期間工は短期間でたくさん稼ぎたい人に適した仕事です。

ところが、体力を使う仕事のため、男性ばかりが働いている、というイメージを持つ人も多くなっています。
実は、女性でも期間工として働ける職場は多くあります。

ここでは、女性が期間工としてどのような働き方があるか、期間工の仕事を始める上で気を付けるポイントと一緒にご紹介します。

女性は期間工としてどのように働いているか

体力を使う期間工の仕事ですが、女性でも応募して働くことができます。

ここでは、期間工として女性はどのように活躍しているか、働き方について見てみましょう。

体力を使わないラインやメーカーで働く

男女雇用機会均等法が制定されてから、男女の性差なく幅広い職業で活躍できるようになりました。

さらに、近年の労働力の減少や生活水準の変化も受けて、夫婦でも共働き世帯が当たり前になりました。

期間工の募集要項にも「男性のみ」「女性のみ」という文言はありません。
例えば、大手自動車メーカートヨタの期間工募集要項にも、応募資格は「3ヶ月勤務可能な満18歳以上の方」のみです。
女性でも18歳以上なら期間工の求人に応募でき、採用されれば働けます。
ただし、どうしても女性は男性よりも体力面で劣ってしまいます。
そのため、期間工として働くなら、組立や溶接などの体力を使うライン工程ではなく、検査や梱包、軽作業などの体力を使わないライン工程で働く人が多くなっています。

または、メーカーで生産している製品が自動車や家電などの大きなものではなく、精密機器や半導体などの小さく、細かい物なら全てのライン工程で体力は必要なくなりますので、女性も期間工として多く働けます。
いずれの場合も、体力の代わりに正確性や手先の細かさなどが求められることになります。

免許や資格を活かして働く

期間工の仕事の中には、フォークリフトや小型重機など、運転に免許や資格が必要なものがあります。
これらの運転や機械操作は、必要な免許や資格を取得していれば女性でももちろん可能です。
体力も使いませんので、免許や資格を活かした期間工の仕事をする女性もいます。

男性と同じライン作業で働く

男性と同程度の体力や腕力もあり、自動車の組立てなども問題なくこなせれば、当然女性も男性と同じラインで働けます。

 

女性の期間工の赴任先での生活について

女性でも活躍できる期間工の仕事は、工場の近くに赴任して寮生活になります。
女性の場合はどんな生活になるのか気になる方も多くいるのではないでしょうか。

次に、期間工として赴任中の女性の生活環境について紹介します。

寮は男子寮と女子寮に分かれている

期間工の寮ですが、男子寮と女子寮に分かれているメーカーがほとんどです。
まれに男女混合寮を設けている期間工のメーカーもありますが、下の階は男性、上の階は女性、と分けている場合が多いです。
また、女子寮がない場合、または男性が圧倒的に多く女性が1~2名のみの場合は、女性にワンルームタイプの賃貸物件の一部屋を寮として貸し出すこともあります。

女子寮も男子寮と同じく、ワンルームタイプの個室です。
ただしメーカーによっては、男子寮はお風呂が共同でも女子寮は部屋ひとつずつにユニットバスがついていたり、玄関がオートロックになっていたりと、女性の住まいとしての配慮がされている場合もあります。

寮のルールは男性と同じ

期間工の寮では、夫婦やカップルで住むのは禁止です。
さらに、休日でも異性を自分の部屋に連れてくるのも禁止です。

期間工は日本全国から色々な人が働きに来るため、事前のトラブルを防止するために、寮に異性を入れること自体を禁止している場合が多くなっています。

このルールは男子寮も女子寮も共通です。
女子寮なら彼氏と同棲したり、休日は彼氏に遊びに来てもらったりできる、といったことはできませんので、覚えておきましょう。

 

女性が期間工で働くメリットについて

女性も色々な職業を選んで働けるようになりました。
職業には、仕事内容はもちろん働くことで得られるメリットもたくさんあります。

もしも女性が期間工で働いたら得られるメリットをご紹介します。

未経験から高収入が得られる

学歴や職歴がない女性が、未経験でも高収入が得られる仕事、といえば夜のお仕事や風俗のお仕事をイメージする人も多いです。
期間工も学歴や職歴がない女性でも、未経験で高収入を得られる仕事になっています。

例えば、自動車関連部品を手掛ける大手メーカー「デンソー」は、取り扱っている製品が部品のため体力が必要なく、期間工従業員でも女性が多いメーカーのひとつです。
デンソーの期間工の日給は1万円前後、これに各種手当がつき、月収なら29~32万円です。
厚生労働省の発表した一般労働者の女性の平均賃金月額(平成29年度)は24万円ですので、期間工の月収のほうが、女性の平均よりも高い、つまり高収入の仕事ということになります。

期間工の募集要項は「18歳以上の健康な人」です。高卒以上などの学歴の区分も、経験者のみなど職歴の区分もありません。
もちろん、今まで働いたことがない人でも挑戦できる仕事です。
期間工のメーカーの正社員や工場の担当者から、仕事のやり方も分かりやすく教えてもらえます。
さらに、単純作業ですので、一度覚えればあとは毎日繰り返すだけなので、すぐに仕事を覚えられます。

夜のお仕事や風俗のお仕事は、容姿やコミュニケーション能力が必要です。お酒をたくさん飲んだり、長時間の接客に耐えたりと自分の体を酷使する必要もあります。
期間工は、お酒が飲めなくても、人見知りの女性でも高収入を得られます。

男性と同じだけの収入が得られる

期間工は、男女関係なく働けます。
女性でも男性と同じ待遇、そして同じ収入を得られます。

女性が男性と同じように働き、社会で活躍できるようになりました。けれども、収入面ではいまだに男女間で差ができています。
厚生労働省の発表した一般労働者の平均賃金月額は、女性は24万円ですが、男性は33万円です。
職種や業種によって賃金に差が出るものの、女性は男性の平均よりも9万円低くなっています。

男性と同程度稼ぎたい、と思っている女性の働き方も期間工なら叶えられます。
例えば、シングルマザーなどで経済的な負担を自分ひとりで担わなければいけない女性が、お子さんの学費を稼ぐために出稼ぎとして期間工を選ぶ、といった働き方もできます。
何かの理由で一旦社会から出た女性が、社会復帰をして稼ぎたい時にも、復帰方法として期間工も選べます。

女性でも働きやすい環境が整っている

特に大手メーカーは、期間工従業員でも手厚い待遇や、働きやすい、生活しやすい環境を整えています。
これは、男性だけでなく女性にも言えることです。

女子寮にはオートロックの玄関や、お風呂も共同ではなくユニットバスを個室につけるなど、女性が生活しやすい配慮を行っている大手メーカーもたくさんあります。
また、女性は検査などの、体力を使わないライン作業を任されることが多くなっています。

まとめ 女性が期間工として活躍する機会は今後さらに増える

女性でも期間工になれるか、期間工としての働き方やメリットについてご紹介しました。

現在日本では労働力が不足していますが、特に製造業では人手不足が深刻化しています。
今後は期間工として働く女性も増えていくことが期待されています。