この記事でわかること

  • ベルギーでの卒業旅行を楽しくする予備知識

西欧ベルギーは

  • グルメ
  • 芸術
  • 街歩き

と楽しめる要素がたくさん詰まった、魅力あふれる国のひとつです。

またオランダやドイツ、フランスなど他のヨーロッパ諸国に接しており、これらの国へのアクセス、旅程組み込みもしやすく卒業旅行に絶好の国です。

今回はそんなベルギー(ブリュッセル中心)を、日本を離れ実際に住んでいる私が

  • 交通機関
  • 観光地
  • アクティビティ
  • グルメ

という4つのカテゴリーを設け、オススメの観光地とワンポイントアドバイスをお伝えしていきます。

DCIM100GOPROGOPR0061.JPG

ビアバーにチョコレート巡りの旅なんていかがですか^^

 

【豆知識】多文化の国、クレカ、ベルギー語?

ベルギーには実は、多くの移民が住んでいます。日々驚かされるのが特に首都ブリュッセル全体を包み込むグローバル感で、ヨーロッパ人のほか、

  • アフリカ系
  • トルコ人
  • モロッコ系

を見かけます。

アフリカ系主婦の鮮やかな伝統服、モロッコ系のまとうヒジャブがとても印象的で、ヨーロッパの景観がありながらも世界の多文化を感じられる奥深さがあり、私はそんなベルギーが大好きです。

またクレジットカードを1枚、携行されると安心ですよ。ただし日本でよく使われているJCBはベルギーでは取り扱っていない所も多いんです。ここはMasterCardかVISAが役立ちます。

クレジットカードがなければ現金ですけど、ベルギーの通貨はユーロとユーロセントですので、あらかじめ両替しておかれてくださいね。

そして実はベルギー語は存在しません。北のフランダース地方ではオランダ語、首都のブリュッセルを含む南のワロン地方ではフランス語です。

参考:在ベルギー日本国大使館 第5回 ベルギーの歴史、多言語国家の苦悩

またドイツ国境付近はドイツ語ですが、道路標識やスーパーマーケットなどでは基本、オランダ・フランスの2カ国語で表示されています。

 

卒業旅行で人気のベルギーの交通機関

↑ブリュッセルの街を行くトラム

 

日本から飛び立つ場合、ベルギーの玄関口は首都ブリュッセルにある

  • Brussels Airport(ブリュッセル国際空港)

となりますが、ザベンテムという都市にあることからZaventem Airport(ザベンテム空港)とも呼ばれています。

空港から市内部へのおすすめアクセスは

  • 電車
  • タクシー
  • バス

の3種類で初めてベルギーを訪れ、観光地を巡るのならやはり電車がいちばんわかりやすいです。

ブリュッセル空港から市内部への移動方法

飛行機を降りたら空港地下1階へ移動しましょう。ガラス張りの切符売り場と奥の地下鉄道へとつながる自動券売機・自動改札機が見えてくるはずです。

自動券売機はクレジットカードのみ。現金が使えない場合もありますが窓口でやりとりができますから、そこで切符を買います。

空港から市内へ向かうとき電車は市内部到着後、

フランス語 オランダ語
①北駅 NORD NOORD
②中央駅 CENTRALE CENTRAAL
③南駅 MIDI ZUID

①②③の順に停まります。ブリュッセル市内の観光名所の中心地となる最寄り駅は中央駅です。

駅構内は日中、比較的安全なのですが、ブリュッセル北・南駅周辺は治安があまりよくありません。夜中ですと人通りも少ないため、特に深夜の移動は避けましょう。

やむを得ない場合は人通りが少ない場所や明らかに怪しげな雰囲気のする裏通りは避け、またなるべくテキパキとした迅速な行動を心がけてくださいね。

切符は全公共交通機関共通で、券売機を使い購入できます。料金は1回券2.1ユーロです。ただし60分以内であれば、この1枚のカードで

  • メトロ
  • トラム

などへの乗車ができ、メトロからメトロ、トラムからトラム、トラム・メトロの相互乗り換えも可能です。

ブリュッセルでじっくり観光を楽しみたい、事前リサーチの結果、公共交通機関を数多く利用するかもということであれば、日本でいう交通系ICカード「MOBIBカード」が便利です。ブリュッセルの北・中央・南駅などの窓口で5ユーロ(デポジット)で購入でき、チャージすることで使えます

首都ブリュッセルの主要交通手段

ブリュッセル市内の移動手段は主に3つで

  • メトロ
  • トラム
  • バス

です。

メトロ

ブリュッセルである程度離れた距離を移動する際や、急がなければならないときはメトロ一択といってよく、1、5、2、6の4路線があります。

メリット 比較的離れた距離を移動するのにスムーズ
デメリット 特になし

トラム

上の写真のようにベルギーの街中を走る路面電車です。ブリュッセルの美しい景観と移りゆく街並を眺められるのがポイント。

ただベルギーのトラムは時間どおりに来ないことがありますので、急ぐ場合はメトロを利用しましょう。

メリット ブリュッセルの美しい街並み
デメリット 稀に遅れたりする

バス

  • TEC
  • De Lijn(デ・レイン)

