アメリカ特にニューヨークは、世界中からたくさんの観光客が訪れる人気都市です。今回はそんなニューヨーク(マンハッタン)にスポットを当て、実際に旅行経験者である私が、
- 交通機関
- 観光地
- アクティビティ
- グルメ
という4つのカテゴリーを設け、観光の魅力とワンポイントアドバイスをお伝えしていきます。出発前の予習にどうぞご活用ください^^
また移動時間や距離がどうしても長くなりますので
・動きやすく
・暖かい
服装で行くのがオススメです。 着ていくアウターがだいたい決まったところで早速、交通機関から見ていきます。
卒業旅行で人気のアメリカ、ニューヨークで便利な交通機関
日本からニューヨークへ行く際は、ジョン・エフ・ケネディ空港(JFK空港)が玄関口といっていいでしょう。直行便は成田、羽田から出ています。
JFK空港からニューヨークへ
JFK空港からニューヨークへ行くには、
- 空港シャトルバン
- 鉄道
- バス
- タクシー
が使えます。
空港シャトルバン 45~120分ほど | 予約制の相乗りバンですが24時間運行していてマンハッタンなど行き先も指定できます。料金目安ですが片道25.79ドル〜となっています。 |
鉄道 60~80分ほど | エアトレインと地下鉄A・E・J・Z線を利用します。このなかではいちばん安上がりで10ドル出せばだいたいおつりがきます。 |
バス 90~120分ほど | エヌワイシー・エクスプレス・バスを利用します。毎日11:00~19:00の30分間隔で運行しており、片道19ドルです。 |
タクシー 40~60分ほど | 空港→マンハッタンは52ドルで固定されています。ただし有料道路通行料や税、チップ代は別途です。チップ代は運賃の15~20%が目安とされています。 |
ニューヨークでの移動手段
ニューヨークといえば写真のような黄色いタクシーのイエローキャブを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、基本は地下鉄・バスでしょう。最近はUberも活用されています。
ニューヨークの地下鉄は特にマンハッタンでは南北の移動に優れていて、バスは東西を移動するのに便利といわれています。
交通手段 | 特徴や利用方法 |
Uber | 大人気の交通手段Uberは、日本でいうDiDiとほぼ同じサービスです。配車アプリをダウンロードし事前登録、乗りたいときに配車リクエストをします。 料金はイエローキャブよりも安いですし、アプリに登録したクレジットカードで自動決済され、直接お金のやりとりがなくトラブルになりにくいです。 |
タクシー | イエローキャブと呼ばれる黄色いタクシーが有名で、初乗りは2.5ドルとリーズナブルです。タクシー上部ランプが点灯している場合は空車で手をあげて呼べます。実車中は点灯しないと覚えておきましょう。現金またはクレジットカードでの支払いが可能です。深夜料金あり。チップの上乗せも忘れずに! |
地下鉄 | ニューヨークではマンハッタンを中心に、 ・ブルックリン ・ブロンクス ・クイーンズ ・スタッテン島 などへと行けます。日本の地下鉄とはちがい、始発、終電がなく24時間稼働しています。また地下鉄なのに急行があるのも特徴。路線図駅には白丸・黒丸の表示があり 黒丸…各駅停車 白丸…急行停車 という意味です。行き先を把握し、各駅がいいか急行がいいか確認しましょう。 地下鉄とバスで観光地へと移動していくならメトロカードがマストです。 ・プリペイドカードPay-Per-Ride ・乗り放題パスUnlimited-Ride があり、プリペイドカードPay-Per-Rideは発行手数料が1ドルかかるもののあとは現金をチャージしていくかたち。乗り放題パスUnlimited-Rideは7日間と30日間があり、7日間は33ドルと良心的。1回の乗車が2.75ドルですので、頻繁に乗る計画ならUnlimited-Rideを購入すべきです。バスも利用可。 |
バス | ニューヨークを走るのは青と白ツートンカラーのバスで、24時間運行しています。しかし旅行中の夜間利用は、なるべく避けましょう。もちろん急行もあります。初乗りは地下鉄と同じ2.75ドル。先述したメトロカードはバスでも利用できます。 |
