大人になって英語のやり直し学習を始める時、学生時代に習った内容をどのくらい覚えているかが問題になってくると思います。

大学受験のために一生懸命勉強した人もいれば、進学に英語を必要とせず、あまり勉強しなかった人もいるでしょう。

また、学校を卒業してから数年の人から10年以上経過している人もいて、スタートラインは様々なのではないでしょうか。

巷には英語教材が溢れており、どのレベルのものを何冊くらい購入すれば良いのか迷うところだと思います。

そこで今回は、やり直し英語学習の初期にお勧めの問題集を紹介したいと思います。

基本的な項目を網羅した薄い問題集を選ぶ

最初に意気込んで何冊も買う前に、まずは1冊、中学校レベルの薄い問題集を1冊購入してみることをお勧めします。

ここで重要なのは、「薄い」問題集ということと、「この1冊で文法学習の全てをまかなおうと思わないこと」です。

分厚い問題集はオトクに思えますが、最後までやり終えることが難しく、英語学習自体が挫折する原因となります。

最初の1冊は欲張らず、1ヶ月程度で終えられるものを選ぶと良いでしょう。簡単な問題集でも1冊やり終えると達成感が得られます。

さらに、間違ったところをもう一度復習する事も重要です。

基礎的な問題集を短期間で全体をおさらいし、自分の弱点がどこかを知る手がかりとなる問題集を選びましょう。

 

単元が文法項目ごとに分かれているものを選ぶ

最初に買う1冊の目的は、自分がどれくらい中学・高校で習った内容を覚えているかを確認し、次に買う文法書や問題集などを買う際の目安にすることです。

問題集には、基礎的な内容が中心になっているもの、発展問題が中心になっているもの、基礎問題と発展問題が両方とも入っているものがあります。

模試形式のものは、各項目からバラバラに色々なレベルのものが出題されていますので、自分がどのレベル・項目で躓いているのかを知るには不適です。

まずは、文法項目毎に単元が分かれている基礎的なものを選ぶとよいでしょう。

現在形、過去形、現在進行形、受動態、能動態など、項目ごとに問題を解いていくことで、自信を持って答えられるところと間違いが多い項目が分かるのではないでしょうか。

この1冊の手応えを次に買う文法書や問題集の参考にしてください。

 

最初の1冊としてお勧めの問題集

Mr.Evineのアルファベットから英語の基礎をなんとかするドリル

アルファベットの大文字小文字から怪しい方にはこちらの1冊をお勧めします。中学3年間の英文法を30日間で復習できます。

CDも付属しているので、音読の際に参考にするとよいでしょう。実際に中学1年生になって英語の授業を受けているような感じを受ける本です。

 

別冊解説付 Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル

こちらもMr.Evineシリーズで、中学3年間の英文法の演習が30日間で出来る本です。

この本には3つのステージがあり、英文法を1日1レッスンのペースで学びます。

最初のステージで解説を通読し、次のステージで演習をします。

そして各チャプターの最後にはネイティブスピーカー相手の会話を想定した問題があります。

解答集が別冊になっており、答え合わせがしやすいのもこの本の特長です。

 

英語学習初期にお勧めの英文法問題集

アルファベットレベルがクリアできた方には、定番の文法書3冊に挑戦してみましょう。

総合英語Forest

まずはForestです。

親しみやすく、分かりやすいイラストが付いているのが特長です。

暗記をするのではなく、理解することに重点が置かれています。

マニアックすぎず、英語の初学者でも文法の考え方を理解する事が出来ます。後述するロイヤル英文法はかなり詳しく、英文法の辞書のような存在であり、初めての英文法書としては厳しいと思います。

薄めの問題集を解いた後、Forestを通読し、基本的なルールを「理解する」と良いのではないかと思います。

 

ロイヤル英文法

文法についてかなり詳細に説明されています。

初級者が抱くどのような疑問に対してもロイヤル英文法を開けば正解が見つかるといっても過言ではないでしょう。

ただし、詳細すぎて初・中級者に重要なポイントがどこかが分かりにくいという欠点もあります。

ロイヤル英文法を全て理解しようとはせず、読解問題で文法についての疑問を持った時に、参考書として使うと良いのではないでしょうか。

 

Basic Grammar in use

ある程度英語を読んだ経験がある方なら、英語で書かれた英文法の問題集にチャレンジされるのも良いかもしれません。

英語は平易で挿絵も豊富なので、理解しやすいです。

115ユニットあり、演習問題も豊富です。

やり遂げる事が出来れば力がつくことは間違いないのですが、挫折率も非常に高いと思われます。

私は中級版のEnglish Grammar in Use Intermediate版をやりましたが、4ヶ月ほどかかりました。

英語学習法サイトではお勧め英文法書として挙げられていますが、根性がある人向けだと思います。

 

まとめ

英文法の考え方を理解するにはForest、分からない所を事典的に調べるためにはロイヤル英文法がお勧めです。

最初から英語で文法を学びたい方にはEnglish Grammar in Useシリーズが良いでしょう。期間を決め、とりあえずひと通り目を通す事が大事です。何回読んでも分からない部分は実践経験を積むことで後に分かるようになることがあります。

躓いても挫折しないよう、とりあえず先に進みましょう。