の2種類があり、主に市内を走るのがTECで、ブリュッセルから近郊都市へ移動可なのがDe Lijnです。

降りるときはバス停手前で、黄色ボタンを押し降車します。

意外と渋滞しますし、道路工事で運行が左右されやすく、急いでいるときはやはりメトロです。

メリット ブリュッセルから近郊都市へ移動可
デメリット 交通状況に左右される

メトロ・トラム・バスに乗車したら必ず検札機にタッチ!

ベルギーで乗車カードや切符を購入して改札を通るとき、改札機の赤い部分をタッチすると扉が開きます。しかしそこで安心するのはキケンです。

注意すべきは乗車したあと。扉付近にまた赤い検札機があり、それにも切符をピッと当ててタッチ認証しなければなりません。

稀に係員が車内で抜き打ち検査をしていて、うっかり忘れると罰金をとられる場合があります。

26歳未満ならベルギー都市間の移動はオトク!

ベルギー首都ブリュッセル以外に個人的にオススメしたい都市は

  • ブルージュ
  • アントワープ
  • ゲント

で、ブルージュは童話の世界のような世界遺産都市。アントワープはフランダースの犬で有名なファッションの街。ゲントはベルギー有数の古都として知られています。

ベルギー国鉄(SNCB 日本でいうJRのようなもの)では鉄道移動が割引になるチケットがあり、ブリュッセルから各都市へ観光に行く際は26歳未満が利用できるGo Pass チケットがマストです(購入・車内検閲時、年齢提示のためパスポート所持をお忘れなく)。

どのルートも同じ6.6ユーロで行け、普通に購入するよりもオトクですからぜひ、活用してみてくださいね。

また大勢で卒業旅行に行くなら10回券(53ユーロ、1回あたり5.3ユーロ)がお得です。

 

卒業旅行で人気のベルギー、ブリュッセル・周辺観光地おすすめ

かつては他国支配に翻弄された歴史があるベルギーですが、独立国家として認められ、産業革命によって大きく発展しました。19〜20世紀頃の建築様式や芸術が今も色濃く反映されていて、とても素敵な街です。

1.グラン・プラス

”世界一美しい広場”といわれるブリュッセル観光で最初に訪れたい、大広場です! 豪華絢爛な装飾が施された建築物に囲まれており、その美しさと繊細さを一目見ようと世界中から観光客が訪れています。

DCIM100GOPROGOPR0079.JPG

グラン・プラスの「星の家」にあるセルクラースの像です。この像に触ると幸せになるといわれ、撮影スポットとなっています。また

  • 市庁舎
  • ビール博物館
  • 王の家

など見応えのある施設が並んでいます。

2.芸術の丘

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

高台にあるフランス式庭園で好天日、夕焼けとともにブリュッセルの絶景を眺めていただきたい、そんな場所です。周辺には、

  • 王立美術館
  • マグリット美術館
  • 楽器博物館

など芸術関係施設が多いのも特徴です。

3.ブルージュ(世界遺産登録地)

首都ブリュッセルから電車で約1時間。日帰りできるブルージュは、昔から残る建物と石畳の美しさから、まるで中世にタイムスリップしたかのような感覚に陥る幻想的な都市です。

旧市街地全体がユネスコの世界遺産に登録されています。その景観は魅力的で「屋根のない美術館」と評されるほど。個人的には

  • 鐘楼
  • ベギン会修道院

がオススメです。またブルージュといえば運河で無数の橋が架かっていて、船乗り場からクルージングも楽しめます。料金は8ユーロくらい、所要時間は30分ほどです。

 

卒業旅行で人気のベルギーのアクティビティ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

美術館・博物館巡り

「王立美術館」「マグリット美術館」「楽器博物館」「ベルギー漫画センター」と、ブリュッセルでは多くの芸術に触れられます。ここでは多くの美術館や博物館を自由に見学できるブリュッセルカード(26ユーロ~)を購入するのがポイントです。

1.王立美術館

王立美術館は4つの美術館で構成されたもので、ブリュッセルカードを持っておらず、それでも2カ所以上入場するなら、美術館ごとに8ユーロ支払うよりも全館共通コンビチケット(13ユーロ)の購入をされたほうがオトクです。