レンタサイクル | ニューヨークでは青色の「citi bike」というレンタサイクルも充実しています。スマホアプリでカンタンに自由に借りれるものです。注意すべきは超過料金が発生するため30分ごとにステーションに返却すべき点です。ただし返却するのはどこでもよく、ステーションはたくさん設置されています。その点気を付けて乗れば、本当に便利な乗り物です。 |
記事の途中ですがお知らせです! NYCフェリー含め、ニューヨークの公共交通機関については画像付きでより詳しくまとめている関連記事がありますので、こちらもご参考ください。
それでは観光地について見ていきましょう。
卒業旅行で人気のアメリカ、ニューヨークおすすめ観光スポット6つ
1.自由の女神像
英語で「Statue of Liberty(スタチュー・オブ・リバティー)」といい、コトバンクの説明をお借りすると、
アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴で、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
今年2019年5月には自由の女神ミュージアムがオープンし、博物館では1886年完成当時から100年間ずっと掲げられていたトーチ(たいまつ)が展示されています。今あるトーチの部分は1986年の修復工事で交換されたもので、炎の部分は24金の金箔です。
2.タイムズスクエア
タイムズスクエアは年末、新年を迎える際のカウントダウンイベントが盛大に開催されることでも有名です。
タイムズスクエアはブロードウェイそばにあり、周辺にはミュージカルの劇場も多数、世界中のアーティストが集まっています。歩行者天国も設置されていますので散策し街並みを見渡すだけでも十分楽しめます。
3.ブルックリン・ブリッジ
ブルックリン・ブリッジはニューヨークのなかでも特に人気といえるフォトジェニックスポットで、実際に徒歩で渡ると30分ほどかかる、全長約2㎞というとても長いイースト川に架かる橋です。
ブルックリン・ブリッジはマンハッタンとブルックリンをつないでおり、ニューヨーカーにとっては日々の通勤やランニングで利用している橋ですから、その日常(生活)を肌で感じられます。
4.メトロポリタン美術館
メトロポリタン美術館は、ニューヨーカーには「The Met(ザ・メット)」という愛称で呼ばれており、とても親しまれています。世界三大美術館のひとつで、メトロポリタン美術館目当てにニューヨークを訪れる人も。
メトロポリタン美術館の入館料は下表のとおりです。
区分 | 料金 |
大人 | 25ドル |
学生 | 12ドル |
5.セントラル・パーク
セントラル・パークはマンハッタンの地図を見ていただければわかるとおり、ほぼ中央の緑の部分がそうで、とても大きな公園です。そのため都会のニューヨークにあるとは思えないくらいの大自然が広がっています。ネット上では東京ドーム68個分という説もあります。
冬場にはウォールマン・スケートリンクが設置されることでも有名です。
日程のなかで1日くらいはセントラル・パークでのんびりとした時間を過ごし、楽しむのもよさげです。テイクアウトしたランチや飲み物を持参し、みんなで学生時代の思い出を語り合うのもよいのでは。公園内でレンタサイクルを借りれば移動もラクにできます。
6.エンパイア・ステート・ビルディング(夜景)
ニューヨーク5番街。エンパイア・ステート・ビルディングは高さ443メートル、102階建てのビジネス街にある超高層ビルで映画
『キング・コング』
『インデペンデンス・デイ』
などにも登場します。86階のメイン展望台と最上階102階のトップ展望台でニューヨークの街を見下ろすことができ、毎日8:00~26:00(深夜2:00)まで営業しているため、キレイなニューヨークの夜景をぜひ一度、思う存分、堪能いただきたいです。
エンパイア・ステート・ビルディング展望台料金は次のとおりです。
- メイン展望台 38ドル
- トップ展望台 20ドル追加 合計58ドル
