今回の転職活動ではメインは製薬・化学業界としながらも、それにとらわれず色々な業界を受けています。
「色々な業界を受ける」ことにした理由ですが、自身の見聞を広めるという建設的な理由と共に、裏ではあまり前向きではない理由もあります。
前向きでない理由とは
- 製薬・化学会社は数が少ない
- その中で大阪本社・勤務の会社はもっと少ない
- 社内SEの案件をこのタイミングで出しているものはここから更に絞られる
要は、コマが必然的に足りなくなるので、他の業界を受けざるを得ない、という消極的な理由です。製薬・化学の求人はほんと5件とかそのレベルですね。
兵庫県の神戸には外資系の製薬会社が多く、スーパーコンピューター京によるゲノム創薬の期待などもあり、そのあたりにある会社からは結構求人が出ているのですが、私は外資系で戦う能力と気力がないので全く受けていません。
大手化学メーカーへの応募
そんななか1件、転職エージェントから化学会社の求人を紹介してもらいました。大阪に昔からある会社で知名度はありませんが、安定感は抜群です。
実は、こちらの記事で書いた案件なんですが(もうオチがばれていますね):第二新卒枠で大量募集! 社会人経験3年未満でも超大手社内SEに!
募集要件が何とも軽く、私の経歴なら全く問題ない内容です。
…ただ、逆に1つ気になったことがありました。
「これは多分、若年層向けだな…」
そのように考えた理由ですが、求人内容に「多少のコーディング作業があります」という表記があったためです。
一定の規模の会社になると自社でコーティングはあまりしません。するとしても、割と若い人がやることがほとんどです。恐らく、この会社は若いうちだけコーディングをし、そこで技術の基礎を整えた後にマネジメントに移すキャリアなのでは、と予想されます。
よって、今回の「多少コーディング作業がある」という記載から、若めの人を希望していると推測されました。おっさんをわざわざコーディング要員に採用する理由はあまりなさそうです。
ただ、一応要件は満たしているし、条件もかなり良いので応募してみることにしました。
嫌な予感はずっとしていました…
結果は書類選考落ち
書類提出から、1ヶ月程(20営業日)ほど経過して落選の連絡がエージェントからありました。
「理由は詳しく教えてもらえませんでしたが、より若年層を求めておられたようです」
想定通りの理由でした。
後々分かることですが、どうやら第二新卒レベルを求めていたようです。私は老け過ぎてたということです。かなり良い会社だったので、正直ガッカリではありました。うーん、なかなかうまくはいかないですね。
一応自分を励ます理由づけをしてみると、システム部門は小さいし、あまり整っていない雑多な仕掛けが多そうなので、入社してもあまり大きなことはできなさそうな会社ではありました(ものすごく前向き)。
自分の成長、という意味ではより大きめでシステムがしっかりしている会社を狙う方がやはり望ましいかも知れません。
製薬・化学を諦める気もないのでこのまま頑張って応募していこうと思いました。
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