転職とキャリアアップでは2019卒向けの特集記事で、次のSPI対策書
- 【主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ!
- 3日で完成!転職者のためのSPI&玉手箱対策
- 就職試験 これだけ覚えるSPI高得点のコツ
をご紹介し、SPI対策を行うなら2~3冊は書籍を揃えたほうがいいですよとお伝えしていました。
今年は上記シリーズ最新版のご紹介は割愛させていただき、また新たなSPI・テストセンター対策書・問題集をご紹介したいと考えました。
「SPI試験・適性検査SPIとは?」といった疑問へのアンサーや上記3冊については2019卒向け、SPI・テストセンター(SPI3)CAB・GAB試験対策おすすめ問題集を参照ください。
では早速、まずは2020卒向けのSPIおすすめ対策書をご紹介していきます。
一冊目に最適なSPI対策書、考えなくても大丈夫!読むだけでもOK!!
2020年度版 ワザあり全力解説!ゼロからわかるSPI
NAGAOKA就職シリーズのSPI対策書で、SPI対策講座の講師をされている山口卓氏の監修書です。価格は1,200円+税
Amazonの「BOOK」データベースには次のとおり書かれていました。
ていねいな解説で、基本から復習。解答のスピードが上がる!実戦に役立つ高得点GETのコツが満載。解く手順がひと目でわかる徹底解説!SPI3テストセンター、ペーパー・WEBテスティング対応! |
管理人セイジが利用して感じた良い点・悪い点
良い点1:計算手技のおさらいができる
山口氏はゆっくりだと正解できるのに時間が足りないと解けないという方は計算手技をおさらいし、スピードアップを図ってみてはとアドバイスしています。
良い点2:問題のあとにスグ手順(解き方)が載っている
例題はもちろん通常の問題もスグに手順を確認できます。「問題を解きたいのに…」と思われる方もいるかもしれませんが、まずは解き方や手順をしっかりと理解したほうがよいと考えます。そのような方には最適な構成となっています。
悪い点:見当たりませんでした
贔屓目に見ているわけではなく本を読みながら悪い点があれば特筆したいと考えていたのですが、どうしても見つけられませんでした。
31日間でマスターできるように設計されたSPI対策書
就活BOOK2020 内定獲得のメソッド SPI 解法の極意
学生の就職活動を応援しているマイナビブランドのマイナビ出版編集部が編集した最新版の対策本です。価格は1,300円+税
Amazonの「BOOK」データベースには次のとおり書かれていました。
就活生の99%が活用する『マイナビ』が、サイト内で集計したデータをもとに問題を厳選し、各問題ごとに就活生たちのリアルな「正答率」を掲載。もちろん「SPI3」&「テストセンター」にも完全対応した最新最強の『SPI』問題集! |
ここからは私、管理人セイジが実際に本を手に取って感じたことをお伝えしていきます。
管理人セイジが利用して感じた良い点・悪い点
良い点1:今からでも間に合う31日設計
非言語能力問題に23日間、言語能力問題に8日間費やして、毎日コツコツやれば1カ月でひととおりマスターすることができます。
良い点2:シンプルな解説
よくいえばシンプル、わるくいえば言葉足らずな感じの解説です。文系で数学苦手な方は理解が大変かもしれません。
良い点3:解法のテクニックがわかりやすい
単元ごとにポイント→例題→解法のテクニックという順で書かれているのですが、解法のテクニックはステップを踏んだ(順序を踏んだ)解説になっていて、とてもわかりやすいです。
良い点4:セパレート可能
問題集と解答・解説は別冊になっているほうがいいと考えているのですが、こちらも例外なく分離できる仕様となっていました(最初、本を開いたときに少し戸惑ったのは内緒です)。
悪い点1:単元ごとの問題が少ないかも
単元によって4~7程度の問題文が用意されていて、問題文に対応した小問題が複数、用意されているものもありますが、全体的に物足りない印象を受けます。
悪い点2:出題率が抽象的すぎる
ありがたいことにその単元の出題率が記載されているのですが、表記は星3つの3段階評価となっており、あまりピンとこない感じがします。%表示ならよかったのにと思います。
同書は、非言語問題、言語問題だけではなく英語や構造的把握力検査、性格検査についても言及されています。模擬試験も用意されています!
本とネットが融合したSPI対策書
たった9時間でSPIの基礎が身につく!! <2020年度版>
ビジネス数学専門家の深沢真太郎氏の対策書。一ツ橋書店発行で価格は3桁の900円+税
とにかく薄い同書。本を開いてみると問題の解答は載っているのに解説がまったくなかったのです。どういうことなのでしょうか…
管理人セイジが利用して感じた良い点・悪い点
良い点1:本が持ち運びやすい
ほかのSPI対策書ではあまり見られない148ページというコンパクトな設計です。通学の電車内や休憩中を利用した学習に役立つ。そんな一冊です。
良い点2:解説はインターネットでダウンロードできる
本のなかに専用URLとユーザー名(ID)とパスワードが記載されていますので、それらを入力してダウンロードすることができます。
悪い点:解説は紙媒体でほしいかも
パソコンやスマホで見られるのはコンパクトでいいのですが、紙で見たほうがすんなり頭に入ってくるような気がしています。
以上3冊、SPI対策書をご紹介いたしました。
次は個人的に気になった問題集をご紹介いたします。
2019卒向けの特集記事でもまた、SPI・テストセンター対策問題集をご紹介していました。
・史上最強SPI&テストセンター 超実戦問題集
・完全最強SPI&テストセンター1700題
・文系学生のためのSPI3完全攻略問題集(高橋の就職シリーズ)
上記で気になる問題集があればSPI・テストセンター(SPI3)CAB・GAB試験対策おすすめ問題集でチェックされてください。
図解&書き込み式の大判問題集
ドリル式SPI問題集(2020年度版) 図解&書き込み式
柳本新二著、永岡書店発行の大判サイズの問題集です。価格は1,000円+税
サイト管理人セイジによるレビュー
イラストや図表がわかりやすく描けるのが大判の強みであるのかなと思うのですが、まさしくビジュアルの活用で解きやすく理解しやすい設計となっています。
左側に問題、右側に解説が記載されているのですが、本自体が薄くて見開いたまま机に置くことができるため、問題を解くときは紙やノート、下敷きで右側を隠せます。
一度きりの演算と割り切れば余白に計算式などを直で書き込んでいくのもいいと思いました。
まとめ:SPIはあきらめず理解しようとする姿勢が必要
SPI・テストセンター試験について、とくに文系、数学や計算が苦手な方は最初からあきらめてこれといった対策をしないなど敬遠しがちですが、多数の就活生をふるいにかける手段として多くの企業がSPIを活用していますので、たとえあまり時間がなかったとしても短期マスターができる参考書を中心に勉強をし、在学中の就職活動で後悔しないようベストを尽くしてほしいです。
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