- VIPエクスプレスパス(待ち時間なしで86階まで)73ドル
卒業旅行で人気のアメリカ、ニューヨークのアクティビティ
エンターテインメント
ミュージカル
| ・アラジン ・オペラ座の怪人 ・ライオン・キング などブロードウェイ周辺の劇場では、ミュージカルが多数、上演されています。本場、世界最高級の演者によるミュージカルをぜひ。 |
ザ・ライド
| ザ・ライドはニューヨークを走るバス車内からストリートパフォーマンスを見るという新感覚エンターテインメントで今、話題となっています。 行く先々でシンガー、ダンサーなどが待ち受け、ニューヨークの街を舞台に歌やダンス、お芝居などパフォーマンスを展開。 もちろんただのバスではなく音響や照明などエンタメ仕様に。私たちを楽しませてくれる仕掛けが施されています。実演1時間15分ほどで料金は70ドルです。 |
ジャズ | 大人になった気分に浸れるのはやはり本場のジャズでしょう。ジャズライブが行われているクラブ、その有名どころはブルー・ノート、ヴィレッジ・ヴァンガード、バードランドなど。夕食後ぜひ、みんなで足を運んでみては? |
乗馬車
ニューヨークホースキャリッジライド
| ニューヨークホースキャリッジライドはセントラル・パークで体験できるアクティビティで、馬車に乗りセントラル・パークなどの歴史を聞きながら周遊するものです。事前予約ができ55分のVIPツアーで145ドルです。 |
ショッピング
ジョン・エフ・ケネディ空港(JFK空港) | ニューヨーク観光に夢中で、お土産を買い忘れても大丈夫。6つのターミナルで構成されており、利用する航空会社によってターミナルが違いますが、各ターミナルにショップや飲食店も揃っています。空港ではあっという間に時間が経ちますから、余裕をもって3~4時間前には到着し、帰国のための搭乗手続き、お土産選び、最後の食事もここで楽しまれてくださいね。 |
卒業旅行で人気のアメリカ、ニューヨークグルメ
ステーキハウス | アメリカといえばお肉。Tボーンよりもビッグサイズのポーターハウスが人気。焼き過ぎないのが美味しくいただくポイントです。焼き加減はミディアムレアかミディアムがオススメ。熟成肉を堪能あれ! |
ニューヨークスタイルピザ | ニューヨークはいわずと知れたピザ文化の発祥地。ニンニクの効いたトマトソースにたっぷりチーズが基本でしたが最近では、具だくさんで、トマトソースではないものも。生地が薄くて大きいのが特徴で、汚さないように半分に折って食べるのがニューヨーカー流です。 |
バーガー | アメリカを代表するファストフード。ニューヨークは激戦区といわれ、ハンバーガーショップが多数あります。お店は事前にリサーチしてもよし。においにつられて入ってもよしです。 |
ベーグル | ニューヨーカーの朝食の定番といえば、ベーグルです。フードトラック(キッチンカー)で販売していて手軽に買えます。テイクアウトしてセントラル・パークで食べるのもいいかも。 |
アメリカ、ニューヨーク卒業旅行をより充実したものにしてくれる書籍・本
るるぶニューヨーク(るるぶ情報版海外)
ニューヨークの観光地やエンタメ、グルメ、ショッピングなどニューヨークを満喫するための情報がたくさん詰まっています。特別付録として「取り外して使える! ニューヨーク便利MAP」も付いているのがうれしいところ。さらに特典
・英会話電子版
も無料で使えます。1,200円+税
まとめ
アメリカ、ニューヨークへのフライトは最短で13時間ほど。半日以上、飛行機に乗ることになります。また時差も13時間(東京のほうがニューヨークよりも日付・時刻が進んでいます)です。そのため出発前はもちろん旅行中の体調管理には人一倍、気を付けてくださいね。アメリカ現地の医療保険事情を考慮すれば旅行保険加入は必須かもです。
また海外ですから、2~3人で行くよりも4~5人で行くほうが心強いです。そしてできるかぎり信頼できる旅行代理店経由で、飛行機、ホテルを手配されることをオススメします。
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