現在私は経験5年で転職活動していますが、かなり苦戦しています。
行きたい会社(業界)からの内定は依然として出る気配がありません。
やはり社会人経験が浅いと、そう簡単には採用されないのか…
と思ったいたら、何と!
私よりも経験が浅い人、具体的には「第二新卒枠」と呼ばれる経験3年未満に対象を絞った社内SE求人が大阪の大手企業から出ています。
第二新卒専用のおいしい採用枠
それらは、大阪の平均年収750万円前後の大手企業で、新卒で就職活動をしてもなかなか入ることができません。
鉄板の安定業界で、会社の歴史も古い老舗企業ばかり。抜群の資本金や経常利益率を誇っています。そんな企業から、まさに若手の人たちに向けてウェアルカムのオファーが出ているのです!
これらの企業は入ってしまえば、後は定年まで安泰です。何とうらやましいことでしょうか…
正直、かなり良い案件だったのですが…、当然私は応募する権利がありません…
そして諦めきれずにその中の1件だけ無理やり応募してみたのですが…
「若年層を求めている。30歳のおっさんはいらん」
という理由で、スキルは完璧に満たしていたにも関らず、書類選考でアッサリと落とされてしまいました。
社会人経験3年未満での転職は不利だ、と言われることが多いのですが、このようにまさにその枠を狙った求人があったりするので、意外とチャンスは溢れているんですね。
私が見た第二新卒案件の状況
こういった案件は、少なくとも2013年5月時点で私が見ているだけでも社内SEで4件はありました。
採用要件もVBやCなど何らかののプログラム経験があれば良い、というものでクリアできる方はたくさんいらっしゃると思います。採用側の意図としては、ある程度技術的な下地のある人を採って、その企業の業務を教え込み社内SEとして育てていこうという方針なのでしょう。
今回は、社内SEという職種しか見ていませんがそれだけで4件です。
こんなマイナーな職種で4件もあるんですから、全ての職種を見てみると山のように第二新卒枠があると思います。
一例を挙げると、業務パッケージでお馴染みのSAP社(30代で年収1,000万の会社)は第二新卒枠でITコンサルタントを募集していたりします。本当に、ポテンシャルを加味して色々な若手を採用しよう!、という動きが活発になっているのです。
私の周りの第二新卒事例
私の時代ですので、かれこれ3年ほど前になりますが、以外にも大逆転ホームランを打った知り合いがいました。
すごい例だと、1年で仕事を辞めて実家の寺を継いだ(いわゆる、お坊さんです)のですが、やっぱり普通の会社で働きたいと言うことで、何と「三菱重工業」に入社した知り合いがいました。
後は、日立製作所系列を辞めて、ソニーに行った知り合いもいました。
このように、第二新卒でも募集枠が出ていますし、可能性を感じてもらえればアッサリと大手から内定が出ることがあるのです。トヨタ自動車系列(デンソーだったかな?)でもやっていたことがありましたので、勇気を出してみれば意外と人生逆転のチャンスは転がっているのです。
今後も第二新卒枠は増える
特に現在(2013年5月次点)景気が上向いているので、今後どんどん出てくるものと推測します。
いや~、意外にも大転職時代が来たのかも知れません。
若手はまだまだ計り知れないポテンシャル、中堅はその長年蓄積された実務経験から、幾らでもお呼びがかかるのです。
とにかく、現状に不安のある方はこれをチャンスとして色々と募集してみても良いかも知れません。
ただ、足元を見られないように、できるだけ現在の企業に在籍しながら活動することをお勧め致します。
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