そこそこ前の話になりますが、夏休みにSEをやっている友人6人と飲み会をしました。
SEと言っても、業務系・組み込み系・インフラ系と様々です。彼らの仕事の大変さ、転職の意思などについて聞いてみました。
友人のスペックとSEを選んだ理由
今回会った友人は、私の中学の時の親友 + 彼が通っていた大学の同級生です。親友を通じて遊んでいるうちにいつの間にか長期休暇に集まって飲む中になったという流れです。
場所は大阪の梅田にある阪急東通商店街がいつのまにか定番になってしまいました。
友人は、全員が大学の情報科学部出身ですが、分野は以下のようになっています。
- 業務系:1名
- 組み込み系:4名
- インフラ系:1名
ハードウェア寄りが多いですね。ただ、組み込み系と言っても携帯電話、カーナビ、重電機器の制御システムなど様々です。
そういう意味では、みな違うジャンルで頑張っている、という感じですね。
全員転職経験はなしで、新卒で入った会社でずっと働いています。2回転職している私にとっては、みんなかなり実直に見えますね。
所属している会社の規模は数百人~数千人程度で、いわゆる大手メーカー(日立製作所や三菱電機、日本電気など)の子会社・孫会社です。
SEを選んだ理由は、大学が情報科学科でその延長。といった感じですね。
元々がそういう学校でしたし、みな情報技術に興味があったので、特に深く考えることなくそのままその系統に就職した、という流れです。
SEの仕事は大変か?
「最近どう? 大変?」
この質問は毎回お互いがし合っているわけですが、回答は時期によってバラツキます。
みんな大手メーカーの関連会社にいるので、大体がそこの仕事を受注できます。反対に、メーカーの調子が悪いと暇になります。
そして、最近は大手メーカーはまあまあ調子が良いので忙しいそうです。長期休暇でも1~2日くらいしか休めない場合もあります。
一方、メーカーの子会社なのですが、親会社ではなく他から受注を積極的に取っている会社もあります。この場合、基本的には繁多なプロジェクトにどんどん入っていくイメージになりますので、勤めている友人は年中忙しそうです。
4~6月に残業をしすぎて、厚生年金の請求額がとんでもないことになったと嘆いていました。
波はありますが、まあみな「忙しい」、といったところでしょうか。
転職の意思は?
忙しいなりに満足しているようにも見えますが、みな内心は「転職したい」と思っているそうです。
毎回会うたびに「仕事辞めたい」「他の会社にいきたい」ということを連呼しています。
その理由ですが、現状では仕事はあるけれども、やはり先細りを感じていたり、親会社からの天下りが威張っている現状が嫌だったりと色々と不安があるようです。
また、プライム企業や元請への憧れが強い友人も多いです。やはり、給与や福利厚生など処遇・待遇面で差が付きますからね。
私もそのあたりは似たような考え方で、子会社への転籍を宣告された瞬間に転職活動を開始したくらいの徹底振りです。
ただ、そんな転職の意思がある友人に共通した傾向として、
転職活動の仕方が分からないので実行しない
というものがありました。
転職活動に興味のある人は多いのですが、手を出さない人がほとんどだと思います。
後は、
面倒くさい
というものがほとんどでしょう。
働きながらの転職活動はハッキリいって大変ですので、至極ごもっともな意見です。
ただ、動かない人が多いということは、頑張って動けば良い結果に繋がりやすい、ということでもあります。
煽るつもりはありませんが、私は人生で1回は転職しておいた方が良いと思います。
こういった背景もあり、転職活動経験がある私は友人たちに具体的な転職の仕方を毎回尋ねられます。
今回もつい先日まで2回目の転職活動をしていたので、あれやこれやと聞かれました。
思い立ってから実際に転職するまでの体験談は実はあまりないので、参考になるようです。
このサイトの転職関係の記事はけっこう適当に書いていますので、一度整理して順を追って読めるようにしても良いかなと思いました。
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