
調剤薬局の求人ってどの転職サイトにもいっぱいあるじゃないですか?だからどこ使っても一緒ですよね!?

いやいや、そんなことはないよ。転職エージェントっていうのは会社ごとに得意な業種や不得意な業種があるんだよ。

え!?そうなんですか?

たとえばA社はドラッグストアや調剤薬局の求人には強いけど、病院には弱い。B社は製薬会社やCROみたいな企業関連の求人が他と比べて充実しているみたいな感じだね。

それは知らなかったです…。とりあえず大手ならどこでも同じなのかなって思ってました。

それはよくある誤解だね。自分が転職したい業界が決まっている場合は、その業界に一番強い転職エージェントに登録することが必須になるんだ。そうすれば求人の数も充実しているし条件交渉でも有利に話を進めてもらえることが多いんだよね。

へ~そうなんですね!じゃあ私は調剤薬局に転職したいんですけど、どこかお勧めのエージェントってありますか??

それなら運営母体が調剤薬局のエージェントを選ぶのが一番だよ!その中でも業界最大手って言われているファルマスタッフの登録はマストだね!

ファルマスタッフか~。ネットではよく見る会社ですね。

うん!ファルマスタッフは調剤薬局最大手の日本調剤が運営しているから、この業界には太いパイプがあるんだよ。僕もファルマスタッフは以前に利用した経験があるから、よかったらそのときの感想を聞かせようか?
今日は調剤薬局への転職を考えている方にお勧めの転職エージェント・ファルマスタッフについて解説していきたいと思います。
トップレベルの調剤薬局求人数を誇り、業界とも太いパイプをもっているファルマスタッフはどのようなサービスを提供してくれるのでしょうか!?
ファルマスタッフってどんな転職エージェントなの!?
ファルマスタッフは株式会社メディカルリソースが提供し、日本調剤が運営母体となる転職サイトです。
ファルマスタッフの概要は以下の表のとおりです。
運営母体 | 日本調剤 |
求人件数 | 約55000件 |
業種別求人割合 | 調剤薬局:55% ドラッグストア:35% 病院:10% |
雇用形態別求人割合 | 正社員:50% パートタイマー:30% 派遣:20% |
対応エリア | 日本全国 |
支店数 | 札幌・仙台・大宮・新宿・北千住・町田・立川・船橋・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸・広島・福岡の15カ所 |
ファルマスタッフのメリットとは!?

それではここで、実際の私の利用体験をもとにファルマスタッフのメリットについてご説明いたします。
調剤薬局の求人に強い!
日本調剤が運営母体のファルマスタッフは特に調剤薬局の求人に強いです!正社員から派遣まで幅広くカバーしており、高年収・高時給の求人が目白押しです。
私がファルマスタッフで求人を探していたときも、年収700万円以上の正社員求人や時給3500円以上の派遣求人など好待遇の調剤薬局求人が満載で、明らかに他のサイトと比べて条件がいいという印象がありました。
給与面だけではなく、有給や労働時間などの条件面でも魅力的なものが多く、調剤薬局を志望するならここしかない!と思うような内容でしたね。
スタッフが職場を直接訪問して環境をチェックしてくれる!
これはファルマスタッフの最大のメリットといえるでしょう!
ファルマスタッフは全国各地に支店があるため、転職先の職場のヒアリングを徹底的に行っています。

僕が管理薬剤師を務めている薬局で以前に薬剤師不足になったことがあったから、ファルマスタッフに薬剤師の紹介を依頼したことがあったんだ。

へ~、ファルマスタッフを使って転職しただけじゃなくて、採用する側でも関わっていたんですね!

うん、そうなんだ。そのときは深刻な薬剤師不足の状態だったから人材紹介会社を3社利用したんだけど、ファルマスタッフだけが担当者が直接うちの薬局に訪問してきたね!

そのときはどんな感じだったんですか?

うちの薬局についてかなり入念にリサーチしていたね。1日の処方箋枚数から、在庫している薬の数、レセコンや分包機の種類、メインの処方箋科目まで細かく調査していたのが印象的だったね。

へ~。それはすごいですね!

しかもスタッフの人数や一人一人の年齢、勤務時間まで確認していたから驚いたよ!

なるほど~。そういう徹底した現地調査で手に入れた情報が私たちの転職に活かされてるんですね。

うん、そうなんだ。これはファルマスタッフの非常に大きなメリットだし、職場環境を重視した転職ならば間違いなくファルマスタッフがお勧めといえるね!
支店数が多く面談がしやすい!!
支店の多さもファルマスタッフの大きなメリットです!
北海道から九州まで日本全国を幅広くカバーしているため、地方に住む方でも面談に足を運びやすい環境にあります。

僕がファルマスタッフを利用したときは香川に住んでいたんだけど、わりと近いところに広島営業所があったから面談に行くことができたんだ。

へ~。やっぱり面談ってした方がいいんですか!?

