・テレワークお役立ちアイテム
・テレワーカーの家族や家事との向き合い方
2020年に入りテレワークが急速(半強制的)に浸透し、普及しました。
オンライン会議も当たり前になってきましたね。
現在、学生の方も2021年4月以降、就職すると「在宅」で研修を受け、「テレワーク」で業務を行う可能性も出てくるのではと思います。
実際に就活でもWeb面接が登場しているようですし…。
そこで今回は社会人になる前の予備知識として、2名のテレワーカーにテレワークのメリットや必要なマインドなどをお聞きしましたのでご紹介していきます。
※学生さんだけではなく現役の会社員の方もぜひ、ご参考いただけますと幸いです
現役クリエイター女子が語るテレワークのメリット5つ
前職は企業勤めだったため、ワーク・ライフスタイルがガラリと変わりました。
(雇用型ではなくフリーランスの場合ですが)テレワークのメリットは各シーンでいろいろと感じており、具体的には
・場所
・生活
・人間関係
・仕事
の5つに分けて説明できます。これから順にご紹介していきます。
1.時間
まず会社に行かなくていいのが大きいです。
通勤や帰宅時のラッシュに巻き込まれるストレスや、混雑した電車の中で立ちっぱなしで疲れてしまうということがなくなりました。
家と会社の往復、電車を待つ、始業10分前までに行って更衣室で身だしなみを整えるなどなど…。この時間がバッサリとカットできたのは大きなメリットです。
女性はお弁当づくり、そのあとその日のお洋服、バッグを考え、メイクをしてと起きてから家を出るまでにも時間がかかりますよね。その時間も仕事に充てられますので時間の節約ができて効率的です。
また自分の生活やペースに合わせて仕事ができます。昼夜問わず仕事に集中できる時間帯も選べますので時間に縛られません。仕事量も状況に合わせ調整できます。
2.場所
住所も、作業場も自由です。仕事はどこででもできます。基本、自宅で仕事をしていますが、家でずっとデスクに向かい集中するにはどうしても限界があります。そんなときは
・カフェ
・外出先
にパソコンを持って行き、息抜きがてら気が向いたら仕事をするようにしてバランスをとっています。
言ってしまえばネット環境さえあれば、国内旅行中でも海外滞在中でも仕事ができます。自分の居場所=仕事場にできるのです。
3.生活
この1年で生活も充実してきたように感じています。やはり家事と仕事の両立がスムーズで、体調管理もしやすいです。
・休日は疲れ果てて夕方に起きる
・休みのたびに雨で洗濯物が干せない
なんてこともなくなりましたね。また彼と結婚して移住、子育て中心の生活、親の介護が必要になるなど生活が変化しても対応しやすく、ある程度は両立できるものと感じています。
4.人間関係
組織に属する以上、仕方がないことですが、
・会社の飲み会(ほど行きたくないものはないの)に参加せざるをえない
それゆえ疲れることが多かったのですが、フリーランスはそれも避けられます。若いときはどうしてもことあるごとに気を遣いがちですが、そういった人間関係のストレスもありません。
5.仕事
もちろんテレワーク=仕事ですから、仕事上のメリットがいちばん大きいです。まず集中できないときは自分のタイミングで息抜きができますので、リフレッシュしたあとは集中力が戻り、仕事が効率的に進みます。
また前職時代、電話がかかり、同僚に話しかけられ、急な来客や打ち合わせが入り、イヤというほど集中できない環境を味わってきましたが、もちろん今は作業中断を余儀なくされることもありませんので、概ね集中できる仕事環境で感謝しています!
