フリーターから正社員になろうと考えている人にとって気になるのは正社員の利点や欠点でしょう。
正社員の利点として一般的に言われているのは給料の高さですが、それだけではありません。
ニートからフリーター、そして正社員を経験した実体験をもとに、正社員の利点と欠点を詳しく紹介いたします。
これから正社員を目指すニートやフリーターの人は事前にメリットとデメリットを知っておくことで後悔しないようにしましょう。

ニートやフリーターと比べたときの正社員の利点

ニートやフリーターに比べて正社員の何が良いのでしょうか。
よく言われるのがお金に余裕があるということですが、その本当の意味をご存知でしょうか。

お金があるとなぜ良いのか、他の利点は何があるのかを深く理解することが重要です。

お金に余裕がある

たとえフリーターと同じ仕事をしていたとしても正社員の給料は2倍近く多いです。
給料が増えれば買い物をするときに値段を気にすることがなくなりますし、行きたいところに旅行することだって可能となります。毎月5万円を貯金して将来に備えたり他人に奢って感謝されたりすることもあるでしょう。
お金があるというだけで充実した生活が送れるようになります。

仕事を選べる

フリーターに比べると正社員は仕事の自由があります。
フリーターは正社員の監視のもと指示された仕事を中心に行います。しかし正社員は指示を出す側ですので自分で考えて仕事を作らなくてはいけません。
そのかわり他人から指示された仕事だけをこなすのではなく、自分で考えたことを実行できるので精神的に楽になります。
フリーターをやっていると「指示されたことしかできなくてストレスがたまる」ということはありませんか?
このように感じる人は正社員が向いているかもしれません。

社会的地位がある

フリーターでは組めないローンでも正社員ならOKとなることが多いです。
クレジットカード、住居の引っ越し、車のローンなど社会的地位が必要な場面は多いです。
その他にも、友人や親戚に職業を聞かれたときに、フリーターと正社員では天と地ほどの差があるでしょう。
体面を気にしない人であっても何らかの社会的不利益を受けることは多いです。社会的地位を求めるのなら正社員を目指しましょう。

頼られやすくなる

正社員の経験がなければ気づかない利点としては、フリーターから頼られやすくなるというものがあります。
これはなぜかというと、正社員しかできない仕事があるからです。
フリーターでもできる仕事だとしても信頼度の面から正社員にしかやらせない仕事というのが意外とあります。
その仕事は正社員にしかできないのですから、フリーターから頼まれる場面が自然と増えていきます。何度も頼みごとをするうちに頼ってしまうようになるのが人間というものです。
ただし、頼まれたことを実行できなければ信頼は得られませんのでその点だけは注意してください。

ニートやフリーターと比べた時の正社員の欠点

ニートやフリーターと比べたときに考えられる正社員のデメリットは何でしょうか。正社員は責任が重くなるため以下のようなデメリットがあります。

自分で考えて行動しなくてはいけない

フリーターは困ったときには正社員に頼れば解決します。しかし正社員は困ったときにフリーターに頼ることが難しいです。もちろん正社員がフリーターに頼ることはありますが、ここぞという場面で頼れるのは企業としては正社員でなくてはいけません。
そのため自分で考えて結論を出せる能力を鍛えていなければ正社員の仕事は務まらないのです。

マネジメントが求められる

フリーターから正社員になったときに求められるのがマネジメントです。
数いるフリーターを統率することが重要な仕事になりますので、フリーター時代のように自分だけ良ければ問題ないとはいかないでしょう。
フリーター同士の意見が対立したら和解させなくてはいけませんし、新人の指導なども必要です。

正社員の仕事の半分はマネジメントと言っても良いくらいに重要な要素ですが、コミュニケーションや人間関係が苦手という人にとっては難題でしょう。
フリーターから文句ばかりを言われて耐えきれずに退職してしまう正社員も多いです。

フリーターの誰よりも優秀であれというプレッシャーが強い

正社員はフリーターよりも優秀であることが求められます。
上司はもちろんのこと、フリーターたちからも監視されています。
もし正社員がフリーターよりも仕事ができないのであれば信頼してもらうことは難しいでしょう。そのため正社員はフリーターの誰よりも優秀でなくてはいけないというプレッシャーに常にさらされることとなります。
プレッシャーに弱い人や耐えられない人の場合、これが原因で辞めていくこともあります。

妬まれることがある

先輩フリーターを追い抜いて正社員になってしまうと確実に妬まれます。
表面上は態度に出さないかもしれませんが裏では妬んでいるため、仕事で非協力的な事を平気でしてくる人もいます。フリーター全員が正社員を妬んでいるわけではありませんが、一定数の人に妬まれるのは避けられないでしょう。
ただしこのデメリットはフリーター時代のあなたを知っている人がいる職場に限られます。
正社員となってまったく違う職場に異動したのなら妬まれる心配は無いでしょう。

 

正社員に向いている人とは?

数多くのフリーターや正社員を見てきた経験から言うと、正社員に向いているのは以下の条件を満たしている人です。

お金が欲しい人

お金が欲しくて働く人は正社員に向いています。
お金が欲しいというのは「生活費があれば十分」という程度ではありません。「まだまだ足りない。もっと稼ぎたい」という貪欲なくらいでなくてはいけません。

上昇志向が強い人

出世欲が強い人、もっと成長したい人は正社員に向いています。
正社員になると様々な困難にぶつかりますが乗り越えるには目的意識が必要です。
挫折しない限り上昇志向は非常に強い目的意識となります。

時間が欲しい人

フリーター時代よりも自由な時間が欲しい人も社員に向いています。
正社員はフリーターよりも働く時間が長いのになぜ時間が欲しい人が向いているのか。それは正社員の先に理由があります。
順調に出世すれば正社員から管理職になるでしょう。
多くの場合、管理職は平の正社員より時間的自由があります。
給料はフリーター時代の3倍近くあり、時間もあるとなれば誰もが管理職になりたがるでしょう。

そのため時間の自由を手に入れるためには平社員ではなく店長や管理職を目指しましょう。

将来を見据えている人

将来的に貯金をためておきたい。老後の対策をしておきたいという人は正社員に向いています。
フリーターでは老後の貯金をためることはできません。

金銭的余裕がある正社員になることで始めて将来の計画をたてることができます。

同じ作業に飽きた人

フリーターの仕事というのは単調です。毎日同じ場所で同じような作業を繰り返すばかりでほとんど面白みがありません。
しかし正社員であれば仕事は自分で選べるようになりますので、同じ作業ばかりで飽きるということは減ってくるでしょう。

 

まとめ

ニートやフリーターに比べると正社員には「頼られやすい」「お金に余裕ができる」「仕事を選べる」といった利点があります。
しかし正社員にはマネジメント能力やプレッシャーに耐える力が求められます。
メリットがデメリットを上回ると思うのなら正社員が向いているでしょう。
またフリーターだと将来が心配という場合は正社員を目指したほうが良いでしょう。
あなたに正社員が向いているかどうかは実際に体験してもらわなければわかりません。

もし正社員になろうかどうかで迷っているのなら、一度は正社員を経験しておくことをオススメします。