見どころはベルギーの巨匠ルーベンスとブリューゲルの作品。全館をじっくり見て回ると、所要3〜4時間ほどかかります。

2.マグリット美術館

前項でご紹介しました王立美術館を構成する4美術館のひとつ。ベルギー、ワロン地方で生まれた世界的有名画家のルネ・マグリットの作品が展示されている美術館です。

「シュルレアリズム」と呼ばれる”想像外の並列性”や”不条理性”など、見ていると不思議な気持ちになる絵柄が特徴的。

3.楽器博物館

世界の楽器が展示されている博物館です。ベルギーを代表するアール・ヌーヴォー建築様式の外観は繊細で、上品な美しさです。

また館内展示された古今東西の楽器は、本当に見応えがあります。無料で貸し出してくれるオーディオガイドでは、一部ですが楽器の実際の音色を聴くこともできますよ。

オススメは最上階にあるベルギー料理レストランで、入場チケットがなくても入れます。大きなガラス張りの窓からブリュッセルの美しい景観を楽しめることから、人気があります。

4.ベルギー漫画センター

日本と同じくマンガが文化として根付くベルギー。その歴史を知ることのできる博物館です。

DCIM100GOPROGOPR0067.JPG

ベルギーを代表するマスコットキャラクターのタンタン(写真)やスマーフなどのマンガも展示されています。館内解説は仏、蘭、英の3カ国語対応のため受付窓口で日本語のガイドブックを受け取りましょう。

 

ショッピング

ベルギーでお買い物をするなら、ギャルリー・サンチュベールがオススメで、ヨーロッパ最古級のショッピングアーケードのひとつです。

天井は美しい網目のガラスで外光が注ぎこみ、アーケード通りをまばゆく照らしてくれます。アーケード内にはベルギーを代表する有名店が立ち並んでいます。

ビアバー巡り

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

飲み水が衛生的ではなかったためアルコール度数が低いビールが醸造され、子どもや修道女の間で飲まれていた過去があり、ベルギーのビール醸造には長い歴史があります。

2016年、無形文化遺産に登録されたベルギービールは今も、国民に愛されています。至る所にビアバーがあり、美味しいベルギービールを楽しめます。

またフルーツビールもオススメです。

ショコラティエ巡り(お店ごとに食べ比べ)!

ベルギーといえば甘党歓喜のチョコレート! 街中では多くの有名ショコラティエが軒を連ね、カフェも併設しているお店ではショコラスイーツを楽しめます。

特にやわらかいフィリングをチョコレートで包み込んだ「プラリネ」は、ベルギーでぜひ食べていただきたい逸品です。ちなみにGODIVAもベルギー発祥です。

ここで写真をもう一枚。まるで宝石のように陳列されたチョコレートの山ですが、ショコラティエでは1個から購入でき、食べ比べもできます。

オススメは混雑しやすいグラン・プラス周辺ではなく、ゆっくり買い物できるグラン・サブロン広場

数多くの有名ショコラティエが揃い、ゆったりお店を見て回れますよ。周辺全体がかわいらしく、週末はアンティークマーケットも開かれイチオシの場所です^^

 

卒業旅行で人気のベルギー、おすすめグルメ

フリッツ(Frites)

フライドポテトのことで、ベルギーではフリッツと呼びます。実はフリッツはベルギーが発祥で、屋台で売られています。注文してから揚げるためアツアツで絶品です。

価格帯は友達とシェアできるくらいの小サイズで、2.3ユーロほど

ムール貝(Moules)

北海で獲れたムール貝をふんだんに使ったココット蒸しは、濃厚な旨味のベルギー代表料理。セロリと一緒に蒸しあげるためさわやかでペロリと食べられます(^^♪ 残った濃厚な貝のダシにパンを浸して食べるのが最高です。

カルボナード

カルボナーラではありませんよ(笑) 牛の頬肉をベルギービールで長時間煮込んだフラマン地方発祥の料理です。ビーフシチューのようなこってり感があり、お肉はホロホロでビールにとても合い、日本人好みでオススメです。

ワッフル

DCIM100GOPROGOPR0086.JPG

  • ブリュッセルワッフル
  • リエージュワッフル

の2種類があります。

ブリュッセルワッフルふわふわで、砂糖がかかっています。またリエージュワッフルは、サクサクとしたシンプルワッフル。チョコレートソースやアイスクリームと一緒に。

専門店、カフェ、露店でも売られていますからぜひ、焼きたてを!

 

ベルギー卒業旅行をより充実したものにしてくれる書籍・本

るるぶオランダ・ベルギー(るるぶ情報版海外)

 

オランダの情報も網羅された一冊です。ベルギーはブリュッセル、ブルージュ、アントワープについても言及。ブリュッセルの交通路線図がついていて心強いです。魅惑のベルギー・チョコレートを召し上がれ!

ゴディバやノイハウスといったお店ごとに情報が記載されています。1,400円+税

 

まとめ

以上、卒業旅行先として最適なベルギーについて、ご案内しました。ベルギーは街自体がかわいくオシャレで、とても魅力的な街でありながらも、

・芸術
・ビール

も楽しめる大人の街ですから一日中、楽しめます。社会人になる前にぜひヨーロッパの中枢、ベルギーへ遊びに来てくださいね。待ってますよ^^