以上、私が感じた5つのメリットでしたが、テレワークは多様な環境になじむ働き方であり、流行病、自然災害時も安全な場所で健康に気を遣いながら仕事を続けることが可能と強く実感できました。
今後の日本の先行きを考えてもテレワークは、これからオフィスワークと並ぶ代表的な働き方となりえます。そのサポートも充実していくでしょう。
現役クリエイター女子が語るテレワーク必須&お役立ちアイテム22選
自宅で自分のペースで仕事をこなせるのはテレワークのいいところですが、過労にならないよう、頭が煮詰まらないようオン・オフの切り替えなどの時間管理が求められます。ここでご紹介していくアイテムは
・生産性向上
・リラックス
・運動不足解消
に一定の効果が期待できそうなものとしました。
フリーランスの報酬は基本、対時間ではなく対成果になるため、仕事効率化により生産性が向上すると、私たちにとっては時短につながりその分、休息やプライベートの時間に充てられますから負担軽減にもつながります。
自宅でテレワークを行うと仕事とプライベートの空間が、一緒くたになります。意識的に時間や場所を区切りリラックスタイム、癒しを取り入れていくべきです。また起きてから寝るまで、外へ一歩も出ない日もあると思いますが、あまりよくないと感じています。できれば運動を取り入れ、心身の健康維持を心がけたいものです。
テレワークにパソコンは欠かせません。
私は持ち運びができ外や家で使える①ノートパソコンを愛用しています。会議や打ち合わせをすることが多ければインカメ搭載のものがいいです。
デスクワークで集中力が途切れたら、場所や姿勢を変えることで集中力も持続できることを発見しました。
私は②スタンディングデスクとソファ横に置く③サイドテーブルを購入。ときに立って、ときにまったりと仕事ができるようにしています。
テレワークにおいて最も重要なインテリアツールは“椅子”です。やはり長時間デスクに向かいますので座り心地がよく、疲れにくいものにしておかないと集中力、仕事効率、生産性に関わってきます。座面が木の椅子などもってのほかです。
オシャレではなく機能性で、④オフィスチェアにはこだわっていただきたいです。
あと「腰痛!」に注意です。今は若くて何もなく大丈夫と思われていても先が思いやられますから、必ず対策を講じておきましょう。
防止用に⑤クッションを使うと一日最後に感じる疲れも結構違ってきます。
疲れといえば眼も同じことがいえます。特にパソコンに向かっているときは知らず知らずに目を酷使しています。⑥ブルーライトカットのレンズグラス(眼鏡)をかけることで、目の疲れを軽減させることができます。
Windows10やiPhoneには標準搭載のナイトモードもあり、常時設定しておけば目への負担を軽減してくれるでしょう。
経験上、一度集中すると作業に没頭してしまい時間が経つのが早かったりします。「1時間経ったかな」と時計を見ると、2時間以上経っていたということも。
私は⑦スマホのタイマー機能で時間を区切り管理しています。
タイマーを駆使しこまめに休憩を入れ、水分もとられたほうがいいですね。そのときは良くてもあとあと、ドッと疲れが出ますので…。
そのほか⑧お気に入りのマグ、⑨コーヒーメーカー(淹れたコーヒーのアロマでリラックスモードに)、⑩ホットアイマスク、⑪マッサージウッド、⑫”人をダメにするソファ” ビーズクッションもあると休憩中ダラーっとでき、心も身体も緩みます。
さらに⑬アロマディフューザー、⑭観葉植物、⑮絵も気持ちをオフにしやすいインテリアとして重宝しています。あと⑯加湿器、冬場は⑰足元用のヒーターがあると最強です。
最低限こういったアイテムがあると、快適な空間が実現でき、環境が整った状態といえます。
もちろん仕事(作業)と休憩を繰り返すだけではやはりカラダは、なまります。私はスタンディングで仕事をするときには足を上げたり、曲げたりと軽く動きを入れ、近くの公園までランニングをしたり、仕事の合間に散歩したりしています。
あとは朝と晩、気持ちがノッたタイミングでヨガやストレッチのYouTube動画を再生しながら同じ動きをして、運動不足の解消をしています。
そのため⑱ランニングウェア、⑲ランニングシューズ、⑳ヨガマットも私にとっては役に立っているテレワークグッズです。あと個人的には㉑バランスボールや㉒ストレッチポールなどがあると、家での運動がもっと楽しくなりそうと思っています。
まるで福利厚生が充実した最先端IT企業のオフィスみたい^^
適度な運動は、仕事と生活にメリハリができて、生活リズムをよくしてくれます!
ありがとうございました!
