に戻ることはけっこうパワーがいるのだろうなと感じました。
やはり、ある程度の年齢になったら仕事内容はコロコロと変えずに、的を絞っていく方が良いのかも知れません。
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