大手家電メーカーの内定取得と勤務地・転勤の有無の確認・入社は5ヵ月後という無茶な相談

大手家電メーカーの最終面接を終えた際「合否は2週間以内にメールでご連絡します。」と言われました。

それから丁度1週間後の昼間に携帯電話からgmailを見てみると、メールが届いていました。

結果は内定でホっと一安心ですが、その後念入りには入社後の勤務地、転勤の可能性などをうかがいました。そして、確認後に入社を普通では考えられないような5ヵ月後という時期に設定してもらいました。

大手家電メーカーの内定取得

この頃はまだガラケーを使っていたので、iモードを起動してブラウザからgmailを起動し、時間を空けてメールが着ていないかをチェックしていました。

2週間以内、ということで早ければ1週間程度で連絡がくるかな？、と思っていると、大体想定した時期にメールが送られてきました。

最終選考結果のメール文面

メールの内容は以下のようになっていました。ほぼ原文そのままです。

手ごたえはあったため、合格だろうと思っていましたが、いざ現実に「内定」という文字を見るととんでもなく嬉しかったです。

お試し感覚で転職活動を始めたのですが、数社受けただけであっという間に大手に内定がでてしまい、この時は本当に喜びで胸がいっぱいになりました。

年収提示額 402万という微妙な数値の意味は？

提示された年収は402万円。年収400万に無理やり合わせたような数値でした。

キャリアアップにしては微妙な額ですが、地元に帰れ自宅からも通える条件を鑑みると全然問題なかったので、ここに転職することにしました。

（ただ、この後この会社の業績はあっという間に低迷し、この記事を書いた2012年10月には年収350万まで減っています）

日系企業で内定を取ると、福利厚生や賞与の数値をうまく調整して上乗せし、水準をギリギリ超えるような年収にしてくることが多いです。いかに企業側は提示年収を高くしたくないかが、ヒシヒシと伝わってきます。

今回は私が年収350万程度と低い数値を希望したため「これなら余裕だな、少し足して400万にしておこう」と考え、調整して400万で出してきたものと思われます。

仮に、500万を提示していた場合は「500万は当社の水準に合わないな。採用は止めておこう。」内定は出なかったと思います。

入社時期は5ヵ月後を希望したら何とOKが！これは普通はやりすぎ

入社時期はかなり柔軟に対応してくれ、私は何と5ケ月後を希望しました。

普通は、1ケ月とかそれなりの短期間を要求されるのですが、この会社は余裕を持ってくれました。

普通は5ヶ月も待ってくれる会社は少なく、たとえ転職エージェントを使ってもここまで引き伸ばせることは稀でしょう。

むしろ、引き継ぎなどをきちんと行って、後腐れなく退社されて下さい、という暖かい言葉を頂きました（にも関わらず、私は退社の意思を伝えたのは退社日の1ケ月前でした。）

長期戦になると思った転職活動はアッサリと結末を迎えました。

不況下での転職は相当困難だろうと思っていましたが、やはり運と縁だなと感じました。