私もいくつか、おすすめアイテムを取り寄せてみようと思いました^^
ここまでテレワークのメリット、アイテムについてお伝えしてきましたが、後半はテレワークのデメリット、家族や家事とどう向き合うべきかのお話を、ご紹介していきます。
40代男性フリーランスが語るテレワークのデメリット
1.家族との兼ね合い
ときには子どもに大切な書類にクレヨンで絵を描かれ、パソコンを触りデータをぐちゃぐちゃにされるなど、職場で仕事をしていればまずありえなかったことも起こります(すでに経験済みの方もいることでしょう)。
たしかにテレワークでは、細やかな管理が大切になってきます。
なるべくお子さんたちの手の届く場所に置かないようにすれば防げるはず^^
2.家事手伝いが増える
これまで出勤することで免除されていた昼間の家事を分担することとなり、仕事の合間に
・洗濯
・食器洗い
・子守り
などをお願いされることもあるでしょう。仕事が思うように進まず「あーっ!」とイラついてしまった方も少なくないはずです。
特にこれまで家事をやってこなかった男性は大変かも…。
私からすれば、それらはマインド(心の在り方)次第でデメリットにはならず、家族とも良好な関係を保ちながらテレワークできると考えています。詳細は次章でお伝えいたします。
テレワーカーは家族や家事とどう向き合うべき?大切なマインド4つ
1.家事も仕事のひとつととらえるべし
上司からテレワークを命じられ、しぶしぶ自宅で仕事をしている方、会社とは勝手が違い、家事が合間にちょこちょこと入ってきていることでしょう。
家事を「手伝わされている」「押しつけられている」と思っているかもしれませんが、それは私から言わせれば「禍(わざわい)のもと」です。一人暮らしなら当たり前に自分がやらなければいけないわけですから自分ごとなのです。
パートナーに任せきりでろくすっぽやってこなかった方、今まさに手伝っていてあとから「やり方が違う」「できてない」と愚痴られる方は一度、ひととおりレクチャーを受けて家庭でのやり方を共有、覚えてしまうといいです。
マニュアルをつくり基本をマスターそして、自分のやりやすい方法を取り入れていくと楽しくなると思います。
タイマーでどのくらいかかったか計測するとタイムトライアル的なゲームもでき、気分転換になります。
急ぎすぎてもダメですよ。丁寧にしてくださいね^^
2.感情を爆発させたときのタイムロスはハンパないと心得るべし
感情を爆発させるとそのときはスッキリするかもしれませんが、みなさん一度は経験済みのとおり、あとあとかなり尾を引きます。
家のなかには不穏な空気が流れますし、内心「どうして感情を爆発させたんだろう」「また子どもっぽいことをしてしまった」「あとで謝らなきゃな…」と後悔と懺悔の気持ちが頭の中を占め、仕事どころではなくなります。
イライラは伝染りますよね…。
もちろんパートナーやお子さんもヒトですから当然、感情を持っています…。
爆発した感情を浴びせられた側も一瞬で感情が爆発し、こちらに跳ね返してきます。最悪その応戦のために仕事が一時中断してしまいます。
これは夫婦げんか、親子バトルのことでしょうね^^
3.テレワーク中は家族も同僚とみなすべし
職場では普通に上司や同僚、部下が仕事中に割り込んでくることがあります。そのとき私たちは「ちょっと待って」「別件対応中」「あとでやる」など、交渉して対応を待ってもらっているはずです。
もしテレワーク中に声をかけられたら怒ったり声を荒げたりせず、家族にも仕事の状況を説明し「手が離せない」「集中を要する」「小一時間ほど声かけしないでほしい」とお願いするようにします。
4.常に家族には感謝の気持ちを持つべし
通常時、毎朝起こしてくれて、ご飯をつくってくれて、始業時間に間に合うように家から送り出してくれる。帰宅時、今日一日あったできごとを教えてくれて、喜怒哀楽を共有できる家族がいることをありがたいと思えば、イライラする気持ちも、張りつめた感情も徐々に収まるはずです。
ありがとうございました!
まとめ
学生のみなさんも講義の復習やレポート・論文作成を、自宅でやることが多いと思います。
・疲れやすい
方はテレワーカーのアドバイスをヒントにいいと思ったことを導入し、改善を試みてくださいね!
きっと自宅での作業が楽しくなりますよ^^
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