今回の活動では、色々なエージェントにあって転職動向などをリサーチしています。

集めた情報によると、昨今は傾いている産業からの離脱希望者が多く、特に家電系で顕著なようです。

例えば、中国・韓国勢に押され、もはや風前の灯のソニー・パナソニック・シャープから転職を希望する人は引くほどいるらしいです。

給与カットをあまりしていないパナソニックでも、「もうヤバイから辞めたい」と叫んでいる人が鬼のようにいます。

大手家電・電機の社員は共有過多

以前、パナソニックの中村社長の際に結構バッサリリストラをしましたが、その時も転職市場にパナソニックの社員が流れました。

その時は、「大手のベテランが採用できる!」ということで、門を開きウェアルカムな企業が多かったようですが…

現在は大手家電の求職者が多すぎて、

「正直もうお腹一杯」な状態だそうです。

 

採用側もネームバリューはあまり重視せず、実務スキルを相当見ています。

最近の傾向としては、要求のハードルをドンと挙げて相当選りすぐっているらしいですね。職務経歴書がいけてない人は、パナソニックでもバシバシ落とすそうです。大手にいても、好待遇で華麗に転職することは相当難しいらしいですね。

 

大手出身でもルーチンワーカーは微妙

正直、大手でもルーチンワーカーってけっこういるんですけどね。

大企業にいるとその中での一部品みたいな動き方をすることも多いので、意外とスキルが身につかない人が多いです。そういった人の場合、大手から無職へ一気に落ちる、みたいなことが平然と起こるわけですね。

正直、たまったもんじゃないでしょう。

商社マンやコンサルが転職し易いのは、引き合いから納品まで全工程をこなしており、スキルの幅が広く応用力が高いからです。

対して、固定書類の作成しかやってません、ではややパンチ力に欠けますね(そこもアピールの仕方次第だとは思いますが)。

 

研究・開発職は活路あり?

ただ、研究開発部門などのスキル保持者はやはり需要が強めで、以前テレビでもやっていましたが、アイリスオーヤマさんなどが積極的に採用されていましたよね。

やはり、そのスキルはかなり魅力的だそうです。

 

転職者の視点からも色々とメリットがあります。

例えば、パナソニックやシャープはアイデアを出しても、社内合議に時間がかかるうえにリジェクトされることが多いですが、アイリスオーヤマさんは製品化までのステップが割と軽いので、

「好きな製品作りができて楽しい」

と転職者がコメントされてましたね。

最近ですと、バンキシャで日本人が台湾の奇美実業(チーメイ)グループにアイデアを持ち込んで、すぐに製品化に漕ぎつけた例をテレビでやっていましたが、あれも似たような例ですよね。

日本特有の判子リレーで合議を取っていく方式では実現できない魅力がありますよね。このように両者の思惑が一致するとスっと転職できるようです。

 

経営者よ責任を取れ

しかしまあ、パナもシャープも関係者間で合議をしっかりしているはずなのに、どうして尼崎や堺にあんなバカでかい工場を作ったんでしょうか。

結果、大失敗してますが、何を議論して合議してたんですか?

合議した人たちもほとんど責任問われてクビになってないでしょう?。しかも、ちゃっかり天下っていたりします。まだ稼ぎますか?

これでもかと合議しても会社を傾かせてしまうなら、もういっそやらなくても(相応に簡略化しても)良いんじゃないですかね。待遇が最も大きな原因だと思いますが、このような会社のやり方などに疑問を感じて辞めていく人も多いのかも知れませんね。

 

諦めずで行くことが大切

家電をはじめとする製造業は業界によってけっこう明暗が分かれていまして、暗の位置に居る製造業からは離脱者が後を絶ちません。大手でも普通に辞めまくります。

私も家電ではありませんが、「一応は傾いている製造業」ということで、同社の中でも転職希望者や退職者がぽろぽろ出ます。上述の企業で無理なら私なんかはどうなるんだ、と正直凹みますが、以下のような逆の見方も可能です。

 

求人自体は増えていますが、上述の通り対象の見極めは相当厳しくなっているので、大手出身者であっても厳しい。

むしろ、学歴や会社の規模ではなくて、いかに即戦力になる魅力的なキャリアを積み上げてきたかがポイント。そういう意味で、誰にでもチャンスはあるという見方ができます。

これに尽きますが、やはり「諦めたら最後」です。