もちろん!実際に担当者にあって話すと、電話でのやり取りよりも自分の希望条件や転職に対する考え方を格段に伝えやすくなるんだ!

そうなんですか!?

うん。僕が面談したときも、現在の仕事から将来のキャリアの展望まで色々なことに相談にのってもらえて、すごく心強かったのを覚えてるよ。

やっぱり顔の見える関係って大切なんですね~

うん!転職エージェントを使うときは相手との信頼関係がすごく大切になるからね!転職は一生物のイベントだから、どうしても無理な場合を除いてできるだけ担当者と面談することをお勧めするよ!

キメ細かな対応!
ファルマスタッフは支店の数が多い分スタッフの数も充実していて、きめ細かな対応をしてくれたというのが印象的ですね。
メールの返信も早く、人員にある程度余裕があるんだなと感じました。

転職エージェントのスタッフ数に余裕があるかどうかは大きなポイントだよ。

そうなんですか??

うん。人員がカツカツのエージェントだと一人の担当者が多くの薬剤師を抱えすぎて、ちょっとしたメールの返信にも2~3日かかるところもあるんだ。

それは嫌ですね~。すごくストレスになりそうです。

そうだよね。その点、ファルマスタッフならきちんと人員が確保されているから対応も早くて安心できるよ!
充実した教育研修制度!
ファルマスタッフは日本調剤が母体となっているだけあって、調剤の研修サービスは他のエージェントと比べてかなり充実しています。
ファルマスタッフの研修制度の中でも私が特に役に立ったのは無料でプレゼントされる保険調剤テキストです!
ファルマスタッフに登録した薬剤師がもれなくもらえるテキストで、最新の調剤報酬改定に対応した全96ページの読み応えのある内容となっています。
調剤は未経験だけど調剤薬局に転職したいという方にはぜひお勧めしたい1冊ですね!
ファルマスタッフのデメリットはこれ!
ここでは、私がファルマスタッフを利用したときに「これはいまいちだな~」と思った点をご紹介します。

ただし、どんなエージェントにも多かれ少なかれデメリットはあります。完璧なところなんて無いということは頭に入れておいてくださいね!
同じ求人を複数の人に紹介していた
私がファルマスタッフを利用していたときに、担当者からお勧めの求人情報を紹介されました。
魅力的な案件だったため2~3日後に応募しようと思って連絡したところ、「この案件は既に他の薬剤師から応募があったため募集を終了した」と言われてしまいました。
担当者からは「人気の案件は複数の人に紹介しているからどうしても早い者勝ちになっちゃうんですよ~」などと説明されましたが、せめて2~3日くらいは待って欲しかったと残念に思ったのを覚えています。
連絡がちょっとしつこい
ファルマスタッフは求人情報や近況伺いのメールを頻繁に送ってくるため、人によってはややうっとうしいと感じてしまうかもしれません。
私の場合も転職が決まった後もけっこう長い間、メールによる連絡が続いたのを覚えています。
「友達を紹介して欲しい」とか、「知り合いで転職したがっている人はいないか?」などと聞かれたこともあり、正直いってちょっとめんどくさかったです。
ただし、トラブルになるほどしつこいものではなかったのでその点はご安心ください。
日本調剤への転職を強く勧めてくる場合がある
私自身はそのようなことは無かったのですが、友人がファルマスタッフを利用したときに、担当者がやたらと日本調剤への転職をプッシュしてきたそうです。

ファルマスタッフはご説明したとおり日本調剤が運営母体の会社のため、日本調剤で極端に薬剤師が不足したようなときは、積極的に同社への転職を推してくることがあるのかもしれません。
やたらと日本調剤をプッシュしてくるようなことがあれば、話を鵜呑みにしない方がいいでしょうね。
まとめ

以上がファルマスタッフの大まかな説明だよ。どうだった??

とっても参考になりました!特に、調剤薬局に転職するならそれに特化したエージェントを使うといいことや、ファルマスタッフでは徹底した現地調査によって他では手に入らないような職場環境についての情報が手に入ることがすごく印象的でした!

そうだね!転職エージェントを選ぶときは各社の強みを比較することがとても重要になるんだ。ファルマスタッフのこうした点は他のエージェントには無い強みといえるだろうね!

調剤薬局ならファルマスタッフ最強ですね!

うん!転職エージェントは複数使うのが鉄則だからファルマスタッフ1本に絞る必要はないけど、少なくとも調剤薬局に転職したいならファルマスタッフの登録は必須だと思うよ。

ですよね!私も早速登録してみます!
ファルマスタッフ以外の転職エージェント・サイトについても、以下で詳しく解説していますので、併せてご覧頂けますと幸いです。