期間工で働くには、工場の近くにある寮に入って生活することになります。期間工で働く上で寮は相部屋なのか、家賃などはかかるのか気になる人も少なくありません。

ここでは、実際に期間工の寮はどのような感じか、内装や設備、待遇についてご紹介します。
一人暮らしをしたことがない人で、期間工で初めて実家を出るかもしれない人もぜひ参考にしてください。

期間工の寮の基本について

期間工の寮、と一言に言っても想像のつかない人も少なくありません。期間工の寮は基本的にどのような感じかをまずはご紹介します。

期間工の寮は無料または格安

期間工として働くときに住む寮の家賃は、無料または格安が基本です。

トヨタやスバルのように、有名メーカーの場合、寮は家賃だけでなく水道光熱費も無料である場合が多いです。無料でなくても、トヨタ紡織のように家賃と水道光熱費込みで月2万円など、普通にアパートなどを契約して住むよりも格段に安くなっています。

寮はワンルーム個室が基本

期間工の寮は無料または格安のため、相部屋であるイメージを持つ人も少なくありません。
確かに、高度経済成長期で地方から出稼ぎのために募集された期間工などは、相部屋が基本でした。

けれども現在の期間工の寮はワンルーム個室タイプが基本と考えて問題ありません。
鍵もかかりプライバシーも確保できますので、寮生活でも一人暮らしをしているのと大差なく生活ができます。

生活に必要な電化製品を設けているところも多い

期間工の寮にはあらかじめ生活に必要な電化製品を用意しているところも多くなってきました。

例えばトヨタの期間工の寮にはテレビや冷蔵庫、寝具一式のほか冷暖房も完備されています。
生活に必要な電化製品がそろっているところなら、初めて一人暮らしをする人でも準備が少なくて済みますし、引越しの手間も少なくなります。

浴室やトイレ、洗濯機は共同であることが多い

期間工の寮はひとり一部屋ずつの部屋が与えられますが、浴室やトイレ、洗濯機は共同であることが多いです。

ただし、トヨタの期間工のように共同でも銭湯のように利用できる大浴場が完備されているところを選べば、一日の汗を流してリフレッシュも可能です。

男性寮・女性寮に分かれている

期間工は男性の仕事というイメージも多いですが、近年では期間工を募集するメーカーが多様化してきたのと、女性の社会進出が当たり前になったため、期間工として働く女性も少なくありません。

期間工として女性も積極的に採用しているメーカーの場合は、男性寮と女性寮が分かれている、または同じ建物でも下の階は男性、上の階は女性でお互いのフロアの行き来は不可になっているなど、明確に男性と女性の生活環境を分けています。

ほかにも、女子寮がない場合は、工場の近くに寮の代わりとしてワンルームマンションが貸し出しされることもあります。

 

期間工の寮生活の上で気を付けておくべきポイント

期間工の寮生活は無料または格安で個室が利用できることが分かりました。

次に、実際に期間工の寮生活に入る前に覚えておきたい、期間工の寮生活で気を付けておくべき3つのポイントをご紹介します。

家族でも異性の入室は禁止

寮はワンルームの個室で生活ができ、基本的には一人暮らしと同じように過ごせます。

ただし、寮には色々なルールがありそれに従わなければいけません。

その中のひとつに、異性を寮の中に入れるのを禁止していることです。
期間工の寮内での事故やトラブル発生を事前に防止するためです。彼女はもちろん、妻や妹など家族でも寮の中には入れません。
休日に彼女や妻と会うには、寮の外で会わなければいけません。
地元に帰るか、寮の近くまで来てもらって会うなど工夫をしましょう。

カップルや夫婦で一緒に住むことはできない

寮は男性と女性で建物またはフロアが分かれています。

カップルや夫婦で期間工として働きたいときにも、一緒に住むことはできません。
カップルや夫婦で同じ期間工の職場で働く場合は、別々の寮に住むか、寮生活ではなく工場の近くにアパートを借りて普通に一緒に住むかの方法があります。

ただし、アパートを借りる場合には当然家賃や管理費、水道光熱費を自分たちで支払うため、期間工の住まい面でのメリットが受けられなくなってしまうのに注意しましょう。

寮生活でも外泊は問題ない

寮に入っても、外泊は許可されているところが多いです。
よって、休日だけは地元に帰ったり、恋人や妻に近くまで来てもらったときだけ外泊したり、といったことも可能です。

ただし、期間工の寮によってあらかじめ外泊は申請しておくなどのルールがありますので、必ず守るようにしましょう。

インターネット環境はないので自分で用意

寮はワンルーム個室のため、パソコンやゲーム機などを持ち込んで利用することもできます。
ただし、wi-fiなどのインターネット環境が整備されている期間工の寮はごくわずかです。
快適なインターネット環境が欲しい場合には、レンタルwi-fiなどを契約して自分で用意する必要があります。

電化製品はそろっていても細かい物は自分で用意する

期間工の寮の中にはテレビや冷蔵庫、冷暖房などの生活に必要な電化製品がそろっている寮もあります。

ただし、日常的に使う細かい日用品は当然自分で用意しなければいけません。
期間工の寮の周りに買い物できる施設がない場合は、あらかじめ日用品を用意した上で入寮するようにしましょう。

準備しておくと良い日用品は以下の通りです。
・歯ブラシやひげそり
・作業着の中に着るシャツ(5~6枚あると便利)
・タオル(作業時に汗をふくのと、入浴用を用意)
・洗濯洗剤
・食料品(カップラーメンやレトルトなど、休日や深夜などに食べられるもの)

 

寮のきれいさはメーカーや寮によって異なる

当然ですが、メーカーの寮にとっては歴史のある古い寮の場合もあります。

リフォームされてきれいな洋間タイプもあれば、まだ畳で間取りも古い和室タイプもあります。
これはメーカーだけでなく、実際に自分がどこの工場に赴任して、どの寮に入るかによっても異なります。

とても汚い、ということはありませんが、あらかじめ「古い寮になるかもしれない」ということは心にとめておきましょう。

 

入寮前に不安を解消するには?

期間工の寮についての知識を仕入れても、実際に入寮するまでは分からないことや不安なことも多いです。

寮生活については、期間工を募集している企業の期間工公式サイト内装や設備について紹介されていることも多いです。

もしも、寮について何か細かく聞きたいことや相談したいことがあれば、期間工支援サービスを利用しましょう。期間工支援サービスは、期間工求人の紹介や採用までのフォローが受けられるだけでなく、実際の寮の内装や設備の有無なども教えてもらえます。

寮生活で気になることがあれば、応募前に相談すれば不安を解消して安心して期間工求人に応募できます。

 

まとめ 今は快適に生活できる期間工の寮も多い

期間工の寮生活についての基本や、入寮前に覚えておきたいポイントについてご紹介しました。

特に寮生活は実際に働いて見ないと分からないからこそ、応募前に不安や疑問を持つ人も少なくありません。
期間工を募集している企業の公式サイトを確認したり、期間工支援サービスに事前に相談してみたりすれば、安心して寮生活を送れる期間工求人を探せます。